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追加・補足マニュアル

免責条項

この説明書に含まれる情報は、予期せぬ変更を含み、Native Instruments GmbH の側で責任を代理するも


のではありません。この説明書によって記述されるソフトウェアはライセンス同意を必要とし、他の媒介に複
製してはなりません。Native Instruments GmbH が事前に書面で許可しない限り、どのような目的におい
ても、この出版物のいかなる部分も複製、複写、またはその他の方法での伝達や記録することは許されませ
ん。全ての製品・会社名は各所持者の登録商標です。加えて、これを読む人は、このソフトを正規に購買した
ものであるとします。お客様のおかげで私達はより良いツールを製作していくことが可能になるので、ここに
謝辞を惜しむものではありません。
 
“Native Instruments”, “NI” and associated logos are (registered) trademarks of Native Instruments
GmbH.
Mac, Mac OS, GarageBand, Logic, iTunes and iPod are registered trademarks of Apple Inc.,
registered in the U.S. and other countries.
Windows, Windows Vista and DirectSound are registered trademarks of Microsoft Corporation in
the United States and/or other countries.
All other trade marks are the property of their respective owners and use of them does not imply
any affiliation with or endorsement by them.
 
著作・校正: Native Instruments
資料バージョン: 1.0 (06/2011)
 
 
製品の向上とバグ報告に関ったベータテスト参加者に特別な感謝をささげます。
 
連絡先

Germany
Native Instruments GmbH
Schlesische Str. 28
D-10997 Berlin
Germany
www.native-instruments.de
 
 
USA
Native Instruments North America, Inc.
5631 Hollywood Boulevard
Los Angeles, CA 90028
USA
www.native-instruments.com
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

© Native Instruments GmbH, 2011. 無断複写・転載を禁じます。


 
目次

目次
1 イントロダクション ................................................................................................................ 5
2 製品について ........................................................................................................................... 6
3 新規ファイルフォーマット ..................................................................................................... 7

  3.1 ユーザープリセットを手動でまとめて変換する .............................................................. 7

  3.2 単一のユーザープリセットを手動で変換する ................................................................... 8


4 新規ブラウザ構造 ................................................................................................................... 9
5 FAQ ........................................................................................................................................ 11

ABSYNTH 5 - 追加・補足マニュアル - 4
イントロダクション

1 イントロダクション
 

ABSYNTH 5.1 追加マニュアルへようこそ。 この資料では ABSYNTH 5 の各新機能の内容について解説し


ます。 基本的な ABSYNTH の使用方法に関しては、ABSYNTH 5 資料に含まれる以下の各資料を参照して
ください。
▪ ABSYNTH 5 Getting Started では ABSYNTH の主な機能内容を紹介します。
▪ ABSYNTH 5 オペレーションマニュアル (Operation Manual) では ABSYNTH 5 の全機能に関して
詳細解説しています。

資料の注釈について
本資料では、特定表記専用フォントを使用して特記事項や、危険事項について解説しています。 以下の各ア
イコンで、特記事項内容を区別しています。

このアイコンの後に表記してある内容には、必ず従ってください。

この電球アイコンでは有効なヒントとなる内容を記載してあります。 ここではしばしば機能をより効
率よく使用するための解決策が記載されていますが、必ずこれを実行しなければならないという内容で
はありません。作業効率を図るためには一度確認しておくことをお勧めします。

更に、以下の書式を使用する場合があります。
▪ 各メニューで表示される内容(Open…、 Save as… 等) 及び、ハードドライブ、またはその他の記録媒
体のパスはイタリックで表示されます。
▪ スクリーン各部で表示されるテキスト(ボタン、コントロール部、チェックボックス脇のテキスト等) はラ
イトブルーで表示されます。 この書体が使用されている場合、同じテキストをスクリーン上で確認でき
るはずです。
▪ 重要な名称とコンセプトはボールド体で表示しています。
▪ コンピュータのキーボード上で操作する場合はそれらのキーワードを括弧で示します (例、"[Shift] +
[Return]")。
► インストラクションの始めには、それぞれ再生ボタンのような矢印マークが添えてあります。
→ 操作の結果を示す場合、小さな矢印が添えられます。

