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中村逸郎 ロシアはどこに行くのか─タンデム型デモクラシーの限界の著者【講演CD:双頭政治はいつまで続くか ~ ロシア大統領選の思惑 ~】
中村逸郎 ロシアはどこに行くのか─タンデム型デモクラシーの限界の著者【講演CD:双頭政治はいつまで続くか ~ ロシア大統領選の思惑 ~】
中村逸郎 ロシアはどこに行くのか─タンデム型デモクラシーの限界の著者【講演CD:双頭政治はいつまで続くか ~ ロシア大統領選の思惑 ~】
Audiobook1 hour

中村逸郎 ロシアはどこに行くのか─タンデム型デモクラシーの限界の著者【講演CD:双頭政治はいつまで続くか ~ ロシア大統領選の思惑 ~】

Written by 中村逸郎

Narrated by Otobank

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About this audiobook

中村氏はプーチンの神格化が進む一方で、公務員の汚職は改善せず市民生活はむしろ苦しくなっている、と指摘する。

ロシア人にとってロシア正教会は唯一の心の安らぎの寺院といわれるが、その寺院の正面玄関にプーチン首相の肖像画が飾られ、世俗権力の象徴であるプーチン首相が訪問者を出迎えることに驚かされる。

プーチンの神格化が進んでいるのである。

プーチンに依存し神格化しなければならないような深刻な事態になっている。

リーマンショック以前には銀行員や資源関係企業の社員は大変潤い、他職種の人とは大きな格差があった。

しかし今ではその富も減少している。

メドベージェフ大統領―プーチン首相の双頭体制のもとで市民生活はより厳しくなっている。

特に教員、年金生活者、医者の待遇が厳しい。

教員志願者がなく教育の崩壊が言われているほどである。

官僚の腐敗・汚職は依然改善されていない。

ロシア官僚の汚職度は世界で2番目に悪い。

富の再配分はロシア人にとって一つの文化であるが、こうした富の偏在はロシア社会にとって不幸なことだ。

富が偏在し社会が貧しくなればなるほどプーチンの権力の支えになっている。

そこにはプーチンの力に頼ってこうした社会を改革してほしいとの市民の一種の願いがあると言える。 <注>

プーチン首相は9月の統一ロシア党大会で来年3月の大統領選に立候補し当選すればメドベージェ大統領を首相に任命すると表明。

これによってプーチン=メドベージェフ双頭体制が続くことになるが、中村氏の講演収録は8月末です。
Language日本語
PublisherOtobank
Release dateNov 28, 2011
中村逸郎 ロシアはどこに行くのか─タンデム型デモクラシーの限界の著者【講演CD:双頭政治はいつまで続くか ~ ロシア大統領選の思惑 ~】

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