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JUE-501/JUE-251

インマルサット フリートブロードバンド
FB500/FB250

携帯移動地球局
取扱説明書
7ZPSC0428
安全について

高電圧に対する注意
無線装置、レーダなどの電子機器の内部には数百から数万ボルトの高電圧が使用されています。
通常の操作においてはまったく危険はありませんが、万一、誤って機器内部に触れた場合、非
常な危険を伴います。(専門整備員以外の機器内部の保守・点検・調整は禁止)
数万ボルトの高圧では感電即死の危険が大きく、また時により数百ボルトの電圧でも感電死
することがあります。このような危険を防止する為に、機器の内部には手を入れないでくださ
い。やむを得ず手を入れるときは、必ず電源スイッチを断にし、一端を確実に接地した電線で
コンデンサーなどを放電させ、電気の残っていないことを確かめた上で初めて手を内部に入れ
るようにしてください。この際、乾燥した木綿の手袋などを用いればなおいっそうの危険防止
となります。また左手をポケットに入れ、両手を同時に用いないことも必要な注意の一つです。
感電したときの傷害は二次的に大きくなることがあるので、足場のしっかりした所を選ぶこ
とが大切です。感電したときは火傷した所を完全に消毒して、手当を速やかに行うことが必要
です。

電撃の救出上の注意
電撃を受けた人を発見した場合、直ちに電源を切り回路を接地してください。回路が直ちに切れな
いときは、感電した人をできるだけ早く乾いた板、布などの絶縁物を介して直接感電した人に触れず
に離してください。

感電したとき、頭脳の呼吸中枢に電流が流れると呼吸が急に止まります。衝撃があまりひどくないと
きは人工呼吸を行うことにより呼吸を回復します。電撃を受けた人は非常に顔色がわるくなり、脈が大
変弱くなってしまうか、まったく止まってしまうことがあり、人事不省になり硬直します。一刻も早く救急
処置を行う必要があります。
救急処置の方法

☆救急処置の留意点

電撃を受けた人を、危険のない限り動かさずに直ちに人工呼吸を行わなければなりません。人工
呼吸を始めたらリズムを失わないように続けて行う必要があります。

(1) 事故の発生であわてて患者に触れないこと(救助者が感電します)。

(2) あわてず確実に電源を切り患者を静かに電路より離す。

(3) 周囲の人に知らせる(診療所、病院、医師、119 番通報、その他)。

(4) 患者を仰向けに寝かせネクタイ、衣類、バンドなどを緩める。

(5) (イ) 各脈拍に触れてみる。


(ロ) 心臓が動いているか否か心臓に耳を当てて確かめる。
(ハ) 呼吸しているか否か患者の顔へ手の甲または顔を近づけて確かめる。
(ニ) 瞳孔の大きさを調べる。

(6) 患者の口を開け入れ歯、煙草、ガムなどを取出し、口を開けたまま舌を伸ばしタオルなどを挿入
し舌が喉に引き込まれないようにすること(歯をくいしばって口が開かない場合はドライバーなど
で開口しタオルなどをかませる)。

(7) 泡立つ粘液が溜まらないように口をふくこと。
☆脈拍があり呼吸していない場合の処置

(1) 患者の顔が後を見る位に顔をそり返らせる(頸部に枕を挿入してもよい)。
(2) 下顎を上方に引き上げ気道を広げる(気道拡大)。
(3) 患者の鼻をつまみ、術者は深く息を吸い患者の口を完全に塞ぐ様にして強く呼気を吹き込む。
再び口を離して息を大きく吸って吹き込む。1 分間に約 10 から 15 回くり返す(鼻腔を塞ぐこと)。
(4) 自然に呼吸の起きるのを注意しながら呼吸が戻ったときに止める。
(5) 開口困難な場合ゴム、ビニールなどのパイプ状のものを鼻腔に挿入して片方の鼻腔と口を完全
に塞いで息を大きく吸って吹き込む。
(6) 患者は気が付くといきなり立つ事がありますが静かに寝かせ、熱いコーヒー、紅茶などを与え暖
かくして安静を保つ(アルコール類は与えてはならない)。

頭部をもたげて口うつし人工呼吸を行う方法

① (1) 後頭部をもたげる
片手を額に他の手を頸部の下にあてる。
→①
多くの患者はこの頭部のもたげにより口
が開き空気が通じ、口うつしが容易にな
る。

② (2) 患者の口をあなたの口で広く封じ、あな
たの頬を患者の鼻におしあてる。
→②
又はあなたの指で患者の鼻を押さえて
空気の漏れを防ぐ。
→③

③ (3) 空気を肺内に吹き込む
胴があがるまで口から吹き込む。
最初の 10 回の呼気吹き込みは出来るだ
け急速度で行わなければならない。

図 1 口うつし人工呼吸法
☆脈拍なく呼吸もしていない場合の処置

脈拍がなく、瞳孔が開き、心臓に耳を当てても鼓動が聞かれない場合は、心臓が停止しているので速
やかに人工呼吸を行う必要があります。

(1) 胸骨の下 1/3 の部位に両手を重ね肘を押して(曲げているとくぼむほど押せません)、術者の体


重をかけ約 2cm 位くぼむように圧迫する(1 分間に約 50 回位くりかえす)。(心臓マッサージ法)

(2) 1 人で救急処理を行う場合は、
15 回位心臓マッサージを行い速やかに 2 回呼気を吹き込む。これをくり返す。
2 人で救急処理を行う場合は、
1 人が 15 回心臓マッサージを行い、その間に他の 1 人が 2 回呼気を吹き込む。これをくり返す。
(心臓マッサージ口うつし法併用)

(3) 時々瞳孔を見たり、脈に触れてみる。瞳孔が正常となり脈も規則正しくなったら、各手当てを中止
して様子を見ながらコーヒー、紅茶などを飲ませ暖かくし安静を保つ。いずれにしても、経過の判
断は、専門医に任せる。特に、精神的ショックより早く復帰させるように周囲の理解が必要です。

① ②

図2 心臓マッサージ

③ ④

図 2 心臓マッサージの方法
AED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法の手順
人が倒れている
・周囲の安全確認
・2次災害の防止

反応の確認 反応あり 傷病者の訴えを聞いて必


・肩をたたきながら呼びかける 要な応急手当を施す

反応なし
助けを求める
・119番に通報
・AEDの搬送依頼

回復体位
気道確保 呼吸あり ・体を横に向けて救
・呼吸の確認 急隊を待ちます

呼吸なし
人工呼吸 2回 省略可能 注(1)

注(1) 人工呼吸の省略
心肺蘇生
口腔内に損傷があったりして感染が心
・胸骨圧迫 30回
配な場合や口対口の人工呼吸がためら
・人工呼吸 2回 省略可能 注(1)
われる場合,人工呼吸用のマウスピース
の準備に時間がかかる場合は人工呼吸
を省略して次に進んでください

AED 到着
・電源 ON
・メッセージどおり行動
電極パッド装着など

心電図の自動解析 電気ショックは不要
・傷病者に触れない

電気ショックが必要
AED が 2 分 電気ショック実施
毎に自動的 救急隊に引き継ぐか,傷病者
解析 がうめき声を出したり,普段
AED の音声メッセージに従い どおりの息をし始めたとき
胸骨圧迫から心肺蘇生を 体を横に向けて回復体位で
再開する 救急隊を待ちます
心肺蘇生を
中止する場合
AED を用いた心肺蘇生法の手順
1.安全確認、2次災害の防止
a)事故の発生であわてて傷病者に触れないこと(救助者が感電します)。
b)あわてず確実に電源を切り,傷病者を静かに電路より安全な場所に移します。

2.反応の確認
a)肩を叩きながら耳元で「もしもし大丈夫ですか」
などと呼びかけます。
b) 目を開けたり,何らかの応答や仕草があれば「反応あり」
と判断し,応答や仕草がなければ「反応なし」と判断します。

3.反応がある場合
a) 応急手当を行います。

4.反応がない場合
a)大声で助けを求め、119 番通報と AED の搬送を依頼します。
・人が倒れています,誰かきてください。
・119 番へ通報してください。
・AED を持ってきてください。
・協力者がいない場合は自分で 119 番に通報します。

5.気道確保
a) 片方の手を額に当てます。
もう一方の手の人差指と中指の
2 指をあご先に当ててあご先を
持ち上げながら額を後方に押し下げ
頭を反らして気道を確保します。
首の骨の損傷が疑われた場合は下あご
を持ち上げる方法で気道を確保します。

6.呼吸の確認
a)気道確保した状態で正常な呼吸をしているか 10 秒以内で確認します。
自分の頬を傷病者の口と鼻先に近づけ目線を傷病者の胸腹部に
向けて以下の 3 点を確認します。
・胸や腹部の上がり下がりを見る
・息の音を聴く
・頬で息を感じる

b)明らかに呼吸があるときは回復体位という姿勢で救急隊を待ちます。
・体を横向きにし,頭を反らせて気道を確保するとともに口元を
床に向けます。血液の循環が悪くならないように約 30 分おきに
反対向きの回復体位にします。
7.人工呼吸 2 回(省略可能)
a)気道確保を行っても正常な呼吸をしていなければ人工呼吸を行います。
b)口腔内に損傷があったりして感染が心配な場合や口対口の
人工呼吸がためらわれる場合,人工呼吸用マウスピースなどの
準備に時間が掛かる場合は人工呼吸を省略して胸骨圧迫を
行ってください。
c)人工呼吸を行うときは感染防止のため人工呼吸用の
マウスピースなどの使用を推奨します。
d)気道確保をしたままで額を押さえていた手の親指と
人差し指で鼻をつまみます。
e)口を大きく開けて傷病者の口を全て覆って呼気がもれない
ようにします。約 1 秒かけて息を 2 回吹き込み
胸が持ち上がるのを確認します。

8.心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸の組合せ)
a)胸骨圧迫
1)胸骨圧迫の位置
・乳頭と乳頭の真ん中に片方の手の付け根を置いて他方の手をその上に重ねます。

2)胸骨圧迫の実施
・圧迫の速さは 1 分間に約 100 回のテンポで
30 回連続して絶え間なく肘をのばして垂直に
圧迫します。
・圧迫の強さは胸が 4~5cm 沈むほどです。

b)胸骨圧迫 30 回と人工呼吸 2 回の組合せ


1)胸骨圧迫を 30 回行った後に人工呼吸を 2 回行います。
人工呼吸を省略した場合は胸骨圧迫のみ行います。
2)胸骨圧迫 30 回と人工呼吸 2 回の組合せを絶え間なく
続けて行います。
3)救助者が二人以上いる場合は 2 分間(5サイクル)を
目安に交代し絶え間なく続けます。
9.心肺蘇生を中止する場合
a)救急隊に引き継いだとき。
b)傷病者がうめき声を出したり
普段どおりの息をし始めたとき
呼吸が妨げられないように体を横に向けて
回復体位で救急隊を待ちます。

10.AED の到着と準備
a)AED を使いやすい位置に置きます。
救助者が複数の場合 AED の準備が
できるまで心肺蘇生を継続します。
b)電源を入れます。
電源ボタンを押すものやカバーを開けると
自動的に電源が入るものがあります。
c)音声メッセージのとおり行動します。

11.電極パットを傷病者の胸に貼ります
a)傷病者の衣服を開きます。
b)電極パッドの袋を開封し,電極パッドをシールからはがして
粘着面を傷病者の胸部にしっかりと貼り付けます。
隙間があると AED が動作しない場合があります。
貼り付ける位置は電極パッドに書かれた絵のとおりです。
体が水で濡れている時は乾いたタオルなどで拭いてから電極パッド
を貼ります。ペースメーカー,植込み型除細動器(ICD)がある場合は
3cm 以上離して貼ります。医療用貼付薬または湿布などがある場合は
はがしたあとに電極パッドを貼ります。胸毛が濃い場合は胸毛に電極
パッドを貼って一旦はがし,胸毛を除去したあと胸毛の抜けたところ
に新しい電極パッドを貼り直します。
c)機種によっては音声メッセージに従ってコネクターを接続
するタイプがあります。
d)成人(約 8 歳以上)に対して小児用の電極パッドを
使用してはいけません。

12.心電図の解析
a)AED が自動的に心電図の解析を行います。
音声メッセージの指示に従って誰も傷病者に触れていない
ことを確認します。
b)機種によっては解析ボタンを押すタイプがあります。
13.電気ショック(除細動)
a)心電図の解析結果から電気ショックが必要な場合は
「ショックが必要です」と音声メッセージが流れ自動的に
充電が開始されます。
b)充電が完了すると「ショックボタンを押してください」
と音声メッセージが流れ,ショックボタンが点滅します。
c)救助者は必ず傷病者から離れ,さらに誰も傷病者に触れ
ていないことを確認しショックボタンを押します。
d)電気ショックが加わると,傷病者の体がビクッと動くことが
あります。

14.心肺蘇生の再開
AED の音声メッセージに従い
胸骨圧迫 30 回と人工呼吸 2 回の
心肺蘇生を行います。

15.心電図の自動解析
a)心肺蘇生を再開して 2 分経過すると AED は自動的に心電図の解析を行います。
b)音声メッセージに従って心肺蘇生を中断し「ショックが必要です」の指示が出た場合
は音声メッセージに従って再度電気ショックを行います。
「ショックは不要です」の指示が出た場合は直ちに心肺蘇生を再開します。

16.心肺蘇生を中止する場合(AED の電極パッドは貼り付けたままにしておきます。)
a)救急隊に引き継いだとき。
b)傷病者がうめき声を出したり,普段どおりの息をし始めたとき
呼吸が妨げられないように体を横に向けて回復体位で救急隊を待ちます。
はじめに
このたびは、JRC インマルサット フリートブロードバンド 携帯移動地球局 JUE-501/JUE-251 をお
買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。

JUE-501/JUE-251 は、インマルサットデジタル衛星通信端末です。音声(4kbps 通話)、オーディオ


(64kpbs 3.1kHz オーディオ)、(*)UDI/RDI、最大 432kbps(JUE-501)または 284kbps(JUE-251)のス
タンダード IP サービス、8kbps / 16kbps / 32kbps / 64kbps / 128kbps /(*)256kbps のストリーミング IP サ
ービス、およびショートメッセージサービス(SMS)の通信に使用できます。
(*)の機能は、JUE-501 の場合のみです。

JUE-501/JUE-251 は、お客様の要件と満足に応える最高級の品質、性能、および信頼性を備えた
装置として、厳格な検査基準を適用した品質管理の下に梱包出荷されます。

この装置は、万全の状態で長期に渡ってご使用いただけます。

y この取扱説明書をよくお読みになり、正しくお使いください。
このマニュアルでは、BDE-App 1.03 に基づいて機能および仕様について説明します。

y この取扱説明書は使用開始後も随時参照できるよう、大切に保管してください。

JUE-501/JUE-251 は、環境への影響を配慮して製造されています。

x
ご使用のまえに
(1) この取扱説明書について
この装置の使用を開始する前に、取扱説明書をよく読み、正しくお使いください。
この取扱説明書は、問題の解決にも役立ちます。

(2) 絵表示について
この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の
人々への危害、財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしています。その
表示と、意味は次のようになっています。
内容をよく理解してから本文をお読みになり、記載事項をお守りください。

この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を
危険 負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。

この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を
警告 負う可能性が想定される内容を示しています。

この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性
注意 が想定される内容及び物的損害のみの発生が想定される内容を示し
ています。
絵表示の例
△記号は注意(危険・警告を含む)を促す内容があることを告げるものです。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号は禁止の行為であることを告げるものです。
図の中や近傍に、具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれてい
ます。

●記号は行為を強制したり指示する内容を告げるものです。
図の中に具体的な指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜け)が
描かれています。

(3) 警告ラベルについて
装置には警告ラベルが貼ってあります。
警告ラベルは、剥がしたり、傷付けたり、改変したりしないでください。

* Windows Internet Explorer は、Microsoft Corporation の登録商標です。


Firefox は、Mozilla Foundation の登録商標です。
xi
警告ラベルについて
JUE-501/JUE-251 の ADE(船上装置)および BDE(船内装置)には警告ラベルが貼ってありま
す。
警告ラベルを取り外したり、破損及び改変は絶対しないでください。

<JUE-501 ADE の警告ラベル>


(上部のイラストは、安全なレドーム取り外し方法)

Note 1) Note 3)

<JUE-251 ADE の警告ラベル>

Note 1) Note 3)

xii
<JUE-501 BDE の警告ラベル>

注 3)
注 1) 注 2)

<JUE-251 BDE の警告ラベル>

注 3)
注 1) 注 2)

注 1): RoHS 指令(Restricting the use of Hazardous Substances:有害物質の使用制限)対応済のマーク

注 2): この IMEI(国際携帯端末認識番号)マークは、GSM または UMTS ネットワークで個々


の携帯端末装置を識別するために使用される固有の番号です。
注 3): EU 指令適合の(EU 加盟国で自由な流通が許可された)安全で高品質な製品である旨の認証番
号。

xiii
ご使用の前にご理解いただきたいこと
●当社は、この製品のご使用、この製品のご使用誤り、ご使用中に生じた故障、その他の不具合によ
って受けられた損害については、法令上賠償責任が認められる場合を除きその責任を負えませ
ん。

●JUE-501/JUE-251 の一部の機能は、JUE-501/JUE-251 に接続されている装置のハードウェアおよ


びソフトウェアのバージョンによっては正常に動作しない場合があります。代理店または営業所に
問い合わせ、装置が接続可能かどうか確認してください。

●お客様の通信は、インマルサットシステムおよび世界各国の各種通信網を経由して実行されます。
このため、まれに誤りが発生する場合があります。重要なデータは、必ず控えを取っておく事をお
すすめします。

お客様の通信は、デジタルスクランブルにより、秘話性がありますが、通常の手段を超える方法がと
られた場合は、通信を傍受される可能性がないとは言えません。この点ご配慮の上、ご使用くださ
い。

近日中、評価する目的で、いくつかの追加機能とオプション機能が JUE-501/JUE-251 に搭載


される予定です。

●JUE-501/JUE-251 は、付属品を含め、改良のため予告無く仕様を変更することがあります。

●機能によっては、製品版でサポートされていない場合があります。

詳しくは、JRCにお問い合わせください。

xiv
ご使用上の注意

危険
各機器の内部には手や工具などで触れないでください。
感電するおそれがあります。

警告
電源コードを熱器具に近付けないでください。コードの被覆がとけて、火災・感電のおそ
れがあります。

送信中は、ADE からの半径距離がそれぞれ以下の値になる領域内に立ち入らないでく
ださい。ADE から放出される強力なマイクロ波によって負傷するおそれがあります。

[JUE-501]

放射レベル 距離

10W/m2 1.3m

25W/m2 0.8m

100W/m2 0.4m

やむをえず半径 1.3 メートル以内の領域に進入しなければならい場合は、


JUE-501 の電源をオフにして送信を止めてください。

[JUE-251]

放射レベル 距離

10W/m2 0.6m

25W/m2 0.2m

100W/m2 0.1m

やむをえず半径 0.6 メートル以内の領域に進入しなければならい場合は、


JUE-251 の電源をオフにして送信を止めてください。

異物(金属片、水、液体等)が JUE-501/JUE-251 各機器の内部に入った場合は、まず、


電源を OFF とし、直ちにお買い上げの販売店、代理店までご連絡ください。
そのまま使用すると、故障・火災・感電のおそれがあります。

xv
警告
JUE-501/JUE-251 は、装備要領書にしたがって正しく設置してください。
設置工事に誤りがあると、正しく作動しないだけでなく、故障・火災・感電・障害のおそれ
があります。

JUE-501/JUE-251 の ADE(船上装置)と BDE(船内装置)間を接続する同軸ケーブルは


装備要領書にしたがって正しく設置してください。特に防水処置については、装備要領
書にしたがい正しい要領で行ってください。設置・防水処置工事に誤りがあると、正し
く作動しないだけでなく、故障・火災・感電・障害のおそれがあります。

指定の電源電圧(+21VDC~+31VDC)以外で使用しないでください。故障・火災・感電
のおそれがあります。

お客様による内部の点検・修理は絶対に行わないでください。
専門整備員以外による点検・修理は火災・感電・動作不良のおそれがあります。JUE
-501/JUE-251 は総務省令無線設備規則などの技術規準に適合している機器です。

内部の各回路は厳密に調整されていますので、調整や部品定数の変更などは絶対に行
わないでください。異常が発見されたらただちにお買い上げの販売店、代理店にご相談
ください。故障・火災・感電・傷害のおそれがあります。

警告ラベルを取り外したり、破損及び改変は絶対しないでください。
注意喚起や危険防止ができなくなるおそれがあります。

xvi
注意
ご使用の前にかならず取扱説明書をお読みください。
誤った操作による誤作動および故障のおそれがあります。

“故障かな?”と思ったら「Appendix M トラブルシューティング&FAQ」の項目をよくお読
みのうえ、もう一度お調べください。問題が解決しない場合は、端末を再起動してくださ
い。それでも異常が認められる場合には、使用を中止し、お買い上げの販売店、代理店
にご相談ください。

<<ADE(船上装置)>>
ADE の各ユニットは精密機器ですので機械的衝撃や力を加えないでください。不要な衝
撃や力による故障のおそれがあります。

レドームには、ペンキ等の塗装をしないでください。
通信品質の低下のおそれがあります。

<<BDE(船内装置)>>

ハンドセットを CRT 機器、またはその他の機器の近くに設置しないでください。


ハンドセットの磁場がそれらの機器の性能に影響を与えるおそれがあります。

電源 ON 時は SIM カードを脱着しないでください。
故障の恐れがあります。

電源 ON 時は ADE-BDE ケーブルを抜かないでください。
故障の恐れがあります。

電源 OFF が完全に終了する前に、電源ケーブルを抜かないでください。
故障の恐れがあります。

<<同軸ケーブルとその他のケーブル>>

ケーブルのコネクタおよび耐食性被覆を傷つけないでください。損傷して故障する
おそれがあります。

コネクタプラグだけをつかんでケーブルを引かないでください。
プラグだけを引っ張ると破損のおそれがあります。

xvii
緊急電話サービス

505 緊急電話について

インマルサットは FBB 端末からの緊急電話として 505 緊急電話サービスを紹介しています。


これは"S・O・S"に似た、"505"とダイヤルしオフフック・ボタン( )または#を押すだけで
すぐにマリンレスキューコーディネーションセンター(MRCC)に接続されるサービスです。
ただし、このサービスはGMDSSの緊急電話ではありません。他で電話やFAXが使用中の場合は。
505 緊急電話を使用できません。先に使用中の機器を終了してから、“505”に電話してください。

xviii
[空白]

xix
目 次

はじめに....................................................................................................... x
ご使用のまえに.......................................................................................... xi
ご使用の前にご理解いただきたいこと................................................ xiv
ご使用上の注意......................................................................................... xv
緊急電話サービス.................................................................................. xviii

第 1 章 インマルサットシステムについて........................................ 1-1
1.1 概要................................................................................................... 1-1
1.1.1 インマルサット衛星のカバレッジエリア............................ 1-1
1.1.2 インマルサット・フリートブロードバンド・システム.... 1-2
1.2 インマルサット・フリートブロードバンド・サービス........... 1-3
1.3 JUE-501/JUE-251 ご使用についてのご注意 ................................ 1-4
1.4 緊急電話サービス........................................................................... 1-5
1.4.1 505 緊急電話について ............................................................... 1-5

第 2 章 JUE-501/JUE-251 について ..................................................... 2-1


2.1 概要................................................................................................... 2-1
2.2 特徴................................................................................................... 2-2
2.3 系統図、構成品目表....................................................................... 2-3
2.3.1 系統図 .......................................................................................... 2-3
2.3.2 構成品目表 .................................................................................. 2-4
2.4 詳細図 (JUE-501/JUE-251 標準構成品) ................................. 2-6
2.4.1 ADE(船上装置)JUE-501 [GSC-511] ..................................... 2-6
2.4.2 ADE(船上装置)JUE-251 [GSC-251]..................................... 2-7
2.4.3 BDE(船内装置)JUE-501[GSC-512] ...................................... 2-8
2.4.4 BDE(船内装置)JUE-251[GSC-252] ...................................... 2-9
2.4.5 ハンドセット[NQW-267] ....................................................... 2-10
2.4.6 ジャンクションボード[CQD-2243] ...................................... 2-11
2.4.7 同軸ケーブル[CFQ-3922A5] ................................................... 2-12

第 3 章 構成装置.................................................................................... 3-1
3.1 船上装置(ADE)........................................................................... 3-1
3.2 船内装置(BDE)........................................................................... 3-2
3.3 ADE - BDE 接続ケーブル ........................................................... 3-5
3.4 ハンドセット................................................................................... 3-6
3.4.1 LCD/LED セクション ............................................................... 3-7
3.4.2 機能ボタンセクション ............................................................ 3-12
3.4.3 英数文字入力セクション(英字/数字モード選択可能) ........ 3-12
3.5 通信に使用される端末機器......................................................... 3-13
3.5.1 端末機器の接続例 .................................................................... 3-13
3.5.2 使用環境について .................................................................... 3-14
3.6 ハンドセットメニュー............................................................... 3-14

第 4 章 はじめに.................................................................................... 4-1
4.1 端末機器との接続から電源の ON まで ....................................... 4-2
4.1.1 メインユニットと端末機器との接続 ...................................... 4-2
4.1.2 SIM カードの装着・脱着方法 .................................................. 4-4
4.1.3 メインユニットの電源 ON ....................................................... 4-6
4.1.4 ハンドセット画面表示 ............................................................ . 4-8
4.2 通信のための初期設定................................................................. 4-10
4.2.1 Guest ユーザと Admin ユーザのモード設定......................... 4-11
4.2.2 発信サービスタイプの設定 .................................................... 4-12
4.2.3 着信サービスタイプの設定 .................................................... 4-13
4.2.4 衛星サーチの設定 .................................................................... 4-14

第 5 章 電話/FAX を使う ................................................................... 5-1


5.1 ハンドセットを使う....................................................................... 5-6
5.1.1 電話をかける/受ける .............................................................. 5-6
5.1.2 Phonebook(短縮番号)の利用 ................................................ 5-7
5.1.3 リダイヤル・リストの利用 ...................................................... 5-8
5.1.4 通話音量・画面の明るさ・着信音量の調整 .......................... 5-9
5.1.5 着信音量/パターン・通話音量・画面明度の調整
(Admin ユーザ限定) ............................................................. 5-10
5.1.6 内線電話の呼び出し ................................................................ 5-12
5.1.7 ハンドセットから他端末への通話転送 ................................ 5-13
5.1.8 通話中着信への応答 ................................................................ 5-15
5.1.9 通話の保留 ................................................................................ 5-16
5.1.10 着信/発信通話の拒否(通話拒否) ..................................... 5-17
5.1.11 音声メールサービス番号の表示 .......................................... 5-18
5.1.12 シークレット・コードの利用 .............................................. 5-19
5.1.13 Phonebook(短縮番号)の登録・変更・削除 .................... 5-21
5.1.14 通信履歴(コール・ログ)の確認 ...................................... 5-24
5.1.15 発信(Outgoing Call)の制限 ............................................... 5-27
5.1.16 着信(Incoming Call)鳴動の設定 ....................................... 5-28
5.2 TEL ポートから FAX(または電話機)を使う........................ 5-29
5.2.1 ダイヤル発信方法 .................................................................... 5-29
5.2.2 内線電話への発信 .................................................................... 5-32
5.2.3 他端末電話への通話転送 ........................................................ 5-33
5.2.4 通話中着信への応答 ................................................................ 5-34
5.2.5 回線の保留 ................................................................................ 5-34

第 6 章 Web メニューシステム............................................................ 6-1


6.1 PC と JUE-501/JUE-251 の接続 ..................................................... 6-2
6.2 Web 画面........................................................................................... 6-6
6.3 ログイン/ログアウト................................................................... 6-8
6.4 全ユーザ利用可メニュー............................................................. 6-10
6.4.1 ダッシュボード(Dashboard 画面)...................................... 6-10
6.4.2 インターネット接続(Data Connection 画面) .................... 6-14
6.4.3 SMS メニュー ........................................................................... 6-16
6.4.3.1 SMS の新規メッセージ(New Message 画面)............. 6-17
6.4.3.2 SMS の受信トレイ(Inbox 画面).................................. 6-18
6.4.3.3 SMS の送信済みボックス(Sent 画面) ........................ 6-19
6.4.3.4 SMS の下書きボックス(Draft 画面)........................... 6-20
6.4.3.5 SMS の設定(Setting 画面)............................................ 6-21
6.4.4 電話帳(Phonebook 画面) ..................................................... 6-22
6.4.5 コールログメニュー ................................................................ 6-23
6.4.5.1 コールログの確認(Call Log 画面) .............................. 6-24
6.4.5.2 通信料の設定(Call Charge 画面) ................................. 6-25
6.4.6 システムログメニュー ............................................................ 6-26
6.4.6.1 アラームパックの確認(Alarmpack 画面) .................. 6-26
6.4.6.2 イベントログの確認(Event Log 画面) ....................... 6-31
6.4.6.3 ADE の確認(ADE Monitor 画面)................................. 6-32
6.5 Admin ユーザメニュー................................................................. 6-33
6.5.1 基本情報の設定(Terminal 画面)......................................... 6-33
6.5.2 テレフォニーメニュー ............................................................ 6-34
6.5.2.1 ポートの設定(Telephony 画面) ................................... 6-34
6.5.2.2 電話の自動応答機能の設定(PBX 画面) .................... 6-36
6.5.2.3 電話補助サービスの設定(Supplementary 画面)........ 6-37
6.5.3 ポートメニュー ........................................................................ 6-39
6.5.3.1 ハンドセットの設定(Handset 画面) ........................... 6-39
6.5.3.2 MSN と ISDN サービスタイプの設定(ISDN 画面).. 6-40
6.5.3.3 ユーザ LAN と外部 WAN の設定(Ethernet 画面) ..... 6-41
6.5.3.4 入力/出力信号の設定(I/O 画面).................................. 6-43
6.5.3.5 オプションボタンとブザーの設定(Option 画面) ..... 6-44
6.5.4 ユーザ管理メニュー ................................................................ 6-45
6.5.4.1 ユーザの登録(User Registration 画面) ........................ 6-45
6.5.4.2 機器の登録(Device Registration 画面) ........................ 6-47
6.5.4.3 ユーザ接続の制限(User Restriction 画面) .................. 6-48
6.5.5 ネットワークメニュー ............................................................ 6-49
6.5.5.1 WAN プロファイルの設定(WAN Profile 画面) ........ 6-50
6.5.5.2 Packet Filter の設定(Packet Filter 画面) ...................... 6-58
6.5.5.3 常時接続の設定(Always Activate 画面)...................... 6-61
6.5.5.4 リモート接続の確立(Remote Activate 画面) ............. 6-63
6.5.5.5 LAN グループの設定(LAN Group 画面) ................... 6-65
6.5.5.6 ユーザ LAN の詳細設定(LAN 画面).......................... 6-67
6.5.5.7 静的 IP アドレスの使用(Static DHCP 画面).............. 6-69
6.5.5.8 ルーティングテーブルの設定(Routing Table 画面) . 6-71
6.5.5.9 他の WAN との共存(WAN Selector 画面).................. 6-72
6.5.6 時間による自動切断(Auto Disconnect 画面) .................... 6-73
6.5.7 SIM の構成(SIM 画面)........................................................ 6-74
6.5.8 ファイルのエクスポート/インポート
(Export/Import 画面) ............................................................. 6-76
6.5.9 工場出荷状態へのリセット(Factory Default 画面).......... 6-77
6.5.10 ソフトウェアのアップデート(Software Update 画面) .. 6-77
6.5.11 診断テストの実行(Diagnostic 画面).................................. 6-78

第 7 章 ハンドセット画面の説明と操作............................................ 7-1
TOP メニュー........................................................................................... 7-3
7.1. Status メニュー .............................................................................. 7-4
7.1.1 RX(受信)メニュー................................................................. 7-5
7.1.2 TX(送信)メニュー................................................................. 7-5
7.1.3 Position 状態表示 ........................................................................ 7-6
7.1.4 Product メニュー......................................................................... 7-7
7.1.5 Unit Info メニュー ...................................................................... 7-8
7.1.6 ID メニュー............................................................................... 7-12
7.2 SMS メニュー................................................................................ 7-13
7.2.1 New Msg メニュー ................................................................... 7-15
7.2.2 Inbox メニュー.......................................................................... 7-17
7.2.3 Sent メニュー ............................................................................ 7-18
7.2.4 Draft メニュー........................................................................... 7-19
7.2.5 Setting メニュー........................................................................ 7-20
7.3 Satellite メニュー........................................................................... 7-21
7.3.1 Satellite 選択 .............................................................................. 7-21
7.3.2 Spot Beam 番号表示 ................................................................. 7-21
7.4 Phonebook(短縮番号)メニュー............................................... 7-22
7.4.1 Phonebook アドレス編集 ......................................................... 7-23
7.5 Redial メニュー ............................................................................ 7-24
7.6 内線電話メニュー......................................................................... 7-25
7.7 Call Log(通信履歴)メニュー................................................... 7-26
7.7.1 Call Log 一覧メニュー ............................................................. 7-27
7.7.2 Call Log 認証・削除 ................................................................. 7-29
7.7.3 課金設定メニュー .................................................................... 7-30
7.8 Alarm Pack メニュー ................................................................... 7-31
7.8.1 Alarm Pack 装置選択メニュー ................................................ 7-32
7.9 Admin メニュー............................................................................. 7-35
7.9.1 Terminal メニュー..................................................................... 7-36
7.9.1.1 Delivery 設定 ...................................................................... 7-37
7.9.1.2 Local Time 設定.................................................................. 7-38
7.9.1.3 Tracking 設定...................................................................... 7-39
7.9.1.4 GPS Input の設定 ............................................................... 7-40
7.9.1.5 VDR Output の設定............................................................ 7-41
7.9.1.6 WRF の設定 ....................................................................... 7-42
7.9.1.7 Panel LED の設定 .............................................................. 7-43
7.9.1.8 Ether LED の設定............................................................... 7-43
7.9.1.9 Block. Ind.の設定 ............................................................... 7-44
7.9.2 Telephony メニュー .................................................................. 7-45
7.9.2.1 Telephony 設定 ................................................................... 7-46
7.9.2.2 PBX 設定 ............................................................................ 7-49
7.9.2.3 Suppl.設定........................................................................... 7-50
7.9.3 Port メニュー ............................................................................ 7-52
7.9.3.1 ハンドセット詳細設定 ..................................................... 7-53
7.9.3.2 ISDN MSN 設定 ................................................................. 7-54
7.9.3.3 Ethernet (User LAN/EXT WAN)設定 ................................ 7-55
7.9.3.4 I/O 設定............................................................................... 7-57
7.9.3.5 Option 設定 ......................................................................... 7-58
7.9.4 User Cont.メニュー................................................................... 7-59
7.9.4.1 User Reg.設定 ..................................................................... 7-60
7.9.4.2 Usage Rest.設定 .................................................................. 7-63
7.9.5 Auto Dcn.(自動切断)メニュー ........................................... 7-65
7.9.5.1 Max Time(最大接続時間)設定..................................... 7-66
7.9.5.2 Idle Time(無通信時間)設定.......................................... 7-67
7.9.6 SIM メニュー ............................................................................ 7-68
7.9.6.1 PIN Mode 設定 ................................................................... 7-69
7.9.6.2 Change PIN 設定 ................................................................ 7-71
7.9.6.3 Facility 設定........................................................................ 7-72
7.9.6.4 セカンダリ SIM 設定 ........................................................ 7-73
7.9.7 デフォルトメニュー ................................................................ 7-74
7.9.7.1 Alarmpack ........................................................................... 7-75
7.9.7.2 Falsh .................................................................................... 7-75
7.10 その他の画面 (ショートカットなし)................................. 7-76
第8章 ISDN ポートを使う................................................................. 8-1

第9章 保守............................................................................................ 9-1

第 10 章 アフターサービス................................................................ 10-1

第 11 章 仕様 ........................................................................................ 11-1

(APPENDIX)
A ハンドセット・メニューツリー .................................................. A-1
B Web メニューツリー ..................................................................... B-1
C ジャンクションボード .................................................................. C-1
D ソフトウェアアップデート手順 .................................................. D-1
E 工場出荷状態への初期化手順........................................................E-1
F 初期値一覧表 (BDE-App 01.00) .....................................................F-1
G VPN 詳細仕様 ................................................................................. G-1
H PPPoE の接続方法 .......................................................................... H-1
I Bridge の接続方法..............................................................................I-1
J FB LaunchPad インストール手順................................................... J-1
K LaunchPad の使用 ........................................................................... K-1
L TCP アクセラレータのインストール...........................................L-1
M トラブルシューティング& FAQ............................................... M-1
N コーズコード .................................................................................. N-1
O フロントパネルの LED ................................................................. O-1
P クイックチャート ............................................................................P-1
Q 略語・用語集 .................................................................................. Q-1
R お問い合わせ先 .............................................................................. R-1
第 1 章 インマルサットシステムについて 1

第 2 章 JUE-501/JUE-251 について 2

エラー! 指定したスタイルは使われていま
第 3 章 構成装置 3

第 4 章 はじめに 4

第 5 章 電話/FAX を使う 5

第 6 章 Web メニューシステム 6

第 7 章 ハンドセット画面の説明と操作 7

第 8 章 ISDN ポートを使う 8

第 9 章 保守・点検 9

第 10 章 アフターサービス
10

第 11 章 仕様
11
付属資料:APPENDIX
[空白]
第 1 章 インマルサットシステムについて

第1章 インマルサットシステムについて
第 1 章 インマルサットシステムについて

1.1 概要
1.1.1 インマルサット衛星のカバレッジエリア

インマルサット通信システムは、極地方を除いた全世界をカバレッジエリアとしています。
カバレッジエリア内にいるインマルサット機器を搭載した船や車等の移動地球局は、24 時間いつで
も通信ができます。

インマルサットのカバレッジエリアは次の 3 つの海域です。
・ヨーロッパ・中東・アフリカ海域 (Europe, Middle East, Africa (EMEA) Ocean Region)
・アジア・太平洋海域 (Asia-Pacific (APAC) Ocean Region)
・アメリカ海域 (AMER Ocean Region)

各海域に1基ずつ静止衛星が配備されています(予備の衛星を除く)。
オーバーラップした地域では、移動地球局がどちらかの衛星を選択して通信します。(予備の衛星
を除く)。

隣接する海域はオーバーラップ部分を持っています。JUE-501/JUE-251 が、このオーバーラップ部
分に存在する場合は自動的に最適な方の衛星を選びます。

オーバーラップ海域

ヨーロッパ、
アジア、太平洋 アメリカ
中東、アフリカ
(Asia-Pacific) (Americas) 海域
(EMEA)海域
海域

図 1.1.1 インマルサットのカバレッジエリア

1-1
第 1 章 インマルサットシステムについて

1.1.2 インマルサット・フリートブロードバンド・システム

インマルサットネットワ-クシステムは NCS、NOC、SCC、TT&C、そして SAS から構成されています。


各設備の機能は下記の通りです。

1) NCS (Network Coordination Station):通信網管理局


NCS は移動地球局(MES)と衛星アクセスステーション(SAS)間の通信チャンネルの割当を行っ
ています。

2) NOC (Network Operation Center):通信網運用センター


英国ロンドンに設置され、年間 365 日 24 時間インマルサットの運用を総括しています。
専用の衛星および陸上の専用のリンクを介して、NCS および SAS のコンタクトを管理しています。

