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久保文明 もう一つの日米交流史の著者【講演CD:最終盤の米大統領選~民主・共和の政策の違いと共通点~】

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久保氏はアメリカ政治学研究の第一人者で、これまでの歴代大統領選の分析でも定評があります。

今年11月の大統領選は「接戦になる」と読む。鍵をにぎるのが「失業率の推移」だ。

8月中旬の失業率は8.3%と依然高いが、4年前のオバマ大統領就任時の失業率7.8%まで下がれば「再選の可能性は強まる」とみる。

ただ新人の共和党ロムニー候補の「伸びシロ」も見逃せず接戦は避けられないという。

前回の08年選挙ではオバマ人気が湧き上がった。

04年の「アメリカは本来一つのアメリカであるべき」とする名演説と、米国初の黒人大統領の誕生期待、さらに「将来への夢」を示すことで08年は勝利した。

今回の選挙戦は経済の回復が思わしくなく「夢を語る選挙」からロムニー攻撃に戦術転換するなど「様相が違う」という。


オバマ政権の業績としては第1に リーマンショック対策で7870億ドルの大規模な景気刺激策を打ち出したこと。

第2は金融機関と自動車産業救済に乗り出したこと。

第3は国民皆保険制度の創設、を挙げた。


共和党は「小さな政府」を標榜し、大型景気刺激策など民主党政策にほとんど反対の立場。

ただロムニー候補には「変節の政治家」との批判がつきまとうという。

政治的立場で考えが変わり「彼のイメージを落としている」とした。

ロムニー氏は副大統領候補に42歳で財政緊縮派のライアン下院議員を選んだが、この人選が選挙にどう影響するかも注目されるところである。

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