ABSYNTH 5 - 追加・補足マニュアル - 5
製品について

2 製品について
 

ABSYNTH 5.1 は以下の更新内容を含んでいます。


▪ 新規更新された ABSYNTH 5 から ".ksd" ファイル形式に変わって新規ファイル形式を採用していま
す。 新規拡張子は ".nabs" です。 ABSYNTH 5 を初回起動すると、古いファイルはこの形式に変換され
ます。 この変換でオリジナルファイルが無くなることはありません。 詳細は↑3, 新規ファイルフォー
マット を参照してください。

ABSYNTH 5 をプラグインとして使用している DAW プロジェクトも正常な状態でロードされます。


このバージョンの ABSYNTH 5 を使用しているプロジェクトを保存した場合、このバージョン (5.1)
またはそれ以降のバージョンのみでの再ロードが可能となります。

▪ コンテンツフォルダも変更しました。このバージョンから、ABSYNTH 5 サウンドコンテンツは
UserDocuments>/Native Instruments/Absynth 5/Sounds に 保 存 さ れ ま す 。 以前の
<UserDocuments>/Native Instruments/Shared Content/Sounds/Absynth 5 フォルダはこのバー
ジョンから古いホストセッションとの互換用のみに使用されます。 新規コンテンツと新しく保存したコ
ンテンツは常に新規コンテンツフォルダに保存されます。
▪ ABSYNTH 5 データベースとブラウザも根本から再構成しました。 カテゴリは以前の 5 つから 4 つと
なりました。 詳細は↑4, 新規ブラウザ構造 を参照してください。
▪ 以前は別売製品だった ABSYNTH SPECTRAL EXPANSIONS と ABSYNTH TWILIGHTS は本バージ
ョンの ABSYNTH 5 からファクトリーコンテンツとして搭載しています。

ABSYNTH 5 - 追加・補足マニュアル - 6
新規ファイルフォーマット
ユーザープリセットを手動でまとめて変換する

3 新規ファイルフォーマット
 

新規 ".nabs" ファイルフォーマットを 以前の ".ksd" ファイルフォーマットに変わって採用しています。 以


前のバージョンの ABSYNTH 5 でユーザープリセットを保存してきた場合は、新バージョンの ABSYNTH
5 の初期起動の際にこれらの旧ファイルを変換するかといった内容のメッセージが表示されます。 この時ユ
ーザープリセットを変換しない場合でも、後ほど ABSYNTH 5 の File メニューで変換することが可能です
(↑3.1, ユーザープリセットを手動でまとめて変換する と ↑3.2, 単一のユーザープリセットを手動で変換す
る参照)。

古い ".ksd" ファイルが変換の際に無くなることはありません。 オリジナルの ".ksd" はオリジナルフ


ォルダに保存されたままとなります。

ABSYNTH 5 をプラグインとして使用する場合は、プラグインの設定は通常 ホスト/DAW プロジェク


トファイルに保存されます。 ABSYNTH 5 の古い設定内容を呼び出すことも可能です。 このバージ
ョンの ABSYNTH 5 を使用してプロジェクトを保存した場合は、それ以降はこのバージョン(5.1) 、
またはそれ以降のバージョンでの再ロードのみが可能となります。 互換性についての詳細は ↑5,
FAQ を参照してください。