NOC の役割

・人工衛星管理センター(SCC)との連絡・調整
・NCS および SAS との連絡・調整
・各種運用データの収集・統計処理
・衛星の各種試験に関する連絡・調整・移動局識別信号の付与

3) SCC (Satellite Control Center):人工衛星管理センター


インマルサット衛星の追跡管制を統括しています。

4) TT&C (Tracking Telemetry and Control Center):衛星追跡管理センター


インマルサット衛星の位置、機能等を管理しています。

5) SAS (Satellite Access Station):衛星アクセスステーション


SAS はイタリアのフチノ、オランダのブルム、及び、アメリカのハワイに設置され、公衆通信回線
(電話、インターネットを含んだ)によるインターワーキングの運用のゲートウェイ・システムとな
っています。

1-2
第 1 章 インマルサットシステムについて

第1章 インマルサットシステムについて
インマルサット衛星

①NCS (Network Coordination Station)


通信網管理局
MES (Mobile Earth Station)
⑤SAS (Satellite Access Station)
移動地球局
衛星アクセスステーション

INMARSAT 本部
② NOC 国際・国内
(通信網運用センター) 公衆通信回線
③ SCC インター
(人工衛星管理センター) ネット
④ TT&C
(衛星追跡管理センター)

図 1.1.2 インマルサット FleetBroadband サービス網

1.2 インマルサット・フリートブロードバンド・サービス

インマルサット・フリートブロードバンドは下記のサービスを提供しています。
パケット交換サービス(PS:Packet Switched Service)、回線交換サービス(CS: Circuit Switched
Service), ショート・メッセージ・サービス(SMS)は同時に利用することが可能です。
JUE-501/JUE-251 では、最大 11 回線の PS 接続と 1 回線の CS 接続を同時にサポートします。

パケット交換サービス(PS)
スタンダード IP • FB500システムにおいて、共有チャンネル上での最大432kbpsのインター
ネット・イントラネット・アクセス (FB250システムでは最大284kbpsまで)

• データ量課金

ストリーミング IP • FB500システムにおいて、オン・デマンドの保証レート、最大256kbps
(8,16,32,64,128,256kbpsから選択可能、送信&受信)でのインターネッ
ト、イントラネットへのアクセス (FB250システムでは最大128kbpsまで)

• 接続時間課金

1-3
第 1 章 インマルサットシステムについて

回線交換サービス (CS)
4kbps 音声 • インマルサットミニ-M 音声と同等の、低価格の音声サービス

• 接続時間課金

64kbps 3.1kHz オーディオ • FAXおよびアナログ式モデムを使用した高品質音声サービ


ス。

• 接続時間課金

ISDN UDI /RDI *) データ • ISDNテレビ電話等に使用できるISDN64k/56kbps データサービ


(FB500 の ス
場合のみ) • 接続時間課金

*)UDI/RDIとは:
UDI=Unrestricted Digital Information (非制限デジタル情報)
RDI=Restricted Digital Information(制限デジタル情報)

ショート・メッセージ・サービス (SMS)
ショート・メッセージ・サー • 最大160 文字までのテキスト・メッセージ送受信サービス.
ビス
• メッセージ毎の課金

1.3 JUE-501/JUE-251 ご使用についてのご注意

ご注意

・ 日本都市部沿岸にて MCA 無線システム干渉による通信不良が発生する場合があります。

・ JUE-251 の 64kbps 3.1kHz オーディオサービスは、衛星仰角(EL)値が 20 度未満の場合には


使用できません。

・ 256kbps のストリーミング IP サービスと、回線交換サービスのみ、同時利用することができません


(8k, 16k, 32k, 64k, 128kbps は同時利用可能)。

・ ご利用可能なサービスはプロバイダとの契約内容によります。 本マニュアルに記載されたサー
ビスは SIM カードによってはご利用になれない場合があります。

1-4
第 1 章 インマルサットシステムについて

第1章 インマルサットシステムについて
1.4 緊急電話サービス
1.4.1 505 緊急電話について

インマルサットは FBB 端末からの緊急電話として 505 緊急電話サービスを紹介しています。


これは"S・O・S"に似た、"505"とダイヤルしオフフック・ボタン( )または#を押すだけで
すぐにマリンレスキューコーディネーションセンター(MRCC)に接続されるサービスです。
ただし、このサービスはGMDSSの緊急電話ではありません。他で電話やFAXが使用中の場合は、
505 緊急電話を使用できません。先に使用中の機器を終了してから、”505”に電話してください。

1-5
第 1 章 インマルサットシステムについて

[空白]

1-6
第2章 JUE-501/JUE-251 について

第 2 章 JUE-501/JUE-251 について

第2章 JUE―
2.1 概要
JUE-501/JUE-251 移動地球局(MES)は、船上装置(ADE)と船内装置(BDE)で構成されていま
す。
ADE がアンテナ装置、船上ユニット、およびレドームで構成されているのに対し、BDE はメインユ
ニット(MU)とハンドセットで構成されています。

JUE-501/JUE-251 は、インマルサットデジタル衛星通信端末です。音声サービス(4kbps 通話)、 501

JUE―
G3FAX と旧式アナログモデムサービス(64kpbs 3.1kHz オーディオ)、(*)UDI/RDI、最大 432kbps /
(JUE-501)または 284kbps(JUE-251)のスタンダード IP サービス、8kbps / 16kbps / 32kbps / 64kbps
/ 128kbps /(*)256kbps のストリーミング IP サービス、およびショートメッセージサービス(SMS)の通
信に使用できます。 251

について
[(*)の機能は、JUE-501 の場合のみです。]

JUE-501/JUE-251 は、お客様に高品質な製品を提供するため、厳格な品質管理と検査を経て出
荷されます。この端末は、お客様にご満足いただける状態で長期間ご使用いただけます。

JUE-501/JUE-251 の使用中に不具合や問題が発生した場合は、製品を購入したときの代理店ま
たは営業所にご連絡ください。

2-1
第2章 JUE-501/JUE-251 について

2.2 特徴
最新のフリートブロードバンドの SDM に完全対応
JUE-501 は最新のインマルサットフリートブロードバンド FB500 技術要件(SDM)に適合し、
JUE-251 も最新のインマルサットフリートブロードバンド FB250 技術要件(SDM)に適合しています。
プレジャー・ボートから大型商船まで、全世界で幅広くご利用いただける携帯移動地球局です。

高品質なのに低通信コスト
JUE-501/JUE-251 ではインマルサットが提供している Broadband Global Area Network (BGAN)
により以下のサービスをご利用できます。
- 低コストのグローバルな音声サービス: 4kbps Voice
- G3FAX 及びレガシーなアナログ・モデム対応のサービス:
(衛星仰角(EL)値が 20 度未満の場合、JUE-251 では使用できません)
- 共有チャンネルを使用した最大速度 432kbps(JUE-251 の場合は最大 284kbps)のスタンダード
IP サービス
- ストリーミング IP サービス (8k, 16k, 32k, 64k, 128k, および 256kbps)( JUE-251 の場合は最大
128kbps まで)
- UDI/RDI サービス( JUE-251 ではご利用いただけません。)
- SMS (最大文字数 160)
* ご利用可能なサービスはプロバイダとの契約によります。

スタイリッシュ、軽量、スペース節約、Gyro なし
JUE-501/JUE-251 は、軽量コンパクトな ADE の設計により、あらゆるサイズの船舶に搭載
できます。アクティブで Gyro なしのアンテナ構造を採用することにより、小型船舶用に最
適化しています。
ADE-BDE 間の制御線として同軸ケーブル 1 本のみを使用しているため、JUE-501/JUE-251
を容易に取り付けることができます。また、アンテナのリワインドレス実現により、旋回中に回線
を切断することのない通信が可能になりました。

多彩なネットワークに対応
Ethernet、ISDN、電話機最大 6 台*、およびハンドセットを標準装備とする豊富なインターフェイス。
WRF(Wide band Radio Frequency:広帯域高周波)の出力ポートも装備されています。

*通常は本体接続 2 台。ジャンクションボード(JB)装備によりさらに 4 台増設可。

自己診断機能
装置内に組み込まれた自己診断機能により常に装置内の状態を監視しています。異常の発生を
記録し、重大なものは即座に警告表示しますので即時の異常発見が可能です。

2-2
ABOVE DECK MAIN UNIT JB
EQUIPMENT (ADE) TEL JB/NQE-3058C TEL(3rd)
GSC-512 CQD-2243 J2
2.3
CFQ-3922A 7ZCSC0212 26 RED 250V TTYCS-1 RED L1 TEL Cable 5m
GSC-511 NQW-132B
W1: Coaxial Cable Coaxial Cable 0.5m TIP3
25 BLK * BLK L2 (Attached to TEL)
2.3.1
J901 ADE
(JRC SUPPLY) (JRC SUPPLY) TEL3 RING3
24 TEL JB/NQE-3058C TEL(4th)
FG
HANDSET 23 RED 250V TTYCS-1 RED L1 TEL Cable 5m
TIP4 NQW-132B
1m 22 BLK * BLK L2 (Attached to TEL)
Earth Plate NQW-267 Handset TEL4 RING4
(Attached with Handset) 21 TEL JB/NQE-3058C TEL(5th)
(Attachment) FG
20 RED 250V TTYCS-1 RED L1 TEL Cable 5m
TIP5 NQW-132B
19 BLK * BLK L2 (Attached to TEL)
ChartCo WRF TEL5 RING5
Receiver 18 TEL JB/NQE-3058C TEL(6th)
(ChartCo SUPPLY) [SMA J]
FG
系統図

17 RED 250V TTYCS-1 RED L1 TEL Cable 5m


TIP6 NQW-132B
16 BLK * BLK L2 (Attached to TEL)
TEL(1st) TEL JB TEL JB
250V Modular Cable TEL6 RING6
15
TEL Cable 5m L1 RED TTYCS-1 RED L1 3m TEL1 FG
NQW-132B 14 RED 250V TTYCS-1
(Attached to TEL) L2 BLK * BLK L2 (JRC SUPPLY) [RJ-11] External GPS
GPS_A (4.8K/38.4K bps, GGA/ZDA)
13 BLK *
GPS IN GPS_B
NQE-3058C NQE-3058C 12 GYRO I/F BOX
FG
11 ORN
7ZCSC0244 TB3 NQA-2066A TB11
FACSIMILE RX_A BLK
FAX Power Cable Modular Cable 10 YEL (to BDE) (GYRO)
*1 Signal Cable 3m
EMC FILTER (2.4m) 3m TEL2 RX_B RED
STEP SYNC
FAX-2820 9 BRN (Attached to GYRO I/F BOX) BRN 1 1 1 250V MPYC-7 SYNCHRO
or RD1
(Attached to FAX) (JRC SUPPLY) [RJ-11] GYRO IF TX_A R1 SIGNAL
TRANSFORMER 8 RED 250V TTYCS-1 RED 2 2 2
*
系統図、構成品目表

TX_B NMEA GYRO RD2 S1 S1 1


Ship's Power 0.6/1kV DPYC-2.5 7 BLU * ORN 3 3 3
GND (4.8K/38.4K bps, SD1 S2 S2 2
AC100/220V *


6 THS, HDT, VHW) YEL 4 4 4
Power Supply Unit COM SD2 S3 3
5 5 S3 5
7ZCSC0222B 5m 5
[*1] NO NM- R2
RED Power Supply Cable 4 BLU 6 6
Ship's power AC220V : NBD-904
+ 21-31V DC NC GND COM 4
EMC FILTER (RSHN-2003) (JRC SUPPLY) I/01 3 250V MPYC-4 STEP
DC24V BLK RED
- VOUT * SIGNAL
Ship's power AC110/115V : OUT 2
GRN BLK ACK
TRANSFORMER (DD-118564) AC IN E 1 1 RED Power Cable 5m
TB1


Ship's power AC100V : WHT : Pin No. GND (POWER) +24V a
U V a 2 BLK (Attached to
TRANSFORMER (DD-118525) 1.SYNC(BRN) GND GYRO I/F BOX)
2.BUZZ(WHT) 3 WHT
YEL FG
0.6/1kV DPYC-1.5 or 3. RXA(YEL)

2-3
1 4.RXB(GEN)
Ship's Power 0.6/1kV DPYC-2.5 GRN
2 5.+12V(RED)
AC100/220V * RED MVVS-20/0.18x6- J3 250V EXT BUZ EXT BUZ
8.5P-(8) 5m 6.GND(BLK)
Voice 3 24 RED1 TTYCS-1Q RED1 RED1 RED1
NQE-3301 BLK DB1 OP1D1 D1 D1 D1 D1
Distress 4 (JRC SUPPLY) *
23 BLK1 BLK1 BLK1 BLK1
Button
TB1
TB3
TB1
TB3

WHT OP1D2 D2 D2 D2 D2
5 22 RED2 RED2 RED2 RED2
BRN OP1 12V 12V 12V 12V 12V
6 ISDN 21 BLK2 BLK2 BLK2 BLK2
TB2
TB4
TB2
TB4

TA GND GND GND GND GND


[RJ-45] 20
FG 250V G G G
19 RED1 TTYCS-1Q 250V TTYCS-1Q G
OP2D1 *
18 *

2.3.1 系統図 (JUE-501)


BLK1 NCE-6824A NCE-6824A
LAN Cable 5m ETH1 OP2D2
(OWNER SUPPLY) PC 17 RED2 EXT BUZ EXT BUZ
(JRC SUPPLY) [RJ-45] OP2 12V
16
RED1 RED1 RED1
BLK2 D1 D1 D1 D1
GND BLK1 BLK1 BLK1
TB1
TB3
TB1
TB3

15 D2 D2 D2 D2
ETH2 FG RED2 RED2 RED2
Cat-5 LAN Cable 14 1 250V MPYC-2 Remote 12V 12V 12V 12V
PC/HUB Remote RMT1
* [RJ-45] * Power Switch BLK2 BLK2 BLK2
TB2
TB4
TB2
TB4

Power 13 2 GND GND GND GND


第2章

Control RMT2
12 BLK1
RX_A G G G G
11
250V TTYCS-1Q
Cat-5 LAN Cable ETH3 RED1
PC/HUB RX_B Voice Distress *
[RJ-45] 10
NCE-6824A NCE-6824A
* BLK2 250V Button
SYNC TTYCS-4 BLK1
VDB2 9 RED2
BUZZ 1
8
* RED1
BLK3 2
Cat-5 LAN Cable ETH4 12V BLK2
PC/HUB 7 RED3
* [RJ-45] GND 3
6 RED2 NQE-3301
COM 4
5 BLK3
NO 5
JRC LAN Cat-5 LAN Cable JRC LAN 4 RED3
NC 6
(RMS) * [RJ-45]
I/02 3
VOUT
2
ACK
1
EXT WAN Cat-5 LAN Cable EXT WAN
GND
(another sat-com) * [RJ-45]
Earth Cable INMARSAT FB500 JUE-501
7ZCSC0266 Earth Plate
(Attachment) (YARD SUPPLY) *: YARD SUPPLY Interconnection Diagram
JUE-501/JUE-251 について

251
501

について JUE― 第2章 JUE―


第2章 JUE-501/JUE-251 について

2.3.2 構成品目表

表 2.3.2 構成品目表
機器名称 型番 個数
標準構成品 JUE-501 GSC-511 1
船上装置(ADE)
JUE-251 GSC-251 1
JUE-501 GSC-512 1
船内装置(BDE)
JUE-251 GSC-252 1
ハンドセット NQW-267 1
電源ケーブル 7ZCSC0222B 1
(EXT PSU と BDE 本体を接続)
取扱説明書 (英語版) 7ZPSC0427 1
装備要領書 (英語版) 7ZPSC0429 1
クイックリファレンスガイド (英語版) 7ZPSC0431 1
CD-ROM 7ZPSC0433 1
JUE-501 MPXP34916 1
ADE 設置用添付品
JUE-251 MPXP34915
BDE 設置用添付品 7ZXSC2502 1
BDE 用スペアヒューズ 7ZXSC0008 3
検査成績書 1
オプション 同軸ケーブル(ADE JUE-501 CFQ-3922A5* (50m) 1
と BDE を接続) JUE-251 CFQ-5924A3** (30m) 1
中継ケーブル (JUE-501 で CFQ-3922A/ 7ZCSC0212 1
3923A と BDE 本体を接続する場合)
変換コネクタ (CFQ-3922A/ 3923A ケーブ NJ-TNCP 1
ルと JUE-251 の ADE を接続する場合) (JRC:5JAAE01753)
ジャンクションボード CQD-2243 1
リモート電話機 NQW-132B 1
ファクシミリ(brother FAX-2820) 7EZSC0060 1
ファクシミリ用電圧変換機 DD-118525 1
(AC100V 用)
ファクシミリ用電圧変換機 DD-118564 1
(AC110V/115V 用)
ファクシミリ用 EMC フィルタ RSHN-2003 1
(AC230V 直結時)
外部電源ユニット (EXT PSU) NBD-904 1
電話機接続箱(TEL JB) NQE-3058C 2
ハンドセット延長ケーブル 7ZCSC0291 1
ジャイロ接続箱 NQA-2066A*** 1
外部ブザー NCE-6824A 最大 4
ボイス・ディストレス・ボタン NQE-3301 最大 2
VDB 壁掛け用アダプタ
(フラッシュマウント時不要)
取扱説明書 (日本語版) 7ZPSC0428 1

2-4
第2章 JUE-501/JUE-251 について

装備要領書 (日本語版) 7ZPSC0430 1


クイックリファレンスガイド(日本語版) 7ZPSC0432 1

*オプションとして CFQ-3922A シリーズ(15m~45m まで 5m 刻み、5D)、CFQ-3923A シリーズ(70m

第2章 JUE―
および 100m、10D)があります。

** CFQ-3924A15(15m)、CFQ-3922A シリーズ(35m~50m、5m 間隔、5D)、および CFQ-3923A


シリーズ(70m および 100m、10D)をオプションとして選択できます。
***SYNC/STEP GYROを接続する場合にのみ必要となります。

501

JUE―

251

について

2-5
第2章 JUE-501/JUE-251 について

2.4 詳細図 (JUE-501/JUE-251 標準構成品)


2.4.1 ADE(船上装置)JUE-501 [GSC-511]

単位: mm
質量: 20kg

図 2.4.1 JUE-501 ADE (GSC-511)の外観

2-6
第2章 JUE-501/JUE-251 について

2.4.2 ADE(船上装置)JUE-251 [GSC-251]

第2章 JUE―
JRC マーク

501
Inmarsat マーク

JUE―

251

について
FWD マーク

底面図

コネクタ

単位: mm
質量: 4.7 kg

図 2.4.2 JUE-251(GSC-251)の外観 ADE

2-7
第2章 JUE-501/JUE-251 について

2.4.3 BDE(船内装置)JUE-501[GSC-512]

単位: mm
質量: 4.5kg

図 2.4.3 JUE-501(GSC-512)の外観

2-8
第2章 JUE-501/JUE-251 について

2.4.4 BDE(船内装置)JUE-251[GSC-252]

第2章 JUE―
501

JUE―

251

について

単位: mm
質量: 4.5kg

図 2.4.4 JUE-251 BDE (GSC-252) の外観

2-9
第2章 JUE-501/JUE-251 について

2.4.5 ハンドセット[NQW-267]

取付穴

壁取付ブラケット

4-取付穴

単位: mm

質量: 0.5kg

図 2.4.5 ハンドセット

2-10
第2章 JUE-501/JUE-251 について

2.4.6 ジャンクションボード[CQD-2243]

第2章 JUE―
501

JUE―

251

について
単位: mm
質量: 2.5 kg

図 4.2.6 ジャンクションボード

2-11
第2章 JUE-501/JUE-251 について

2.4.7 同軸ケーブル[CFQ-3922A5]

Max.30mm
mm

Max.15mm

mm

JUE-501 の標準 JUE-251 の標準


質量 12.5 kg 質量 2.5 kg

コネクタ ケーブル 最小曲げ


名称 長さ 質量 備考
直径 直径 半径
N コネクタ付き
CFQ-3922A5 50m±0.5m 30mm 15mm 12.5kg 以下 100mm
JUE-501 の標準
TNC コネクタ付き
CFQ-5924A3 30m±1.0m 22mm 8mm 2.5kg 以下 50mm
JUE-251 の標準
ケーブル長のオプションに関しては、表 2.3.2「コンポーネント一覧」を参照してください。

図 2.4.7 同軸ケーブル

2-12
第3章 構成装置

第 3 章 構成装置

この章では、JUE-501/JUE-251 の構成及び端末について説明します。

1) 船上装置(ADE): アンテナユニット及びレドーム (アンテナカバー)


2) 船内装置(BDE): メインユニット

第3章
3) 同軸ケーブル: ADE と BDE を接続するケーブル
4) ハンドセット: ハンドセット及びクレードル
5) 端末装置: 通信に必要なアクセサリ (ユーザ用意の PC, FAX, 及び電話)

構成装置
3.1 船上装置(ADE)

レドームにより、次の要素で構成されるアンテナ装置を保護しています。
a)低ノイズ増幅器(LNA)
b)GPS回路内蔵甲板上ユニット(ADU)
c)ロータリージョイント
d)アンテナペデスタル
船内装置(BDE)とは一本の同軸ケーブルで接続され、すべての信号(および電力)はこの
同軸ケーブルを通じてやりとりされます。

JUE-501 用 GSC-511 JUE-251 用 GSC-251

図 3.1 ADE

3-1
第3章 構成装置

3.2 船内装置(BDE)
メインユニット

メインユニット外観

前面

背面
図 3.2a メインユニット外観

前面

① 電源スイッチ

③ LED
② SIM カードスロット ④ ハンドセットポート
図 3.2b メインユニット前面

3-2
第3章 構成装置

0 背面

⑧WRF コネクタ
⑥アンテナ ⑫ヒューズ
ケーブル・コネクタ ⑩ JRC LAN ポート
⑭ DC 電源コネクタ

第3章
構成装置
⑤TEL1/2 ポート ⑨EXT WAN ポート ⑬ VDB ポート
⑦ISDN ポート ⑪ユーザ LAN ポート ⑮アース
図 3.2c メインユニット背面

① 電源スイッチ
電源の ON/OFF に使用します。
② SIM カードスロット
SIM カードを格納します。
③ LED
通信・装置の状態を表示します。READY LED、ALARM LED、および COMM LED は、
起動時を除いてハンドセットの LED と同じ方法で点灯します。メインユニットはフロ
ントパネルにさらに2つの LED(Ant. LED と SMS LED)を備え、アンテナの状態と
新着 SMS の受信状態を表します。LED の意味とシーケンスについては、
「Appendix O
フロントパネルの LED」で説明しています。
④ ハンドセットポート(12 極モジュラージャック)
ハンドセットを接続します。
提供サービス:4kbpsVoice および SMS
⑤ TEL 1/2 ポート(6極モジュラージャック(RJ-11))
アナログ機器、端末電話、FAX をメインユニットに接続します。
ご利用可能なサービス: 4kbps Voice, 64kbps 3.1kHz Audio
⑥ アンテナケーブル・コネクタ
ADE に接続されている同軸ケーブルを接続するためのコネクタです。
⑦ ISDN ポート(8 極モジュラージャック(RJ-45))
ISDN インターフェースを備えた機器を接続します。
ご利用可能なサービス: 4kbps Voice, 64kbps 3.1kHz Audio, UDI および RDI

3-3
第3章 構成装置

⑧ WRF コネクタ
WRF(広帯域高周波)信号を出力します。
⑨ EXT WAN ポート(Ethernet の RJ-45 タイプ 8 ピンモジュラーケーブル)
ESV などの外部 WAN と接続します。
⑩ JRC LAN ポート(Ethernet の RJ-45 タイプ 8 ピンモジュラーケーブル)
JRC LAN と接続します。FBB 以外の JRC 製品を接続することにより、リモートメンテ
ナンスや状態モニターのような付加価値を提供します。
⑪ ユーザ LAN ポート x 4(Ethernet の RJ-45 タイプ 8 ピンモジュラーケーブル)
ユーザ PC などのユーザ機器と接続します。
提供サービス:スタンダード IP、ストリーミング IP、および SMS。
最大合計 32W の PoE(Power over Ethernet)がご利用いただけます。

PoE LED: Link LED:


電力供給中は緑に光ります。 接続されたターミナルとリン
電力供給に失敗するとオレン クが確立されると光ります。
ジに光ります。 (合計 32W を (10Base-T で は オ レ ン ジ 、
100Base-T で は 緑 に 光 り ま
超えた場合) す。)

⑫ ヒューズ
過剰な電流により溶断して回路を遮断します。
交換方法:マイナスドライバでヒューズのフォルダを左へ 90 度ゆるめると、フォルダ
自体が突出してきますので、そのまま引き抜いてください。ヒューズを新しいものと
交換してフォルダにおさめ、押しながら右に締め込みます。
⑬ VDB ポート
ボイス・ディストレス・ボタン(VDB)と接続します。
⑭ DC 電源コネクタ
メインユニットへ電源を供給するケーブルを接続します。
⑮ アース

3-4
第3章 構成装置

3.3 ADE - BDE 接続ケーブル

* このケーブルは ADE および BDE を接続します(どちらの方向でも可)


JUE-501 の場合 50m (標準)


JUE-251 の場合 30m (標準)

第3章
構成装置
図 3.3 ADE-BDE 接続ケーブル

3-5
第3章 構成装置

3.4 ハンドセット

ハンドセットはハンドセット本体と、取付台であるクレードルで構成されます。ハンドセット
本体は強い磁力でクレードルに固定されています。

注意
ハンドセットを CRT 機器、またはその他の機器の近くに設置しないでください。
ハンドセットの磁場がそれらの機器の性能に影響を与えるおそれがあります。

内側 クレードルに置いた状態
前面 クレードル
(操作面) (受話器側)

図 3.4a ハンドセットとクレードル

ハンドセットの操作面は 3 つのセクションから構成されています。

3.4.1. LCD / LED セクション


LCD/LED
ハンドセットの頭部には、ユーザのための情報
セクション
を表示する LCD 画面があります。その下に並
んだ LED ランプは、通信の可否、アラームな
どの状態を表示します。 機能ボタン
セクション
3.4.2. 機能ボタンセクション
このセクションのボタンにより、 英数字入力
JUE-501/JUE-251 の基本的な機能を制御します。 セクション

3.4. 3. 英数字入力セクション
数字は電話番号などを入力する時に、英文字は
文章を入力する時に使用してください。入力モー
ドは、機能ボタンセクションにある Aa ボタンを
押すことによって切り替えることができます。

図 3.4b ハンドセットのセクション構成

3-6
第3章 構成装置

3.4.1 LCD/LED セクション

ハンドセット LCD 部分の画面の説明

すべての画面に共有の項目は以下のとおりです。
①[操作ボタン] 操作可能な方向 key 、 、 を表示
②[入力モード] Aa(アルファベット入力モード)または無表示(数字入力モード)を表示

第3章
(SMS 編集時のみ aA(小文字アルファベット入力モードを表示)
③[機能選択状態] 、 R、 、 、 、 を表示
④[受信状態] を表示

構成装置
⑤[通信中のパケット接続] アイコンを表示
⑥[選択している衛星] APAC E143.5 などを表示
⑦[現在時刻] UTC(世界標準時)と LT(現地時間)のどちらかを表示、また通信時間を表示
⑧[装置の状態] CS PS READY、COMM(OUT)などを表示

① ② ③ ④ ⑤

Aa
⑥ APAC E143.5
4 行
⑦ 10:55 UTC
CS PS READY


12 桁

図 3.4.1a LCD セクションの説明

図 3.4.1b LCD セクション

3-7
第3章 構成装置

表 3.4.1 画面に表示された項目の説明
表示項目 Contents

1 操作ボタン 画面がスクロールおよび右/左画面の切り換えが可能な時に表示されます。
上下の が表示された時には上下スクロールボタンで、( )
左右の が表示された時には左右スクロールボタンで、
( )
画面をスクロールしてください。

2 入力モード アルファベット入力モードを示す Aa マークを表示します。これらのアイ


コンが表示されない場合は、数字入力モードのみを使用できます
(SMS メニューを除いて、小文字モードの場合は aA と表示され、大文字
モードの場合は Aa と表示されます)

3 機能選択状態 1) :Phonebook メニュー選択時


2) R :Redial メニュー選択時
3) :通話中のミュート(消音)状態
4) :SMS メッセージ新着時
5) :SMS メッセージ領域の不足状態
6) :FAX 使用不可状態

注)この アイコンは:
SIM カード上の SMS メッセージ用ボリュームが満杯状態であること
を示します。新しくメッセージを送受信するためには不要なメッセー
ジを削除してください。

注)この アイコンは:
・ このエリアに表示される他のアイコン( 、R、 、 、 )
が表示されている場合は、新しいメッセージを受信しても表示されま
せん。
・ Inbox メニューが選択され、「Inbox 一覧表示画面」を一度でも開いて
しまうと、中身を読む、読まないにかかわらず表示が消えます。
・ 表示したままで電源を OFF にすると、次に電源 ON した時には表示が
消えます。
・ PC のような外部の機器を通じて、この SMS メニューにアクセスした
場合は、新着メッセージを読んだとしても、ハンドセット上の 表
示は消えません。

注)この アイコンは:
FAX が使用できないことを表します。このアイコンは、JUE-251 の衛星
仰角(EL)値が 20 度未満の場合に表示されます。

3-8
第3章 構成装置

4 受信状態 受信状態 を 7 段階のバー で表示します。アンテナが障害物によって衛星


から隠されるとアンテナバーが点滅します。
バーの本数、受信 、受信状態の関係は以下のとおりです。
バーの個数 状態
0 未受信状態
1 通信はできるが不安定な状態

第3章
2 通信はできるが不安定な状態
3 通信が正常にできる状態
4 通信が正常にできる状態

構成装置
5 通信が正常にできる状態
6 通信が正常にできる状態

5 接続中の IP サー
ビス 現在接続中の IP サービスを、アイコン表示します。
アイコン 利用可能のパケット接続
スタンダード IP サービスのみ接続

ストリーミング IP サービスのみ接続

上記の 2 つのサービスどちらも接続

6 選択中の衛星名 選択中の衛星/通信中の端末-サービス名を表示します。
y 衛星
W180.0 から E180.0 まで 0.1 度単位で表示します。

7 現在時刻 UTC(世界標準時)と LT(現地時間)のどちらかを選んで表示できます。


時差を設定しない場合は UTC が、設定する場合は LT が自動的に表示され
ます。
(7. 9.1.2 目 Local Time 設定参照)(p7-38)

3-9
第3章 構成装置

8 装置の状態 装置の状態を表示します。通常は、このエリアは通信待ち状態、あるいは通
(STATUS 表示部分) 信中に以下の状態を表示します。

状態の判断 表示される文字 内容
正常 nnn/NNN メッセージの現在の入力済文字数
SMS 編集時のみ表示 (nnn)
および入力可能文字数(NNN)
異常 ADE? ADE 異常
異常 SIM? SIM 異常
異常 POSITION? GPS が衛星からの電波を受信しない。
これは常に故障であるとは限らない。
ブロッキングなど他の原因も考えられ
右の表は、優先
る。
的に表示される
正常 HEADING? Sync/Step GYRO がヘディング値を要求
項目順になって
異常 GYRO? GYRO 異常
います。 船からの発呼
正常 COMM (OUT)
正常 COMM (IN) 陸からの発呼
正常 SAT SEARCH 衛星サーチ中
正常 REGISTERING 衛星サーチの終了後、READY 状態にな
るまでの間表示される
異常 SEARCH NG 衛星サーチ失敗
正常 CS PS READY 通信可能
(回線交換/パケット交換サービス共可
能)
正常 CS READY 通信可能
(回線交換のみ可能)
正常 PS READY 通信可能
(回線交換のみ可能)
正常 NOT READY 通信不可能

3-10
第3章 構成装置

LED の点灯

READY ランプ:通信サービス利用可/不 ALARM ランプ:異常の発生を通知します


可を表示します
赤点灯:システムに障害が発生した場合に点灯
緑点灯:通信サービスをご利用いただけ します。
ます。 (通常は無点灯です。)

第3章
緑点滅:サービスをご利用いただけませ
ん。
(システムの起動、ケーブルの校正、
衛星の検索、または SIM の登録中)。 READY ALARM COMM

構成装置
橙色点灯:登録の障害か、SIM カードが
未挿入です。

橙色の点滅:
・ 初期化によるシステムの起動。
・ 電源スイッチがオフになってか COMM ランプ:通信中であることを表示します
ら、電源を完全に使い果たすま
で。 緑点灯:回線交換サービス(CS)通信中。

(消灯:電源 OFF)
(パケット交換サービス利用時、および回線交換の通
信を行っていない場合は無点灯です。)

図 3.4.1c ハンドセット LED の表示

ハンドセットの LED は起動直後を除いて、メインユニットと同様に点灯します。

3-11
第3章 構成装置

3.4.2 機能ボタンセクション

各メニューに直接アクセスできるダイレクトボタン、画面遷移するための各種ボタンがあります。
ボタンとその機能

Aa 文字切換えボタン 文字と、数字の入力の切換えに使用します。

SMS SMS ボタン SMS の作成、送受信に使用します。

STATUS Status ボタン 機器情報メニューの呼び出しに使用します。

GH
OK OK ボタン 各設定を終了した後で、確定するために使用します。
W
W
上スクロールボタン
上に画面をスクロールする時/リダイヤルリストの呼出しに使用します。

下スクロールボタン
下に画面をスクロールする時/リダイヤルリストの呼出しに使用します。

MENU Menu ボタン 機器設定メニューの呼び出しに使用します。


図 3.4.2 機能ボタンセク
Satellite ボタン 衛星情報/衛星選択メニューの呼び出しに使用します。 ション

Phonebook ボタン Phonebook メニューの呼び出しに使用します。

オフフック(通話開始)ボタン 電話を受ける時、かける時、保留にする時に使用します。

CLR Clear ボタン 入力・設定したものを取り消す時に使用します。

オンフック(通話終了)ボタン 電話を切る時に使用します。

3.4.3 英数文字入力セクション(英字/数字モード選択可能)

ボタンとその機能

1 FN ボタン
このボタンは通話音量お
2ABC よび画面の明るさを調節 このボタンは通話中の着
3DEF します 信応答や保留に使用され
4GHI ます。
5JKL
6MNO 番号・文字・記号の入力に使用します。
P
7QRS
8TUV

9XYZ
W
3DEF 図 3.4.3
英数字ボタンセクション
0.,-

# #記号を入力する時と、画面を右スクロールする時に使用します。
*記号を入力する時と、画面を左スクロールする時に使用します。
*
3-12
第3章 構成装置

3.5 通信に使用される端末機器

3.5.1 端末機器の接続例

*同じポートに電話と FAX を同時に接続することはできません。

第3章
ハンドセット

構成装置
TEL2 /TEL1 ポート ISDN JRC LAN ユーザ LAN
EXT WAN
ポート ポート ポート RJ-45
ポート
RJ-45 RJ-45
RJ-11 RJ-45
RJ-11
Ethernet
Ethernet
ケーブル
ISDN Ethernet ケー
TEL cable
TEL ケーブ ケーブル ケーブル
ケーブル ル

ESV VDR
ターミナル etc
アダプタ

* 5 台以上の機器を Ethernet ポートに接続する場合


ご注意
TEL1/2 ポートの設定を、接続機器に合致した
サービスタイプに設定してください。
RJ-45
(サービスタイプの設定方法は、p4-12 を参照)

Ethernet
cable

HUB
ご注意
JUE-501/JUE-251 は、Ethernet ケーブルのタイプ
Ethernet
(cross または straight)を自動的に認識します。 cable

ユーザ LAN では、最大で合計 32W PoE(Power


over Ethernet)を使用できます。

図 3.5.1 必要な端末

3-13
第3章 構成装置

3.5.2 使用環境について

表 3.5.2 使用環境

PC OS Microsoft Windows XP/ Vista/ 7


インターフェィス Ethernet
ISDN 交換タイプ Euro ISDN, INS
端末装置
音声のコーディングタイプ A-law, μ-law
インターフェィス RJ-45 (S/T interface)

3.6 ハンドセットメニュー

JUE-501/JUE-251 では、多彩なメニュー画面が表示設定できます。
*1)
Guestユーザ はAdmin ユーザ*2)のメニューを使用できません。
*1)
Guest ユーザ:一般ユーザ
*2)
Admin ユーザ:JUE-501/JUE-251 本体の設定などの権限を持つ、管理者のユーザ

ハンドセットメニュー

詳細については [7. ハンドセット画面の説明と操作](p7-1).参照のこと。

JUE-501/JUE-251 装置の状態、通信状態の表示 (全ユーザ利用可)

Status SMS Satellite Phonebook


(SMS の読み書き、送受
(通信に必要な内部 (衛星の選択・スポット (電話とハンドセット
信、保管および削除)
の状態を表示) ビーム番号の表示) の短縮ダイヤル登録)

Redial Internal Call Log Alarmpack

(リダイヤル機能) (内線電話をかける) (通信の履歴を表示) (JUE-501/251 の詳細情


報及びアラーム履歴)

JUE-501/JUE-251 装置の状態、通信状態の設定変更 (Admin ユーザのみ利用可)

Admin Telephony Port


Terminal
(Admin ユーザのみ (ポート固有の設定)
(BDE 基本動作設定) (ポートで使用する
アクセス可能な一覧を
電話機能の設定)
表示)
User Cont. Auto Dcn. SIM Menu Default
(ユーザ登録とその制 (自動切断機能の設定) (SIM カード使用設定) (工場出荷状態に戻す)
限)

図 3.6 ハンドセットのメニュー (ユーザ権限別)

3-14
第4章 はじめに

第 4 章 はじめに
4.1 節では、メインユニットとハンドセットおよび周辺機器の接続、および SIM カードの脱
着について説明し、さらに、4.2 節では通信の初期設定について説明します。

ご注意
GYRO追尾の 2 つがあります。ハンドセットの+ MENU+3
衛星追尾方式の設定には電波追尾、
ボタン(Satelliteメニュー)を押して、「3.Heading」項目が表示されるときには、お使いの
JUE-501/JUE-251 はGYRO追尾方式に設定されています。

パケット交換サービス(スタンダード/ストリーミング IP 通信)は、Web ブラウザまたは


LaunchPad からご使用いただけます。

Web ブラウザについて

第4章 はじめに
JUE-501/JUE-251 には、PC の Web ブラウザからアクセスできます。JUE-501/JUE-251 の機能
の調整に加え、スタンダード/ストリーミング IP サービスの接続/切断、および SMS の送信/受信など基
本的なサービスも Web ブラウザからご利用いただけます。

ご注意
• Web ブラウザによる BDE の制御については、この取扱説明書の「第 6 章 Web メニュー
システム(p6-1)」を参照ください。
• JUE-501/JUE-251 では、Microsoft Internet Explorer 7 以上と Mozilla Firefox 3.6 以上のバー
ジョンをサポートしています。

