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伊東光晴 政権交代の政治経済学――期待と現実の著者【講演CD:日米民主党政権の厳しい現実をどうみるか】

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国際政治の第一人者が、「富強」と「統一」を常に目指し、今最も勢力を伸ばしている中国との関係を語ります。国際政治に関心のある方には、参考になるでしょう。


いま、GDPをめぐって、日中のパワーシフトが起こっている。
13億人中国全体からではなく、発展が目覚しい中国沿海地域を比較対象にしても、
人口は日本の4倍国土面積は4倍以上である。
GDPは、今年中には中国が日本を抜いて2位に浮上すると言われている。
20世紀を振り返ると中国は孫文から現在の胡錦涛政権まで一貫して
「富強」と「中華統一」を目標としてきた。
孫文が提唱した中国革命の基本理論「三民主義」は、西洋の民主主義を中国式に解釈したもの。
しかし、次の蒋介石になっても、内戦や外国の干渉で、
「富強」と「中華統一」を達成するには至らなかった。
1949年、中華人民共和国になり、毛沢東が国家主席になった。
毛沢東は、社会主義を取り入れ、生産力をアップし、豊かさを実現しようとした。
反面、?小平は、まずは豊かさ(資本主義)を実現し、その後、社会主義を実現しようとした。
毛沢東の思想の流れが現在の胡錦濤まで続いている。
20世紀の中国は、方法や手段は違っていても「富強」と「中華統一」が最大の目標であった。
この中国が今後及ぼす世界の“影響”、とくに日米中関係を紐解くことで
ここ5年先の我々の行動戦略が見えてくる。

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