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中嶋猪久生 資源外交、連戦連敗 ‾アザデガン油田の蹉跌の著者【講演CD:連戦連敗の資源外交~アザデガン油田の教訓を生かせるか~】

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中東情勢のプロが語る日本の資源戦略とは?エネルギー革命が叫ばれる今だからこそ、“石油”の今後に注目しましょう。


中嶋猪久生氏は元銀行マンで、
外務省や証券会社に出向して中東にも駐在。
湾岸産油国の国営石油会社や金融機関、
オイルダラーの運用機関との取引にも従事した経験を生かして
現在は中東経済を研究している。
アザデガン油田はイランとイラクの国境にあり、
1999年に発見されたイランの巨大油田。
日本はこの世界屈指の大油田を手がけることで
他の多くのプロジェクトにも関わりを持てると判断し、
2000年に優先開発交渉権を取得。
イラン政府との政治経済における利害が
一致した結果でもあるという。
しかし、その後、米国とイランの関係悪化に伴い、
対イラン経済制裁措置などのあおりを受けて
後退を余儀なくされ、2006年10月には操業権を返上して
10%の権益に留まる結果に。
こうした米イ関係の悪化が日本の資源外交にも
大きく影響している実態を浮き彫りにした。
特にイランの核問題やイスラエルを巻き込んだ
複雑な中東情勢が米イ関係に留まらず
国際資源外交にも影を落としているという。
日本は「国家として長期的な資源戦略を立てるべき」
とした上で、自主開発原油比率の引き上げや
中核的石油開発会社の必要性を力説。
「石油開発の権益取得は国家ビジネスであり、
日本の経済協力を武器にした資源外交が求められる」
と指摘する。
また鳩山首相が中国首脳との会談で示した東シナ海を
「友愛の海にしたい」との発言についても
「資源外交は腹を据えてかからなければならない」
と疑問を呈した。

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