LaunchPad について
LaunchPad は、地球移動局(MES)を操作するため、Inmarsat 社が提供するアプリケーション ソフト
ウェアです。基本的なサービスは LaunchPad からもご利用いただけます。

ご注意
• LaunchPad のインストールと使用方法は、Appendix J および Appendix K を参照ください。
• LaunchPad バージョン 5.0.4 以降で、Windows XP/Vista/7 32bit に対応しています。

TCP アクセラレーター(TCP PEP)について


TCP アクセラレーター(TCP PEP)は、TCP/IP 用アプリケーションをフリートブロードバ
ンドネットワーク経由で使用する際に、転送速度のパフォーマンスを改善するための PC 用
アプリケーションソフトウェアです。
必要に応じて添付の CD-ROM を使用し、PC に TCP アクセラレーターをインストールして
ください。

ご注意
• Inmarsat 社以外の TCP アクセラレーターを使用した場合、又は、ご使用のアプリケーショ
ンによっては、転送速度が改善しない場合があります。

• TCP アクセラレーターは、バージョン 2 以降で、Windows XP/Vista/7 32bit 版と Windows7


64bit 版に対応しています。

4-1
第4章 はじめに

4.1 端末機器との接続から電源の ON まで
4.1.1 メインユニットと端末機器との接続

ハンドセット

ターミナル
アダプタ 外部 WAN
(接続はターミナル
アダプタのタイプに
より異なります。)

VDR
PC など
FAX TEL

図 4.1.1 各コネクタと端末機器との接続

ご注意
• JUE-501/JUE-251 は、Ethernet のケーブルタイプ(cross または straight)を自動的に認識
します。
• TEL1/2 ポートの設定を、接続機器に合致したサービスタイプに設定してください。
(サービスタイプの設定方法は、p4-12 を参照)
• ユーザ LAN では、最大で合計 32W PoE(Power over Ethernet)を使用できます。

4-2
第4章 はじめに

TEL1/2 ポートへ電話機、FAX を接続します

2 Wire のケーブル(6 極モジュラージャック RJ-11 タイプ)を使用して、TEL ポートへ電話機


を接続します。

ハンドセットポートへハンドセットを接続します

ハンドセットコード(12 極モジュラージャック)の先のアダプタをハンドセットポートへ接続
します。

ユーザ LAN ポートへ PC を接続します

第4章 はじめに
Ethernet ケーブルを使用して、ユーザ LAN ポートへパソコンを接続します。

JRC LAN ポートへの VDR の接続

必要に応じて Ethernet ケーブルを使用して、VDR(JRC 製)を JRC LAN ポートに接続します。

EXT WAN ポートへの外部 WAN の接続

必要に応じて Ethernet ケーブルを使用して、外部 WAN を EXT WAN ポートに接続します。

ISDN ポートへターミナルアダプタを接続します
ISDN ケーブルを使用して、ISDN ポートへターミナルアダプタを接続します。

(接続はターミナルアダプタのタイプにより異なります)

4-3
第4章 はじめに

4.1.2 SIM カードの装着・脱着方法

電源を ON にする前に、毎回、SIM カードが正しく挿入されていることを確認してください

ご注意
・ JUE-501/JUE-251 はプロバイダから供給された有効な(アクティベートされた)SIM
カードを装着しない限り、通信できません。
・ 電源スイッチが確実に OFF になっていることを確認して、メインユニットに SIM カー
ドを挿入してください。

注意
電源 ON 時は SIM カードを脱着しないでください。
故障のおそれがあります。

1) フロント・パネルのプラスねじを緩めて SIM カード・プロテクター


をはずしてください。

2) SIM カードの金属面を下にして挿入してください。 SIM カードス


ロットからカチッと音が鳴るまで押し込んでください。

3) 黒いつまみをスライドさせて SIM カードを固定してください。

4) ねじを締めて SIM カード・プロテクターを元に戻してください。

4-4
第4章 はじめに

SIM カード脱着方法(電源が OFF された後)

1) フロント・パネルのプラスねじを緩めて SIM カード・プロテクターをはずしてください。

2) 黒いつまみをスライドさせて SIM カードを緩めてください。

3) SIM カードは押し込むと、出てきます。取り除いてください。

4) ねじを締めて SIM カード・プロテクターを元に戻してください。

第4章 はじめに

4-5
第4章 はじめに

4.1.3 メインユニットの電源 ON

電源を入れる前に、以下の点を確認してください。
・アンテナと衛星の間に遮蔽物がないことを確認してください。
・SIM カードが正確にセットされていることを確認してください。
・船内電源のブレーカーがオンになっていることを確認してください。
・ADE からの同軸ケーブルが確実に本体に接続されていることを確認してください。
・ハンドセットが確実に本体に接続されていることを確認してください。

電源の ON
電源を投入するには、メインユニットの Power(電源)スイッチを押して ON にしてください。
前面の READY LED が緑で点灯し、点滅を開始します。しばらくすると ANTENNA ランプ
が点滅しはじめ、その後両方のランプが点滅を止めて緑で点灯します。
電源起動時にADEで大きな音がする場合がありますが、故障ではありません。

電源の OFF
Power(電源)スイッチを OFF にします。
READY ランプが橙色で点滅しはじめ、その間に電源の切断処理が実行されます。電源切断
処理が完了すると、電源が OFF になります。

注意
電源切断処理が行われている間は、電源ケーブルを抜かないで下さい。

電源スイッチ

LEDs

図 4.1.3a メインユニットの電源スイッチと LED

4-6
第4章 はじめに

自動衛星サーチ(捕捉)機能が働きます

電源スイッチを ON にすると、JUE-501/JUE-251 は内蔵 GPS により測位した現在位置情報か


ら衛星位置を計算し、アンテナを衛星方向に自動的に指向させ、衛星を捕捉します。
捕捉後は受信波強度が最大になるようにアンテナ指示角度を自動制御します。
通信ができる状態になりますと、ハンドセットの画面の STATUS 表示部分(最下段)に [CS
PS READY]が表示されます。

ご注意
[CS PS READY]が LCD 画面に表示されていても、通信が失敗する場合は、受信信号強度(REC)

第4章 はじめに
が低いと思われます。少し時間をおいて再度通信を行ってください。

電源を入れてから 5 分間は、ハンドセットの画面が[CS PS READY]にならない場合がありま


す。これらは初期化、衛星サーチ、ネットワーク登録を行っている為であり、異常ではあり
ません。

ご注意
・ ハンドセットの GPS 位置捕捉状態が測位状態であるかどうか確認してください(7.1.3 項
Position 状態表示(p7-6)参照)
衛星サーチ機能が働かない場合は、お買い上げの代理店または JRC 各営業所にご相談くださ
い。

何らかの要因で、選択した衛星の捕捉に失敗することがあります。この場合、ハンドセット
画面最下段の STATUS 表示部分に、
「SEARCH NG」と表示されます。
その場合、アンテナと衛星の間に遮蔽物がないことを確認後、もう一度手動で衛星を選択して
ください(「4.2.3 衛星サーチの設定」(p4-14)を参照ください)。手動で衛星サーチを行わな
い場合、JUE-501/JUE-251 は 10 分後に自動で再サーチを開始します。

APAC E143.5
14:03 UTC
SEARCH NG

図 4.1.3b SEARCH NG 表示状態のアイドル画面

4-7
第4章 はじめに

4.1.4 ハンドセット画面表示

ON メインユニットの電源ボタンを押してオンにします。
追尾方式が Gyro の場合は、Appendix C.3 を参照
してください。

初期化中 本体パネルの LED ランプが点滅開始し


ます。その後約 90 秒後に、ハンドセット
Initialize 側では初期化を開始、「Initialize」文字が
点滅表示します。
初期化中画面から衛星サーチ中画面に遷
移するまで約 1 分かかります。

衛星サーチ中
「SAT SEARCH」文字が最下段、STATUS
表示部分に表示され、衛星サーチが開始
APAC E143.5
されます。
14:03 UTC
SAT SEARCH

ネットワークへ登録中
衛 星 サ ー チ が 終 了 す る と 、
APAC E143.5 「REGISTERING」文字が表示され、
14:03 UTC インマルサット通信ネットワークへの登
REGISTERING 録が開始されます。

通信可能状態
登録が終了すると、「CS PS READY」文
字が表示され、様々なサービスがご利用
可能になります。
APAC E143.5
14:03 UTC
CS PS READY
※アンテナバーの本数は通信状態を表示
0本 :未受信状態
1~2 本:通信可能であるが不安定
3~6 本:安定した通信が可能

“READY” ランプが点灯します。詳細は「3.4.1 項 LCD/LED セクション」(p3-11)を参


4.2 節の初期設定作業に
照ください)。
進んでください。
図 4.1.4a 電源 ON から通信可能状態まで

4-8
第4章 はじめに

(電源 OFF 時のハンドセット画面の変化)

メインユニットの電源ボタンを押してオ
OFF
フにします。

終了画面
JUE-501/JUE-251 の内部で、終了作
業が行われています。
Power OFF

第4章 はじめに
点滅

画面表示および LED ランプが全て消


えます。
これで操作は終了です。

図 4.1.4b 電源 OFF 時の画面表示

ご注意

通信中に、下記の画面がポップアップした場合は、JUE-501/JUE-251 の通信系に障害が発
「7. 10.その他の画面:TX アラーム画面(p7-77)」をご参照の上、処理を
生していますので、
行ってください。

TX アラーム画面

TX Alarm
OK : Reset

図 4.1.4c TX アラーム画面

4-9
第4章 はじめに

4.2 通信のための初期設定
設定の流れ

Guest ユーザと Admin ユーザのモード設定→4.2.1(p4-11)

ハンドセット TEL/FAX Ethernet ポート接続 ISDN ポート

8 章 (p8-1)
ISDN ポートを使う

5 章 (p5-1) 6 章 Web メニューシステム(p6-1)


電話/FAX を使う

6.4.2 項 インターネット接続 (p6-14)

図 4.2a 設定の流れ

ご注意

設定作業中に、誤った動作/入力を行った場合、下記の画面がポップアップした後、そのひ
とつ前の動作/画面に戻ります。

Error

図 4.2b 設定エラー画面

4-10
第4章 はじめに

4.2.1 Guest ユーザと Admin ユーザのモード設定


Guest ユーザは、日常的に必要な JUE-501/JUE-251 の操作を行うことができます。
Admin ユーザは、それに加えて、機器状態の設定、情報の管理を行うことができます。

電源を押してオンにしたままの状態では、Guest ユーザとしてログインしているモードになっ
ています。

本書の「5.1.5 項 着信音量/パターン・通話音量・画面明度の調整」、
「6.5 節 Admin ユーザメ
ニュー(Web)」
、「7.9 節 Admin メニュー(ハンドセット)
」の Admin ユーザ限定の操作を行
うには、Admin ユーザのシークレット・コードを入力してログインする必要があります。

第4章 はじめに
NOTE
Admin の初期シークレット・コードは“0001”です。

アイドル画面
APAC E143.5
MENU ボタンを押して、TOP メニューを呼出してください。
14:03 UTC
READY
1 Status
2 SMS TOP メニュー画面
READY 矢印(▲▼)ボタンを押してカーソルを上下させ、
8 Alarmpack 「9 Admin」を選択して OK ボタンを押してください。
9 Admin
READY
Secret Code?
シークレット・コード認定画面
4 桁のシークレット・コードを入力してください。入
READY
Secret Code? 力した文字は*で表示されます。
****
READY
1 Terminal Admin メニュー画面
2 Telephony シークレット・コードが認証されると、すぐにこの
! 画面が表示されます。ここからは自由に Admin
ユーザメニューにアクセスできます。
エラー画面
Error 画面
Error
入力したシークレット・コードが間違っていた場合、瞬間的にこの画面が
表示され、すぐに TOP メニューの画面に戻ります。

図 4.2.1 Guest ユーザと Admin ユーザのモード設定

*Admin ユーザモードを解除する場合は、CLR ボタンを数回押すか、 (オンフック)ボ


タンを一回押して、アイドル画面まで戻ってください。

4-11
第4章 はじめに

4.2.2 発信サービスタイプの設定
このセクションでは、TEL ポートと ISDN ポートの発信サービスタイプを設定します。
ここで設定されたサービスタイプは、そのポートで発信を行う際に、デフォルトとして使用さ
れます。各ポートに接続された機器(電話または Fax)に従い、発信サービスタイプを選んで
ください。

[4.2.1 項]の手順で[9 Admin メニュー]画面を開いてください。


[2 Telephony]メニューを選択して[Telephony]メニュー画面を開きます。[1 Telephony]を
選択すると、
[Telephony 設定項目選択]画面が開きます。
[TEL1]~[TEL6]または[ISDN]
[TEL メニュー]
からポートを選択し、 (または [3 Out Type]
[ISDN メニュー])画面を開きます。
を選択し、発信サービスタイプを[Voice]/[Fax]/[Audio]の中から選んでください。OK
ボタンを押すと、画面が[TEL メニュー]画面に戻ります。 各サービスタイプの内容は以下
の通りです。

Voice 4kbps Voice サービス (電話用)


Fax Fax 用 64kbps 3.1kHz Audio サービス (内線電話使用不可).
Audio 高音質電話用 64kbps 3.1kHz Audio サービス (内線電話使用可能)

ここでの設定に関わらず、発信番号の頭に*を追加することで音声サービス、**を追加する
ことで Fax/Audio サービスとなります([詳細は、5.2.1 サービスタイプの強制設定での発信方
法](p5-30)を参照)。
アイドル画面
MENU ボタンを押して TOP メニューを開いてください。
APAC E143.5 TOP メニュー画面
14:03 UTC
[9 Admin] を選んで OK ボタンを押してください。
READY
8 Alarmpack
Admin メニュー画面
9 Admin
[2 Telephony] を選んで OK ボタンを押してください。
READY
2 Te l e p h o n y
シークレット Telephony メニュー画面
3 Port
コードを入力 [1 Telephony] を選んで OK ボタンを押してくださ
000m00s
して下さい。 1 Te l e p h o n y い。
2 PBX
Telephony 設定項目選択画面
2 TEL1
1 Terminal
設定する TEL ポートを選択して OK ボタンを押します。
2 Telephony 3 TEL2
READY TEL メニュー画面
3 O u t Ty p e
[3 Out Type]を選んで OK ボタンを押してくだ
4 In Type
さい。
Voice
Type 選択画面
Fax
[Voice], [Fax] または[Audio] を選んで
Audio
OK ボタンを押してください。

図 4.2.2 発信サービスタイプの設定メニュー

4-12
第4章 はじめに

4.2.3 着信サービスタイプの設定
このセクションでは、TEL ポートと ISDN ポートの着信サービスタイプを設定します。
ここで設定されたサービスタイプは、そのポートでの着信呼び出しに使用されます。各ポート
に接続された機器(電話または Fax)に従い、着信サービスタイプを選んでください。

[4.2.1 項]の手順で[9 Admin メニュー]画面を開いてください。


[2 Telephony]メニューを選択して[Telephony]メニュー画面を開きます。[1 Telephony]を
選択すると、
[Telephony 設定項目選択]画面が開きます。
[TEL1]~[TEL6]または[ISDN]
からポートを選択し、
[TEL メニュー] [4 In Type]
(または[ISDN メニュー])画面を開きます。
を選択し、着信サービスタイプを[Voice]/[Fax]/[Audio]/[Voice / Fax]/[Voice / Audio]
の中から選んでください。OK ボタンを押すと、画面が[TEL メニュー]画面に戻ります。 各

第4章 はじめに
サービスタイプの内容は以下の通りです(発信サービスの内容と同じ)。

Voice 4kbps Voice サービス (電話用)

Fax Fax 用 64kbps 3.1kHz Audio サービス (内線電話使用不可)

Audio 高音質電話用 64kbps 3.1kHz Audio サービス (内線電話使用可能)

Voice/Fax 4kbps Voice サービスと Fax 用 64kbps 3.1kHz Audio サービスの両方

Voice/Audio 4kbps Voice サービスと高音質電話用 64kbps 3.1kHz Audio サービスの両方

アイドル画面
MENU ボタンを押して TOP メニューを開いてください。

TOP メニュー画面
APAC E143.5
[9 Admin] を選んで OK ボタンを押してください。
14:03 UTC
READY
8 Alarmpack Admin メニュー画面
9 Admin [2 Telephony] を選んで OK ボタンを押してください。
2 Te lREADY
ephony
Telephony メニュー画面
3 Port
[1 Telephony] を選んで OK ボタンを押して
シークレット 1 0Te0 0l emp0h0osn y ください。
コードを入力 2 PBX
Telephony 設定項目選択画面
して下さい。
2 TEL1 設定する TEL ポートを選択して OK ボタ
3 TEL2 ンを押します。

3 READY
Out Type
1 Terminal
TEL メニュー画面
2 Telephony 4 In Type [4 In Type] を選んで OK ボタンを押して
ください。
Voice
Fax Type 選択画面
Audio [Voice], [Fax] または[Audio] を選んで
OK ボタンを押してください。

図 4.2.3 着信サービスタイプの設定メニュー

4-13
第4章 はじめに

4.2.4 衛星サーチの設定

このセクションでは、衛星の設定を行います。Top メニューから[3 Satellite]を選択して、表示


された[Satellite メニュー]画面から、[1 Satellite]を選択すると[Satellite 選択]画面を表示します。

現在の設定が*で表示されるので、変更したい場合は▲▼ボタンでカーソルを移動させ、
OK ボタンで確定してください(Auto を選択すると自動的に最適な衛星を選択します)。

衛星選択は、自船位置から通信に最適な、エレベーションの高い衛星を自動的に行いますが、
アンテナと遮蔽物の影響によるブロッキングで、衛星の捕捉に失敗することがあります。この
場合、ハンドセット画面最下段の表示部に、「SEARCH NG」と表示されるか、画面最上部の
アンテナアイコンが点滅します。その場合、下記に従い、ブロッキングされていない通信可能
な衛星を選択してください。

APAC E143.5
14:03 UTC
SEARCH NG

図 4.2.3a SEARCH NG 表示状態のアイドル画面

Satellite 選択画面
3 Satellite
4 Phone Book
Auto
READY
OK 1 Satellite
*AMER W98.0
OK
2 Spot Beam APAC E143.5
EMEA E25.0

OK

カーソルで選択して OK ボタンを押してください。
Top メニュー画面に戻ります。

図 4.2.3b 衛星の選択方法

* 衛星選択時に ADE で大きな音がする場合がありますが、故障ではありません。

*Satellite 選択画面では下記の運用されている衛星の中から選択可能な衛星のみ
を表示します。
AMER W98.0 (Americas 衛星)
APAC E143.5 (APAC 衛星)
EMEA E25.0 (EMEA 衛星)

4-14
第5章 電話/FAX を使う

第 5 章 電話/FAX を使う

5.1 節(p5-6)では、ハンドセットを使った下記の電話機能を説明します(数字は章番号)。

5.1.1 電話をかける/受ける 5.1.9 通話の保留


5.1.2 Phonebook(短縮番号)の利用 5.1.10 着信/発信通話の拒否(通話拒否)
5.1.3 リダイヤル・リストの利用 5.1.11 音声メールサービス番号の表示
5.25.1.4
章では、TEL1/2 ポートを使用した、電話/FAX の機能を説明します。(数字は章番号)。
通話音量・画面の明るさの調整 5.1.12 シークレット・コードの利用
5.1.5 着信音量/パターン・通話音量・画面 5.1.13 Phonebook(短縮番号)の登録・変更・
通常の発信方法
明度の調整(Admin ユーザー限定) 削除
5.1.6 表 5a JUE-500 を使用した電話番号の発信方法
内線電話の呼び出し 5.1.14 通信履歴(コール・ログ)の確認
5.1.7 ハンドセットから端末への通話転送 5.1.15 発信(Outgoing Call)の制限
5.1.8 通話中着信への応答 5.1.16 着信(Incoming Call)鳴動の設定

第5章 電話/FAXを使う
5.2 節(p5-29)では、TEL ポートを使用した、電話/FAX の機能を説明します。(数字は章番号)。

5.2.1 ダイヤル発信方法 5.2.4 通話中着信への応答

5.2.2 内線電話への発信 5.2.5 回線の保留

5.2.3 他端末電話への通話転送

5-1
第5章 電話/FAX を使う

JUE-501/JUE-251 のダイヤル発信方法

最後に発信した電話番号はメインユニットに記憶されているため、簡単にリダイヤル発信することがで
きます。
以下の手順を参照してください。

表 5a JUE-501/JUE-251 を使用した電話番号の発信方法

*JUE-501/JUE-251 を使用した電話番号の発信方法(端末電話、ハンドセット共通)

■通常発信 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

例)日本の 0422-45-9xxxに電話する場合→0081422459xxx#

■短縮番号発信 短縮番号 * #

例)短縮番号 005 に電話する場合 →05* #


短縮番号 083 に電話する場合 →83* #
短縮番号 128 に電話する場合 →128* #

■ラストダイヤル発信 00 * #(各ポートごとに保持している最後にダイヤルした番号が発
信される)

■シークレット・コード利用発信

シークレット・コード 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

例)シークレット・コード 4321 を利用して、日本の 0422-45-9xxxに電話する場合

→43210081422459xxx#

5-2
第5章 電話/FAX を使う

サービスタイプの強制設定での発信方法

[6.5.2.1 Telephony 設定項目選択画面メニュー(p6-34)]で設定したサービスに関係なく、発信番号の


頭に*または**と追加するだけで、各ポートの音声または FAX サービスを一時的に変更して発信
することができます。
これは一時的な設定であり、その通信でのみ適用されます。
ハンドセットでは Voice(4kbps 音声)サービスのみご利用いただけます。

表 5b サービスタイプの強制設定での発信方法

Voice(4kbps 音声)サービスを一時的に利用する

■通常発信 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■短縮番号発信 * 短縮番号 * #

第5章 電話/FAXを使う
■ラストダイヤル発信 * 00 * #

■シークレット・コード利用発信 シークレット・コード * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

Fax(3.1kHz FAX)サービスを一時的に利用する

■通常発信 ** 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■短縮番号発信 ** 短縮番号 * #

■ラストダイヤル発信 ** 00 * #

■シークレット・コード利用発信 シークレット・コード ** 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

5-3
第5章 電話/FAX を使う

番号表示および非表示でのダイヤル発信方法

このメニューでは、ダイヤル発信番号の先頭に 1 + *または 2 + *を追加するだけで受信者


に番号を通知するかどうかを設定します。
これは一時的な設定であり、その通信にのみ適用されます。

表 5c 番号表示および非表示でのダイヤル発信方法

番号表示

■通常発信 1 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■短縮番号発信 1 * 短縮発信番号 * #

■リダイヤル発信 1 * 00 * #

■強制サービスタイプが音声(4kbps 音声)の場合の通常発信
* 1 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■シークレットコード利用発信 シークレットコード 1 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■強制サービスタイプが FAX(3.14kHz FAX)の場合のシークレットコード利用発信


シークレットコード * * 1 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

番号非表示

■通常発信 2 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■短縮番号発信 2 * 短縮発信番号 * #

■リダイヤル発信 2 * 00 * #

■強制サービスタイプが音声(4kbps 音声)の場合の通常発信
* 2 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■シークレットコード利用発信 シークレットコード 2 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■強制サービスタイプが FAX(3.14kHz FAX)の場合のシークレットコード利用発信


シークレットコード * * 2 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

5-4
第5章 電話/FAX を使う

<ハンドセットご使用の前に>
JUE-501/JUE-251 では、ハンドセットをクレードルから外しても、置いたままでも操作ができます。

① ハンドセットをクレードルから外して操作する(オフフック・モード)

機器の内容表示/設定を行う
各種ダイレクトボタンを押してください。
(詳細は[7.ハンドセット TOP メニュー](p7-3)を
参照)

電話をかける
電話番号と#を押してください。
(詳細は p5-2 を参照)
HDST-Voice
※発信音と、プッシュ音が聞こえます。
15m21s

第5章 電話/FAXを使う
COMM(OUT)
(外部回線の通信中画面)

図 5a オフフックモードでの電話のかけ方

② ハンドセットをクレードルに置いたまま操作する(オンフック・モード)

機器の内容表示/設定を行う
各種ダイレクトボタンを押してください。
(詳細は[7.ハンドセット TOP メニュー](p7-3)を
参照)。
APAC E143.5
14:03 UTC
CS PS READY 電話をかける
電話番号と#を押してください。
アイドル画面が
(詳細は p5-2 を参照)
表示されます。

図 5b オンフックモードでの電話のかけ方

本章では、「オンフックモード」を基準にして操作の説明をいたします。
シークレットコードを有効にしている場合、シークレットコードを入力しないと電話を掛けることが出来ませ
ん。

5-5
第5章 電話/FAX を使う

5.1 ハンドセットを使う

5.1.1 電話をかける/受ける
電話をかけるときは
アイドル画面から、電話番号と#を入力します。
相手が出ると通話中画面が表示され、会話ができます。

通話が終了したらハンドセットを元に戻してください。通話終了画面が表示され、通話合計時間とコ
ーズコードが 15 秒間表示されます。その後アイドル画面に戻ります。

APAC E143.5 アイドル画面


ハンドセットをクレードルに置くと[アイドル画面]が表示され、ハン
14:03 UTC ドセットがオフフックになると[待ち受け画面]が表示されます。
ダイヤル発信するときには、最後に#を押すことを忘れないでください。

ダイヤル中画面
電話番号の桁数合計が 12 桁を超える場合、先頭の数桁は表
0012345678#
示されません。
READY
HDST-Voice
1m21s 通話中画面
通話経過時間をm(分)s(秒)で表示し続けます。
COMM(OUT)

1m25s 通話終了画面
Code:0010 ハンドセットをクレードルに戻してください。1 行目右上に最
終通話時間が、コーズコードが 2 行目に表示されます。

15 秒後にアイドル画面に *コーズコード(Cause Code):通信の終了の要因を表す 4 桁のコ


戻ります。 ード番号。(「Appendix N コーズコード」)参照

図 5.1.1a ハンドセットからの電話のかけ方

■ダイヤル方法 00 国番号 地域番号 加入者番号 #


例)日本の 0422-45-9xxx に電話する場合→0081422459xxx#

電話を受けるときは
着信音が鳴り、ハンドセットの画面が着信中画面にかわります。
Ring
ハンドセットをクレードルから外せば通話が可能です。画面は通話
814220000000
中画面にかわります。通話終了後はクレードルにハンドセット本体
COMM(IN)
を戻してください。
図 5.1.1b 着信中画面

ご注意

小型高速船のように騒音が著しく大きい環境下では、陸上側での音声がひずんだり、とぎれたり
することがあります。

5-6
第5章 電話/FAX を使う

5.1.2 Phonebook(短縮番号)の利用
短縮番号を利用するには、事前に Phonebook への設定/登録が必要です。
「5.1.13 Phonebook(短縮番号)の登録・変更・削除」(p5-21)をご参照ください。

短縮番号を使ってハンドセットから電話するには

アイドル画面で、 ボタンを押してください。
Phonebook(電話帳)アドレス表示画面が表示されます。
▲▼ボタンで画面をスクロールして、カーソルで確定して OK ボタンを押してください。
(下記枠内の方法でも短縮番号発信ができます。)

例)Phonebook(電話帳)登録番号 No.006 に登録した SMITH 氏に電話してみます。

第5章 電話/FAXを使う
アイドル画面
APAC E143.5
ボタンを押してください。
14:03 UTC
READY Phonebook アドレス表示画面
001
JRC ▲▼ボタンを操作して 006 を呼び出してください。
READY
006 Phonebook アドレス表示画面
SMITH 006 画面になりました。OK ボタンを押してください。
READY
ダイヤル中画面
5678901234
相手先の全桁の番号が画面に表示されます。

HDST-Voice
通話中画面
1m21s
COMM(OUT) つながりました。

図 5.1.2 Phonebook の利用方法

短縮番号発信はこの方法でもできます

■短縮番号発信 短縮番号 * #
例)短縮番号 001 に電話する場合→01 * #とダイヤルしてください。
短縮番号 018 に電話する場合→18 * #とダイヤルしてください。
短縮番号 113 に電話する場合→113 * #とダイヤルしてください。

5-7
第5章 電話/FAX を使う

5.1.3 リダイヤル・リストの利用
最新 50 件の発信履歴を表示し、リダイヤル・リストとして活用できる機能です。

例)日本の 0422-45-9xxx に電話した履歴を、▲▼ボタンを押して画面を上下して表示し、リダイヤ


ル機能を使用して電話をかけます(発信ダイヤルは 0081422459xxx)。

アイドル画面で、▲▼ボタンを押すと、直接リダイヤル・リストにかわりますので、さらに▲▼ボタンを
押しつづけて、目標の電話番号を探して表示します。

アイドル画面
APAC E143.5
▼▲ボタンを押してリダイヤル・リストを表示してください。
14:03 UTC
READY
01 リダイヤル・リスト表示画面
0 0 0 0 11 2 2 ▼▲ボタンを押して、相手先の番号を選択し、OK ボタン
READY を押してください。(電話番号の冒頭部分を表示させたい場
26
008142245951 合は、#ボタンを押してください。
READY ダイヤル中表示画面
0081422459x
相手先の電話番号が表示され、
xx 発信されます。
RE
HDST-Voice
通話中画面
0m00s
つながりました。
COMM(OUT)

図 5.1.3 リダイヤル・リストの利用方法

5-8
第5章 電話/FAX を使う

5.1.4 通話音量・画面の明るさ・着信音量の調整
通話音量のワンタッチ調整(オフフック・モード)

相手の声の音量を調整したい場合は、オフフック・モード(通話中の状態)で、ハンドセットの左側面
にある ボタンを押してください。

通話音量の調節は、オフフック・モードでのみ使用できます。

ボタン

図 5.1.4a ボタンによる通話音量のワンタッチ調整

第5章 電話/FAXを使う
画面の明るさのワンタッチ調整(オンフック/オフフック・モード)

画面の明るさ(バックライト)を調整したい場合は、上記と同じ場所の ボタンを押してください。
オンフック・モード(受話器を置いた状態、または受話器をあげてメニューボタンを使用して操作し
ている状態)及びオフフック・モードのどちらでも可能です。

着信音量のワンタッチ調整(オンフック・モード)

電話の着信音量を調整したい場合は、着信音が鳴っている間に、オンフック・モードで、ハンドセッ
トの左側面にある ボタンを押してください。

ボタン

画面の明るさの調節は、オンフック/オフフック・モード共
に可能です。
着信音量の調節は、オンフック・モードでのみ可能です。

図 5.1.4b ボタンによる画面の明るさ・着信音量のワンタッチ調整

上記の調節はあくまでも一時的なものです。固定的に通話音量・画面の明るさを調節したい場合
は、次項[5.1.5 着信音量と着信パターン/通話音量の調整(Admin ユーザー限定)](p5-10)をご覧く
ださい。

5-9
第5章 電話/FAX を使う

5.1.5 着信音量/パターン・通話音量・画面明度の調整(Admin ユーザー限定)


着信音量を調整するには

着信音の大きさは、ハンドセット画面からの設定で調整することができます。下図を参考に設定を
行ってください。

APAC E143.5 アイドル画面


14:03 UTC MENU ボタンを押してください。
READY
8 Alarmpack Top メニュー画面

9 Admin [9 Admin]を選択して OK ボタンを押してください。

Admin メニュー画面
シークレット・ 2 Telephony
[3 Port]を選択して OK ボタンを押してください。
コードを入力 3 Port
してください。 READY
Port メニュー画面
1 Handset
2 ISDN [1 Handset]を選択して OK ボタンを押してください。

1 Terminal
READY ハンドセットメニュー画面
2 Telephony 3 Ring Type
[4 Ring Vol.]を選択して OK ボタンを押して
4 Ring Vol. ください。
Ring Volume メニュー画面
3 ここで着信音のボリュームを設定します。
2 3 段階あります。OK ボタンで確定
1 してください。

図 5.1.5a 着信音量の設定方法

着信パターンを設定するには
着信音のパターンも上記同様に、6 種類の中から設定することができます。

ハンドセットメニュー画面
3 Ring Type
4 Ring VOL. [3 Ring Type]を選択してください。

1 Ring Type メニュー画面


2 ここで着信音のパターンを設定します。
3 6 種類あります。OK ボタンで確定してくださ
4 い。
前画面に戻ります。
5
6

図 5.1.5b 着信音パターンの設定方法

5-10
第5章 電話/FAX を使う

通話音量・画面の明るさを調整するには

通話音量および画面の明るさは、ハンドセット機側面の ボタンでも調整可能です([5.1.4 通
話音量・画面の明るさの調整](p5-9)参照)。
デフォルトの音声音量を変更するには、以下の方法に従います。
ハンドセット画面からの音声音量の設定

アイドル画面
MENU ボタンを押してください。

APAC E143.5
Top メニュー画面
14:03 UTC
READY [9 Admin]を選択して OK ボタンを押してください。
8 Alarmpack
9 Admin Admin メニュー画面
READY [3 Port ]を選択して OK ボタンを押してください。
2 Telephony
シークレット・

第5章 電話/FAXを使う
3 Port Handset メニュー画面
コードを入力
してください。 000m00s [1 Handset]を選択して OK ボタンを押して
1 Handset ください。
2 ISDN
READY Port cont 設定項目選択画面
1 Terminal 4 Ring Vol. [5 Voice Vol.]を選択して OK ボタンを押して
2 Telephony
5 Voice Vol. ください。

3
2 Voice Vol. 設定画面
1
3 段階から選んで OK ボタンを押して
ください。前画面に戻ります。

図 5.1.5c 通話音量の設定

画面の明るさを調整するには

Port メニュー画面
[1 Handset]を選択して OK ボタンを押してください。
1 Handset
2 ISDN ハンドセットメニュー画面
READY [1 Back Light]を選択して OK ボタンを押してください。
1 Back Light
2 Dimmer
バックライトメニュー画面
4 READY
4 段階から選んで OK ボタンを押してください。前
…3
画面に戻ります。

図 5.1.5d 画面の明るさの設定方法

5-11
第5章 電話/FAX を使う

5.1.6 内線電話の呼び出し
ハンドセットをオフフックの状態にし、#と以下の表にある内線番号を押します。

表 5.1.6 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000
TEL1~TEL6 001~006
All TEL ports and Handset 099
ISDN 401
(PBX-MSN を登録してください。p6-40 参照)
All 999

相手先が電話に応答すると、[内線電話の通信中画面]が表示されます。
通話が終了したら、ハンドセットをクレードルに戻します。[切断画面]が開き、コーズコードと通話時
間が 15 秒間表示されます。通話が完了すると、表示が[アイドル画面]に戻ります。

アイドル画面
APAC E143.5 ハンドセットをクレードルに置くと[アイドル画面]が表示され、
ハンドセットがオフフックになると[待ち受け画面]が表示され
14:03 UTC
ます。
READY
ダイヤル発信画面
#001
内線番号を入力します。

Internal
内線電話の通話中画面
TEL1
通話が切断されるまで、接続している機器が 2 行目に表示
COMM(OUT) されます。

通話終了画面
CS PS READY ハンドセットをクレードルに戻します。
15 秒後にアイドル画面に戻ります。
15 秒後に[アイドル画面]
に戻ります。

* コーズコード:4 桁のコード。切断理由を示します
(Appendix N コーズコード を参照してください)。
図 5.1.6a 電話のかけ方

内線電話への応答

ハンドセットが内線電話を受信すると、呼び出し音が鳴り、
画面が[内線電話の着信中画面]に変わります。 Ring
TEL1
クレードルからハンドセットを取り外せば、相手先と通話す
COMM(IN)
ることができます。画面が[内線電話の通話中画面]に変わり
ます。切断後は、ハンドセットをクレードルに戻します。
図 5.1.6b 内線電話の着信中画面

5-12
第5章 電話/FAX を使う

5.1.7 ハンドセットから他端末への通話転送
通話は、BDE に接続された端末電話に 2 つの方法で引き渡すことができます。1 つはクイ
ック転送、もう 1 つはトーク転送です。

通話を外部の電話に自動転送するには、6.5.2.3「電話補助サービスの設定」(p6-37) または
7.9.2.3「補助設定」(p7-50)を参照してください。

クイック転送
クイック転送では BDE に接続された端末と内線通話をすることなく、外線電話を転送しま
す。クイック転送を使用するには、外線通信時に* *と内線番号を押します。ビープ音が聞
こえたら、オンフックボタン( )を押すか、ハンドセットをクレードルに置きます。
JUE-501/JUE-251 の内線番号は、次のように指定されています。

表 5.1.9 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000

第5章 電話/FAXを使う
TEL1~TEL6 001~006
All TEL ports and Handset 099
ISDN 401
(PBX-MSN を登録してください。p6-40 参照)
All 999
例)TEL ポート 1 に接続された端末電話……* * +001 + [オンフック]

通話中画面
HDST-Voice * *と(転送先の)内線番号を押します。
12m29s 電話ポート 1 に接続された端末電話に転送するには、* * 001 と
COMM(OUT) 押します。
ISDN ポートに接続された端末電話に転送するには、* * 401 と
押します。

Forwarding オンフックを促す発信音が聞こえますので、オンフック・ボタン
( )を押すか、またはハンドセットをクレードルに戻してください。
TEL1
指定されたポートとハンドセットが鳴動します。転送を中止するには、
COMM(OUT)
もう一度ハンドセットで電話をとります。

アイドル画面 (指定先が電話をとった後)
APAC E143.5
14:03 UTC 指定先が電話に出ると鳴動が停止します。ハンドセットはアイドル画面に
CS PS READY 戻ります。

転送モードをキャンセルするには、* *+* * *と押します。


転送モードがキャンセルされ、[通話中状態]に戻ります。

5-13
第5章 電話/FAX を使う

トーク転送
トーク転送では、BDE に接続された端末と内線通話後に外線電話を転送します。外線の通
話者には、内線通話が終わるまで転送中トーンが聞こえます。
トーク転送を利用するには、通信時に 0 *と内線番号を押します。指定された端末が鳴動し、
転送先と内線電話することができます。内線通話が終われば、オンフックボタン( )
を押すか、ハンドセットをクレードルに置きます。転送先が外線通話を開始します。

JUE-501/JUE-251 の内線番号は、次のように指定されています。

表 5.1.9b 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000
TEL1~TEL6 001~006
All TEL ports and Handset 099
ISDN 401
(PBX-MSN を登録してください。p6-40 参照)
All 999
例)TEL ポート 1 に接続された端末電話……0 * +001 →内線電話→[オンフック]

通話中画面
0 *と(転送先の)内線番号を押します。
HDST-Voice TEL ポート 1 に接続された端末電話に転送するには、0 * 001 と
12m29s 押します。
COMM(OUT) ISDN ポートに接続された端末電話に転送するには、0 * 401 と押
します。

内線電話の通話中画面
指定された端末が呼び出され、相手が電話をとると内線電話の通話中
Internal 画面が表示されます。 内線通話を終えたら、オンフックボタン
TEL1 ( )を押すか、ハンドセットをクレードルに置きます。