3.1
 
ユーザープリセットを手動でまとめて変換する
初回起動の際に ABSYNTH 5 にユーザープリセットの自動変換を行わなかった場合に ABSYNTH 5 のメニ
ューバーからユーザープリセットをまとめて変換することが可能です。 ユーザープリセットをまとめて変換
(batch-convert) する方法は以下です。
1. ソフトウェアのメニューバーから File メニューを開きます。
2. KSD Batch Convert... エントリを選択します。
3. 変換するファイルを含んだフォルダを選択して OK をクリックします。
4. ダイアログが表示され、変換したファイルを新しい場所に保存するかといった内容のメッセージが表示
されます。 Yes をクリックして新規フォルダを選択、または No をクリックして元のファイルと同じ
場所に変換したファイルを保存します。
5. 次のダイアログでは作業の進行状況を表示します。 (User Presets を ABSYNTH 5 のファクトリー
コンテンツと同じ場所に保存すると、既に変換したファイルに上書きするかといった内容のメッセージ
が表示されます。 No を選択して既存のファイル変換をスキップします。)

ABSYNTH 5 - 追加・補足マニュアル - 7
新規ファイルフォーマット
単一のユーザープリセットを手動で変換する

→ 変換が終わると、変換されたファイルはコンテンツフォルダーの既存のオリジナルファイルの
隣に保存されます (または手順 4 で新規フォルダを作成した場合はそのフォルダに保存されま
す)。

3.2
 
単一のユーザープリセットを手動で変換する
手動で単一の ".ksd" ファイルを ".nabs" に変換する方法は以下です。
1. ソフトウェアのメニューバーから File メニューを開きます。
2. Import KSD Sound... エントリを選択します。
3. インポートするファイルを選択します。
4. ファイルが ABSYNTH 5 にロードされます。
5. ソフトウェアのメニューバーから File メニューを開き、Save as... エントリを選択します。
6. 保存先を選択してファイルを保存します。 ファイルは自動的に ".nabs" フォーマットで保存されます。

ABSYNTH 5 - 追加・補足マニュアル - 8
新規ブラウザ構造

4 新規ブラウザ構造
 

ABSYNTH 5 データベースとブラウザも根本から再構成しました。 以前の 5 つのブラウザカテゴリは 4 つ


となり、階層構造となっています(Bankname、Type、Subtype、Mode)。

5 つのカテゴリから 4 つのカテゴリとなった ABSYNTH 5 ブラウザです。 

一番右の欄に全てのプリセットがあります。 以前のバージョンの ABSYNTH 5 でユーザープリセットを保


存しており、それらを ↑3, 新規ファイルフォーマット 章で解説したように新規フォーマットに変換した場合
でも、お気に入りリスト (favorites list) を含む全ての設定内容が保たれたままとなります。
新規ブラウザ構造では以前使用していたいくつかのタグがなくなっています。 以下のリストを参照して新旧
ブラウザの相違点を確認してください。

インストゥルメントプリセット
以前のカテゴリー欄 新規カテゴリー欄

Instrument Type

Source Mode (部分的に)

Timbre -

ABSYNTH 5 - 追加・補足マニュアル - 9
新規ブラウザ構造

以前のカテゴリー欄 新規カテゴリー欄

Articulation Mode (部分的に)

Genre -

- SubType

エフェクトプリセット
以前のカテゴリー欄 新規カテゴリー欄

Type Type

Mode -

Characteristic -

Application Mode

Genre -

- SubType

ABSYNTH 5 - 追加・補足マニュアル - 10
FAQ

5 FAQ
 

新規ソフトウェアバージョン内で古い ".ksd" プリセットを開くことは可能です


か?
古い ".ksd" ファイルをこのバージョンの ABSYNTH 5 にインポートすることは可能です。 再度ファイルを
保存する際には ".nabs" ファイル形式で保存されます。 詳細は ↑3, 新規ファイルフォーマット を参照して
ください。

ABSYNTH 5 を使用した DAW セッション等の古いホストセッションを開くこ


とはできますか?
はい。 しかし再度セッションを保存すると、次にセッションをロードする際に ABSYNTH 5 のバージョン
は 5.1 、またはそれ以降のものとなります。

古い ABSYNTH 5 内で新規ファイルタイプを開くことは可能ですか?
いいえ、".nabs" ファイルを開くには ABSYNTH 5 バージョン 5.1 またはそれ以降のバージョンが必要で
す。

ABSYNTH 5 - 追加・補足マニュアル - 11

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