COMM(OUT)

アイドル画面
APAC E143.5 指定先の端末が外線電話と通話を始めます。
14:03 UTC スクリーンはアイドル画面に戻ります。
CS PS READY

転送モードをキャンセルするには、0 *+* * *と押します。


転送モードがキャンセルされ、[通話中状態]に戻ります。

5-14
第5章 電話/FAX を使う

5.1.8 通話中着信への応答
電話で話しているときに通話中着信の通知音が聞こえることがあります。通話中着信の通
知音は、3 秒毎に繰り返される 2 回のビープ音です。ハンドセットで通話中着信に応答するに
は、ハンドセットの右側にある FN (Function) ボタンを使用します。通話中着信の有効/無効は、
Web 設定画面で設定します(6.5.2.3「電話補助サービスの設定」(p6-37)を参照してください)。

必要に応じて、以下の手順に従います。

現在の通話を切断し、通話中着信に応答する。
通話中着信の通知音が鳴っている間に、FN 1 #と押します。

現在の通話を保留し、通話中着信に応答する。
通話中着信の通知音が鳴っている間に、FN 2 #と押します。
保留中の通話と継続中の通話を切り替えるには、FN 2 #

第5章 電話/FAXを使う
と押します。
継続中の通話を切断して保留中の通話に戻るには、FN 1 #
と押します。 FN ボタン

通話中着信を無視する。
通話中着信の通知音を無視します(何も操作しません)。

通話中着信を拒否する。
FN 0 #と押します。
図 5.1.7 FN ボタン

ご注意
BGAN システムでは、同時に 1 件の通話中着信のみをサポートします。

この機能は現在サポートされていません。
2013 年 7 月末のソフトウェアのアップデートにより、対応予定です。

5-15
第5章 電話/FAX を使う

5.1.9 通話の保留
ハンドセットで通話を保留にするには、ハンドセットの右側にある FN (Function)ボタンを
使用します。

必要に応じて、以下の手順に従います。

通話を保留にする。
通話が継続している間に FN 2 #と押します。

継続中の通話を保留にして、新しく電話をかける。
FN を押し、2 番目の電話番号をダイヤルし、#を押します。
例)日本で+81422-45-99xxx に新しく電話する場合
→FN 0081422459xxx #

保留中の通話と継続中の通話を切り替える。 FN ボタン
FN 2 #と押します。

継続中の通話を切断して保留中の通話に戻る。
FN 1 #と押します。

保留中の通話を切断する(通話中着信がない場合)。
FN 0 #と押します。
図 5.1.8 FN ボタン

この機能は現在サポートされていません。
2013 年 7 月末のソフトウェアのアップデートにより、対応予定です。

5-16
第5章 電話/FAX を使う

5.1.10 着信/発信通話の拒否(通話拒否)
着信/発信通話を拒否するには、通話拒否機能を設定する必要があります。この機能も Web
インターフェイスで設定できます(6.5.2.3「電話補助サービスの設定」(p6-37)を参照してくだ
さい)。

アイドル画面
MENU ボタンを押します。
APAC E143.5
14:03 UTC Top メニュー画面
READY [9 Admin]を選択して OK ボタンを押します。
8 Alarmpack
9 Admin Admin メニュー画面
READY
2 Telephony [2 Telephony]を選択して OK ボタンを押します。
シークレット
コードを入力 3 Port
します。 Telephony メニュー画面
2 PBX [3 Suppl.]を選択して OK ボタンを押します。

第5章 電話/FAXを使う
3 Suppl.
READY Suppl.メニュー画面
1 Terminal 3 Waiting
2 Telephony [4 Barring]を選択して OK ボタンを押します。
4 Barring
Barring メニュー画面
1 Voice 希望するサービスを選択して OK ボタンを
2 Audio 押します。

Barring サービスメニュー画面
CLR ボタンを 1 AllOutCall
繰り返し押し 設定するメニューを選択して OK ボタンを
て、アイドル画 2 OutExHC 押します。
面に戻ります。
3 AllIncall メニュー 意味
4 InExHC AllOutCall すべての発信通話に設定。

OutExHC 自国を除く発信通話に設定。
Enable AllInCall すべての着信通話に設定。
Disable
InExHC 自国を除く着信通話に設定。

Barring 設定画面
[Enable/Disable]を選択して OK ボタ
ンを押します。
(「Enable」にすると通話が拒否され
ます。)

CLR ボタンを数回押すか、 ボ
タンを 1 回押して、アイドル画面に戻
ります。

図 5.1.10 通話拒否の設定方法

5-17
第5章 電話/FAX を使う

5.1.11 音声メールサービス番号の表示
SMS による音声メールの通知を受け取ることがあります。その場合は、音声メールサービ
ス番号を確認し、その番号にダイヤル発信します。メッセージは、サービスセンターから取得
できます。この番号も Web インターフェイスで確認できます(6.5.2.3「電話補助サービスの設
定」(p6-37)を参照してください)。

アイドル画面
MENU ボタンを押します。
APAC E143.5
14:03 UTC Top メニュー画面
READY [9 Admin]を選択して OK ボタンを押します。
8 Alarmpack
9 Admin
Admin メニュー画面
READY
2 Telephony [2 Telephony]を選択して OK ボタンを押します。
シークレット
コードを入力 3 Port
します。 Telephony メニュー画面
2 PBX [3 Suppl.]を選択して OK ボタンを押します。
3 Suppl.
READY Suppl.メニュー画面
1 Terminal 1 Voice Mail [1 Voice Mail]を選択して OK ボタンを押します。
2 Telephony
2 Forw arding
音声メール番号表示画面
Address: 音声メールサービス番号を確認してください。
1234567890123

CLR ボタンを CLR ボタンを数回押すか、 ボタ


繰り返し押し ンを 1 回押して、アイドル画面に戻り
て、アイドル画
面に戻ります ます。
b

図 5.1.11 音声メールサービス番号の表示方法

■ダイヤル発信方法 00 音声メールサービス番号 #
例)1234567890123 に電話する場合→001234567890123#

5-18
第5章 電話/FAX を使う

5.1.12 シークレット・コードの利用
シークレット・コードを利用するには、シークレット・コードを Enable に設定してください。

シークレットコードを使用するには、ポートを設定する必要があります。

ご注意
一度この設定を[ON]にしてしまうと、それを解除(シークレット・コード設定画面で Disable を選択)し
ない限り、シークレット・コードを使用しない発信はできません(かかってきた電話を受けることは可能
です)。

下図をご参考に、設定を行ってください。
(他の電話器について設定する場合も、同じ作業を繰り返してください。)

アイドル画面
MENU ボタンを押します。

第5章 電話/FAXを使う
APAC E143.5
14:03 UTC Top メニュー画面
READY [9 Admin]を選択して OK ボタンを押します。
8 Alarmpack
9 Admin Admin メニュー画面
READY
2 Telephony [2 Telephony]を選択して OK ボタンを押します。
シークレット
コードを入力 3 Port Telephony メニュー画面
します。
1 Telephony [1 Telephony]を選択して OK ボタンを押します。
2 PBX Telephony 設定項目選択メニュー画面
シークレットコードを要求するポートを選択して OK ボ
1 Handset
1 Terminal タンを押してください。
2 Telephony 2 TEL1
例)Handset メニュー画面
1 Secret Code [Secret Code]を選択して OK ボタンを
2 Vo i c e Vol. 押してください。
Secret Code 設定画面
Enable
CLR ボ タ ン を ここで[Enable/Disable]を設定して OK
繰り返し押し Disable ボタンを押してください。
て、アイドル画 「Enable」にするとシークレットコードを
要求します。
面に戻ります
CLR ボタンを数回押すか、 ボタンを
1 回押して、アイドル画面に戻ります。

図 5.1.8a シークレット・コード利用前の設定方法

5-19
第5章 電話/FAX を使う

シークレット・コードを利用してかける方法

*シークレットコードを利用するためには、前ページの作業を行ってください。

■ 通常のシークレットコード利用発信
シークレットコード 00 国番号 地域番号 加入者番号 #
例)シークレットコード 4321 で日本+81-422-45-9xxx に電話するには、
→ 43210081422459xxx #

■ 強制音声サービス(4kbps 音声)でのシークレットコード利用発信
シークレットコード * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■ 強制 FAX(3.1 kHz オーディオ FAX)でのシークレットコード利用発信


シークレットコード * * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■ 強制 FAX(3.1 kHz オーディオ FAX)での番号表示シークレットコード利用発信


シークレットコード * * 1 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■ 強制 FAX(3.1 kHz オーディオ FAX)での番号非表示シークレットコード利用発信


シークレットコード * * 2 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

5-20
第5章 電話/FAX を使う

5.1.13 Phonebook(短縮番号)の登録・変更・削除
■相手先の電話番号を登録する

[5.1.2 Phonebook(短縮番号)の利用](p5-7)で、短縮番号の利用方法を説明しました。ここでは、登
録・変更・削除方法を説明します。短縮番号の最大登録可能件数は 200 件ですが、実際に登録可能
な件数はお手持ちの SIM カードによります。

例)電話番号(相手名 JOHN、電話番号 012345678901234)を短縮番号 NO.025 に新しく登録します。

アイドル画面
ボタンを押してください。

Phonebook 一覧表示画面
APAC E143.5
001 番が表示されます。ここで▲▼ボタンで No.025 を表示
14:03 UTC させるか、短縮番号(025)を入力して画面をジャンプさせます。
READY
001
Phonebook 一覧表示画面

第5章 電話/FAXを使う
JRC
No.025 が、空データ状態で表示されました。
READY ここで MENU ボタンを押してください。
025
No Data
Phonebook 操作選択画面
READY
Admin のシークレ Edit [Edit]を選択して OK ボタンを押してください。
ット・コードを入力
Delete
してください。 Phonebook アドレス編集画面(入力前)
READY
Address? カーソルの部分に英数字が入力できます。
相手名を入力してください。
Phonebook アドレス編集画面(入力後)
1 Terminal READY
2 Telephony Address? OK ボタンを押してください。
JOHN
Phonebook 電話番号編集画面(入力前)
READY
Dial? カーソルの部分に数字が入力できます。
電話番号を入力してください。

READY
012 Phonebook 電話番号編集画面(入力後)
34567890123 4 入力した電話番号が表示されます。もし番号が
12 桁を超えた場合は、[Dial?]表示が消えて数
字が 2 行に渡って表示されます。
025
JOHN

Phonebook 一覧表示画面(登録した画面)
たった今、登録した内容が反映されています。

図 5.1.13a Phonebook への電話番号の登録方法

5-21
第5章 電話/FAX を使う

■相手名・電話番号を変更する
例)短縮番号 015 に登録された、相手名 TOMMY、電話番号 012345678901 のデータを、電話番号
のみ 09870987654321 に変更します。

アイドル画面
APAC E143.5 ボタンを押して Phonebook 一覧表示画面へ移行してくださ
14:03 UTC い。ここから Phonebook 操作選択画面までは [相手先の電話番号を
登録する](p5-21)と同じです。短縮番号 No.015 を一度表示した後に
MENU ボタンを押して Phonebook 操作選択画面に入ってください。

001
JRC

015
TOMMY

Phonebook 操作選択画面
Edit [Edit]を選択して OK ボタンを押してください。
Admin のシー Delete
クレット・コドを Phonebook アドレス編集画面
入力してくだ
この画面には変更を加えません。
さい。 Address?
OK ボタンを押して電話番号編集画面を表示してください。
TOMMY
READY Phonebook 電話番号編集画面(編集前)
Dial? 新しい番号に書換えてください。電話番号が 12 桁
1 Terminal
2 Telephony 0123456789 を超えた場合、上段の[Dial?]の文字が
消えて、番号は 2 桁表示になります。

Phonebook 電話番号編集画面(編集後)
9876543210 書換えが終了したら OK ボタンを押してください。

READY

Phonebook 一覧表示画面(登録した画面)
015 表示は Phonebook 一覧表示画面に 切換わりま
す。*か#ボタンを押して画面を切り換えると、た
TOMMY
った今変更した内容が反映されているのがわかり
ます。

図 5.1.13b Phonebook のデータの変更方法

5-22
第5章 電話/FAX を使う

■電話番号を削除する

008
例)メモリ番号 008、相手会社名 RRC のデータを削除する RRC

アイドル画面
APAC E143.5 ボタンを押して Phonebook 一覧表示画面へ移行してく
14:03 UTC ださい。ここから Phonebook 操作選択画面までは [相手先の電
話番号を登録する](p5-21)と同じです。 メモリ(短縮)番号
No.008 を一度表示した後に MENU ボタンを押して Phonebook
操作選択画面に入ってください。
001
JRC

008

第5章 電話/FAXを使う
RRC

シークレット・コー
ドを入力してくだ Phonebook 操作選択画面
Edit
さい。 [Delete]を選択して OK ボタンを押してください。
Delete

Phonebook 一覧表示画面(登録した画面)
1 Terminal 008 No.008 の電話番号はすでに削除されています。
2 Telephony
No Data [No.008]に[No Data]という文字が表示されます。

図 5.1.13c Phonebook のデータの削除方法

5-23
第5章 電話/FAX を使う

5.1.14 通信履歴(コール・ログ)の確認
コールログは、JUE-501 の場合には 8 つのサービスタイプ(音声、Fax、オーディオ、UDI、RDI、SMS、
スタンダード IP、およびストリーミング IP)について、JUE-251 の場合には 6 つのサービスタイプ(音声、
Fax、オーディオ、SMS、スタンダード IP、およびストリーミング IP)について表示されます。ログは、
Both(発信と着信)、Out(発信のみ)、および In(着信のみ)の 3 種類の画面に分けて表示されます。

1. Voice ハンドセットでの通話発信・受信
TEL ポート、ISDN ポートに接続された端末電話機での通話発信・受信

2. Fax ISDN または TEL ポートに接続された端末 FAX 機での発信・受信

3.Audio ISDN または TEL ポートに接続された端末で 3.1kHz オーディオサービ


スを使用

4. UDI ISDN ポートに接続された端末での UDI サービス利用

5. RDI ISDN ポートに接続された端末での RDI サービス利用

6. SMS Ethernet、ハンドセット・ポートに接続された端末からの SMS


(ショート・メッセージング・サービス)の送受信

7. Standard ユーザーLAN ポートに接続された端末での Standard IP サービス利用

8. Streaming ユーザーLAN ポートに接続された端末での Streaming IP サービス利用

* JUE-251 の場合、[4 UDI]および[5 RDI]メニューは表示されません。

* [Out]および[In]のコールログには、ハンドセットでは、それぞれ最大で 100 件のデータが確認


できます。
[Both]コールログには、上記両方のディレクトリで最新のデータ 100 件が保存されます。

* 通話は、[7. Standard]と[8. Streaming]を除いて、3 つの通信タイプ(Both(発信と着信)、Out(発


信のみ)、および In(着信のみ))に分類されます。

各内容の確認については次ページの手順に従ってください。

5-24
第5章 電話/FAX を使う

アイドル画面
MENU ボタンを押してください。
APAC E143.5
14:03 UTC
Top メニュー画面
READY
6 Internal [7 Call Log]を選択して OK ボタンを押してください。
7 Call Log
READY Call Log メニュー画面
1 Voic e 通信タイプを選択して OK ボタンを押してください。1~8
2 Fax のいずれか 1 つを選択します。次の画面に変わります。
3 Audio
* JUE-251 の場合、[4 UDI]および[5 RDI]メニューは表
4 UDI 示されません。
5 RDI * [7 Standard]および[8 Streaming]には通信方向が関係
6 S MS しないため、[通信メニュー画面]は表示されません。
7 Sta n d ar d
8 St re ami ng

第5章 電話/FAXを使う
9 Cha rge Set
通信メニュー画面
1 Both [1 Both]、
[2 Out]、
[3 In]の中からメニューを選択
して OK を押します。
2 Out(12)
*[Out]および[In]にはログの合計数が表示され
3 In(89) ます。

001 TEL1 Call Log 一覧メニュー画面


01/JAN/2012 コールログを表示し、確認するログを 1 つ選択しま
す(各通話の日付/月/年が表示されます)。
002 TEL2
31/DEC/2011
Call Log 一覧メニュー画面
通話の発信/着信時刻を確認するには、#または*
018 Handset のどちらかのボタンを押してください。
2 4 / D E C / 2 0 11 OK を押すと、次の[Both/Out/In 詳細情報画面]
に進みます。
CS PS READY
018 Handset
23:59:59
CS PS READY Call Log 詳細情報表示画面
01/DEC/2011 ▲▼ボタンを押して、知りたい情報をサーチしてくださ
23:59:59 い。次ページに詳細があります。

図 5.1.14a Call Log 表示方法(JUE-501 の場合)

5-25
第5章 電話/FAX を使う

Call Log 詳細情報表示画面(Voice/Fax/ Audio/UDI/RDI サービス接続時)

Start Time: Start Time: …. 通信開始の日付/月/年

01/JAN/2012 21:47:30 …. 通信開始 時:分:秒 (UTC)


End Time:
End Time: …. 通信終了の日付/月/年
01/JAN/2012
22:48:31
012345678901 …. 通信終了 時:分:秒 (UTC)
23456789 …...通信相手先の電話番号、最大 20 桁
Sat: …. 使用した衛星を表示
APAC E143.5
…. 通信時間を表示
240m59s
…. ユーザー名を表示
JRC
Charge: …. 6.4.5.2 目「通信料の設定」に従って計算された通信料金
109.66USD
….Out(発信)または In(着信)
Out
0A1F …. 4 桁のコーズコードを表示する

図 5.1.14b Call Log 詳細情報表示画面(Voice/Fax/ Audio/UDI/RDI サービス選択時)

*ユーザー名は、シークレット・コードを使用して発信した場合のみ表示します。シークレット・コードを
使用していない場合は、[GUEST]が表示されます。

Call Log 詳細情報表示画面は、各通信サービスによって表示内容が異なります。


詳しくは「7.7 Call Log (通信履歴)メニュー」(p7-26)をご参照ください。

5-26
第5章 電話/FAX を使う

5.1.15 発信(Outgoing Call)の制限


Admin ユーザーは、ポートに接続している端末からの通話の発信を制御できます。この機能
も Web インターフェイスで設定できます(6.5.2.1「ポートの設定」(p6-34)を参照してください)。

設定 機能
Enable 通話の発信を許可する。
Allowed Num 許可された番号(最大 4 件)への通話の
み発信を許可する。
Phonebook 電話帳に登録されている番号への通話
のみ発信を許可する。
Disable 通話の発信を禁止する。

この機能を Disable に設定した場合、ハンドセットをオフフックにしてもビジートーン(相手方通話中のト


ーン)が聞こえ、ダイヤルも無効です。

第5章 電話/FAXを使う
ハンドセットポートの Out(発信)通話を「Enable」に設定するには:

アイドル画面
APAC E143.5 MENU ボタンを押します。
14:03 UTC Top メニュー画面
READY [9 Admin]を選択して OK ボタンを押してください。
8 Alarmpack
9 Admin Admin メニュー画面
READY
2 Telephony [2 Telephony]を選択して OK ボタンを押してください。
3 Port
シークレット・コ Telephony メニュー画面
ードを入力して 1 Telephony [1 Telephony]を選択して OK ボタンを押してください。
ください。 2 PBX
Telephony 設定項目選択メニュー画面
1 Handset
[1 Handset]を選択して OK ボタンを押してください。
2 TEL1
1 Terminal
Handset メニュー画面
2 Telephony 3 Out Call
[3 Out Call]を選択して OK ボタンを押して
4 In Call. ください。
Enable Out Call 設定画面
AllowedNum 項目を選択してOKボタンを押してください。
AllowedNumを選択すると、許可された番号
CLR ボ タ ン を Phonebook
のリストが表示されます。このリストは、
繰り返し押し Disable MENUを押して編集できます。
て、アイドル画
面に戻ります
CLR ボタンを数回押すか、 ボタンを
1 回押して、アイドル画面に戻ります。

図 5.1.15 発信許可(Out Call)制限方法

5-27
第5章 電話/FAX を使う

5.1.16 着信(Incoming Call)鳴動の設定


ユーザーは、メインユニットに接続されている端末に通話が着信した時に呼び出し音を鳴ら
すかどうかを設定できます。 また、時間を選択することにより、通話の着信後に端末で呼び
出し音を鳴らすまでの時間(秒)を設定することもできます。この機能も Web インターフェ
イスで設定できます(6.5.2.3「電話補助サービスの設定」(p6-37)を参照してください)。

設定 機能
Enable 着信と同時に鳴動開始します。
After 5s 着信 5 秒後に鳴動開始します。
After 10s 着信 10 秒後に鳴動開始します。
After 20s 着信 20 秒後に鳴動開始します。
Disable 着信しても鳴動しません。

ハンドセット・ポートの In (Incoming) Call(着信)を Enable に設定するには

Top メニュー画面
[9 Admin]を選択して OK ボタンを押してください。
8 Alarmpack
9 Admin Admin メニュー画面
READY [2 Telephony]を選択して OK ボタンを押してください。
2 Telephony
3 Port
シークレット・コ Telephony メニュー画面
ードを入力して 1 Telephony [1 Telephony]を選択して OK ボタンを押してください。
ください。 2 PBX
Telephony 設定項目選択メニュー画面
1 Handset [1 Handset]を選択して OK ボタンを押してください。
2 TEL1
1 Terminal Handset メニュー画面
2 Telephony 3 Out Call
[4 In Call]を選択して OK ボタンを押してください。
4 In Call

Enable In Call 設定画面


After 5s 選択して OK ボタンを押してください。

CLR ボタンを繰り After 10s


返し押して、アイド
After 20s CLR ボタンを数回押すか、 ボタンを
ル画面に戻ります 1 回押して、アイドル画面に戻ります。
Disable

図 5.1.16 着信許可(Call Reception)設定方法

5-28
第5章 電話/FAX を使う

5.2 TEL ポートから FAX(または電話機)を使う

5.2.1 ダイヤル発信方法

最後に発信した電話番号は MES に記憶されているため、簡単にリダイヤル発信することがで


きます。
また、TEL ポートに接続された電話と FAX の両方で、電話帳の短縮番号を利用できます。以
下の手順を参照してください。

表 5.2.1a JUE-501/JUE-251 を使用した電話番号の発信方法

*JUE-501/JUE-251 を使用した電話番号の発信方法(端末電話から)

第5章 電話/FAXを使う
■通常発信 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

例)日本の 0422-45-9xxx に電話する場合→0081422459xxx#

■短縮番号発信 短縮番号 * #

例) 短縮番号 05 に電話する場合 →05 * #


短縮番号 083 に電話する場合 →83 * #
短縮番号 128 に電話する場合 →128 * #

■ラストダイヤル発信 00 * #(各ポートごとに保持している、最後にダイヤルした番号が発信
される)

■シークレット・コード利用発信 シークレット・コード 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

例)シークレット・コード 4321 を利用して、日本の 0422-45-9xxx に電話する場合

→43210081422459xxx#

5-29
第5章 電話/FAX を使う

サービスタイプの強制設定での発信方法

[6.5.2.1 Port Cont 設定項目選択メニュー(p6-34)で設定したサービスに関係なく、発信番号の頭に*


または**と追加するだけで、TEL ポートの音声または FAX サービスを一時的に変更して発信する
ことができます。
これは一時的な設定であり、その通信(船舶から陸上)にのみ適用されます。

表 5.2.1b サービスタイプの強制設定での発信方法

Voice(4kbps 音声)サービスを TEL ポートで利用する方法

■通常発信 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■短縮番号発信 * 短縮番号 * #

■ラストダイヤル発信 * 00 * #

■シークレット・コード利用発信 シークレット・コード * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

Fax(3.1kHz Audio FAX)サービスを TEL ポートで利用する方法

■通常発信 ** 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■短縮番号発信 ** 短縮番号 * #

■ラストダイヤル発信 ** 00 * #

■シークレット・コード利用発信 シークレット・コード ** 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

上記の表は、「第 5 章 表 5b サービスタイプの強制設定での発信方法」(p5-2)と同一の内容です。

5-30
第5章 電話/FAX を使う

番号表示および非表示でのダイヤル発信方法

このメニューでは、ダイヤル発信番号の先頭に 1 + *または 2 + *を追加するだけで受信者に番


号を通知するかどうかを設定します。
これは一時的な設定であり、その通信にのみ適用されます。

表 5.2.1c 番号表示および非表示でのダイヤル発信方法

番号表示

■通常発信 1 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■短縮番号発信 1 * 短縮発信番号 * #

■リダイヤル発信 1 * 00 * #

■強制音声サービス(4kbps 音声)での通常発信

第5章 電話/FAXを使う
* 1 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■シークレットコード利用発信 シークレットコード 1 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■強制 FAX(3.1kHz オーディオ FAX)でのシークレットコード利用発信


シークレットコード ** 1 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

番号非表示

■通常発信 2 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■短縮番号発信 2 * 短縮発信番号 * #

■リダイヤル発信 2 * 00 * #

■強制音声サービス(4kbps 音声)での通常発信
* 2 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■シークレットコード利用発信 シークレットコード 2 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

■強制 FAX(3.1kHz オーディオ FAX)でのシークレットコード利用発信


シークレットコード * * 2 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #

上の表の内容は、この章の 4 ページにある表 5c に示す内容と同じです。

5-31
第5章 電話/FAX を使う

5.2.2 内線電話への発信
内線番号に電話をかけるには、#と以下の表にある内線番号を押します。

表 5.2.2 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000
TEL1~TEL6 001~006
All TEL ports and Handset 099
ISDN 401
(PBX-MSN を登録してください。p6-40 参照)
All 999

例)ハンドセットへの内線電話をかける場合→ # 000

5-32
第5章 電話/FAX を使う

5.2.3 他端末電話への通話転送
通話は、BDE に接続された端末電話に 2 つの方法で引き渡すことができます。1 つはクイ
ック転送、もう 1 つはトーク転送です。
通話を外部の電話に自動転送するには、6.5.2.3「電話補助サービスの設定」(p6-37) または
7.9.2.3「補助設定」(p7-50)を参照してください。

クイック転送
クイック転送では BDE に接続された端末と内線通話をすることなく、外線電話を転送しま
す。クイック転送を利用するには、通信時に* *と内線番号を押します。ビープ音が聞こえた
ら、受話器をクレードルに戻します。

トーク転送
トーク転送では BDE に接続された端末と内線通話後に、外線電話を転送します。トーク転
送を利用するには、通信時に 0 *と内線番号を押します。指定された端末が鳴動し、クルーと

第5章 電話/FAXを使う
内線電話で通話することができます。 内線電話が終われば、受話器をクレードルに戻します。
クルーが外線通話を開始します。

JUE-501/JUE-251 の内線番号については、以下の表を参照してください。

表 5.2.5 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000
TEL1~TEL6 001~006
All TEL ports and Handset 099
ISDN 401
(PBX-MSN を登録してください。p6-40 参照)
All 999

例) クイック転送で TEL1 に通話を転送する …... * * +001+[オンフック]


トーク転送でハンドセットに通話を転送する …... 0 * +000

転送モードをキャンセルするには、* *+* * *と押します。


転送モードがキャンセルされ、[通話中状態]に戻ります。

5-33
第5章 電話/FAX を使う

5.2.4 通話中着信への応答
電話で話しているときに通話中着信の通知音が聞こえることがあります。通話中着信の通
知音は、3 秒毎に繰り返される 2 回のビープ音です。通話中着信に応答するには、電話機に R
キーが必要です。R キーの機能は、電話機のフックボタンを短時間押すことによって代用でき
ます。通話中着信の有効/無効は、Web 設定画面で設定します(6.5.2.3「電話補助サービスの
設定」(p6-37)を参照してください)。

必要に応じて、以下の手順に従います。

現在の通話を保留し、通話中着信に応答する。 現在の通話を切断し、通話中着信に応答する。
通話中着信の通知音が鳴っている間に、R 2 通話中着信の通知音が鳴っている間に、R 1 #
#と押します。 と押します。
保留中の通話と継続中の通話を切り替える
には、R 2 #と押します。
継続中の通話を切断して保留中の通話に戻
るには、R 1 #と押します。

通話中着信を拒否する。 通話中着信を無視する。

R 0 #と押します。 通話中着信の通知音を無視します(何も操作
しません)。
この機能は現在サポートされていません。
2013 年 7 月末のソフトウェアのアップデートにより、対応予定です。

5.2.5 回線の保留
通話を保留するには、電話機に R キーが必要です。R キーの機能は、電話機のフックボタ
ンを短時間押すことによって代用できます。

必要に応じて、以下の手順に従います。

通話を保留にする。 保留中の通話と継続中の通話を切り替える。
通話が継続している間に R 2 #と押しま R 2 #と押します。
す。

継続中の通話を切断して保留中の通話に戻る。
継続中の通話を保留にして、新しく電話をかける。 R 1 #と押します。
R を押し、2 番目の電話番号をダイヤルし、
#を押します。
保留中の通話を切断する(通話中着信がない
例) 日本で+81422-45-99xxx に新しく電話す
場合)。
る場合→R 0081422459xxx #
R 0 #と押します。

ご注意

BGAN システムでは、同時に 1 件の通話中着信のみをサポートします。

5-34
第 6 章 Web メニューシステム

第 6 章 Web メニューシステム

この章では、以下に従って各 Web 設定メニューの操作方法と設定方法を説明します。

1. PC と JUE-501/JUE-251 の接続 (6.1 節)

2. Web 画面 (6.2 節)

3. ログイン/ログアウト(6.3 節)

4. 全ユーザ利用可メニュー(6.4 節)
サブセクション 内容
6.4.1 ダッシュボード JUE-501/JUE-251 の状態の表示
6.4.2 インターネット接続 アクティブな接続リストの表示およびデータ接続
6.4.3 SMS メニュー New Message / Inbox / Draft / Setting の説明
6.4.4 電話帳 電話帳の表示および設定
6.4.5 コールログメニュー Call Log / Call Charge の説明
6.4.6 システムログメニュー Alarmpack / Event Log / ADE Monitor の説明

5. Admin ユーザ用メニュー(6.5 節)

サブセクション 内容

第6章
6.5.1 基本情報の設定 JUE-501/JUE-251 についての基本情報の設定
6.5.2 テレフォニーメニュー Telephony / PBX / Supplementary の説明
6.5.3 ポートメニュー Handset / ISDN / Ethernet / I/O / Option の説明

Web
メニューシステム
6.5.4 ユーザ管理メニュー User Registration / Device Registration / Usage Restriction
の説明
6.5.5 ネットワークメニュー WAN Profile / Packet Filter / Always Activate / Remote
Activate / LAN Group / LAN / Static DHCP / Routing Table
/ WAN Selector の説明
6.5.6 時間による自動切断 自動切断機能の設定
6.5.7 SIM の構成 SIM 構成の設定
6.5.8 ファイルのエクスポート/イン
ファイルのエクスポートおよびインポート
ポート
6.5.9 工場出荷状態へのリセット 工場出荷状態へのリセット
6.5.10 ソフトウェアの更新 ソフトウェアの更新
6.5.11 診断テストの実行 診断テストの実行

ご注意

JUE-501/JUE-251 の使用状態によっては、目的の画面を表示できない場合があります。
その場合は、その項目をもう一度クリックしてください。

6-1
第 6 章 Web メニューシステム

6.1 PC と JUE-501/JUE-251 の接続

こ こ で は 、 PC の オ ペ レ ー テ ィ ン グ シ ス テ ム と し て Microsoft Windows XP が 使 用 さ れ 、
JUE-501/JUE-251 が初期設定で実行されていることを想定して説明します。

PC の設定
1. デスクトップで[スタート]メニューを開き、[コントロール パネル]をクリックします。
・ [コントロール パネル]ウィンドウが表示されます。

図 6.1a 「コントロール パネル」ウィンドウ

2. [ネットワーク接続]というラベルのアイコンをダブルクリックします。
・ [ネットワーク接続]ウィンドウが表示されます。

6-2
第 6 章 Web メニューシステム

3. [ローカル エリア接続]を選択して右クリックし、表示されるメニューで[プロパティ]をクリックし
ます。
・ [ローカルエリア接続のプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
・ 画面の手前側に[全般]タブが表示されていることを確認します。

Web第6章
メニューシステム
図 6.1b [ネットワーク接続]ウィンドウ

6-3
第 6 章 Web メニューシステム

4. [インターネット プロトコル(TCP/IP)]を選択し、[プロパティ]ボタンをクリックします。
・ [インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
・ [IP アドレスを自動的に取得する]を選択します。
cf. IP アドレスを手動で設定する場合は、JUE-501/JUE-251 の IP アドレスの設定を調べて
ください。初期設定は次の通りです。

IP アドレス 192.168.128.100
サブネットマスク 255.255.255.0

この場合は、PC で次のように設定します。
IP アドレス 192.168.128.101
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.128.100

・ [DNS サーバーのアドレスを自動的に取得する]を選択します。
IP アドレスを手動で設定する場合は、[次の DNS サーバーのアドレスを使う]を選択しま
す。[Preferred DNS Server]ボックスに*192.168.128.100 と入力し、[Alternate DNS
server]ボックスは空白のままにします。
* ここでは、工場出荷時の設定を想定して説明します。実際には、メインユニットの IP アド
レスを入力します。

図 6.1c ローカルエリアネットワークのプロパティ

5. [OK]ボタンをクリックします。
・ 画面が[ローカルエリア接続のプロパティ]ダイアログボックスに戻ります。
6. [OK]ボタンをクリックします。
・ 再起動するよう求めるメッセージが表示されたら、PC を再起動します。

6-4
第 6 章 Web メニューシステム

PC を JUE-501/JUE-251 の User LAN ポートに接続する


Ethernet ケーブルを使用して PC を User LAN ポートに接続します。JUE-501/JUE-251 は Ethernet
ケーブルタイプ(cross または straight)を自動的に認識します。User LAN では、最大で合計 32W PoE
(Power over Ethernet)を使用できます。

RJ-45

Ethernet
ケーブル

Web メニューにアクセスするには

Webブラウザ*2を起動*1し、URLボックスに[192.168.128.100/]*3と入力します。次に、[Enter]キーを
押します。

Web第6章
メニューシステム

*1
PCはメインユニットと同じネットワークに存在する必要があります(「PCの設定」(P6-2)
を参照してください)。
*2
JUE-501/JUE-251 はMicrosoft Internet Explorer 7 およびMozilla Firefox 3.6 を正式にサポート
していますが、互換性のあるシステムであれば上位バージョンも使用可能です。
*3
ここでは、工場出荷時の設定を想定して説明します。実際には、WebブラウザのURLボッ
クスに、http://[メインユニットのIPアドレス]/と入力してください。

6-5
第 6 章 Web メニューシステム

6.2 Web 画面

Web メニューの基本構成

すべての画面のレイアウトは以下のとおりです。

ヘッドライン
ロゴ、アイコン、ログイン状態、ログイン/ログアウトボタンが表示されます。

メニュー メイン画面
ログイン状態に応じて選択可能な 選択したメニューに対する応答とし
メニューが表示されます。 て、設定値や状態が表示されます。

図 6.2 Web 画面の基本レイアウト

6-6
第 6 章 Web メニューシステム

アイコンの意味

このセクションでは、画面のヘッドラインに表示されるアイコンについてまとめて説明します。

表 6.2 ヘッドラインのアイコン
アイコン 説明
受信レベルインジケータ
Signal 受信レベルを 7 段階のバーで表示。
緑色は正常な状態を、オレンジ色はブロッキング状態を意味します。
表 6.5.1b参照。
CS(回線交換)アイコン
CS
CS 接続が使用中であることを表示。
PS(パケット交換)アイコン
PS
PS 接続が使用中であることを表示。
SMS アイコン
新着の SMS メッセージがあることを表示。
SMS アイコン(FULL)
SIM カードの SMS 用のメモリ容量がいっぱいになったことを表示。
新しい SMS メッセージを受信または送信するには、SIM カードの
SMS メッセージを削除してください。

第6章
FAX アイコン(使用不可)
FAX が使用できないことを表示。 このアイコンは、JUE-251 の衛星
仰角(EL)値が 20 度未満の場合に表示されます。

Web
リモートアクセスアイコン

メニューシステム
リモートアクセス(Remote Activate 機能(セクション 6.5.5.4「リモート接
続の確立」(p6-63)を参照)によって確立された接続、またはリモートメ
ンテナンス用に確立された接続)がアクティブであることを表示。
SIM カードアイコン
SIM カードが正しくセットされていることを表示。
セカンダリ SIM カードアイコン
セカンダリ SIM カードが使用中であることを表示。
ログインボタン
特定ユーザへのログイン。
ログアウトボタン
ログイン中のユーザからのログアウト。

6-7
第 6 章 Web メニューシステム

メニュー
画面左側にある[メニュー]はログイン状態に応じて異なります。
Guest メニューでは、機器の状態の表示や基本的な操作(PS 接続や SMS の送信)を行います。
Admin メニューでは、機器の設定(ポートの設定、ユーザ設定、ネットワーク設定など)を行いま
す。
[メニュー]の各項目をクリックすると、[メイン]画面に対応する項目を表示します。

6.3 ログイン/ログアウト
このセクションでは、ログインおよびログアウトの方法について説明します。ご使用の Web ブラウザ
で Cookie を有効にしておく必要があります。ユーザはログインすることなく JUE-501/JUE-251 にアクセ
スできますが、付与された権限によるメインユニットの調整およびパケット通信回線への接続は、ログ
インすることによって実行できます。
ログインの状態は、ヘッドラインの右側に表示されます。

ログインの状態

図 6.3 ヘッドラインの例

ユーザログイン
ユーザ名とシークレットコードを入力してログインします。ユーザログインでは、事前にユーザを登録
しておく(セクション 6.5.4.1「ユーザの登録」(p6-45)を参照)必要があります。ユーザログインでログイ
ンするには、ヘッドラインの右端にある Login ボタンをクリックし、ユーザ名とシークレットコードを入力
します。ご使用の Web ブラウザで Cookie が有効になっていることを確認してください。ログインすると、
Login ボタンが Logout ボタンに変わります。ログアウトするときには、Logout ボタンをクリックします。
デフォルトの Admin ユーザは、ユーザ名が「ADMIN」でシークレットコードが「0001」の 01 ユーザとし
て登録されています。

機器の認識
JUE-501/JUE-251 では、あらかじめ機器の登録をしておくと、機器の IP アドレスをもとに自動で機器
を認識します。 この機能は、Web カメラなどユーザログインをご利用いただけない固定の機器をご
使用の場合、有効活用いただけます。 機器の登録については、セクション 6.5.4.2「機器の登録」
(p6-47)を参照してください。

6-8
第 6 章 Web メニューシステム

あらかじめ登録された機器(IP アドレスを使用)を自動的で認識します。その後、ユーザのログイン/ロ
グアウト(ユーザの名前とシークレットコードを使用)は、ユーザが Login/Logout ボタンをクリックしたと
きに行われます。

JUE-501/JUE-251 に接続する

はい いいえ
IP アドレスが「Device Registration」
で登録されている。

Device: 登録機器名 User: GUEST

ログインボタン押下
(ユーザログイン)

第6章
いいえ
ユーザが「User Registration」

Web
で登録されている。

メニューシステム
はい

ユーザが認識される。
User: 登録ユーザ名

ユーザーログアウト

図 6.3b ログインの流れ

ヒント

ユーザを管理するには、「6.5.4 ユーザ管理メニュー」(p6-45)を参照してください。

6-9
第 6 章 Web メニューシステム

6.4 全ユーザ利用可メニュー
6.4.1 ダッシュボード(Dashboard 画面)
Dashboard 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Dashboard」を選択します。
Dashboard 画面には、主に JUE-501/JUE-251 の状態が表示されます。この画面は、1. Information、2.
Quick Connect、3.Active Session & Calls、4. Setting、5. Display Style という 5 つの部分で構成されて
います。

1. Information 部分
JUE-501/JUE-251 の状態を表示します。

a) g)
b) h)
c) i)
d) j)
e) k)
f) l)
m)

図 6.4.1a Dashboard - Information 部分

表 6.4.1a Dashboard - Information 部分の表示内容


a) Status JUE-501/JUE-251 の状態
CS PS READY 通信可能(CS/PS 両方可能)

CS READY 通信可能(CS のみ可能)

PS READY 通信可能(PS のみ可能)

b) Time 現在の時刻 (現地時間が設定されていない場合は UTC)

c) Satellite 現在使用中の衛星名および経度

d) Spot Beam No. 現在使用中のスポットビーム番号

e) Alarm TX 異常が発生中した場合、赤字で表示
TX Alarm は、TX 出力が OFF になったことを通知する機能です。
f) WAN Selector 現在使用中の WAN アクセス経路

g) Latitude 船の緯度

h) Longitude 船の経度

i) REC 現在の受信レベル(アンテナアイコンの数値表示バージョン)

j) EIRP 現在の送信レベル

k) Heading 自船の Heading 値(GYRO モードの場合のみ)

l) Bearing 現在のアンテナベアリング値 (船首を 0 度とした時のアンテナの指向方向)

m) Elevation 現在のアンテナ仰角

6-10
第 6 章 Web メニューシステム

2. Quick Connect 部分
Standard IP 接続で、インターネットに素早く簡単に接続します。各ボタンは、User Registration 画
面(セクション 6.5.4.1(p6-45))または Device Registration 画面(セクション 6.5.4.2(p6-47))において、
そのログインユーザについて Quick Connect を有効に設定した場合にのみ選択可能になります。

1) 2)

図 6.4.1b Dashboard - Quick Connect 部分

表 6.4.1b Dashboard - Quick Connect 部分の表示内容

1) Connect ボタン インターネットに接続(未接続の場合にのみ選択可能になります)

2) Disconnect ボタン インターネット接続の切断(接続中の場合にのみ選択可能になります)

3. Active Session & Calls 部分


この部分には、アクティブなセッションとコールが表示されます。

第6章
1) 2) 3) 4)

Web
メニューシステム
1) 2) 3) 5) 6) 7)

図 6.4.1c Dashboard - Active Session & Call 部分

6-11
第 6 章 Web メニューシステム

表 6.4.1c Dashboard - Active Session & Call 部分の表示内容

1) Type サービスタイプ
Voice 4 kbps AMBE サービス
Audio 3.1 kHz 音声サービス
Standard スタンダード IP サービス

Streaming ストリーミング IP サービス


2) User 接続ユーザ。CS 通信のユーザ名はシークレットコードによって識別さ
れます。CS 通信でシークレットコードを利用していない場合、ユーザ
名は GUEST になります。

3) Time/Byte 通信時間

Standard 通信の場合はデータサイズを表示。
Standard 通信の場合は、およそ 10 Mbyte ごとにログを保存します。

4) Port 使用中のポート

5) Local IP 1by1 NAT 時:使用中のローカル IP アドレス


IP マスカレード時:接続中のローカルネットワークアドレス
PPPoE 接続時:PPPoE
6) Global IP 使用中のグローバル IP

7) APN アクセスポイント名

4. Setting 部分
この部分では、ヘディング値、衛星選択方法の設定、または TX アラームの解除をおこないます。
TX アラームの状態は、Dashboard - Information 部分で確認できます。
* 衛星選択時にADEで大きな音がする場合がありますが、故障ではありません。

1)
2)
3)

図 6.4.1d Dashboard - Setting 部分

表 6.4.1d Dashboard - Setting 部分の表示内容

1) Heading ヘディング値を入力 (この項目は Tracking モードとして Gyro が選択さ


れている場合のみ表示されます。)

2) Satellite 使用する衛星を設定する。Auto を選択すると、JUE-501/JUE-251 は最適


な衛星を自動的に選択します。

3) TX Alarm TX Alarm Information 部分の Alarm 欄(表 6.4.1a(e))に TX アラームが


表示されたときは、TX Alarm Clear ボタンをクリックすることにより、TX 出

6-12
第 6 章 Web メニューシステム

力規制が解除されます。

TX ALARM
TX ALARM は、送信システムで障害が発生したときに表示されます(図 6.4.1a e))。
このアラームが発生すると送信出力が強制的に OFF にされるため、TX ALARM を解除してくださ
い。
Step 1: [TX Alarm Clear]を押して TX ALARM を解除する。
Step 2: ALARM 欄(図 6.4.1a e))が空欄になっていることを確認する。TX ALARM の表示
が消えていない場合は、もう一度 Step1 を実行してください。

TX ALARM が頻繁に発生する場合は、購入元の代理店にご連絡ください。

5. Display Style 部分
この部分では、Web 画面の表示スタイルを設定します。

1)

第6章
図 6.4.1e Dashboard - Display Style 部分

Web
表 6.4.1e Dashboard - Display Style 部分の表示内容

メニューシステム
1) Color Style 5 種類のスタイル(JRC Red、Marine Pale Blue、BGAN Navy Blue、Gray
Scale、および Earth)の中からスタイルを選択できます。

6-13
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.2 インターネット接続(Data Connection 画面)


Data Connection 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Data Connection」を選択しま
す。
この画面では、付与された権限内でインターネットに簡単に接続できます。この画面の表示は、User
Registration 画面または Device Registration 画面で設定したユーザ(権限)によって異なります。

User Registration 画面と Device Registration 画面の詳細については、セクション 6.5.4.1「ユーザの登


録」(p6-45)およびセクション 6.5.4.2「機器の登録」(p6-47)を参照してください。

Data Connection 画面は、「Connection List」と「Setting」の 2 つの部分で構成されています。

1. Connection List
PS 接続の情報を表示します。 このリストには、接続状態(*は接続中であることを意味します)、
ユーザ、ローカル IP アドレス、グローバル IP アドレス、サービスタイプ、通信速度、および使用
APN が含まれます。Disconnect ボタンは、User Registration 画面(セクション 6.5.4.1(p6-45))ま
たは Device Registration 画面(セクション 6.5.4.2 (p6-47))において、そのログインユーザについ
て[Multi Connect]を有効に設定した場合にのみ選択可能になります。

図 6.4.2a Data Connection - Connection List 部分

2. Setting
インターネット接続の設定をします。ここに表示される設定は、User Registration 画面(セクショ
ン 6.5.4.1(p6-45))または Device Registration 画面(セクション 6.5.4.2(p6-47))において、そのロ
グインユーザに割り当てられたプロファイルの設定と同じです。ユーザは、割り当てられたプロ
ファイルで編集することが許可されている場合にのみ、設定を編集することができます。

6-14
第 6 章 Web メニューシステム

1) Idle
2)
3)
4)
5)
6) 10)
7)
8)
9)
11)
12)
13)

14)

図 6.4.2b Data Connection - Setting 部分

表 6.4.2 Contents of Data Connection-Setting 部分の表示内容

1) Connection Status 接続の状態

2) Profile 割り当てられたプロファイル

3) Connection Type 割り当てられたプロファイルで定義されている使用可能なサービスタイプ

第6章
4) Desire Rate 接続の希望速度 (ストリーミング選択時のみ)

5) Minimum Rate 接続の最低速度 (ストリーミング選択時のみ)


通信速度がこの速度を下回ると、接続は自動的に切断されます。

Web
Local IP 接続を行うローカル IP アドレスの指定

メニューシステム
6)
*Other IP は、User Registration 画面(セクション 6.5.4.1(p6-45))または Device
Registration 画面(セクション 6.5.4.2(p6-47))において、そのログインユーザに
ついて[Multi Connect]を有効に設定した場合にのみ選択可能になります。
7) APN * アクセスポイント名

8) APN User/Password * APN のユーザ名とパスワード


パスワードは、入力するときに●で置き換えられて非表示になります。

9) Global IP * この接続で使用するグローバル IP アドレス。


Dynamic または Static を選択します。Static が選択された場合にのみ、グ
ローバル IP アドレスの入力が必要です。
10) Connect/Disconnect 接続の開始または切断

11) Connection Type セカンダリサービスのサービスタイプ

12) Desire Rate セカンダリ接続の希望速度 (ストリーミング選択時のみ)

13) Minimum Rate セカンダリサービスの最低速度 (ストリーミング選択時のみ)


通信速度がこの速度を下回ると、セカンダリサービスは自動的に切断さ
れます。
14) Connect/Disconnect セカンダリ接続の開始または切断
* 7) APN、8) APN User/Password、9) Global IP は、プロファイルの“Edit”に“Permitted”が設定され
ている場合にのみ、編集できます。

6-15
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.3 SMS メニュー


SMS メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、SIM に保存された各メッセージの参照、SMS の送信、および SMS の設定を実
行できます。
SMS アイコン は、新規メッセージがメインユニットに到着すると Web ページのヘッドラインに表
示されます。Inbox 画面でメッセージを確認してください。

SMS メニューには次の画面があります。
・ New Message 画面(セクション 6.4.3.1 SMS の新規メッセージ)
・ Inbox 画面(セクション 6.4.3.2 SMS の受信トレイ)
・ Sent 画面(セクション 6.4.3.3 SMS の送信済みボックス)
・ Draft 画面(セクション 6.4.3.4 SMS の下書きボックス)
・ Setting 画面(セクション 6.4.3.5 SMS の設定)

ご注意

SMS アイコン(FULL) は、SIM カードに保存された SMS のデータ件数がいっぱいになると


Web ページのヘッドラインに表示されます。その場合は、新規メッセージを送受信するため、不要
なメッセージを削除してください。個々のメッセージの削除方法については[セクション 6.4.3.2~4]
を、すべてのメッセージの削除方法については[セクション 6.4.3.5]を参照してください。
メッセージ容量を確認するには、[セクション 6.4.3.5]を参照してください。

6-16
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.3.1 SMS の新規メッセージ(New Message 画面)


New Message 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「SMS」メニューを開き、「New
Message」を選択します。
New Message 画面では、新規 SMS メッセージの書き込みおよび送信を行うことができます。

1)
2)

3)

4) 5) 6)

図 6.4.3.1 New Message 画面

第6章
表 6.4.3.1 New Message 画面の表示内容
表示 内容
1) To メッセージの送付先
2) 1)の「To」テキストボックスに電話番号を入力する代わりに、電話帳を

Web
Refer to Phonebook
参照します

メニューシステム
3) Text メッセージの内容を表示
4) Send メッセージを送信する
5) Save メッセージを Draft ボックスに保存する
6) --/--- (入力した文字数)/(SMS で送信可能な最大文字数)

新規メッセージの送信方法
Step 1: 「To」テキストボックスに送付先を直接入力するか、Phonebook から送付先の名前を選択す
る。
Step 2: 「Text」ボックスにメッセージを書き込む。SMS メッセージの最大文字数は 160 文字です。
Step 3: 「Send」ボタンをクリックするとメッセージが送信されます。
送信済みメッセージは「Sent」画面に保存されます。「Draft」ボックスにメッセージを保存するには、
「Save」をクリックします。

ご注意

JUE-501/JUE-251 の使用状態によっては、メッセージの送信に失敗する場合があります。
その場合のメッセージは、「Draft」ボックスに保存されます。

6-17
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.3.2 SMS の受信トレイ(Inbox 画面)


Inbox 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「SMS」メニューを開き、「Inbox」を選択しま
す。
この画面では、受信したメッセージを確認できます。Message List でデータを選択すると、そのメッ
セージが”Detail (画面の上部)”に表示されます。
表示されたメッセージに対して操作を行う(返信/転送/削除)には、Text ボックスの下の対応するボ
タン(Reply/Forward/Delete)をクリックします。

1) 2)

3)

4) 5) 6)

1) 2) 7)

図 6.4.3.2 Inbox 画面

表 6.4.3.2 Inbox 画面の表示内容


表示 内容
1) From 送信者
2) Time 受信日時 (UTC)
3) Text メッセージの内容
4) Reply 送信者への返信のために New Message 画面を表示する
5) Forward メッセージ転送のために New Message 画面を表示する
6) Delete このメッセージを削除する
7) Outline メッセージの先頭部分

6-18
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.3.3 SMS の送信済みボックス(Sent 画面)


Sent 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「SMS」メニューを開き、「Sent」を選択しま
す。
この画面では、送信済みメッセージを確認できます。Message List のデータを選択すると、そのメッ
セージが”Detail (画面の上部)”に表示されます。
表示されたメッセージに対して操作を行う(再送信/転送/削除)には、Text ボックスの下の対応する
ボタン(Resend/Forward/Delete)をクリックします。

1)

2)

3) 4) 5)

1) 6)

第6章
図 6.4.3.3 Sent 画面

Web
メニューシステム
表 6.4.3.3 Sent 画面の表示内容
表示 内容
1) To メッセージの宛先
2) Text メッセージの内容
3) Resend メッセージ再送のために New Message 画面を表示する
4) Forward メッセージ転送のために New Message 画面を表示する
5) Delete メッセージを削除する
6) Outline メッセージの先頭部分

*送信メッセージは送信日時の順に並ぶとは限りません。

6-19
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.3.4 SMS の下書きボックス(Draft 画面)


Draft 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「SMS」メニューを開き、「Draft」を選択しま
す。
この画面では、Draft ボックスに保存されたメッセージを確認できます。Message List のデータを選
択すると、そのメッセージが”Detail (画面の上部)”に表示されます。
表示されたメッセージに対して操作を行う(編集/転送/削除)には、Text ボックスの下の対応するボ
タン(Edit/Forward/Delete)をクリックします。

1)

2)

3) 4) 5)

1) 6)

図 6.4.3.4 Draft 画面

表 6.4.3.4 Draft 画面の表示内容


表示 内容
1) To メッセージの宛先
2) Text メッセージの内容
3) Edit To と Text ボックスを編集し、メッセージを送信するために New Message
画面を表示する
* この操作の後、Send ボタンをクリックすると、この下書きメッセージは
削除されます。また、同画面で Save をクリックすると、この下書きメッセー
ジが上書きされます。
4) Forward メッセージ転送のために New Message 画面を表示する
5) Delete メッセージを削除する
6) Outline メッセージの先頭部分

*下書きメッセージは保存された時間順に並ぶとは限りません。

6-20
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.3.5 SMS の設定(Setting 画面)


Setting 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「SMS」メニューを開き、「Setting」を選択し
ます。
この画面では、メッセージの容量を確認したり、全メッセージを削除したりできます。
またユーザは、SMS サービスの詳細を設定できます。

1)

2)
3) 8)
4)
5)
6)
7) 8)

図 6.4.3.5 SMS の Setting 画面

第6章
表 6.4.3.5 SMS の Setting 画面の表示内容
表示 内容

Web
1) Message Capacity 保存可能なメッセージの件数と現在のメッセージの保存件数を表

メニューシステム

2) Delete All Message 全メッセージを削除
3) Service Center Address サービスセンターの電話番号
4) Validity サービスセンターで SMS を受信したときから計測されるストレージ
の有効期限
5) Service Class 送信 SMS のサービスクラス。これにより、受信者の端末に送信され
た後のメッセージの挙動が設定されます。
No Class:指定しない
Class 0:表示のみ(保存しない)
Class 1:受信電話メモリへの保存を要求
Class 2:受信 SIM メモリへの保存を要求
Class 3:受信者のデフォルトモードを使用
6) Status Report 送達確認(ステータスレポート)が有効かどうか
7) Send Character Code SMS の文字コード(GSM7/Unicode)
Unucode が選択された場合、制限文字数が 70 文字になります。
8) SET 設定内容を登録

6-21
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.4 電話帳(Phonebook 画面)


Phonebook 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Phonebook」を選択します。
この画面では、SIM に保存された電話帳を表示できます。
電話帳には、名前と電話番号の組み合わせを最大で 254 件登録できます。 (実際の登録可能件
数はお手持ちの SIM カードによります。) Admin 権限のユーザは、この画面で簡単に電話帳を設
定、編集、および削除できます。

a)

b) c) d)

図 6.4.4 Phonebook 画面

表 6.4.4 Phonebook 画面の表示内容


a) File ボタン 電話帳の内容を CSV テキスト形式で表示。
*複数の PC でこの機能を同時実行すると、ファイルが破損する可能性がありま
す。その場合は、ファイルを再度取得してください。
*データを保存するには PC のマニュアルに従ってください。
b) Name 相手の名前 (最大 10 文字)
c) Number 相手の電話番号 (最大 20 桁)
d) Set/Del ボタン Set ボタンにより入力した項目(相手の名前と電話番号)を登録
Del ボタンにより入力した項目(相手の名前と電話番号)を削除

登録手順
Step 1: 相手の名前を対象 ID の b)Name 欄に入力する。
Step 2: 相手の電話番号を同じ行の c)Number 欄に入力する。
Step 3: d)Set ボタンをクリックしてその行の項目を登録する。

削除手順

Step 1: d)Del ボタンをクリックする。その行の項目が削除されます。

6-22
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.5 コールログメニュー
Call Log メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、コールログ(通信履歴)を表示/消去したり、通信料を設定して通信料金を計算し
たりできます。
Call Log メニューには次の画面があります。
・ Call Log 画面(セクション 6.4.5.1 コールログの確認)
・ Call Charge 画面(セクション 6.4.5.2 通信料の設定)

6.4.5.1 コールログの確認(Call Log 画面)


Call Log 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Call Log」メニューを開き、「Call Log」を
選択します。

最大 2000 件のコールログを溜めることが出来ます。 2000 件を超えた場合には、最も古いログを削


除します。

2)
1)
3)

第6章
4) 5) 6) 7) 8) 9) 10) 11) 12) 13) 14)

図 6.4.5.1 Call Log 画面

Web
表 6.4.5.1 Call Log 画面の表示内容

メニューシステム
1) Output コールログを CSV テキスト形式で表示
*複数の PC でこの機能を同時実行すると、ファイルが破損する可能
性があります。その場合は、ファイルを再度取得してください。
*データを保存するには PC のマニュアルに従ってください。
2) Delete 選択されたコールログを削除
3) Dipaly button 新しい もしくは 古い ログを表示する
4) Start Time 通信開始時刻(UTC)
5) End Time 通信終了時刻(UTC)
6) Conn. Type 接続タイプ(Voice / Audio / Standard / Streaming / SMS / UDI / RDI)
*UDI/RDI は JUE-251 ではご利用いただけません。
7) Term. 使用したポート
8) Dir. 通信方向(Out(発信)/ In(着信))
*Standard/Streaming サービスの場合、この欄は空白です。
9) Called No./APN 相手のアドレス(取得できた場合)
(Standard/Streaming サービスの場合は、APN が表示されます)。

6-23
第 6 章 Web メニューシステム

10) User CS 接続の場合、ユーザはシークレットコードによって認識されます。


(シークレットコードが入力された場合のみ)
PS 接続の場合、ユーザはログイン状態によって認識されます。
11) Time/Byte 通信時間
Standard 通信の場合は、データサイズが表示されます。
Standard 通信の場合は、およそ 10 Mbyte ごとにログを保存します。
12) Charge 「Call Charge」機能によって計算された通信の見積もり料金
13) Sat 使用衛星の番号
14) Code コーズコード

コールログのソート
Step 1: 列のタイトル(No. / Start Time / End Time / Conn. Type / Term / Dir. / Called No. / APN /
User / Time / Byte / Charge / Sat / Code)の1つをクリックしてコールログをソートする。
ソート機能は表示中のログに対してのみ適用されます。
(ソート機能が動作しない場合、Appendix M.11.「コールログのソートが機能しない場合」
(pM-12)を参照してください。)

コールログのフィルタ
列のタイトルにプルダウンメニューがついている項目は、選択によりログをフィルタして表示すること
ができます。フィルタは、ログ全件に作用します。

Step 1:プルダウンメニューからログを取り出したいサービスタイプを選択してください。

出力手順
Step 1: 「Output」ボタンをクリックする。

Web ブラウザにコールログが CSV テキスト形式で表示されます。


* 複数の PC でこの機能を同時実行すると、ファイルが破損する可能性があります。その場合は、フ
ァイルを再度取得してください。
* データを保存するには PC のマニュアルに従ってください。

消去手順
Step 1:プルダウンメニューから削除したいサービスタイプを選択してください。
Step 2:「Delete」ボタンをクリックする。
コールログが削除されます。

6-24
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.5.2 通信料の設定(Call Charge 画面)


Call Charge 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Call Log」メニューを開き、「Call
Charge」を選択します。
JUE-501/JUE-251 は、ユーザが入力する「Rate for Unit」の一覧に基づいて、通信料を自動的に計
算します。計算された通信料金はコールログに表示されます。

ご注意

* この計算は、ユーザの入力値に基づいて行われる概算です。
* JRC では、見積もられた料金の正確さについての責任は一切負いません。
* FB250 システムによってサポートされていないため、UDI、RDI、256k Streaming の設定は
JUE-251 の場合表示されません。
* 通信料の設定には Admin 権限が必要です。

第6章
Step 1 Step 2

Web
メニューシステム
Step 3

Step 4

図 6.4.5.2 Call Charge 画面

通話料の設定手順
Step 1: プルダウンメニューから通貨を選択する。メニューには、USD、EUR、および JPY が表示さ
れます。

Step 2: Currency メニューの右側にある Set ボタンをクリックします。

Step 3: 単位時間(分)、サイズ(Mbyte)およびメール当りの料金を入力します。

Step 4: 下にある Set ボタンをクリックして設定を登録します。

6-25
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.6 システムログメニュー
System Log メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、JUE-501/JUE-251 の状態およびログを表示/消去できます。
System Log メニューには次の画面があります。
・ Alarmpack 画面(セクション 6.4.6.1 アラームパックの確認)
・ Event Log 画面(セクション 6.4.6.2 イベントログの確認)
・ Distress Log 画面(セクション 6.4.6.3 ディストレス・ログの確認)
・ ADE Monitor 画面(セクション 6.4.6.4 ADE の確認)

6.4.6.1 アラームパックの確認(Alarmpack 画面)


Alarmpack 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「System Log」メニューを開き、
「Alarmpack」を選択します。
この画面では、現在のアラーム情報とアラーム履歴(最大 50 件)を表示できます。

1) 2) 3) 4)

5) 6) 7) 8) 9) 10) 11)

12)
13) 14) 15) 16)
19)
17) 20) 21) 22) 23)

18) 20) 21) 22) 23)

図 6.4.6.1a Alarmpack 画面

6-26
第 6 章 Web メニューシステム

表 6.4.6.1a Alarmpack 画面の表示内容


Serial No.
1) IMEI No. インマルサット端末装置番号 (15 桁)
2) JRC No. JRC 製造番号(7 桁)
3) MAC 1 EXT WAN port の MAC アドレス
4) MAC 2 ユーザ LAN port と JRC LAN port の MAC アドレス
Maintenance No.
5) ADE-Boot ADE ブートメンテナンス番号
6) ADE-Main ADE メンテナンス番号
7) BDE-Boot BDE ブートメンテナンス番号
8) BDE-Safe BDE セーフモードメンテナンス番号
9) BDE-Main BDE メンテナンス番号
10) BDE-App BDE アプリケーションメンテナンス番号
11) Service Class インマルサット クラス番号
FBB500 システムでは 8。FB250 システムでは 9。
ボタン
12) File Alarmpack を CSV テキスト形式で表示
*複数の PC でこの機能を同時実行すると、ファイルが破損する可
能性があります。その場合は、ファイルを再度取得してください。

第6章
*データを保存するには PC のマニュアルに従ってください。
13) Expand (Shrink) All 全アラームパックを表示(閉じる)
14) Expand (Shrink) ADE すべてのログについて ADE 部分のアラームパックを表示(閉じる)

Web
15) Expand (Shrink) BDE すべてのログについて BDE 部分のアラームパックを表示(閉じる)

メニューシステム
16) Expand (Shrink) MDM すべてのログについて MDM 部分のアラームパックを表示(閉じる)
17) Current 現在の情報
18) n 記録された情報 (最大 50 件)
19) Time ログ記録時間(00:00:00 DD/MMM/YYY)(UTC)
20) All 選択したログの全アラームパックを表示
21) ADE 選択したログの ADE 部分のアラームパックを表示
22) BDE 選択したログの BDE 部分のアラームパックを表示
23) MDM 選択したログの MDM 部分のアラームパックを表示

各 Alarm 情報は 3 つのパートつまり、ADE (Above Deck Equipment) 部分、BDE (Below Deck


Equipment) 部分、MDM (MoDeM) 部分に分かれます。

以下に詳細の説明を示します。

6-27
第 6 章 Web メニューシステム

1.ADE 部分

図 6.4.6.1b Alarmpack の ADE 部分

表 6.4.6.1b Alarmpack の ADE 部分の表示内容


行 表示 内容 表示スタイル
1 ADE-ALM: ADE アラームの有無 None または該当箇所
EIRP: 送信状態(EIRP 値) 0.0~22.0
ADETmp: ADE の温度 +0.0
(JUE-501/251 では 0 に固定)
HPATmp: HPA の温度 -125~125
SAT AZ: 衛星 AZ 0.0~359.9
SAT EL: 衛星 EL 0.0~90.0
BR: アンテナベアリング 0.0~359.0
2 EL: アンテナ EL -25.0~120.0
Cross EL: アンテナ XEL -30.0~30.0
RSSI-1: RSSI-1 値 0 (JUE-501/251 では 0 に固定)
RSSI-2: RSSI-2 値 0~255
Search-Sts: 衛星サーチ状態 0~5
Track Mode: 追尾モード Auto/GpsHD/Sensor/Unknown
3 ADE-GPS: ADE GPS 状態 Cold Start / Unfix /
2D Fix / 3D Fix
GPSHD: ADE GPS ヘディング 0.0 ~ 359.9
PLL LockDet: PLL ロック検出 ON/OFF
GlobalBeam: グローバルビームチャネル 0, 3200~19600
4 WRF Filter Using filter Narrow / Wide
WRF Port Use or non-use of WRF port Enable / Disable / Auto
WRF Moni WRF Monitor 0~254
5 Rol-Ave: 過去 6 分間のローリング方向 -40.0~+40.0
の揺れ平均値
Pit-Ave: 過去 6 分間のピッチング方 -40.0~+40.0
向の揺れ平均値
VibX-Ave: 過去 6 分間の X 軸振動の平 -6.0~+6.0
均値 (単位: G)

6-28
第 6 章 Web メニューシステム

VibY-Ave: 過去 6 分間の Y 軸振動の平 -6.0~+6.0


均値 (単位: G)
VibZ-Ave: 過去 6 分間の Z 軸振動の平 -6.0~+6.0
均値 (単位: G)
6 Rol-Max: 過去 6 分間のローリング方向 -40.0~+40.0
の揺れ最大値
Pit-Max: 過去 6 分間のピッチング方 -40.0~+40.0
向の揺れ最大値
VibX-Max: 過去 6 分間の X 軸振動の最 -6.0~+6.0
大値 (単位: G)
VibY-Max: 過去 6 分間の Y 軸振動の最 -6.0~+6.0
大値 (単位: G)
VibZ-Max: 過去 6 分間の Z 軸振動の最 -6.0~+6.0
大値 (単位: G)

2.BDE 部分

Web第6章
Fig. 6.4.6.1c Alarmpack BDE part

メニューシステム
表 6.4.6.1c Alarmpack の BDE 部分の表示内容
行 表示 内容 表示スタイル
1 BDE-ALM: BDE アラームの有無 None または該当箇所
Name [E,W] ddd.d 使用した衛星の経度 例)APEC E143.5
SpotNo. 使用したスポットビーム番号 0~255
REC: 受信レベル 0~70
HD: ヘディング値 0.0~359.9
BDE-Sts: BDE 状態 例)CS PS READY
2 ddd゜mm ’ ss” [N,S] 緯度 例)12゜34’56” N
GPS: 使用 GPS built-in / Ext / Test
GPS-Sts: GPS 状態 Cold Start /
Unfix / 2D Fix / 3D Fix
GPS-Time: GPS の UTC hh:mm:ss dd/MMM/yyyy
3 ddd゜mm ’ ss” [E,W] 経度 例)123゜45’06” E
ExtGPS: 外部 GPS OFF/ON
ExtGPS Data: 受信 GPS センテンス None/ GGA/ ZDA

6-29
第 6 章 Web メニューシステム

4 GYRO: GYRO タイプ(使用している場合) SYNC/STEP/LAN/


NMEA(4.8k), NMEA(38.4k)
NSKDIPSW: NSK ユニットディップスイッチ XX (00 ~ FF )
CableLoss: ADE-BDE 間ケーブルロス値 0.0~50.0
CalibErr: キャリブレーションエラーコード 0~255
UpdateErr: ソフトウェア更新結果 0
(JUE-501/251 では 0 に固定)
4 RX Mode: 受信チャネルタイプ T025Q / T1Q / T1X / T45X
ATT: BDE アッテネータ値 0~255
IMSI SIM カードに保存された IMSI 値 123456789012345
5 BZ: ブザー接続状態 nnnn
(0:非接続、1:接続) (左から BZ 1)
BTN: ボタン接続状態 nnnn
(0:非接続、1:接続) (左から BTN 1)
LAN: イーサネットリンク状態 nnnnnn
(0:非接続、1:接続) (左から User LAN 1)
Tick: システム起動時からのタイマー 0xnnnnnnnn

3.MDM 部分

図 6.4.6.1d Alarmpack の MDM 部分

表 6.4.6.1d Alarmpack の MDM 部分の表示内容


行 表示 内容 表示スタイル
1 MDM-ALM: モデムアラームの有無 None または該当箇所
C/No: 受信強度 40.0~67.0
RxChIdx: 受信チャネル番号 0, 6400~39280
RxBr: 受信ベアラ 0~3
RxOffset: 受信オフセット情報 0 または 1
2 BDE Temp: BDE 温度 -125~+125
HALAcqSts: 受信チャネル引き込みモード 0~6

6-30
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.6.2 イベントログの確認(Event Log 画面)


Event Log 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「System Log」メニューを開き、「Event
Log」を選択します。
保存されている直近 1000 件のイベントがこの画面に表示されます。ユーザは、File ボタンをクリック
すれば、イベントログを CSV テキスト形式で表示できます。

1)

2) 3) 4) 5) 6)

図 6.4.6.2 Event Log 画面

表 6.4.6.2 Event Log 画面の表示内容


表示 内容

第6章
1 File イベントログを CSV テキスト形式で表示
*複数の PC でこの機能を同時実行すると、ファイルが破損
する可能性があります。その場合は、ファイルを再度取得し

Web
てください。

メニューシステム
*データを保存するには PC のマニュアルに従ってください。
2 Date/Time ロギング時間 (00:00:00 DD/MMM/YYYY) (UTC)
3 Event Boot Start 本体電源投入
Power Off 本体電源断
REG End 衛星への登録
DEREG End 衛星からの登録
Search Start 衛星サーチ開始
Search End 衛星サーチ終了
COMM Start CS または PS 接続開始
COMM End CS または PS 接続終了
Alarm アラーム検出
4 Result Success イベント成功
Failure イベント失敗 もしくは、アラーム検出
5 Para1 パラメータ 1
6 Para2 パラメータ 2

6-31
第 6 章 Web メニューシステム

6.4.6.3 ADE の確認(ADE Monitor 画面)


ADE Monitor 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「System Log」メニューを開き、
「ADE Monitor」を選択します。

この画面では、ADE の状態を監視できます。 ADE の状態のログは最大 100 件まで、Web ブラウ


ザ上でチェック可能です。 また、最大 7200 件まで、出力ファイルに含むことができます。

図 6.4.6.4 ADE Monitor 画面

ROLL、PITCHING、IMPACT(Vibration)の最大値、平均値は過去 6 分間の統計です。
File ボタンをクリックすると、ADE Monitor の内容がテキスト形式で表示されます。
* 複数の PC でこの機能を同時実行すると、ファイルが破損する可能性があります。その場合は、フ
ァイルを再度取得してください。
* データを保存するには PC のマニュアルに従ってください。

6-32
第 6 章 Web メニューシステム

6.5 Admin ユーザメニュー


6.5.1 基本情報の設定 (Terminal 画面)
Terminal 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Terminal」を選択します。
この画面では、JUE-501/251 の基本データを設定できます。
また、船のマストや煙突などの障害物によって JUE-501/JUE-251 のアンテナが衛星から隠されて
いることを示すために、ブロッキングエリアを 6 つまで登録することができます。

1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
9)
8)

11) 12) 13) 14)


10)

第6章
15)

図 6.5.1a Terminal 画面

Web
メニューシステム
表 6.5.1a Terminal - Setting 部分の表示内容
表示 内容
1) Delivery Date JUE-501/JUE-251 の運用開始日
運用開始日は、JUE-501/JUE-251 が設置されて通信が開始された日を示
すだけでなく、保証期間などを判断するのにも役立ちます。正確に設定す
るようお勧めします。
2) Local Time UTC(世界標準時)と現地時刻の時差
現地時刻が UTC より進んでいる場合は[+]を選択し、UTC より遅れている
場合は[-]を選択します。
3) Tracking JUE-501/JUE-251 の衛星追尾方式
追尾方式として Auto または Gyro を選択します。Gyro を選択する場合は、
Gyro タ イ プ も 指 定 す る 必 要 が あ り ま す 。 Sync/Step, NMEA(4.8k),
NMEA(38.4k), LAN の中から Gyro タイプを選んでください。
この設定を反映するには、システムを再起動する必要があります。
4) GPS Input 外部 GPS の入力方式
Disable (組み込みの GPS を使う), NMEA(4.8k), NMEA(38.4k), LAN の中
から一つを選択してください。
この設定を反映するには、システムを再起動する必要があります。

6-33
第 6 章 Web メニューシステム

5) VDR Output JUE-501/JUE-251 のアラームパックを送信する場合の VDR への出力方式


Disable か LAN を選択してください。
この設定を反映するには、システムを再起動する必要があります。
6) WRF WRF(Wide-band Radio Frequency:広帯域高周波)インターフェースの設
定。WRF インターフェースは、ナビゲーションシステムで衛星信号を直接
受信する場合に必要です。
“Enable”は Wide band フィルタを使用します。
“Disable”は Narrow band フィルタを使用し、他の電波からの干渉を防ぎま
す。
“Auto”は使用するフィルタを自動で切り替えます。
7) Panel LED メインユニット前面にある LED の ON/OFF 設定
8) Ethernet LED メインユニット背面にある Ethernet LED の ON/OFF 設定
OFF に設定すると LAN ポートへの装置の接続有無に関わらず,Ethernet
LED は消灯します。
9) SET 設定内容を登録

表 6.5.1b Terminal - Blocking Indication 部分の表示内容


表示 内容
10) Enable/Disable ブロッキングエリアの使用/不使用
11) Upper limit EL ブロッキングエリアの上限高度 (Range: 1 ~ 90)
12) Lower limit EL ブロッキングエリアの下限高度 (Range: 1 ~ 90)
13) Left border BR ブロッキングエリアの左境界ベアリング値 (Range: 0 ~ 359)
14) Right border BR ブロッキングエリアの右境界ベアリング値 (Range: 0 ~ 359)
15) SET 設定内容を登録

6.5.2 テレフォニーメニュー
Telephony メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、テレフォニーの設定を行うことができます。
Telephony メニューには次の画面があります。
・ Telephony 画面(セクション 6.5.2.1 ポートの設定)
・ PBX 画面(セクション 6.5.2.2 電話の自動応答機能の設定)
・ Supplementary 画面(セクション 6.5.2.3 電話補助サービスの設定)

6.5.2.1 ポートの設定(Telephony 画面)


Telephony 画 面 を 表 示 す る に は 、 左 側 の [ メ ニ ュ ー ] パ ネ ル で 「 Telephony 」 メ ニ ュ ー を 開 き 、
「Telephony」を選択します。
ユーザは、発信/着信サービスタイプ、操作制限、通話音量、発信通話の制限、および各ポート(ハ
ンドセット/TEL1~6/ ISDN)の呼び出しまでの時間を設定できます。

6-34
第 6 章 Web メニューシステム

3) 5)
2) 5)
4) 6)
1) 7)

図 6.5.2.1a Terminal 画面

表 6.5.2.1a Terminal - Setting 部分の表示内容


表示 内容
1) Port

第6章
設定ポート
2) Outgoing/ 発信/着信タイプ
Incoming Type 各プルダウンメニューには、そのポートで使用可能なタイプが表示されます。
「Voice」を選択すると、タイプが 4k AMBE サービスに設定されます。

Web
「Fax」を選択すると、タイプが Fax に設定されます。

メニューシステム
「Audio」を選択すると、タイプが 3.1 kHz Audio サービスに設定されます。
「Voice/Fax」を選択すると、タイプが 4k AMBE サービスおよび Fax に設定されます。
「Voice/Audio」を選択すると、タイプが 4k AMBE サービスおよび 3.1 kHz Audio サー
ビスに設定されます。
3) Secret Code 操作制限
「Enable」にすると、そのポートに接続された端末を操作するときにシークレットコード
が必要になります。
「Disable」にするとシークレットコードが不要になるため、だれでもそのポートに接続
された端末を操作することができます。
4) Voice Volume 受話音量。Normal または High
5) Outgoing Call ポートから通話を発信するときの制限
「Disable」にすると、すべての発信通話が拒否されます。
「Allowed Number」にすると、許可された番号にのみ発信をすることができます。許
可された番号のリストには、番号を 4 つまで含めることができます。リストの番号から
始まる番号への発信も許可されます。(0081 を設定すると、0081xxx への発信も許可
されます。)
「Phonebook」にすると、電話帳に登録されている番号であれば許可されます。
「Enable」にすると、制限されません。
6) Incoming Call メインユニットに通話の着信があってから呼び出し音が鳴るまでの時間
「Enable」にすると、メインユニットに着信したときに呼び出し音が鳴ります。
「After Xs」にすると、メインユニットに着信してから X 秒後に呼び出し音が鳴ります。
「Disable」にすると、呼び出し音は鳴りません。
7) SET 設定内容を登録

6-35
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.2.2 電話の自動応答機能の設定(PBX 画面)


PBX 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Telephony」メニューを開き、「PBX」を選択
します。
このメニューでは、自動応答を設定できます。自動応答が有効な場合には、「Please dial 3 digits
extension number.」という固定メッセージが自動的に再生されます。メインユニットは、設定された時間
が経過するまで発信者の入力を待ちます。入力がなかった場合、その通話はデフォルトの送信先に
転送されます。JUE-501/JUE-251 の内線番号は、表 6.5.2.2a のように指定されています。

表 6.5.2.2a JUE-501/JUE-251 の内線番号


機器 割り振り番号
Handset 000
TEL1~TEL6 001~006
All TEL ports and Handset 099
ISDN (PBX-MSN を登録してください。p6-40 参照) 401
All 999

1)
2)
3) 5)
4)

図 6.5.2.2a PBX 画面

表 6.5.2.2b PBX - Auto Answer 部分の表示内容


Display Contents
1) Control 自動応答の有効/無効
2) Incoming Type 自動応答を適用する場合の着信サービスタイプ(Voice / Audio)
3) Extension Number 「Limit Time」の時間が経過するまでに入力が認識されなかったときに
通話を転送するデフォルトの転送先
*端末が 2)で指定された”Incoming Type”を受け付けない場合は、電話
が転送されません。Telephony の設定(6.5.2.1 目)を確認してください。
4) Limit Time 通話者の入力を待つ時間
5) SET 設定内容を登録

ご注意

* 陸側電話が DTMF を扱えない場合、Auto Answer 機能はご利用になれません。

* Auto Answer 機能は、受信者が不在の時も自動で応答するので、通信料が発生します。

* JRC では、製品保証書の記載および法令上の規定に該当する場合を除いて、この機能の使用中に
発生した通信料金問題についての責任は負いません。

6-36
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.2.3 電話補助サービスの設定(Supplementary 画面)


Supplementary 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Telephony」メニューを開き、
「Supplementary」を選択します。
この画面では、通話転送、通話中着信、および通話拒否機能を設定します。
またこの画面には、音声メールセンターアドレスも表示されます。

この機能は現在サポートされていません。

第6章
2013 年 7 月末のソフトウェアのアップデートにより、対応予定です。

Web
メニューシステム
図 6.5.2.3 Supplementary 画面

音声メッセージの取得
表示された番号をダイヤルします。
例)→ 00870772001899#

通話転送を有効にする
通話を転送する条件に「Enable」を選択します。プルダウンメニューの右側にあるボックスがアクティ
ブになります。次に、先頭に 00 を付けて通話の転送先番号を入力します。Set ボタンをクリックして
設定を登録します。
例) +81-422-45-9xxx に転送する場合、日本では「0081422459xxx」と入力します。

6-37
第 6 章 Web メニューシステム

通話中着信の通知音
通話中着信を知らせたいサービスタイプに「Enable」を選択してから、Set ボタンをクリックします。通
話中着信の通知音は、3 秒毎に繰り返される 2 回のビープ音です。通話中着信の取り扱い方法に
ついては、5.1.7「Handling Call Waiting (ハンドセット)」(p5-13)または 5.2.3「Handling Call Waiting
(TEL Port)」(p5-32)を参照してください。

着信/発信通話の拒否
拒否したい条件に「Enable」を選択します。「Enable」にすると、その通話は拒否されることに注意し
てください。
通話拒否を設定するには、ネットワーク PIN コードが必要です。Network PIN フィールドに PIN コー
ドを入力し、Set ボタンをクリックします。
ネットワーク PIN コードに初期値はありません。はじめに設定した際に入力した 8 から 16 桁の数字
が、以降のネットワーク PIN コードになります。 ネットワーク PIN コードを忘れると、設定の変更がで
きなくなりますので、忘れないようにしてください。

6-38
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.3 ポートメニュー
Port メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、各ポートを設定できます。
Port メニューには次の画面があります。
・ Handset 画面(セクション 6.5.3.1 ハンドセットの設定)
・ ISDN 画面(セクション 6.5.3.2 MSN の設定)
・ Ethernet 画面(セクション 6.5.3.3 ユーザ LAN と外部 WAN の設定)
・ I/O 画面(セクション 6.5.3.4 入力/出力信号の設定)
・ Option 画面(セクション 6.5.3.5 オプションボタンとブザーの設定)

6.5.3.1 ハンドセットの設定(Handset 画面)


Handset 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Port」メニューを開き、「Handset」を選択
します。
この画面では、ハンドセットの設定(LCD 画面/LED の輝度、呼び出し音の音量/パターン、音声音
量、およびキーの押下音)を調節できます。

Web第6章
メニューシステム
図 6.5.3.1 Handset 画面

表 6.5.3.1 Handset 画面の内容


Display Contents
1) Back Light LCD の明るさ. ( 4 が最も明るい )
2) Dimmer ハンドセット LED の明るさ. ( 4 が最も明るい )
3) Ring Type ハンドセットのリングタイプ (6 パターン )
4) Ring Volume ハンドセットの鳴動音の大きさ ( 3 が最も大きい )
5) Voice Volume ハンドセットの音量の大きさ ( 3 が最も大きい )
6) Click Tone クリックトーンの有無
7) SET 設定内容を登録

6-39
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.3.2 MSN と ISDN サービスタイプの設定(ISDN 画面)


ISDN 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Port」メニューを開き、「ISDN」を選択しま
す。
この画面では、ISDN ポートのサービスタイプごとに MSN(多重加入者番号)を設定できます。多重
番号は、接続された機器でそれらのサービスタイプがサポートされている場合にのみ有効になりま
す。
PBX-MSN は内線電話(p5-32)、クイック転送(p5-33)、トーク転送(p5-33)の呼び出しで、ISDN ポ
ート(401)が指定された時に使用されます。
MSN および ISDN ポートの詳細については、8 章「ISDN ポートを使う」(p8-1)を参照し
てください。
また、この画面では ISDN のサービスタイプの設定を行います。音声符号化の規格を ETSI
(A-low) もしくは INS64 (μ-low)から選択してください。
ISDN ポートに「Vocality Basics Multivoice」を接続する場合は、Service Type を ETSI、
Voice-MSN を1に設定してください。

図 6.5.3.2 ISDN 画面

ご注意

UDI/RDI サービスは、TA に接続された機器によってサポートされており、その MSN が


設定されている場合でも、JUE-251 では使用できません。

6-40
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.3.3 ユーザ LAN と外部 WAN の設定(Ethernet 画面)


Ethernet 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Port」メニューを開き、「Ethernet」を選択
します。
この画面では、簡単なユーザ LAN の設定と外部 WAN の設定を行います。ここで登録するユーザ
LAN の設定は、VLAN1 に反映されます。詳細については、6.5.5.6「ユーザ LAN の詳細設定」
(p6-67)を参照してください。外部 WAN は、VSAT のような FBB システム以外の外部 WAN を意味し
ます。外部 WAN の設定は、WAN セレクタ機能を使用する場合には必須です。WAN セレクタについ
ては、6.5.5.9「他の WAN との共存」(p6-72)を参照してください。

1) 2) 6)
4)
3)
5)

9)
7)
8)

図 6.5.3.3 Ethernet 画面

第6章
表 6.5.3.3a Ethernet 画面の表示内容

Web
User LAN 内容

メニューシステム
*1)
1) IP Address ユーザ LAN の JUE-501/JUE-251 の IP アドレス
2) Subnet Mask ユーザ LAN のサブネットマスク
ユーザ LAN のネットワークアドレスを定義します。
3) DHCP DHCP 機能を有効にすると、ユーザ LAN ポートに接続された機
器に IP アドレスが自動的に割り振られます。
*1) *2)
4) DHCP Start Address DHCP 割り振りの開始 IP アドレス
5) DHCP Count*2) DHCP 割り振りでの IP アドレスの最大数
DHCP カウント範囲:1~254
6) Set User LAN の設定内容を登録する
EXT WAN 内容
*1)
7) IP Address 外部 WAN インターフェース向け JUE-501/JUE-251 の IP アドレス
8) Subnet Mask 外部 WAN インターフェースのサブネットマスク
外部 WAN インターフェースのネットワークアドレスを定義します。
9) Set 外部 WAN の設定内容を登録する。

6-41
第 6 章 Web メニューシステム

*1)
IPアドレスの入力について
IP アドレスは、ピリオドで区切られた 4 つの数字文字列で構成されています。
例)192.168.128.100 や 10.20.30.0
指定可能な IP アドレス範囲:
10. 0.0.1 – 10.255.255.254 IP アドレスのホストフィールドを「すべて 1」
172.16.0.1 – 172.31.255.254
または「すべて 0」にすることはできません。
192.168.0.1 – 192.168.255.254

*2)
DHCPについて
DHCP によって割り振られる IP アドレスの範囲は、パラメータ 1)および 2)によって定義された
ネットワークアドレスの範囲を越えることはできません。

表 6.5.3.3b Ethernet ポートの初期設定


ポート パラメータ 値
IP Address 192.168.128.100
Subnet Mask 255.255.255.0
User LAN DHCP Enable
DHCP Start Address 192.168.128.101
DHCP Count 16
IP Address 192.168.0.4
Ext WAN
Subnet Mask 255.255.255.0

6-42
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.3.4 入力/出力信号の設定(I/O 画面)


I/O 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Port」メニューを開き、「I/O」を選択します。
この画面では、ジャンクションボードに接続された機器との間で、確認応答/通知の入力/出力を設
定できます。出力機器と入力機器のそれぞれを、ジャンクションボードに最大で 2 台ずつ同時に接続
できます。

1)
2) 4)

1)
2)
3) 4)

第6章
5)

Web
6)

メニューシステム
図 6.5.3.4 I/O 画面

表 6.5.3.4 I/O 画面の内容


Output/Input 内容
1 Control I/O ポートの使用/不使用。
2 Function 現行バージョンでは、「Output」の機能が「Ring Indication」に固定され、
「Input」の機能も「Ring Acknowledge」に固定されています。
3 Polarity 「Active High」にすると、2 つの電圧のうち高い方の電圧で Function を実行。
「Active Low」にすると、2 つの電圧のうち低い方の電圧で Function を実行。
(Output の場合はジャンクションボードとの接続を逆にすることで、「Active
High」「Active Low」を調整します。)
4 Set Output/Input 設定を登録。
Function 内容
5 Type 出力をアクティブにするサービスタイプを選択。
6 Set Function の設定を登録。

6-43
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.3.5 オプションボタンとブザーの設定(Option 画面)


Option 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Port」メニューを開き、「Option」を選択し
ます。
この画面では、オプションブザーを鳴動させるサービスタイプを設定できます。これらの設定を変更
するには、システムを再起動する必要があります。
オプションブザーは、ジャンクションボードに接続され、設定されたサービスがメインユニットに着信
すると呼び出し音を鳴らします。

図 6.5.3.5 Option 画面

オプションブザーを有効にする
ブザー音を鳴らすサービスで「Enable」を選択します。Set ボタンをクリックして設定を登録します。

ご注意

• UDI/RDI は、JUE-251 では使用できません。


• 最大4つのオプションブザーを接続できます。

6-44
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.4 ユーザ管理メニュー
User Control メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、ログインするユーザ/機器の登録を実行できます。
登録済みのユーザと機器の通信に対する制限もこのメニューで設定されます。

ユーザログイン
ユーザ名とシークレット・コードを入力してログインします。ユーザログインでは、事前にユーザを登
録しておく必要があります。ユーザ登録の詳細については、6.5.4.1「ユーザの登録」(p6-45)を参照
してください。

機器の認識
JUE-501/JUE-251 では、あらかじめ機器の登録をしておくと、機器の IP アドレスをもとに自動で機
器を認識します。 この機能は、Web カメラなどユーザログインをご利用いただけない固定の機器
をご使用の場合、有効活用いただけます。 機器の登録については、セクション 6.5.4.2「機器の登
録」(p6-47)を参照してください。

User Control メニューには次の画面があります。


・ User Registration 画面(セクション 6.5.4.1 ユーザの登録)
・ Device Registration 画面(セクション 6.5.4.2 機器の登録)

第6章
・ Usage Restriction 画面(セクション 6.5.4.3 ユーザ接続の制限)

Web
メニューシステム
6.5.4.1 ユーザの登録(User Registration 画面)
User Registration 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「User Control」メニューを開き、
「User Registration」を選択します。
この画面では、新規ユーザの登録、既存ユーザの編集、ユーザの削除を行うことができます。
登録可能な最大ユーザ数は 50 件です。

1)
2) 3) 4)
5) 6) 7)

8) 9)

図 6.5.4.1 User Registration 画面

6-45
第 6 章 Web メニューシステム

ご注意

* 一度削除したデータは復元することができません。
* User 01 は Admin ユーザ用です。このユーザーを削除したり、レベルを編集したりすることはでき
ません。
* User 02 は Guest ユーザ用です。このユーザーを削除したり、レベル、名前、シークレットコードを
編集したりすることはできません。

表 6.5.4.1 User Registration 画面の内容


表示 内容
1) Level ユーザのレベル。
「Admin」レベルのユーザは、Web インターフェースの[メニュー]パネルにあ
る Admin メニューを参照および設定できます。
ユーザのレベルは、Web インターフェースの[ヘッドライン]に表示されます。
2) Name ユーザの名前。
この名前は、Web インターフェースの[ヘッドライン]に表示され、コールログ
で使用されます。 10 字以内の英数字を登録できます。
3) Secret Code 4 桁。範囲:0001~9000。
このコードは、ログイン(User Login)用またはシークレット通話が行われたと
きのユーザ認識用に使用されます。
4) Restriction 接続の制限。
このメニューで表示される制限は、セクション 6.5.4.3「ユーザ接続の制限」
(p6-48)で設定します。
「Disable」を選択すると、そのユーザは無制限で通信できます。
5) WAN Profile データ接続で使用される WAN プロファイル。
このプロファイルにより、そのユーザのデータ接続を調整します(セクション
6.4.2「インターネットの接続」(p6-14)を参照)。WAN プロファイルの詳細につ
いては、セクション 6.5.5.1「WAN プロファイルの設定」(p6-50)を参照してくだ
さい。
6) Multi Connect Data Connection 画面で他人の接続を確立させたり切断するための権限。
7) Quick Connect Dashboard 画面で「Quick Connect」を使用する権限。
8) Set ユーザを登録。
9) Del ユーザを削除。

6-46
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.4.2 機器の登録(Device Registration 画面)


Device Registration 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「User Control」メニューを開
き、「Device Registration」を選択します。
この画面では、新しい機器の登録、既存機器の編集、機器の削除を行うことができます。
登録可能な機器の最大数は 50 件です。

1) 2) 3)
4) 5) 6)
7) 8)

図 6.5.4.2 Device Registration 画面

ご注意

* 一度削除したデータは復元することができません。

表 6.5.4.2 Device Registration 画面の内容

第6章
表示 内容
1) IP 機器の IP アドレス。機器に静的 IP アドレスを使用するには、静的 DHCP
(セクション 6.5.5.7「静的 IP アドレスの使用」(p6-69)を参照)を設定する

Web
か、IP アドレスを手動で設定してください。

メニューシステム
2) Device Name 機器の名前。
この名前は、Web インターフェースの[ヘッドライン]に表示され、コールロ
グで使用されます。 10 字以内の英数字を登録できます。
3) Restriction 接続の制限。
このメニューで表示される制限は、セクション 6.5.4.3「ユーザ接続の制限」
(p6-48)で設定します。
「Disable」を選択すると、その機器の通信は無制限になります。
4) WAN Profile データ接続で使用される WAN プロファイル。
このプロファイルにより、その機器のデータ接続を調整します(セクション
6.4.2「インターネットの接続」(p6-14)を参照)。WAN プロファイルの詳細に
ついては、セクション 6.5.5.1「WAN プロファイルの設定」(p6-50)を参照し
てください。
5) Multi Connect Data Connection 画面で他人の接続を確立させたり切断するための権限。
6) Quick Connect Dashboard 画面で「Quick Connect」を使用する権限。
7) Set 機器を登録。
8) Del 機器を削除。

6-47
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.4.3 ユーザ接続の制限(Usage Restriction 画面)


Usage Restriction 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「User Control」メニューを開き、
「Usage Restriction」を選択します。
この画面では、通信の制限グループを 5 つまで設定できます。この制限は、音声、オーディオ、
UDI、RDI、およびストリーミング IP の場合は時間(分)単位で、SMS の場合は数で、スタンダード IP
の場合はサイズ(Mbyte)で設定します。ユーザ/デバイスは、割り当てられた制限グループ内で通信
できます。これらの設定は、6.5.4.1「ユーザの登録」(p6-45)および 6.5.4.2「機器の登録」(p6-47)で使用
されます。
ユーザ/機器ごとに通信を制限したい場合は、ここで登録した制限をユーザとデバイスに割り当てる
(6.5.4.1「ユーザの登録」(p6-45)および 6.5.4.2「機器の登録」(p6-47)参照) とともに、通信ユーザを認
識するために各端末のシークレットコードを Enable に設定してください(6.5.2.1 ポートの設定(p6-34)
参照)。 ISDN ポートはシークレットコードに対応しておりませんので、GUEST に割り当てられた制限
が適用されます。
また、「Manually」、「Monthly」、「Weekly」、または「Daily」の中からリセットサイクルを選択し、時間
およびサイズのカウントを初期化できます。

ご注意

• UDI/RDI は、JUE-251 では使用できません。


• ISDN ポートはシークレットコードを認識しないので、Guest ユーザに割り当てられた制限が
適用されることに注意してください。

Step 2

Step 1
Step 3

図 6.5.4.3a Usage Restriction(制限設定)画面

制限グループの設定
Step 1: 制限の名前を入力する。ここで設定する名前は、User Registration 画面(6.5.4.1「ユーザー
の登録」)および Device Registration 画面(6.5.4.2「機器の登録」)の Restriction メニューに
表示されます。
Step 2: サービスタイプごとに Permission 列で権限を選択する。「Limited」を選択する場合は、制限
時間/数/サイズを指定する必要があります。
Step 3: Set ボタンをクリックして制限グループを登録する。

制限グループの削除
(制限を削除すると、すべてのサービスの場合に権限が「Unlimited」に設定されます。)
制限グループの「Del」ボタンをクリックする。

6-48
第 6 章 Web メニューシステム

Reset Cycle 設定メニューは、このページの下部に表示されます。Reset Cycle により、通信時間およ


びサイズのカウント数をリセットするサイクルを定義します。

図 6.5.4.3b Usage Restriction(リセットサイクル設定)画面

リセットサイクルの設定
Step 1: 「Term」の選択フィールドで、Manually、Monthly、Weekly、および Daily の中から期間を選
択します。「Term」での選択に応じて、続くボックスがアクティブになります。
Step 2: 「Set」ボタンをクリックしてリセットサイクルを登録する。
「Manually」を選択する場合は、自分でカウント数を定期的にリセットすることが必要になります。

カウント数の手動リセット
「Reset」ボタンをクリックします。

第6章
6.5.5 ネットワークメニュー

Web
メニューシステム
Network メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、ローカルエリアネットワークを柔軟に設計することができます。
Network メニューには次の画面があります。
・ WAN Profile 画面(セクション 6.5.5.1 WAN プロファイルの設定)
・ Packet Filter 画面(セクション 6.5.5.2 Packet フィルタの設定)
・ Always Activate 画面(セクション 6.5.5.3 常時接続の設定)
・ Remote Activate 画面(セクション 6.5.5.4 リモート接続の確立)
・ LAN Group 画面(セクション 6.5.5.5 LAN グループの設定)
・ LAN 画面(セクション 6.5.5.6 ユーザ LAN の詳細設定)
・ Static DHCP 画面(セクション 6.5.5.7 静的 IP アドレスの使用)
・ Routing Table 画面(セクション 6.5.5.8 ルーティングテーブルの設定)
・ WAN Selector 画面(セクション 6.5.5.9 他の WAN との共存)

6-49
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.5.1 WAN プロファイルの設定(WAN Profile 画面)


WAN Profile 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Network」メニューを開き、「WAN
Profile」を選択します。
この画面では、WAN プロファイルを 5 つまで定義できます。
WAN プロファイルにより、サービスタイプ、APN 設定、グローバル IP アドレス、接続モード、WAN フ
ィルタ、VPN 設定、およびセカンダリサービスタイプを定義します。WAN プロファイルは、User
Registration 画面、Device Registration 画面、Always Activate 画面、および Remote Activate 画面に
おいて、データ接続を規定するためのテンプレートとして使用されます。

1) 2)

3)
4)
5)
9)
6)
7)
10) 8)
11)

図 6.5.5.1a WAN Profile 画面

表 6.5.5.1a WAN Profile 画面の表示内容


Select Profile
1) Select Profile 設定したいプロファイルを選択する。
2) View 選択したプロファイルを表示する。
Profile Setting
3) Group Name プロファイルの名前。
ここで設定する名前は、User Registration 画面、Device Registration
画面、Always Activate 画面、および Remote Activate 画面でプロファ
イル名として表示されます。
4) Service Type データ接続のサービスタイプ。「Streaming Only」または「Standard &
Streaming」を選択する場合は、最大速度を指定する必要があります。
5) Edit 割り当てられたユーザが Data Connection 画面で、APN 設定を編集
することを許可するかどうか。
6) APN アクセスポイント名。
7) APN User/ Password APN のユーザ名とパスワード。
パスワードは、入力するときに●で置き換えられて非表示になります。

6-50
第 6 章 Web メニューシステム

8) Global IP このプロファイルで使用するグローバル IP アドレス。Dynamic または


Static を選択します。
グローバル IP アドレスは、Static を選択する場合にのみ必要とされま
す。
9) Set Default 設定値をデフォルトにリセット。
10) Advance Mode 詳細設定画面を開く(表 6.5.5.1b を参照)。
11) Set プロファイルを登録。

■ Advance Mode
Advance Mode ボタン(表 6.5.5.1a の 10)の説明を参照)をクリックすると、Advance Mode ボタンが
Normal Mode ボタンに変わり、詳細設定画面が表示されます。

1)

2)

3)

4)

5)

6)

第6章
図 6.5.5.1b WAN Profile の Advanced 画面

表 6.5.5.1b WAN Profile の Advanced 画面の表示内容


表示 内容

Web
1) Normal Mode 詳細設定を非表示。

メニューシステム
2) Connection Mode 通信モードの選択。
「1by1 NAT」がデフォルトで設定されています。
「IP Masquerade」を選択すると、LAN Group 選択メニューが表示さ
れます(表 6.5.5.1c-d を参照)。
「Bridge」を選択すると、VLAN 選択メニューが表示されます(表
6.5.5.1c-dを参照)。
Set ボタンをクリックして設定を有効にします。

3) Packet Detect Activate Packet Detect Activate は、メインユニットが PS READY 状態の時に、


発信パケットを検出することによって Standard IP 回線を自動的に接
続する機能です。この機能によって接続された Standard IP 回線は、
自動切断機能が有効になっている場合、自動切断機能によって切
断されます。

ご注意

・ Ethernet ポートに接続された端末の設定または動作により、意図せずに PS 接続が接続


される可能性があります。また、この回線を介してパケットが送信または受信されると、通
信料金が発生します。そのため、Packet Filter を使用したり、端末の設定を変更したりし
て、意図せぬパケットを送受信することのないよう注意してください。

6-51
第 6 章 Web メニューシステム

ご注意

・ JRC は、製品保証書の記載および法令上の規定に該当する場合を除いて、この機能の
使用中に発生した通信料金問題についての責任は負いません。
・ SIM カードの配布パートナーは、Standard IP 回線の接続および切断を行っただけでも、
通信料を課金する場合があります。
・ この機能と常時接続(Always Activate)機能、リモート接続(Remote Activate)機能の IP ア
ドレス範囲の設定を重複させないでください。
・ この機能は、選択したプロファイルがスタンダード IP 接続をサービスタイプとしてサポート
していない場合には作動しません。
・ この機能は IP アドレスで有効・無効を判別しています。Device Registration で機器に割り
当てる Profile でのみ有効にし、User Registration でユーザに割り当てる Profile では
有効にしないでください。 「GUEST」ユーザで選択した Profile の Packet Detect
Activate が Enable に設定された場合、思わぬ課金が発生する恐れがあります。
・ この機能では、Primary 接続のみを接続し、Secondary 接続の自動接続は行いません。

4) WAN Filter WAN フィルタ


(表 6.5.5.1e を参照)

5) VPN VPN (仮想プライベートネットワーク) の設定。


「Enable」を選択すると、VPN の設定メニューが表示されます
(表 6.5.5.1f を参照)。

6) Secondary Service Type セカンダリサービスタイプの設定。


サービスタイプを選択すると、Secondary Service Type 設定メニュー
が表示されます(表 6.5.5.1g を参照)。

● Connection Mode
Connection Mode では、「1by1 NAT」、「IP Masquerade」、「Bridge」のいずれかを選択します。
「1by1 NAT」が選択された場合、この WAN Profile を用いて接続するユーザ端末は、取得したグロ
ーバル IP アドレスと1対 1 で関連付けられた NAT で接続されます。
「IP Masquerade」が選択された場合、LAN Group 選択メニューが表示されます。LAN グループは、
IP マスカレードが適用される単位です。「IP Masquerade」では、LAN Group で設定されたネットワーク
と、取得したグローバル IP アドレスが IP Masquerade で接続されます。LAN グループの詳細について
は、セクション 6.5.5.5「LAN グループの設定」(p6-65)を参照してください。
「Bridge」が選択された場合、VLAN 選択メニューが表示されます。選択された VLAN に対して
Bridge が適用されます。「Bridge」では、取得したグローバル IP アドレスが、VLAN に接続された機器
に直接割り当てられます。VLAN の設定については、セクション 6.5.5.6「ユーザ LAN の詳細設定」
(p6-67)を参照してください。 Bridge モードでは、Packet Detect Activate、WAN Filter、VPN、
Secondary Service、リモート接続機能が使用できません。Bridge モードでの接続方法の詳細は
Appendix I に記載しています。
Connection Mode を設定し、Set ボタンをクリックします。

6-52
第 6 章 Web メニューシステム

1) 3)
2)

図 6.5.5.1c Connection Mode メニュー (IP Masquerade 選択時)

1) 3)
2) ’

図 6.5.5.1d Connection Mode メニュー (Bridge 選択時)

表 6.5.5.1c-d Connection Mode メニューの表示内容


表示 内容
1) Connection Mode 通信モードの選択。「IP Masquerade」を選択すると、LAN Group 選
択メニューが表示されます。
2) LAN Group LAN グループ(IP マスカレードが適用される単位)。
詳細については、セクション 6.5.5.5「LAN グループの設定」を参照し
てください。
2)’ Target Bridge 接続が適用される VLAN。

第6章
Bridge モードでは、Packet Detect Activate、WAN Filter、VPN、
Secondary Service、リモート接続機能が使用できません。
VLAN の詳細については、セクション 6.5.5.6「ユーザ LAN の詳細設
定」を参照してください。

Web
3) Set

メニューシステム
接続モードを登録。

● WAN Filter
WAN Filter で「Enable」を選択すると、WAN Filter メニューが表示されます。WAN プロファイルごと
に、最大 30 件の WAN フィルタを設定できます。JUE-501/JUE-251 は、設定によって、着信/発信パケ
ットを通過(Pass)させるか破棄(Drop)することができます。初期設定ではフィルタが設定されていない
ため、すべてのパケットを通過させることになります。
JUE-501/JUE-251 は、どの WAN フィルタよりも MAC フィルタを優先させます(セクション 6.5.5.6「ユ
ーザ LAN の詳細設定」(p6-67))。また、WAN フィルタと Packet フィルタ(セクション 6.5.5.2「Packet
Filter の設定」(p6-58))の優先度は同一です。 各フィルタの優先順位は設定する”Priority”によって
調 整 し て く だ さ い 。 WAN Filter と Packet Filter の Priority が 同 一 に 設 定 さ れ た 場 合 、
JUE-501/JUE-251 は Packet Filter を優先させます。

1) 9)
2) 3)
4) 5) 6) 7) 8)

図 6.5.5.1e WAN Filter メニュー

6-53
第 6 章 Web メニューシステム

ご注意

* WAN filter は接続確立時に適用されます。

* WAN filter で遮断しているパケットが発生した場合でも、Packet Detect Activate 機能


を使用している場合、接続が確立されます。接続の確立後、該当するパケットが発生し
た場合は、パケットを遮断します。PDA による接続確立自体を制限する場合は Packet
Filter(セクション 6.5.5.2「Packet Filter の設定」)をご利用ください。

* ここで設定される WAN filter は外部 WAN (Ext WAN) には適用されません。

* IP Masquerade の接続範囲内で 1by1 NAT 接続を行った場合、1by1 NAT 接続には、IP


Masquerade 接続で設定されている WAN Filter ルールも同時に適用されます。

表 6.5.5.1e WAN Filter メニューの表示内容


表示 内容
1) WAN Filter WAN フィルタの使用/不使用。
2) Priority WAN フィルタ設定の優先順位。
範囲:1~255(最高優先順位は 1、最低優先順位は 255 です)。
3) Action パケットを通過させるか(Pass)ドロップするか(Drop)の設定。
4) Protocol フィルタするプロトコル(Disable / ALL / TCP / UDP /ICMP / Select
No.)の設定。
「Select No」を選択すると、プロトコル番号が入力可能になります。
TCP/UDP を選択すると、WAN ポート 5)とインターネットポート 7)が
入力可能になります。
「Disable」を選択すると、フィルタは使用されません。
5) WAN Port JUE-501/JUE-251 の TCP/UDP ポート番号
「<-」(受信)を選択した場合の送信先ポート。
「->」(送信)を選択した場合の送信元ポート。
“-”で範囲指定 例)20-80 で 20 から 80 に適用
空白にすると、このフィルタはすべてのポートに適用されます。
6) Direction フィルタの方向。
「<-」は「受信」を、「->」は「送信」を意味します。
7) Internet Port 8)Internet IP の TCP/UDP ポート番号
「<-」(受信)を選択した場合の送信元ポート。
「->」(送信)を選択した場合の送信先ポート。
“-”で範囲指定 例)20-80 で 20 から 80 に適用
空白にすると、このフィルタはすべてのポートに適用されます。

6-54
第 6 章 Web メニューシステム

8) Internet IP フィルタのターゲット IP アドレス


「<-」(受信)を選択した場合の送信元 IP アドレス。
「->」(送信)を選択した場合の送信先 IP アドレス。
空白にすると、このフィルタはすべての IP アドレスに適用されます。
9) Set WAN フィルタを登録。

● VPN
VPN で「Enable」を選択すると、VPN メニューが表示されます。VPN を設定し、Set ボタンをクリックし
ます。
1) 8)
2)
3)
4)
5)
6)
7)

図 6.5.1f VPN メニュー

表 6.5.5.1f VPN メニューの表示内容

第6章
表示 内容
1) VPN VPN の有効/無効。
2) Remote Global IP 送信先のグローバル IP アドレス(リモート VPN サーバー)。
3) Pre-shared Key

Web
VPN 接続のパスワード。

メニューシステム
4) Local ID Authentication 認証 ID の設定方法。
・ IP
JUE-501/JUE-251 のグローバル IP アドレス。静的グローバル IP
アドレスを利用できない場合は使用しないでください。静的グロ
ーバル IP アドレスを使用できるかどうかは、契約によります。
・ FQDN(デフォルト)
「FQDN」を選択すると、「Local ID」のテキストボックスがアクティ
ブになります。FQDN を入力してください。
・ User FQDN
「User FQDN」を選択すると、「Local ID」のテキストボックスがア
ク テ ィ ブ に な り ま す 。 ユ ー ザ FQDN を 入 力 し て く だ さ い 。
(username@domainname の形式)
5) Local ID リモート VPN サーバーに通知するユーザ ID
6) Remote Network Address リモート(送信先)ネットワークアドレス
7) Remote Network Mask リモート(送信先)ネットワークマスク
8) Set VPN 設定を登録
VPN 接続を確立するには、リモート VPN サーバーを設定する必要があります。VPN サーバーのマニ
ュアルに従って設定してください。VPN サーバーの設定に際しては、Appendix G の VPN 詳細仕様
を参照してください。

6-55
第 6 章 Web メニューシステム

●Secondary Service
Secondary Service Type にサービスタイプを選択すると、Secondary Service Type メニューが表示さ
れます。セカンダリサービスタイプを設定し、Set ボタンをクリックします。
「Secondary Service」を「Prohibit」以外に設定し、Data Connection 画面で Secondary Service 接続を
実行すると、1 つのグローバル IP アドレスに対して 2 回線を確保します。
「Uplink Traffic Flow Filter」および「Downlink Traffic Flow Filter」の設定に一致するパケットは
SecondaryService を利用したパケット通信が適用されます。

1) 3)
2)
4)
5)
6)
7)
8)
9)
10)
11)
12)
13)
14)
15)
16)
17)
図 6.5.5.1g Secondary Service Type メニュー

表 6.5.5.1g Secondary Service Type メニューの表示内容


表示 内容
1) Secondary Service セカンダリサービスのサービスタイプ
2) max rate Secondary service の max rate (Streaming の場合のみ)
3) Set セカンダリサービスの設定を登録
Uplink Traffic Flow Filter 内容
4) Destination Address Uplink Traffic Flow Filter を適用するアドレス
空白にすると、このフィルタはすべてのアドレス宛のパケットに適用
されます。
5) Subnet Mask Uplink Traffic Flow Filter を適用するサブネットマスク
6) Protocol No. Uplink Traffic Flow Filter を適用するプロトコル番号
範囲:1~255
空白にすると、このフィルタはすべてのプロトコルのパケットに適用
されます。
7) Destination Port Range Uplink Traffic Flow Filter を適用する発信先の TCP/UDP ポート
範囲:1~65535。 “-”で範囲指定 例)20-80 で 20 から 80 に適用
空白にすると、このフィルタはすべての TCP/UDP ポートに適用され
ます。
8) Source Port Range Uplink Traffic Flow Filter を適用する発信元のポート

6-56
第 6 章 Web メニューシステム

範囲:1~65535。 “-”で範囲指定 例)20-80 で 20 から 80 に適用


空白にすると、このフィルタはすべての TCP/UDP ポートに適用され
ます。
9) Type of Service IP パケットヘッダに埋め込まれた Type of service。範囲:1~255
空白にすると、このフィルタはすべての Type of Service に適用され
ます。
10) Type of Mask Type of Service を定義するマスク。範囲:1~255
(9,Type of Service が入力されている場合、必須項目です。)
Downlink Traffic Flow Filter 内容
11) Source Address Downlink Traffic Flow Filter を適用する発信元アドレス
空白にすると、このフィルタはすべてのアドレス発のパケットに適用
されます。
12) Subnet Mask Downlink Traffic Flow Filter を適用するサブネットマスク
13) Protocol No. Downlink Traffic Flow Filter を適用するプロトコル番号
範囲:1~255
空白にすると、このフィルタはすべてのプロトコルのパケットに適用
されます。
14) Destination Port Range Downlink Traffic Flow Filter を適用する発信先のポート
範囲:1~65535。 “-”で範囲指定 例)20-80 で 20 から 80 に適用

第6章
空白にすると、このフィルタはすべての TCP/UDP ポートに適用され
ます。
15) Source Port Range Downlink Traffic Flow Filter を適用する発信元のポート

Web
範囲:1~65535。 “-”で範囲指定 例)20-80 で 20 から 80 に適用

メニューシステム
空白にすると、このフィルタはすべての TCP/UDP ポートに適用され
ます。
16) Type of Service パケットヘッダに埋め込まれた Type of service。範囲:1~255
空白にすると、このフィルタはすべての Type of Service に適用され
ます。
17) Type of Mask Type of Service を定義するマスク。範囲:1~255
(16,Type of Service が入力されている場合、必須項目です。)

6-57
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.5.2 Packet Filter の設定(Packet Filter 画面)


Packet Filter 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Network」メニューを開き、「Packet
Filter」を選択します。

Packet Filter 画面では、設定された WAN Profile によらず、全ての PS 回線接続に適用されるフィル


タを設定します。 設定によって、着信/発信パケットを通過(Pass)させるか破棄(Drop)することができま
す。 初期設定ではフィルタが設定されていないため、ユーザ LAN とインターネット間パケットは全て
通過、ユーザ LAN 間パケットは全て破棄されます。 Packet フィルタは最大 100 件設定できます。

JUE-501/JUE-251 は、WAN フィルタ同様、Packet フィルタよりも MAC フィルタを優先させます(セク


ション 6.5.5.5「ユーザ LAN の詳細設定」(p6-64)を参照)。 また、WAN フィルタ(セクション 6.5.5.1
「WAN プロファイルの設定」(p6-53)を参照)と Packet フィルタの優先度は同一です。 各フィルタの優
先順位は設定する”Priority”によって調整してください。 WAN Filter と Packet Filter の Priority が同
一に設定された場合、JUE-501/JUE-251 は Packet Filter を優先させます。

1) 2)
3)

4) 6) 7) 8) 9) 13)
5) 10) 11) 12)

図 6.5.5.2 Packet Filter 画面

ご注意

* ここで設定される Packet フィルタはユーザ LAN 間を通過する Packet や Ext WAN を通過


する Packet にも適用されます。

6-58
第 6 章 Web メニューシステム

表 6.5.5.2 Packet Filter メニューの表示内容


View Range
1) Start 表示する最小 ID 番号(1~100)
2) End 表示する最大 ID 番号(1~100)
3) Disp 指定した範囲を表示する
Packet Filter
4) Priority パケットフィルタ設定の優先順位。
範囲:1~255(最高優先順位は 1、最低優先順位は 255 です)。
5) Action パケットを通過させるか(Pass)ドロップするか(Drop)の設定。
6) Protocol No. フィルタするプロトコル(Disable / ALL / TCP / UDP /ICMP / Select
No.)の設定。
「ALL」を選択すると、全てのプロトコルがフィルタ対象となります。
「Select No」を選択すると、プロトコル番号が入力可能になります。
TCP/UDP を選択すると、Source Port 5)と Destination Port 7)が入力
可能になります。
「Disable」を選択すると、フィルタは使用されません。
7) Source IP フィルタ対象の送元 IP アドレス
空白にすると、このフィルタはすべての IP アドレスに適用されます。

第6章
Source Mask と組み合わせるとフィルタ対象のネットワークアドレスと
して適用されます。
8) Source Mask フィルタ対象の送元サブネットマスク
“255.255.255.255/32”を選択すると、Source IP に設定した IP アドレス

Web
メニューシステム
のみが適用されます。
9) Source Port フィルタ対象パケットの TCP/UDP 送信元ポート番号
“-”で範囲指定 例)20-80 で 20 から 80 に適用
空白にすると、このフィルタはすべてのポートに適用されます。
10) Destination IP フィルタ対象の宛先 IP アドレス
空白にすると、このフィルタはすべての IP アドレスに適用されます。
Destination Mask と組み合わせるとフィルタ対象のネットワークアドレ
スとして適用されます。
11) Destination Mask フィルタ対象の宛先サブネットマスク
“255.255.255.255/32”を選択すると、Destination IP に設定した IP ア
ドレスのみが適用されます。
12) Destination Port フィルタ対象パケットの TCP/UDP 送信先ポート番号
“-”で範囲指定 例)20-80 で 20 から 80 に適用
空白にすると、このフィルタはすべてのポートに適用されます。
13) Set パケットフィルタを登録。

6-59
第 6 章 Web メニューシステム

パケットフィルタリストの表示範囲の変更
Step 1: 表示する最小 ID 番号を「Start」ボックスに入力する。
Step 2: 表示する最大 ID 番号を「End」ボックスに入力する。
Step 3: 「Disp」ボタンをクリックする。入力した範囲のリストが表示されます。

パケットフィルタの新規追加・変更
Step 1: テキストボックスに設定するフィルタルールを入力してください。
Step 2: 同じ行の「Set」ボタンをクリックしてください。

パケットフィルタの削除
Step 1: 該当する行の Protocol No.で「Disable」を選択し、Set ボタンをクリックしてください。

パケットフィルタの設定は、「Set」ボタンをクリックすると即座に反映されます。

6-60
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.5.3 常時接続の設定(Always Activate 画面)


Always Activate 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Network」メニューを開き、
「Always Activate」を選択します。

この画面で Always Activate 機能を有効に設定すると、JUE-501/JUE-251 は、メインユニットが通信


可能状態になった(PS READY)後、Standard IP 回線を自動接続し、接続状態を維持します(この機
能では、何らかの理由で切断されたことが検出されると、PS 接続を再接続します)。この機能によって
接続された Standard IP 回線が自動切断機能によって切断されることはありません。

Always Activate 回線として、最大 3 回線を設定できます。

ご注意

・ この機能によって接続された PS 接続が自動切断機能によって切断されることはありません。

・ Always Activate 回線を介して意図せずにパケットが送受信されることにより、予期せぬ通信料


金が発生する可能性があります。そのため、パケットフィルタを使用したり、端末の設定を変更
したりして、意図せぬパケットを送受信することのないよう注意してください。

・ JRC では、製品保証書の記載および法令上の規定に該当する場合を除いて、この機能の使

第6章
用中に発生した通信料金問題についての責任は負いません。

・ SIM カードの配布パートナーは、Standard IP 回線の接続および切断を行っただけでも、通信

Web
料を課金する場合があります。

メニューシステム
・ この機能は、選択されたプロファイルがスタンダード IP 接続をサービスタイプとしてサポートし
ていない場合には作動しません。

・ この回線を介してパケットを送信できない場合は、いったん接続を切断し、再接続されるまで
待ってください。その後、もう一度パケットの送信を試みてください。

・ この機能と Packet Detect Activate 機能、Remote Activate機能の IP アドレス範囲の設定を


重複させないでください。

・ この機能では、Primary 接続のみを接続し、Secondary 接続の自動接続は行いません。

6-61
第 6 章 Web メニューシステム

1) 2) 3) 4)

図 6.5.5.3 Always Activate 画面

表 6.5.5.3 Always Activate 画面の内容


Display Contents
1) Profile Always Activate で使用する WAN Profile
2) Local IP Always Activate で使用する Local IP Address
この IP Address は 1)で選択した WAN Profile の Connection Mode
に 、 ”1by1 NAT” が 設 定 さ れ て い る 場 合 に 適 用 さ れ ま す 。
Connection Mode に、”IP Masquerade”が設定されている場合は空欄
のままにしておいてください。
3) Service 使用されるサービスタイプ(スタンダードサービスに固定)
4) Set Always Activate 設定を登録する

Always Activate 回線の接続


Step 1: プルダウンメニューから、この接続で使用するプロファイルを選択します。そのプロファイル
は、スタンダード IP サービスをサポートしていなければなりません。プロファイルの詳細に
ついては、6.5.5.1「WAN プロファイルの設定」を参照してください。
Step 2: この接続で使用するローカル(プライベート)IP アドレスを入力します。(この IP Address は
Step1 で選択した WAN Profile の Connection Mode に、”1by1 NAT”が設定されている場
合に適用されます。 Connection Mode に、”IP Masquerade”が設定されている場合は空欄
のままにしておいてください。)
Step 3: Set ボタンをクリックします。

Always Activate 回線の切断


Step 1: 切断する回線の「Profile」プルダウンメニューで、「Disable」を選択します。
Step 2: Set ボタンをクリックします。
Step 3: 「Data Connection」画面で目的の接続を切断します(セクション 9.2.2「インターネット接続」
を参照)。(その接続があなたの接続でない場合は、「Multi Connect」を「Enable」にしてそ
の接続を切断する必要があります。「Multi Connect」の詳細については、セクション 6.5.4.1
「ユーザの登録」またはセクション 6.5.4.2「機器の登録」を参照してください。

6-62
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.5.4 リモート接続の確立(Remote Activate 画面)


Remote Activate 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Network」メニューを開き、
「Remote Activate」を選択します。
この画面では、「リモートアクティベート」機能を設定できます。 ここで登録したユーザ名とパスワー
ドを知っているユーザは、「Remote Activate」を「Enable」に設定すれば、SMS を送信することによって
スタンダード IP 接続を確立できます。SMS によって接続された接続は、SMS によって切断することも
できます。

ご注意

・ Remote Activate 回線を介して意図せずにパケットが送受信されることにより、予期せぬ通信料


金が発生する可能性があります。そのため、パケットフィルタを使用したり、端末の設定を変更
したりして、意図せぬパケットを送受信することのないよう注意してください。

・ JRC では、製品保証書の記載および法令上の規定に該当する場合を除いて、この機能の使
用中に発生した通信料金問題についての責任は負いません。

・ SIM カードの配布パートナーは、Standard IP 回線の接続および切断を行っただけでも、通信


料を課金する場合があります。

・ この機能は、選択されたプロファイルがスタンダード IP 接続をサービスタイプとしてサポートし

第6章
ていない場合には作動しません。

・ この機能により接続されたスタンダード IP 接続は、自動切断機能が有効になっている場合、自
動切断機能によって切断されます。

Web
・ この機能と Packet Detect Activate 機能、Alaways Activate機能の IP アドレス範囲の設定を

メニューシステム
重複させないでください。

・ この機能では、大文字と小文字を区別します。

・ この機能では、Primary 接続のみを接続し、Secondary 接続の自動接続は行いません。

1)
2)
3)
4)
5)
7)
6)

図 6.5.5.4 Remote Activate 画面

表 6.5.5.4 Remote Activate 画面の内容


表示 表示
1) Remote Activate リモートアクティベートの有効/無効

6-63
第 6 章 Web メニューシステム

2) User リモートアクティベートを利用するユーザ名
3) Password リモートアクティベートを利用する際のパスワード
4) Profile リモートアクティベートに使用される WAN Profile
スタンダード IP サービスをサポートしている必要があります。
5) Local IP リモートアクティベートの接続に使用される Local IP アドレス
4)で指定した WAN Profile の Connection Mode に、”1by1 NAT”
が設定されている場合に適用されます。
6) Service Remote Activate のサービスタイプ
この設定は、現行バージョンでは無効(グレー表示)です。
7) Set リモートアクティベートの設定を登録

SMS による接続
Example) ユーザを[JRC]に、パスワードを[remote]にして、スタンダード IP 接続を確立する。
Step 1: SMS メッセージを JUE-501/JUE-251 に送信します。フォーマットは以下のとおりです。

Activate Activate
User JRC
Password remote

フォーマット 例
*JUE-501/JUE-251 は「改行」と「スペース」を受け付けます。

Step2: SMS レポートを受け取る。


*Activate *Activate *Activate
User JRC JRC
IP Global IP IP xx.xx.xx.xx Password Error
Result OK NG

フォーマット 成功例 失敗例

SMS による切断
Example) ユーザを[JRC]に、パスワードを[remote]にして、スタンダード IP 接続を切断する。
Step 1: SMS メッセージを JUE-501/JUE-251 に送信します。フォーマットは以下のとおりです。

Deactivate Deactivate
User JRC
Password remote

フォーマット 例
*JUE-501/JUE-251 は「改行」と「スペース」を受け付けます。

Step2: SMS レポートを受け取る。


*Deactivate
*Deactivate *Deactivate JRC
User JRC Password Error
Result OK NG

フォーマット 成功例 失敗例

6-64
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.5.5 LAN グループの設定(LAN Group 画面)


LAN Group 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Network」メニューを開き、「LAN
Group」を選択します。
この画面では、LAN グループを定義できます。LAN グループは、IP マスカレードが適用される単
位 で す 。 こ こ で 定 義 す る LAN グ ル ー プ は 、 WAN Profile 画 面 の 「 Connection Mode 」 で 「 IP
Masquerade」を選択した場合(表 6.5.5.1b の 2)を参照)に選択肢として使用されます。

2)
1)

3)
4)
5)

6)

図 6.5.5.5a LAN Group Setting 画面


表 6.5.5.5a LAN Group Setting 画面の表示内容
表示 内容
1) Select Group 設定する LAN

第6章
2) View
3) Group Name LAN グループの名前
ここで設定する名前は、WAN Profile 画面の「Connection Mode」

Web
(表 6.5.5.1b の 2)を参照)で使用されます。

メニューシステム
4) Network Network 範囲(IP マスカレードが適用される単位)
「 Manual 」 を 選 択 す る と 手 動 設 定 メ ニ ュ ー が 表 示 さ れ ま す ( 表
6.5.5.5b を参照)。
5) DMZ DMZ (DeMilitarized Zone) の設定
「Enable」を選択すると、転送先メニューが表示されます(表 6.5.5.5c
を参照)。
6) Port Forward ポートフォワードの設定

● Network
Network は、VLAN または手動定義のネットワークに設定することができます。「Network」で
「Manual」を選択すると、「Network」の手動設定メニューが表示されます。ネットワークの設定を入力し、
「Set」ボタンをクリックします。
3)
1)
2)

図 6.5.5.5b Network の手動設定メニュー

表 6.5.5.5b Network の手動設定メニューの表示内容


表示 内容

6-65
第 6 章 Web メニューシステム

1) Network IP LAN グループのネットワークアドレス


2) Network Mask LAN グループの範囲を定義するサブネットマスク
3) Set LAN グループを登録

● DMZ
DMZ で「Enable」を選択すると、すべてのインターネットからのパケットデータがここで定義するロー
カル IP アドレスに転送されます。

図 6.5.5.5c DMZ の転送メニュー

● Port Forward
「Port Forward」で「Enable」を選択すると、「Port Forwarding List」の条件に含まれるパケットデータ
が、そこで定義された送信先に転送されます。JUE-501/JUE-251 では、「Port Forward」の優先度が
DMZ より高く設定されています。そのため、この設定のリストに含まれるデータは、DMZ が有効になっ
ている場合でも、リストにある送信先に転送されます。

図 6.5.5.5d Port Forward の設定画面

新規転送リストの追加
Step 1: 転送するプロトコルタイプ(TCP または UDP)を選択する。
Step 2: データパケットの転送元として使用する WAN ポート番号を入力する。
ポート範囲:1~65535。
Step 3: データの転送先(ローカル IP アドレス)を入力する。
Step 4: データパケットの転送先として使用する LAN ポート番号を入力する。
ポート範囲:1~65535。
Step 5: 「Set」ボタンをクリックする。

転送リストの削除
Step 1: プロトコルタイプ「Disable」を選択する。
Step 2: 「Set」ボタンをクリックする。

ご注意

ここで設定される DMZ と Port forward は設定前に確立された接続には適用されません。

6-66
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.5.6 ユーザ LAN の詳細設定(LAN 画面)


LAN 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Network」メニューを開き、「LAN」を選択し
ます。
この画面では、最大 4 つの VLAN (Virtual LAN) および最大 50 の MAC フィルタを設定できま
す。セクション 6.5.3.3「ユーザ LAN と外部 WAN の設定」(p6-41)で実行した設定は、VLAN1 に登録
されます。この画面は、「Port Tagging」、「VLAN Setting」、および「MAC Filter」の 3 つの部分で構成
されています。

1. Port Tagging

図 6.5.5.6a Port Tagging

第6章
User LAN ポートが属する VLAN を選択し、「Set」ボタンをクリックします。 ユーザ LAN ポート
の右端が Port1、左端が Port4 です。初期設定状態では、全ての User LAN ポートが VLAN1 に
属しています。

Web
メニューシステム
2. VLAN Setting

2) 3) 4) 5) 6) 7) 8)
1)

図 6.5.5.6b VLAN の設定

ご注意

VLAN の設定に変更を加えると、DHCP が機能しなくなる可能性があります。VLAN 設定を変更


する前に、DHCP の設定(静的 DHCP を含む)を確認してください。
VLAN の設定に変更を加える場合、全ての PS 接続を切断した状態で行ってください。PS 接続が
接続された状態で VLAN の設定に変更を加えた場合、必ずメインユニットを再起動してください。

6-67
第 6 章 Web メニューシステム

表 6.5.5.6b VLAN Setting 画面の内容


表示 内容
1) VLANn n は VLAN の番号
2) VLAN VLAN の有効/無効
「Enable」に設定する場合は、続く設定が必要です。
VLAN1 で「Disable」を選択することはできません。
*1)
3) IP Address その VLAN に対する JUE501/JUE-251 の IP アドレス
(メインユニットには、1 つの VLAN に対して 1 つの IP アドレス
があります。)
4) Subnet Mask VLAN の範囲を定義するサブネットマスク
*2)
5) DHCP P DHCP サーバーの有効/無効
DHCP 機能を有効にすると、VLAN に接続された機器に IP アド
レスが自動的に割り振られます。
6) Start IP*1) *2) DHCP 割り振りの最小 IP アドレス
*1)
7) Count DHCP 割り振りの合計 IP アドレス数
カウント範囲:1~254
8) Set 設定を登録

*1)
IPアドレスの入力について
IP アドレスは、ピリオドで区切られた 4 つの数字文字列で構成されています。
例)192.168.128.100 や 10.20.30.0
指定可能な IP アドレス範囲:
10. 0.0.1 – 10.255.255.254 IP アドレスのホストフィールドを「すべて 1」
172.16.0.1 – 172.31.255.254 または「すべて 0」にすることはできません。
192.168.0.1 – 192.168.255.254

*2)
DHCPについて
DHCP によって割り振られる IP アドレスの範囲は、パラメータ 3)および 4)によって定義された
VLAN の範囲を越えることはできません。

3. MAC Filter

MAC フィルタを有効にすると、許可された MAC アドレスによって送受信されるデータを除いて、


すべてのパケットデータをインターネットに渡すことができなくなります。MAC フィルタの優先度
は、他の WAN フィルタより高く設定されています。最大 50 件の MAC フィルタを登録できます。

6-68
第 6 章 Web メニューシステム

図 6.5.5.6c MAC Filter の設定画面

MAC フィルタリストの表示範囲の変更
Step 1: 表示する最小 ID 番号を「Start」ボックスに入力する。
Step 2: 表示する最大 ID 番号を「End」ボックスに入力する。
Step 3: 「Disp」ボタンをクリックする。入力した範囲のリストが表示されます。

許可された MAC アドレスの新規追加


Step 1: テキストボックスに MAC アドレスを入力してください。そのアドレスから送受信さ
れるパケットデータはメインユニットを通過することが出来ます。
Step 2: 同じ行の「Set」ボタンをクリックしてください。
MAC アドレスは、コロンで区切られた 6 つの英数文字列で構成されています。
例)08:00:20:9E:7F:04

第6章
許可された MAC アドレスの削除
Step 1: 該当する行の「Del」ボタンをクリックしてください。

Web
ご注意

メニューシステム
MAC フィルタを設定した場合も、メインユニットへの Web メニューアクセスおよび Launch Pad によ
るメインユニットの操作は可能です。
ただし、MAC フィルタ設定により許可された機器以外は、インターネットとのパケットの送受信が
不可能になります。

6.5.5.7 静的 IP アドレスの使用(Static DHCP 画面)


Static DHCP 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Network」メニューを開き、「Static
DHCP」を選択します。
機器の静的 IP アドレスを使用して、ネットワークを管理したり、Device Registration を使用したりでき
ます。この画面の上部に表示される IP アドレスと MAC アドレスのリストは、MAC アドレスへ静的 IP ア
ドレスを割り付けるための設定リストです。この画面の下部のリストには、その時点で DHCP によって割
り振られている IP アドレスと MAC アドレスの組み合わせが表示されます。
ユーザは、静的 DHCP で、最大 50 組の IP アドレスと MAC アドレスの組み合わせを設定できます。

6-69
第 6 章 Web メニューシステム

ご注意

* LAN 画面で LAN の設定を確認してください(6.5.5.6「ユーザ LAN の詳細設定」(p6-66)を参


照)。LAN の範囲外の IP アドレスが割り振られると、機器は JUE-501/JUE-251 に接続できま
せん。

図 6.5.5.7 Static DHCP 画面

IP アドレスと MAC アドレスの手動設定


Step 1: この画面の上部にある Setting List のテキストボックスに、ターゲット IP アドレスを入力する。
IP アドレスは、ピリオド区切りの数値で入力します。
Step 2: 設定する機器の MAC アドレスを入力する。MAC アドレスは、コロン区切りの英数字で入力
します。
Step 3: Set ボタンをクリックする。

Active List からの IP アドレスと MAC アドレスの設定


Step 1: この画面下部の Active List に、DHCP によって割り振られている IP アドレスと MAC アドレ
スの組み合わせが表示されます。設定する組み合わせをリストから選択します。
Step 2: 設定を固定するには、組み合わせの右側にある Lock ボタンをクリックします(Lock ボタン
は、その組み合わせが Setting List にすでに含まれている場合、非アクティブになります)。
Step 3: Lock ボタンが非アクティブになり、組み合わせが Setting List に表示されます。

6-70
第 6 章 Web メニューシステム

設定の削除
Step 1: Setting List(上部のリスト)から、削除する組み合わせを選択します。
Step 2: その組み合わせの行の「Delete」ボタンをクリックします。
Step 3: Setting List(上部のリスト)から組み合わせが削除され、接続中の場合は Active List(下部
のリスト)の Lock ボタンがアクティブになります。

6.5.5.8 ルーティングテーブルの設定(Routing Table 画面)


Routing Table 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Network」メニューを開き、
「Routing Table」を選択します。
この画面では、ルーティングテーブルを編集できます。ルーティングテーブルは、特定のネットワー
ク先への経路の一覧が記録されているデータテーブルです。
最大 20 件のルーティングテーブルを設定できます。

第6章
図 6.5.5.8 Routing Table 画面

新規経路の追加

Web
例) 192.168.128.1~192.168.128.15 のパケットデータを 10.20.30.10 に渡す新規経路を追加しま

メニューシステム
す。

Step 1: ターゲットネットワークに含まれる IP アドレスを「Target IP」ボックスに入力します。この


場合は、「192.168.128.1」と入力します。
Step 2: 「Subnet Mask」メニューから、ターゲット範囲を表すサブネットマスクを選択します。こ
の場合は、「255.255.255.240/28」を選択します。
Step 3: 宛先アドレスを「Gateway IP」ボックスに入力します。この例では「10.20.30.10」と入力
します。
Step 4: 「Set」ボタンをクリックします。

既存経路の削除
Step 1: 削除する経路の行で「Del」ボタンをクリックします。

6-71
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.5.9 他の WAN との共存(WAN Selector 画面)


WAN Selector 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Network」メニューを開き、「WAN
Selector」を選択します。
この画面では、WAN システムの自動切り替えを設定します。WAN セレクタを有効にすると、ping パ
ケットをホストに送信することによって外部 WAN の存在が確認されます。外部 WAN の存在が確認さ
れると、JUE-501/JUE-251 は外部 WAN を優先的に使用します。外部 WAN の存在が確認されなくな
ると、インマルサット網に切り替えます。 WAN の切り替えには約 5 分かかります。 WAN セレクタ機能
を有効にするには、Ethernet 画面で外部 WAN を設定する必要があります(セクション 6.5.3.3「ユーザ
LAN と外部 WAN の設定」(p6-41)を参照)。

ご注意

・ 外部 WAN を介して ping パケットを送受信するため、予期せぬ通信料金が発生する可能性が


あります。
・外部 WAN に切り替えた際もインマルサット網との PS 接続は維持します。そのため、
外部 WAN 利用中も PS 接続に対する通信料金が発生する可能性があります。
・ JRC は、製品保証書の記載および法令上の規定に該当する場合を除いて、この機能の使用
中に発生した通信料金問題について責任を負うものではありません。
・ SIM カードの配布パートナーは、回線の接続および切断を行っただけでも、通信料を課金す
る場合があります。
・ 外部 WAN からインマルサット網への切り替え時に、 一時的にインターネットに接続できない
状態が発生します。
・ 外部 WAN 使用時は WAN filter は適用されません。

1) 2)

3)
5)
4)

図 6.5.5.9 WAN Selector 画面

表 6.5.5.9 WAN Selector 画面の内容


表示 内容
1) WAN Selector WAN セレクタの有効/無効
3) Ping Destination 外部 WAN が存在するかどうかを確認するための ping パケット
の送信先。これは、インターネット上のホストのアドレスです。
4) Gateway IP 外部 WAN のゲートウェイ IP アドレス
2)、5) Set 外部 WAN の設定を登録

6-72
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.6 時間による自動切断(Auto Disconnect 画面)


Auto Disconnect 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Auto Disconnect」を選択しま
す。

自動切断時間(Max Time / Idle Time)をこの画面で設定します。この機能により、ユーザ不注意の


切断忘れや、予期せぬ通信料金の発生を防止します。

時間の単位は分とし、1~240 分の範囲で指定します。無制限に接続する必要がある場合は、
「Disable」を選択します。

第6章
図 6.5.6 Auto Disconnect 画面

Web
メニューシステム
自動切断機能の設定
Step 1: 自動切断を設定するポートまたはサービスで「Enable」を選択します。Standard IP サービス
の場合は、切断条件を選択します。
Step 2: 接続の最大時間を入力します。時間の単位は分とし、1~240 分の範囲で指定します。端
末は、その通信状態に関係なく、設定時間に従って通信を自動切断します。
Step 3: 「Set」ボタンをクリックし、設定を登録します。

ご注意

・ SIM カードの配布パートナーは、Standard IP 回線の接続および切断を行っただけでも、通信料を


課金する場合があります。
・ Always Activate 機能によって接続された PS 接続が自動切断機能によって切断されることはありま
せん。そのため、Always Activate 機能によって接続された PS 接続は、アクティブな接続のままで
維持されます。
・ TEL3~6 は、ジャンクションボードが接続されていない場合には使用できません。

6-73
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.7 SIM の構成(SIM 画面)


SIM 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「SIM」を選択します。
この画面では、SIM の設定を行います。

1)

2)
4)
3)

5)
6)
8)
7)

9)
10)
13) 14)
11)
12)
15)
16)
17)
19)
18)

21)
20)

図 6.5.7 SIM Configuration 画面

表 6.5.7 SIM Configuration 画面の内容


PIN Remaining Status 内容
1) PIN Remaining SIM ロックがかかるまでの残りの回数。
(PUK Remaining) PIN Remaining が 0 になると、表示は PUK Remaining となり、FBB
システム経由の通信が使用不可になります(PIN ロック)。 この場
合、PUK 入力による復旧が必要になります。 5)Input SIM PUK ボ
ックスに PUK を入力し、PIN ロックの解除と新規 PIN の設定を行っ
てください。PUK は SIM カードホルダーに記載されています。
PIN Mode 内容
2) Select Status PIN モードの有効/無効。
有効な場合は、JUE-501/JUE-251 の電源投入時に PIN の入力が
必要になります。

6-74
第 6 章 Web メニューシステム

3) Input PIN PIN モードを変更するには PIN 入力が必要です。


4) Change Status PIN モードを変更します。
Change PIN 内容
5) Input Old PIN 4 桁の古い PIN を入力してください。
(Input SIM PUK) (PIN ロック時は PUK を入力してください。)
6) Input New PIN 新規 PIN を入力してください。新規 PIN は、4 桁の数字です。
7) Retype New PIN 確認のため新規 PIN を再入力してください。コピーアンドペースト
は使用しないでください。
8) Change PIN 新規 PIN を登録します。
古い PIN (もしくは PUK) の値に誤りがあると、SIM ページが再読
み込みされ、「PIN (もしくは PUK) Remaining」の数が減ります。
Facility Lock
Change Status 内容
9) Network Enable で MCC(移動国コード)と MNC(移動ネットワークコード)を
ロックします。
10) Network Subset Enable でネットワークサブネットコードをロックします。
11) Service Provider Enable でサービスプロバイダコードをロックします。
12) Corporate Enable で会社コードをロックします。
13) PIN Code input box Facility PIN コードに初期値はありません。はじめに設定した際に
入力した 8 から 16 桁の数字が、以降の PIN コードになります。

第6章
Facility PIN コードを忘れると、Status と PIN コードの変更ができな
くなりますので、忘れないようにしてください。
14) Change Status 状態を変更します。
状態を変更するには、パスワードが必要です。「Change Status」ボ

Web
タンの左側にあるテキストボックスにパスワードを入力します。

メニューシステム
Change PIN 内容
15) Select Type PIN を変更するターゲット。
Network/Network Subset/Service Provider/Corporate
16) Input Old PIN 8 から 16 桁の古い PIN を入力。
17) Input New PIN 新規 PIN を入力。新規 PIN は、8 から 16 桁の数字にする必要があ
ります。
18) Retype New PIN 確認のため新規 PIN を再入力。コピーアンドペーストは使用しない
でください。
19) Change PIN 新規 Facility PIN を登録。
Secondary SIM 内容
20) Secondary SIM セカンダリ SIM の使用/不使用
この設定を反映するには、システムを再起動する必要があります。
21) Set 設定を登録

ご注意

• SIM 設定を変更することで、FBB システムでの通信ができなくなる可能性があります。


• セキュリティ上の理由により、PIN コードを変更するよう強くお勧めします。

6-75
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.8 ファイルのエクスポート/インポート(Export/Import 画面)


Export/Import 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Export/Import」を選択します。
この画面では、「Export」ボタンをクリックすることで、各メニューの設定データを PC に保存すること
ができます。設定のバックアップにご使用ください。
また、上記のエクスポートデータをインポートすることも可能です。インポートされた設定を反映する
には、システムを再起動する必要があります。

図 6.5.8 Export/Import 画面

ご注意

* インポートを行った場合、データは復元できません。
* インポートされたファイルがフォーマットに合わない場合は、全ての設定が工場出荷状態に戻り
ます。

6.5.9 工場出荷状態へのリセット(Factory Default 画面)


Factory Default 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Factory Default」を選択します。
この画面では、Alarmpack の消去、または、すべての設定を工場出荷状態にリセットします。
全ての設定を工場出荷状態にリセットした際は、システムは自動的に再起動を行います。

図 6.5.9 Factory Default 画面

ご注意

工場でのデフォルト設定にリセットした場合、データは復元できません。

6-76
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.10 ソフトウェアのアップデート (Software Update 画面)


Software Update 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Software Update」を選
択します。

簡単に JUE-501/JUE-251 のソフトウェアをアップデートすることが出来ます。 ソフトウェ


アアップデートの詳細な手順は本マニュアルの [Appendix D] をご覧ください。

図 6.5.10 Software Update screen

Web第6章
メニューシステム

6-77
第 6 章 Web メニューシステム

6.5.11 診断テストの実行(Diagnostic 画面)


Diagnostic 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Diagnostic」を選択します。
JUE-501/JUE-251 の発行する Syslog メッセージをユーザ指定のサーバーにスタックできます。
Syslog メッセージをスタックするには、指定されたサーバーで syslog protocol (UDP 514 番ポート) を
受信可能な Syslog サーバーが動作している必要があります。 スタックデータのレベルはユーザが定
義します。ユーザが定義したレベルから上位レベルの Syslog メッセージがスタックされます。
またユーザは、選択したグローバル IP アドレスから特定ホスト宛に ping パケットを送信することによ
り、JUE-501/JUE-251 に割り当てられている通信がアクティブかどうかを確認することもできます。
ping パケットの Destination は、IP アドレスまたは特定ドメインを指定します。

ご注意

・ ページに ping 結果が表示されている間は、他のページを表示したり、Web ブラウザをシャット


ダウンしたりしないでください。
・ ping パケットを送信するサービスタイプは、発信元 IP アドレスによります。
・ ping パケットの送受信のために、思わぬ通信料が発生する場合があります。
・ JRC は、製品保証書の記載および法令上の規定に該当する場合を除いて、この機能の使用
中に発生した通信料金問題について責任を負うものではありません。

図 6.5.11 Diagnostic 画面

6-78
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

第7章 ハンドセット画面の説明と操作
ハンドセットで表示、操作できるメニューは以下の通りです。
表7 ハンドセット表示メニューの内容
章 No・画面名称 内容
-TOP メニュー このグループの項目一覧を表示。
7.1 Status メニュー 装置状態項目の一覧を表示
7.2 SMS メニュー SMS の作成、送受信
7.3 Satellite メニュー 衛星状態項目の一覧を表示 全ユーザ
7.4 Phonebook メニュー Phonebook の一覧を表示/発信 アクセス可能

7.5 Redial メニュー リダイヤルの一覧を表示/発信


7.6 Internal メニュー 内線電話を表示/発信
7.7 Call Log メニュー コールログの一覧を表示
7.8 Alarmpack メニュー アラームパックログの一覧を表示

7.9 Admin メニュー Admin ユーザのみ設定・参照可能な項目一覧を表示。


Sets up 運用開始日
時差 ローカルタイム表示設定
Admin
追尾タイプの設定
7.9.1 Terminal メニュー ユーザのみ
GPS 入力
アクセス可能
VDR 出力
WRF(Wide-band Radio Frequency:広帯域高周波)
LED のオン/オフ
ブロッキング表示

第7章
7.9.2 Telephony メニュー Sets up シークレット・コードの使用の有無
(Port Control) ハンドセット/端末電話機の通話音量の設定
端末電話の通信タイプの設定(音声または FAX)
発信許可/着信設定

ハンドセット画面の説明と操作
自動応答
音声メール、通話転送、通話中着信、通話拒否
7.9.3 Port メニュー Sets up (ハンドセット)画面の明るさ・LED の輝度・
着信音のパターン及び音量・
通話時の音量・
キークリック音の有無
(ISDN) Voice/Audio/UDI/RDI/PBX の MSN の設定
(Ethernet) ユーザ LAN;IP アドレス/DHCP 機能
外部 WAN;IP アドレス/サブネットマスク
(I/O)出力/入力/機能
(オプション)ボタン/ブザーの使用/不使用
7.9.4 User Cont. Sets up ユーザ名、シークレット・コード、使用制限の登録
(使用制限) 使用制限グループの作成
7.9.5 Auto Dcn.
Sets up 各通信端末からの回線の接続制限時間の設定
(自動切断)
7.9.6 SIM メニュー
Sets up SIM カードを使用した通信の設定

7.9.7 デフォルトメニュー Sets up 工場出荷状態へのリセットの設定

7-1
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

(この画面はすべてのメニューでポップアップします)
7.10 その他の画面
送信系に障害が発生した場合に表示されるアラーム画面
TX アラーム画面

7-2
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

TOP メニュー
TOP メニューを開くには MENU ボタンを押してください。

TOP メニュー画面

7.1…… 1 Status …装置状態の一覧


7.2…… 2 SMS …SMS 編集/送付
7.3…… 3 Satellite ….衛星の一覧
7.4…… 4 Phonebook ….電話帳
SMS
7.5…… 5 Redial ….リダイヤル
7.6…… 6 Internal ….内線電話の一覧
7.7…… 7 Call Log ….通信履歴一覧
7.8…… 8 Alarmpack ….異常警報ログ一覧
7.9…… 9 Admin ….Admin ユーザ用設定メニューの一覧
7.0…… 0 Service ….装備用のメニュー*

図 7a Top メニューの開き方

注)「0 Service」は、装備者が装備を行う上で必要な操作メニューです。
表示はされますが、通常のユーザがログインすることはできません。

ダイレクトボタンを利用する
押すだけで、主なメニューをすぐに開けることができます。

第7章
SMS メニューへ SMS Satellite(衛星)メニューへ

ハンドセット画面の説明と操作
Status(機器情報)メニューへ Phonebook(電話帳)メニューへ

図 7b ダイレクトボタンの説明

ショートカット機能を利用する(ほとんどすべての画面で使用可能)

MENU ボタン+各項目の冒頭の数字で、ショートカット機能として目的の画面を表示できます。
W

例)[運用開始日表示画面]を表示するために、MENU+1+4+3 と入力します。

1 Sta t u s 3 Position 2 JRC No.


MENU + 2 SMS + + = Delivery
4 Product 3 D e l i ve r y 01/JAN/2012
3 Satellite

[運用開始日表示画面]が表
図 7c ショートカット機能の説明
示されました。

■ CLR ボタンを押すと、ひとつ前の画面に戻ります。

■ (オンフック)ボタンを押すと、アイドル画面に戻ります。

7-3
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

このセクションでは全ユーザ用のメニューについて記載します。

7.1 Status メニュー (ショートカットは MENU+ 1 )

JUE-501/JUE-251 の受信・送信状態、船舶の緯度/経度、各種装置のバージョン等、装置状態
が表示されます。

下の図はこのメニュー全体の流れです。全てカーソルで目的の項目を選んで、OK ボタンで
確定して画面を表示させていきます。末端の画面から Top メニューの方向に戻るときは
CLR ボタンを何度か押してください。

Top メニュー画面 Status メニュー画面 RX メニュー画面

OK
1 Sta t u s OK 1 RX 1 REC
2 SMS 2 TX 2 Ch Type
3 Satellite 3 Position
4 Phonebook 4 Product OK
5 Redial 5 Unit Info TXメニュー画面
6 Internal 6 ID
7 Call Log 1 EIRP

8 Al a r m pa c k
9 Admin OK
0 Service
Position 状態表示画面

N 35.41 16
または、どの画面からでも ID メニュー画面 E 139.34 16
STATUS ボタンを押せば、
1 IMSI
STATUS メニューに移行 OK
2 MS-ISDN Product メニュー画面

1 IMEI
2 JRC No.
3 D e l i ve r y

OK Unit Info メニュー画面

1 Ve r s i o n

2 Mainte No.

3 Class

4 AD E

5 BDE

6 MDM

7 Ac t i ve S I M

8Remote Mnt
図 7.1 Status メニュー全体の流れ

7-4
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.1.1 RX(受信)メニュー ( MENU+ 1 +1+1~2)

RX とは Receive(受信)の略語です。受信レベルおよびチャンネルタイプが表示されます。

1 Sta t u s
REC 値表示画面
2 SMS
OK REC: 受信レベルが数値で表示され
1 RX 65 ます。
2 TX
1 REC
2 C h Ty p e Ch タイプ設定値表示画面
OK Ch Type:
チャンネルタイプ(T025Q, T1Q,
T1Q
T1X, T45X)が表示されます。

図 7.1.1 RX(受信)メニュー

7.1.2 TX(送信)メニュー ( MENU+ 1 +2+ 1)

TX とは Transmit(送信)の略語です。送信レベル(EIRP 値)が表示されます。

1 Sta t u s
2 SMS

1 RX

第7章
2 TX

1 EIRP OK EIRP: EIRP 表示画面


15.0 送信レベルが数値で表示され
ます。

ハンドセット画面の説明と操作

図 7.1.2 TX(送信)メニュー

7-5
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.1.3 Position 状態表示 ( MENU+ 1 +3 )

この画面では船の位置の緯度・経度が表示されます。N は北緯、Sは南緯、E は東経、Wは


西経を表します。N および S は上段に、E と W は下段に表示されます。
GPS の位置捕捉状態は、4 つの段階に分けられます。

表 7.1.3 GPS の位置捕捉状態


① Cold Start
位置の捕捉ができていない状態 Unfix 状態
② Unfix
③ 2-D Fix(二次元測位) 三個の衛星で、高度を含まない位置を測定
している状態
Fix 状態
④ 3-D Fix(三次元測位) 四個以上の衛星の距離を同時に測定し、緯
度・経度・高度を把握している状態

GPS の状態が Cold Start 及び Unfix の場合は、Unfix 画面が表示されます。

1 Sta t u s
2 SMS
OK Position 状態表示画面
3 Position N 35.41 16
4 Product
E 139.34 16 GPS の状態が 2-D Fix 及び 3-D
Fix の場合の画面
Status メニュー画面

Position 状態表示画面(Unfix)
Unfix
POSITION? GPS の状態が Cold-START 及び
Unfix の場合の画面

図 7.1.3a Position 状態表示各画面

7-6
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.1.4 Product メニュー ( MENU+ 1 +4 +1~3 )

IMEI(インマルサット端末装置番号)、JRC 番号、運用開始日が表示されます。

IMEI:123456 IMEI 番号表示画面


1 Sta t u s
2 SMS OK
789012345 15 桁の数字が表示されます。

3 Position
4 Product

1 IMEI JRC No.: JRC 製造番号表示画面


OK
2 JRC No. 7 桁の英数字が表示されます。
GV12345
3 D e l i ve r y

Deliver y: 運用開始日表示画面
Product メニュー画面 OK
01/JAN/2012 通信を開始した日付が表
示されます。

図 7.1.4 Product メニュー各状態表示画面

第7章
ハンドセット画面の説明と操作

7-7
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.1.5 Unit Info メニュー ( MENU+ 1 +5 +1 ~4 )

ADE/BDE のバージョン、メンテナンスナンバー、ステータス、アラームが表示されます。

1. Version display screen


Unit Info menu screen

1 Sta t u s Version
….ソフトウェア
2 SMS 01.00
バージョン
5 Unit Info OK
6 ID
2.Mainte No. display screen
1 Ve r s i o n
ADE-Boot …ADE ブートメンテナンス No.
0.1
OK ADE-Main …ADE メンテナンス No.
2 Mainte No.
70.17
BDE-Boot …BDE ブートメンテナンス No.
00.14
BDE-Safe
…BDE セーフモードメンテナンス No.
00.20
BDE-Main
…BDE メンテナンス No.
00.21
BDE-App
OK …BDE アプリケーション
3 Class 00.29
メンテナンス No.

4 AD E OK
Refer to p7-9 3. Class display screen
Inmarsat Class 番号
Class:
5 BDE OK 8 …FBB500 システム.
8
Refer to p7-10 9 …FBB250 システム

6 MDM OK

7 Ac t i ve S I M OK Refer to p7-11

8 Remote Mnt OK

図 7.1.5a Unit Info 各状態表示画面(1/4)

7-8
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

1 Sta t u s …. 過去 6 分間の
Vib Z Max:
2 SMS
+0.0 Z 軸振動の最大値
5 Unit Info
6 ID Vib Z Ave: …. 過去 6 分間の
1 Ve r s i o n +0.0 Z 軸振動の平均値
2 Mainte No.
Rol Max: …. 過去 6 分間の
3 Class
4 AD E +0.0 Rolling の最大値
5 BDE Rol Ave: …. 過去 6 分間の
6 MDM +0.0 Rolling の平均値
7 Active SIM
Pit Max: ….過去 6 分間の
8 Remote Mnt
+0.0 Pitching の最大値
OK
Pit Ave: ….過去 6 分間の
Unit Info menu screen
+0.0 Pitching の平均値
PLL LockDet: …..PLL ロックの検出
ON
Global Beam: …..使用中のグローバルビーム
10994
4.ADE status display screen
A:0000000000
…. 送信出力 00
EIRP:
15.0
(dBw) WRF Filter:
….WRF Filter の種類
…. ADE 温度(℃) ** Narrow
ADE: +0.0
….HPA 温度(℃) WRF Port:
HPA: +45.0 …..使用中の WRF Port
….衛星 Azimuth Disable
Sat AZ: 173.5
….衛星 Elevation WRF Moni: …..WRF モニタ
Sat EL: 48.0
….アンテナ Bearing 102
BR: 163.9
…..追尾モード

第7章
….アンテナ Elevation Track Mode:
EL: +46.0
Auto (Auto/ GpsHD/ Sensor)
Cross EL: ….アンテナ クロス Elevation*
-0.7 アラームビット表示
RSSl-1: 0 ….電波追尾(方位面)用追尾信号の値** (左から、異常時は 1 を表示)

ハンドセット画面の説明と操作
RSSl-2: 120 ….ステップトラック用信号の値 (1 行目)
1. コントロールエラー
ADE Search:
….. ADE の衛星サーチ状態 2. 加速度センサエラー
2 3. レートセンサエラー
GPS Status: …..GPS の位置情報 4. メモリエラー
5. オフパワーアラーム
3D FIX
6. ハイパワーアラーム
GPSHD: 0.0 ….GPS Heading 値 7. バーストエラー
8. プログラムエラー
9. FAN エラー
Vib X Max: ….過去 6 分間の
10 内部 GPS エラー
+0.0 X 軸振動の最大値
(2 行目)
Vib X Ave: …. 過去 6 分間の
X 軸振動の平均値 11. 外部 GPS アラーム
+0.0
(COLD START または UNFIX)
Vib Y Max: ….過去 6 分間の 12. PLL ロックエラー
+0.0 Y 軸振動の最大値
Vib Y Ave: …. 過去 6 分間の
**は JUE-501、JUE-251 では 0 に固定
+0.0 Y 軸振動の平均値
*は JUE-251 では 0 に固定
Fig. 7.1.5b Unit Info 各状態表示画面(2/4)

7-9
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

1 Sta t u s
2 SMS

5 Unit Info
6 ID

1 Ve r s i o n
NSK DIPSW: ….NSK ユニットの Dip スイッ
2 Mainte No. 0x00 チ
3 Class BDE Status: …. BDE ステータス
4 ADE CS PS READY
Buzzer: ….Buzzer1~4 の接続状態
5 BDE
0000 ( 0:非接続, 1:接続 )
6 MDM
Button: ….Button 1~4 の接続状態
7 Active SIM OK (0:非接続, 1:接続)
0000
8 Remote Mnt ….BDE
ATT:
2 アッテネータ (dB)
Unit Info menu screen
LAN: …. Ethernet ポートのリンク状態

000000 (0:非接続, 1:接続)

A:0000000000
00
23/MAR/2012
5.BDE status display screen …. 日付
12:44:30
Tick:
…..システム起動からのタイマ
Sat: 0x000849AE5
…使用中の衛星
APAC E143.5 アラームビット表示
Spot Beam: (左から、異常時には 1 を表示 )
….Spot Beam 番号
9 (1 行目)
N 35.41 16 ….Position 1. ケーブルキャリブレーションエラー
E 139.34 16 2. ADE 通信エラー
REC: 3. ハンドセット通信エラー
….受信レベル 4. GYRO 通信エラー
65
5. ブザー 通信エラー
Ch Type ….受信チャンネルタイプ 6. ボタン 通信エラー
T1Q
….ケーブルキャリブレーション 7. Sync 選択時、GYRO I/F に割り込みが起らなかっ
Cable loss:
た。
10.0 補正値
IMSI: 8. Sync 選択時、GYRO I/F が存在しない信号を検出し
….SIM card に保存されている た。
123456789012
IMSI 番号 9. Step 選択時、GYRO I/F が存在しない信号を検出し
Tracking: …..トラッキングタイプ た。
Auto (Auto / Gyro) 10. Step 選択時、GYRO I/F が R1 R2 に信号を検出し
GPS: ….使用中の GPS た

Int (Internal / External) (2 行目)

GPS Status: 11. GYRO I/F WDT オーバーフロー


…. GPS の位置情報 12. GYRO I/F プログラム・メモリー・エラー
3D FIX
Calib Err: …. ケーブルキャリブレーション
0 エラー
Update Err: …. ソフトウェアアップデート
エラー
0
(JUE-501、JUE-251 では 0 に固定)

Fig. 7.1.5b Unit Info 各状態表示画面(3/4)

7-10
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

6. MDM status display screen


1 Sta t u s
2 SMS C/No: …Carrier / Noise 比
5 Unit Info 64.25
6 ID
RX Ch Index: ….受信チャネルインデック
17825 ス
1 Ve r s i o n Rx Bearer: …受信ベアラ
2 Mainte No. 1
3 Class
RX Offset: ….受信周波数オフセット
OK
+0
4 ADE BDE Temp: ….BDE 温度
5 BDE +44
HAL Acq Sts: ….HAL 取得状態
6 MDM
3
7 Active SIM OK LI HW Err: …. L1 ハードウェアエラー
8 Remote Mnt 0
OK A: …..アラームビット
Unit Info menu screen 0

8. Remote Mnt Status display screen 7. Active SIM display screen

Remote Mnt: Active SIM:


Idle Primary

使用中の SIM カード


リモートメンテナンス
(Primary / Secondary)
の状態

第7章
Fig. 7.1.5c Unit Info 各状態表示画面(4/4)

ハンドセット画面の説明と操作

7-11
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.1.6 ID メニュー ( MENU+ 1 +6+ 1~2)

IMSI/MSISDN 番号が表示されます。

1 Sta t u s
2 SMS

5 Unit Info
6 ID

IMSI/MSISDN メニュー画面 IMSI 表示画面 (左) IMSI 表示画面 (右)

1 IMSI IMSI IMSI


2 MS-ISDN 012345678901 234

左画面で表示されない部分は右画面で確認できます。

MS-ISDN 1
MS-ISDN 1
234
012345678901
MS-ISDN 2
MS-ISDN 2
456
012345678901
MS-ISDN 3
MS-ISDN 3
678
012345678901

MS-ISDN 表示画面 (左) MS-ISDN 表示画面 (右)

IMSI (国際移動電話加入者識別番号)
MS-ISDN (移動電話加入者 ISDN 番号)

図 7.1.6 ID メニュー状態表示画面

7-12
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.2 SMS メニュー ( MENU+ 2 )

SMS を作成、送受信できます。

ご注意
現在のメモリ使用量が全メッセージ収容量と等しくなった場合、SMS の新規メッセージの送受信が
できませんので、必要のないメッセージはこまめに削除してください。

容量確認方法:[7.2.5 Setting メニュー(p7-20)]を参照ください。

Top メニュー画面
OK
SMS メニュー画面
1 Sta t u s
2 SMS 1 N ew M s g
3 Satellite 2 Inbox /63

4 Phonebook 3 Sent /21


5 Redial 4 Draft /12
6 Internal 5 Setting
7 Call Log または、どの画面からでも
8 Al a r m pa c k S M S ボタンを押せば、
9 Admin
SMS メニューに移行
0 Service

図 7.2a SMS メニュー画面

第7章
ハンドセットからの SMS メッセージの入力方法

• 入力モードを切り替えるには、Aa ボタンを押してく
ださい。

ハンドセット画面の説明と操作
Aa(大文字アルファベット)→aA(小文字アルファ
ベット)→ (表示はなし、数字入力)へと遷移し
ます。

各モードで入力可能な文字のリストは次ページにあり
ます。
図 7.2b 入力モード切替
• 入力した文字を確定するには、 #► キーを押してくだ
さい。

#► キーを押すまでは、入力した文字は点滅したままで、
確定しません。

図 7.2c 入力した文字の確定キー

7-13
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

大文字アルファベット入力モード

Aa [入力モード]エリアに Aa が表示されている時、下表の文字の入力が可能です。

キーを押す回数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
(キー) 0 . , - ? ! “ ‘ ¥ $ & : ; #
1 *1 *2 @  ( ) < > % + * / =
2 A B C a b c
3 D E F d e f
4 G H I g h i
5 J K L j k l
6 M N O m n o
7 P Q R S p q r s
8 T U V t u v
9 W X Y Z w x y z

小文字アルファベット入力モード
[入力モード]エリアに aA が表示されている時、下表の文字の入力が可能です。
aA

キーを押す回数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
(キー) 0 . , - ? ! “ ‘ ¥ $ & : ; #
1 *1 *2 @  ( ) < > % + * / =
2 a b c A B C
3 d e f D E F
4 g h i G H I
5 j k l J K L
6 m n o M N O
7 p q r s P Q R S
8 t u v T U V
9 w x y z W X Y Z

*1 =スペースを挿入 [1]キーを 1 回押すと、カーソルの場所にスペースが入ります。


*2 =改行して下段へ [1]キーを 2 回押すと、カーソルの場所に改行マークが入り、下段
の先頭(左端)から文字入力が可能になります。

数字入力モード
[入力モード]エリアに 何も表示されていない時、数字のみの入力が可能です。

7-14
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.2.1 New Msg メニュー ( MENU+ 2 + 1)


このメニューでは、新規メッセージを作成、送信、および(未送信として)保存できます。未送信
メッセージは、「4. Draft」メニューに保存されます。

メッセージ送信完了

1 Sta t u s
2 SMS
送信中画面
1 N ew M s g

2 Inbox /63 Sending

OK
メッセージ編集フロー
送信/保存選択画面

Send

S a ve

メッセージ編集画面
メッセージの入力中は、4 行目
AAAAAAAAAA
のステータス表示行に、[入力さ
AAA
れた文字数/入力可能な全文字
013/160
数]が表示されます。
MENU OK

第7章
アドレス編集画面
OK

ハンドセット画面の説明と操作
Address?
123

選択した番号が表示される
OK
MENU
Phonebook アドレス表示画面 電話番号表示画面
アドレス編集メニュー画面
001 012345678901
OK
Refer PB JRC 23

Save OK

メッセージ編集メニュー画面
メッセージは[Draft]メニューに保
Save
OK 存されます。
Draft [7.2.4 Draft メニュー]参照 (p7-19)

図 7.2.1a New Msg メニュー

7-15
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

送信が成功した場合: 送信されたメッセージは[Sent メニュー] に保存されます

アドレス編集画面 [メッセージ編集フロー]
(p7-15) が完了し、OK が押
Ad d r e s s ?
されると、画面は[送信/保存
選択画面]に遷移します。

OK

送信/保存選択画面 送信か保存かを選択でき
ます。
Send 送信する場合は[Send]に
カーソルを合わせて OK
S a ve
を押してください。

Sent OK

送信中画面 [送信中画面]が数秒間表示
されます。
Sending これでメッセージ送信は
完了し、[Sent メニュー]
に送信したメッセージは
保存されます。

SMS 画面
SIM データは自動的にリ
1 N ew M S G ロードされ、画面は[SMS
図 7.2.1b 送信成功時の画面遷移 画面]に戻ります。
2 Inbox /63

送信が失敗した場合: 送信されたメッセージは[Draft メニュー] に保存されます

Ad d r e s s ?

Send
S a ve
Sending

OK

送信エラー画面 SMS 画面

Error 1 N ew M s g
Draft
2 Inbox /63

図 7.2.1c 送信失敗時の画面遷移

メッセージ送信に失敗すると、 [Error ]画面が表示され、メッセージは保存されます。

再送信する場合は、下記の手順を行ってください。

[1 New Msg] OK→[Continue?] Yes→[メッセージ編集画面] OK→[アドレス編集画面]OK→


[Send]OK

7-16
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.2.2 Inbox メニュー ( MENU+ 2 + 2)

受け取った SMS メッセージを閲覧、返信、転送、削除できます。

1 Sta t u s
2 SMS

1 N ew M s g
2 Inbox /63

OK

Inbox 一覧表示画面 (左) Inbox 一覧表示画面 (右)


(ログ番号, 受信日時) (送付者の電話番号、メッセージの最初の行)

001 12:34:56 8142259231


01/DEC/2012 Where are yo

002 14:28:08 1301869544883


06/DEC/2012 It will retu

OK OK or CLR MENU

Inbox メッセージ全画面

001 12:34:56 Inbox メッセージメニュー画面

第7章
01/DEC/07
81422459231 OK
MENU Reply メッセージ編集
フロー
Where are you OK
F o rw a r d

ハンドセット画面の説明と操作
u n ow ? P l e a s e
e c o n ta c t m e
Delete [7.2.1. New Msg
OK
メ ニ ュ ー (p7-15)] 参

Inbox メッセージ削除確認画面
送信画面
YES
NO Sending

Inbox 一覧およびメッセージは
OK
▲▼キーで上下閲覧可能
メッセージ削除完了 メッセージ送信完了

図 7.2.2 Inbox メニュー

7-17
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.2.3 Sent メニュー ( MENU+ 2 + 3)


このメニューでは、送信済みのメッセージを閲覧、再送信、転送、および削除することがで
きます。

1 Sta t u s
2 SMS

2 Inbox /63
3 Sent /21

OK

Sent リスト表示画面(左) Sent リスト表示画面(右)


003 8142259246
8142259246 Thank you fo

OK
OK or CLR MENU

Sent メッセージ全画面 Sent メッセージメニュー画面

003 MENU OK
Resend
81422459246
メッセージ編集
Thank you fo F o rw a r d
OK
r your kindn フロー
ess when we
Delete

[7.2.1. New Msg メニュー (p7-15)]参照


OK
送信画面

Sending
Sent メッセージ削除確認画面

YES
NO OK
メッセージ送信完了
メッセージ削除完了

図 7.2.3 Sent メニュー

7-18
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.2.4 Draft メニュー ( MENU+ 2 + 4)


未送信のメッセージを閲覧、編集、送信、削除できます。

1 Sta t u s
2 SMS

3 Sent /21
4 D r a ft /12

OK

Draft リスト表示画面(左) Draft リスト表示画面(右)


(ログ番号/保存日時) (相手先番号/メッセージの第 1 行)

004 8142259231
8142259231 I finally re

OK OK or CLR MENU
[7.2.1. New Msg メニュー (p7-15)]画面
Draft メッセージ全画面
メッセージ編集
004
81422459231
画面
Draft メッセージメニュー画面

第7章
I finally re
MENU Edit
a c h e d Saide OK
port, we can
see lot of
Send
OK

ハンドセット画面の説明と操作
Delete
OK 送信画面

Sending

Draft メッセージ削除確認画面

YES
NO

メッセージ削除完了 メッセージ送信完了
OK

図 7.2.4 Draft メニュー

7-19
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.2.5 Setting メニュー ( MENU+ 2 + 5)


メッセージの全収容量と現在の使用量の表示、全メッセージの一斉削除、SMS の詳細な設
定ができます。

OK
1 Sta t u s
Capacity 画面
2 SMS
全メッセージ収容量お
4 D r a ft /12 Used / Total よび現在の使用量を表
1 C a pa c i t y
OK 96/100 示します。
5 Setting

全メッセージ削除画面
2 D e l e t e Al l 全メッセージを一斉削除
OK YES します。
NO 注) 操作時には、必要な
メッセージを削除してし
まわないようご注意くだ
さい。
SCA 編集画面
3 SCA SCA ( サ ー ビ ス セ ン
OK
SC Address? タ・アドレス)を、既
008707720017 定以外に設定する場合
に使用します。

Validity 画面

4 Va l i d i t y OK 1 Hour サービスセンターに
メッセージが到達し
6 Hours
た後の、メッセージ
1 Day
の有効期限を設定し
1 We e k ます。
Maximum

クラス設定画面
相手がメッセージを受信
5 Class
クラスなし : OK No Class した後、そのメッセージ
指定なし Class 0 をどう振舞わせるかを設
Class 0: 定します。
Class 1
表示のみ(保存不要)
Class1: Class 2
本体に保存を要求 Class 3
Class 2:
SIM メモリに保存を
要求
通達確認設定画面
Class 3: 6 St - R e p o r t OK
相手の設定に任せる 通達確認機能を
Enable
設定します。
Disable

図 7.2.5 Setting メニュー

7-20
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.3 Satellite メニュー ( MENU+ 3 )

衛星の選択およびスポットビーム番号が表示されます。

Top メニュー画面 Satellite メニュー画面


OK
1 Sta t u s 1 Satellite
2 SMS 2 Spot Beam
3 Satellite
4 Phonebook
5 Redial
6 Internal または、どの画面からでも

7 Call Log ボタンを押せば、


8 Al a r m pa c k Satellite メニューに移行
9 Admin
0 Service

図 7.3 Satellite メニュー画面

7.3.1 Satellite 選択 ( MENU+ 3 +1 )

[Satellite 選択画面]内の*印は、現在使用している衛星を表しています。
使用する衛星を選択して OK ボタンを押してください。Auto を選択すると、装置自身が最
適な衛星を選択します。

第7章
* 衛星選択時に ADE で大きな音がする場合がありますが、故障ではありません。

Satellite 選択画面
3 Satellite * Satellite 選択画面では

ハンドセット画面の説明と操作
Auto
4 Phonebook 下記の運用されている衛星の中から
*AMER W97.6
OK
APAC E143.5 選択可能な衛星のみを表示します。
1 Satellite
2 Spot Beam EMEA E25.1 AMER W97.6 (America 衛星)
APAC E143.5 (APAC 衛星)

図 7.3.1 Satellite 選択画面 EMEA E25.1 (EMEA 衛星)

7.3.2 Spot Beam 番号表示 ( MENU+ 3 +2 )

現在使用しているスポットビーム番号が表示されます。

3 Satellite Spot Beam 番号表示画面


4 Phonebook

1 Satellite OK
Spot Beam:
2 Sp o t B e a m 9

図 7.3.2 Spot Beam 番号表示画面

7-21
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.4 Phonebook(短縮番号)メニュー ( MENU+ 4 )

Phonebook に登録された電話番号の一覧の表示と編集を行います(通話方法については[5.1.2
Phonebook(短縮番号)の利用(p5-7)]をご覧ください。短縮番号は最大 200 件登録できます。)

アイドル画面から ボタンを押すか、あるいは Top メニュー画面から[4 Phonebook]を選


択してください。アドレス表示画面が現れます。ここには「01、02・・・」の短縮番号と、相手先
の名前を表示します。

その相手先の電話番号を表示する場合は、*または#ボタンを押してください。電話番号が
表示される電話番号表示画面に切り替わります。

アドレス表示画面または電話番号表示画面を開いた状態で MENU ボタンを押すと、


Phonebook 内のデータの登録、変更と削除ができる操作選択画面を表示します。(このステッ
プで OK ボタンを押すか、ハンドセットをオフ・フックにすると[Dial-up]画面]に移ります。)
ただし、Admin ユーザとしてログインしていない場合には Secret Code 認証画面が表示さ
れ、シークレット・コードの入力を要求されます。操作をここでキャンセルする場合は CLR
または、オンフック・キーを押してください。

Top メニュー画面
Phonebook アドレス表示画面 Phonebook 電話番号表示画面
1 Sta t u s OK

2 LES
01 012345678901
3 Satellite 234
JRC
4 Phonebook
02
5 Redial
6 Internal
No Data
03 110
7 Call Log
8 Al a r m pa c k KEISATSU
9 Admin
0 Service

99 119
または、どの画面からでも
KYUKYU
ボタンを押せば、

Phone Book メニューに移行

Secret Code?
MENU
*****
READY

(Secret Code 認証画面) OK またはオフ・フック

Admin ユーザとし
てログインしてい 相手先を呼び出
5678901234
ない場合のみ、シー
Edit COMM(OUT) します
クレット・コード入
Delete 力を要求されます。

Phone Book 操作選択画面

図 7.4 Phone Book メニューの流れ

7-22
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.4.1 Phonebook アドレス編集 ( MENU+ 4+ MENU )

この画面では Phonebook のアドレス(相手名)と電話番号の登録(入力)、変更(編集)、削除


を行います。
アドレス表示画面または電話番号表示画面を開いた状態で MENU ボタンを押すと、操作選択
画面を表示します。

[Edit]を選択して OK を押します。選択した相手先が[Address/Phone No.編集画面]に変


わります。カーソルが点滅したら新規アドレスを入力できます。
新規アドレスを入力して OK を押し、英数ボタンで新規番号を入力します。

Delete(削除)を選択した場合、その瞬間にそのメモリ番号のデータは削除され、そのまま
アドレス/電話番号一覧表示画面に戻ります。そこには「No Data」の表示のみが残っています。

*例)既存のアドレス・電話番号を編集する場合(新規に登録する場合は、アドレス・電話番
号とも、空欄の画面が表示されます。)

4 Phonebook
5 Redial

01
JRC
C S P S R E AD Y MENU 操作選択画面 アドレス編集画面

Secret Code? Edit Address?


OK
*****
Delete RRC

第7章
READY

01234567890 OK
MENU

電話番号編集画面

ハンドセット画面の説明と操作
図 7.4.1a Phonebook アドレス編集画面 Dial?
012345678901
既存のアドレス・電話番号を削除する場合
OK

Edit OK 01
Delete No Data 18
RRC
削除された画面が表示されます。
図 7.4.1b Phonebook データ削除画面
書換えられた画面が表示されます。

7-23
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.5 Redial メニュー ( MENU+ 5 )

この画面では、最大 50 件のリダイヤル番号を表示します。

最初に、リダイヤル履歴番号(01~50)および電話番号(10 桁以上の場合は冒頭の数字が
表示されません)の Redial 履歴表示画面(一覧)を表示します。

全部の数字を確認したい場合、*または#ボタンを押すと、全桁の電話番号が表示される履
歴詳細表示画面に切り替わります。

前後のリダイヤル履歴を表示するには▲▼ボタンで画面をスクロールしてください。

Redial 履歴表示画面 Redial 履歴表示画面


Top メニュー画面
(一覧) (詳細)
OK
1 Sta t u s 01 012345678901
2 SMS 5678901234 234
02 22222
3 Satellite
22222
4 Phonebook 03 11111
5 Redial 11111
6 Internal
7 Call Log
8 Al a r m pa c k 50 9999
9999 .
9 Admin
0 Service

OK 10 桁以上の番号 全桁を確認できま
前の画面に戻る す。
は冒頭が表示され
ません。

No Data

履歴がない場合の Idle 画面で


表示画面. ボタンを押下

図 7.5 Redial メニュー画面

7-24
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.6 内線電話メニュー ( MENU+6+1~3 )

このメニューでは、内線電話を呼び出すことができます。

Internal メニューは、TEL、ISDN、および All の 3 つのサービスタイプで画面に表示されま


す。▼▲ボタンを使って通話先の機器を選択し、OK を押します。

TEL を選択すると、
[TEL 選択メニュー画面]が表示されます。かける相手の電話を選択し
て OK を押します。電話の内線番号が表示されます。

ISDN または All を選択すると、


[TEL 選択メニュー画面]を表示せずに内線番号が表示され
ます。

[内線番号画面]が開いた状態で OK を押すかハンドセットのオフフックボタンを押すと、
内線電話に発信されます。

内線番号は、表 7.6.1 に従って割り振られています

表 7.6.1 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000
TEL TEL1~TEL6 001~006
All 099
ISDN 401
All 999

第7章
Top メニュー画面 Internal メニュー画面 TEL 選択メニュー画面

1 Sta t u s OK TEL1
1 TEL

ハンドセット画面の説明と操作
2 SMS TEL2
2 ISDN
3 Satellite
3 Al l TEL3
4 Phonebook
TEL4
5 Redial
OK TEL5
6 Internal OK
7 Call Log TEL6
8 Al a r m pa c k All
9 Admin
OK
0 Service

この画面は▼▲ボタンで 1 行ずつス 相手先を呼び


Ext-Num. OK
クロールできます。 #xxx 出します

内線番号画面

図 7.6 Internal メニュー画面

7-25
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.7 Call Log(通信履歴)メニュー ( MENU+7+1~9 )

このメニューでは、通信種別ごとに、コールログ(通信履歴)を表示します。
コールログは、JUE-501 の場合には 8 つのサービスタイプ(音声、Fax、オーディオ、UDI、
RDI、SMS、スタンダード IP、およびストリーミング IP)について、JUE-251 の場合には 6 つ
のサービスタイプ(音声、Fax、オーディオ、SMS、スタンダード IP、およびストリーミング
IP)について表示されます。
そして、さらに Both(送信と受信の両方) ・In(着信のみ)の 3 種類の画面に分
・Out(発信)
けて表示します。

Top メニュー画面 Call Log メニュー画面 通信メニュー画面

1 Sta t u s OK 1 Both
1 Vo i c e
2 SMS 2 Out ( 12 )
2 Fax
3 Satellite 3 In ( 89 )
3 Au d i o
4 Phonebook
4 UDI
5 Redial
5 RDI
6 Internal
画面表示は▲▼ボタンで 1 行
6 SMS
7 Call Log OK ずつ移動
7 Sta n d a r d
8 Al a r m pa c k
8 St r e a m i n g
9 Admin
9 Charge Set
0 Service Call Log 一覧メニュー画面

001
1 Vo i c e OK 01/JAN/2012
2 Fax
3 Au d i o
4 UDI
5 RDI
6 SMS 001
7 Sta n d a r d 23:59:59
8 St r e a m i n g
9 Charge Set

図 7.7 Call Log メニュー画面(JUE-501)

* JUE-251 の場合、[4 UDI]および[5 RDI]メニューは表示されません。


* [Out]および[In]コール・ログはそれぞれ、最大 100 件のデータを格納できます。
[Both]コール・ログは上記のふたつのログから、最新のデータ 100 件を格納できます。
* [7 Standard]または[8 Streaming]を選択すると、
[通信メニュー画面]が表示されずに直
接[Call Log 一覧メニュー画面]に変わります。これは、これらの通信に[Out]または[In]
のような方向が関係しないからです。

7-26
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.7.1 Call Log 一覧メニュー ( MENU+7+1~8 )

この画面では、選択された通信履歴(コール・ログ)の詳細を表示します。

Call Log 一覧メニュー画面(日/月/年)

7 Call Log 001 TEL1


8 Al a r m pa c k 01/JAN/2012
1 Vo i c e OK
2 Fax
OK
1 Both
2 Out ( 12 )
3 In ( 89 ) Call Log 一覧メニュー画面(時刻)

001 TEL1
23:59:59
画面表示は▲▼ボタンで 2 行ずつ移動

Call Log 詳細情報表示画面

(Voice/Fax/Audio/UDI/RDI 選択時

Start Time: …. 通信開始の日付/月/年


Start Time:
01/JAN/2012 21:47:30 …. 時:分:秒に開始した通信

第7章
End Time:
End Time: …. 通信終了の日付/月/年
01/JAN/2012
22:48:31 …. 時:分:秒に開始した通信
012345678901
23456789

ハンドセット画面の説明と操作
….通信相手先の電話番号、最大 20 桁
Sat:
APAC E143.5 ….使用した衛星を表示

240m59s ….通信時間を表示
JRC ….ユーザ名を表示
Charge: ….7.7.3「課金設定」(p7-30)に従って計算された通信料金
109.66USD
Out ….Out(発信)または In(着信のみ)
…. 4 桁のコーズコードを表示する
0A1F

7-27
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

(SMS 選択時)
Start Time: Start Time: ….通信開始の日付/月/年

01/JAN/2012 21:47:30 ….時:分:秒に開始した通信


End Time:
End Time: ….通信終了の日付/月/年
01/JAN/2012
21:48:31
012345678901 ….時:分:秒に開始した通信
23456789 ….通信相手先の電話番号、最大 20 桁
Sat;
APAC E143.5 ….使用した衛星を表示
Charge: …. 7.7.3「課金設定」(p7-30)
3.00USD に従って計算された通信料金
Out
….Out(発信)または In(着信のみ)
0A1F
…. 4 桁のコーズコードを表示する *電話番号は、ステータスレポート
要求付きの SMS を受信した場合、
表示されません。

(Standard 選択時)

Start Time: ….通信開始の日付/月/年


Start Time:
01/JAN/2012 21:47:30 ….時:分:秒に開始した通信
End Time: End Time: ….通信終了の日付/月/年
01/JAN/2012
22:48:31
bgan.inmarsat ….時:分:秒に開始した通信

.com …...APN
Sat:
APAC E143.5 ….使用した衛星を表示
123KB ….データサイズ
JRC ….ユーザ名を表示
Charge: ….7.7.3「課金設定」(p7-30)
109.66USD に従って計算された通信料金
----
0A1F …. 4 桁のコーズコードを表示する

画面表示は▲▼ボタンで 2 行ずつ移動

7-28
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

(Streaming 選択時)
….通信開始の日付/月/年
Start Time: Start Time:
01/JAN/2012 21:47:30 ….時:分:秒に開始した通信
End Time: ….通信終了の日付/月/年
End Time:
01/JAN/2012
22:48:31 ….時:分:秒に開始した通信
bgan.inmarsat
.com …...APN
Sat:
APAC E143.5 ….使用した衛星を表示
240m59s ….通信時間を表示
JRC ….ユーザ名を表示
Charge: ….7.7.3「課金設定」(p7-30)に従って計算された通信料金
109.66USD
Qos:32K
….QoS: 8K/16K/32K/64K/128K/256K

---- 画面表示は▲▼ボタンで
0A1F ….4 桁のコーズコードを表示する 1 行ずつ移動

図 7.7.1 Call Log メニュー画面

7.7.2 Call Log 認証・削除 ( MENU+7+ MENU )

Call Log に記録された通信記録は、Admin ユーザのみ、削除することができます。その場合

第7章
は、一度認証画面に入ってユーザのシークレットコードを入力し、権限を認証される必要があ
ります。

ハンドセット画面の説明と操作
7 Call Log Call Log 認証画面 Call Log 削除画面
8 Al a r m pa c k OK
MENU Secret Code? Delete
1 VOICE

2 FAX

! 認証エラー画面

Error

図 7.7.2 Call Log 認証・削除画面

7-29
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.7.3 課金設定メニュー ( MENU+7+9+1~2)

この画面では、通信方法ごとの通信料金を設定することができます。
[通信履歴メニュー画面]
で[9 Charge Set]を選択すると[課金設定メニュー画面]が表示されます。

通貨を設定するには、[1 Currency]を選択し、USD、EUR、JPY から特定の通貨を選びます。

[2 Unit]を選択すると[Unit メニュー画面]が表
通信方法ごとの課金レートを設定するには、
示されます。通信方法を選択し、音声、Fax/オーディオ、UDI、RDI、ストリーミング IP 接続
(速度)については時間(分)単位、SMS についてはメール単位、スタンダード IP について
はデータサイズ(MB)単位に各課金レートを設定します。JUE-251 の場合、
[Unit メニュー画
面]の[3 UDI]と[4 RDI]の項目および[Streaming Speed 画面]の[6 256K]の項目は表示
されません。

課金設定メニュー画面 通貨選択画面
7 Call Log USD
8 Al a r m pa c k 1 Currency OK EUR
2 Unit JPY
8 St r e a m i n g
9 Charge Set OK OK

Unit メニュー画面 Unit メニュー画面

1 Voice OK Unit?
2 Fax/Audio 01 2 3 4 . 5 0 U S D
3 UDI
4 RDI

5 SMS
OK
6 Standard
7 Streaming

Streaming Speed 画面
OK
1 8K
画面表示は▲▼ボタンで 1 行 2 16K
ずつ移動 3 32K
4 64K
5 128K
6 256K

図 7.7.3 課金設定メニュー (JUE-501)

* JUE-251 の場合、[3 UDI]および[4 RDI]メニューは表示されません。

7-30
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.8 Alarm Pack メニュー ( MENU+8 )

このメニューでは、発生したアラームの履歴(履歴番号、日付、時刻)を、最新の 50 件の
み表示します。

Top メニュー画面から[Alarmpack]を選択して OK ボタンを押すと、アラーム履歴の一覧メニ


ュー画面を表示します。最新のものから表示されており、日/月/年の表示された一覧表示画面、
時/分/秒が表示された詳細表示画面を*または#ボタンで入れ替えて表示します。

どちらの画面でも、見たい履歴番号にカーソルを合わせて OK ボタンを押すと、装置選択メ
ニュー画面が表示され、アラームが発生している装置名には*が付加されていますので、それ
にカーソルを合わせて OK ボタンを押してください。

選択した装置のアラーム表示画面を表示します。

Top メニュー画面
アラーム履歴一覧メニュー画面 装置選択メニュー画面
7 Call Log OK 01 OK 1 AD E *
8 Alarmpack 0 1 / J AN / 2 0 1 2
2 BDE

第7章
アラーム履歴詳細画面 画面表示は▲▼ボタンで 1 行ずつ移動

01
23:33:39

ハンドセット画面の説明と操作
その装置にエラー が発生
している場合、* マークが
表示されます。
図 7.8 Alarmpack メニュー画面

1 AD E *
2 BDE

7-31
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.8.1 Alarm Pack 装置選択メニュー ( MENU+8 )

7 Call Log …. 過去 6 分間の


Vib Z Max:
8 Al a r m pa c k
+0.0 Z 軸振動の最大値
01 READY
Vib Z Ave: …. 過去 6 分間の
0 1 / J AN / 2 0 0 5
OK +0.0 Z 軸振動の平均値
1 READY
A DE*
2 BDE Rol Max: …. 過去 6 分間の
OK
3 MDM +0.0 Rolling の最大値
OK
Rol Ave: …. 過去 6 分間の
3. MDM アラーム表示画面 +0.0 Rolling の平均値
Pit Max: ….過去 6 分間の
2 ページ後 +0.0 Pitching の最大値

2. BDE アラーム表示画面 Pit Ave: ….過去 6 分間の


+0.0 Pitching の平均値
次頁 PLL LockDet: …..PLL ロックの検出
ON
Global Beam: …..使用中のグローバルビーム
1. ADE アラーム表示画面
10994
…. 送信出力 A:0000000000
EIRP:
(dBw) 00
15.0
…. ADE 温度(℃) ** WRF Filter:
ADE: +0.0 ….WRF Filter の種類
….HPA 温度(℃) Narrow
HPA: +45.0
….衛星 Azimuth WRF Port:
Sat AZ: 173.5 …..使用中の WRF Port
….衛星 Elevation Disable
Sat EL: 48.0
….アンテナ Bearing WRF Moni:
BR: 163.9 …..WRF モニタ
….アンテナ Elevation 102
EL: +46.0
Track Mode: …..追尾モード
Cross EL: ….アンテナ クロス Elevation*
Auto (Auto/ GpsHD/ Sensor)
-0.7
RSSl-1: 0 ….電波追尾(方位面)用追尾信号の値** アラームビット表示
….ステップトラック用信号の値 (左から、異常時は 1 を表示)
RSSl-2: 120
(1 行目)
ADE Search:
….. ADE の衛星サーチ状態 1. コントロールエラー
2 2. 加速度センサエラー
GPS Status: …..GPS の位置情報 3. レートセンサエラー
4. メモリエラー
3D FIX
5. オフパワーアラーム
GPSHD: 0.0 ….GPS Heading 値 6. ハイパワーアラーム
7. バーストエラー
….過去 6 分間の 8. プログラムエラー
Vib X Max:
9. FAN エラー
+0.0 X 軸振動の最大値 10 内部 GPS エラー
Vib X Ave: …. 過去 6 分間の (2 行目)
+0.0 X 軸振動の平均値
11. 外部 GPS アラーム
Vib Y Max: ….過去 6 分間の
(Cold Start または Unfix)
+0.0 Y 軸振動の最大値 12. PLL ロックエラー
Vib Y Ave: …. 過去 6 分間の
+0.0 Y 軸振動の平均値 **は JUE-501、JUE-251 では 0 に固定

*は JUE-251 では 0 に固定
図 7.8.1a Alarm Pack
装置選択メニュー画面詳細(ADE)
7-32
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7 Call Log
8 Al a r m pa c k

01
0 1 / J AN / 2 0 0 5 ….NSK ユニットの
NSK DIPSW:
1 ADE Dip スイッチ
0x00
2 BDE* BDE Status: …. BDE ステータス
3 MDM CS PS READY
Buzzer: ….Buzzer1~4 の接続状態
0000 ( 0:非接続, 1:接続 )
Button: ….Button 1~4 の接続状態
OK (0:非接続, 1:接続)
0000
ATT: ….BDE
2 アッテネータ (dB)
LAN: ….Ether Port の接続状態
000000 (0:非接続, 1:接続)
A:0000000000
00
BDE アラーム表示画面 23/MAR/2012 …. 日付
12:44:30
Tick: …..システム起動からのタイ
Sat: 0x000849AE5
…使用中の衛星 マー
APAC E143.5
Spot Beam:
….Spot Beam 番号

第7章
9
N 35.41 16 アラームビット表示
….Position
E 139.34 16 (左から、異常時には 1 を表示 )
REC: (1 行目)
….受信レベル
65 1. ケーブルキャリブレーションエラー

ハンドセット画面の説明と操作
Ch Type 2. ADE 通信エラー
….受信チャンネルタイプ 3. ハンドセット通信エラー
T1Q
4. GYRO 通信エラー
Cable loss: ….ケーブルキャリブレーション
5. ブザー 通信エラー
10.0 補正値 6. ボタン 通信エラー
IMSI:
….SIM card に保存された IMSI 番号 7. Sync 選択時、GYRO I/F に割り込みが起らなかっ
123456789012 た。
Tracking: …..トラッキングタイプ 8. Sync 選択時、GYRO I/F が存在しない信号を検出
Auto (Auto / Gyro) した。

GPS: 9. Step 選択時、GYRO I/F が存在しない信号を検出


….使用中の GPS
した。
Int (Internal / External)
10. Step 選択時、GYRO I/F が R1 R2 に信号を検出
GPS Status: した
…. GPS の位置情報
3D FIX (2 行目)
…. ケーブルキャリブレーション
Calib Err: 11. GYRO I/F WDT オーバーフロー
エラー
0 12. GYRO I/F プログラム・メモリー・エラー
…. ソフトウェアアップデート
Update Err: エラー
0 (JUE-501、JUE-251 では 0 に固定)

図 7.8.1b Alarm Pack


装置選択メニュー画面詳細(BDE)

7-33
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

MDM alarm display screen


7 Call Log
8 Al a r m pa c k C/No: …Carrier / Noise 比
64.25
01
RX Ch Index: ….受信チャネルインデック
0 1 / J AN / 2 0 0 5
17825 ス
1 ADE Rx Bearer:
….受信ベアラ
2 BDE 1
RX Offset: ….受信周波数のズレ
3 MDM*
+0
BDE Temp: ….BDE 温度
+44
HAL Acq Sts: ….HAL 収集状態
3
LI HW Err: ….L1 ハードウェアエラー
0 (通常は 0 を表示)
A: ….. アラームビット
0

図 7.8.1c Alarm Pack


装置選択メニュー画面詳細(MDM)

7-34
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

第 8 章 画面の説明と操作
7.9 Admin メニュー ( MENU+ 9 )
Admin メニューでは、各種の設定を行います。TOP メニューから[9 Admin メニュー]を選択
して、各種メニュー画面を開いていってください。Admin 権限のないユーザの方がこのメニュ
ーを表示しようとした場合は認証画面が開きます。

Top メニュー画面
Terminal メニュー画面 Telephony メニュー画面

1 Status
1 Delivery 1 Telephony
2 SMS
2 Local Time 2 PBX
3 Satellite
3 Tracking 3 Suppl.
4 Phonebook
4 GPS Input
5 Redial
5 VDR Output
6 Internal
6 WRF
7 Call Log
7 Panel LED
8 Alarmpack
8 Ether LED
9 Admin
9 Block. Ind.
0 Service

Admin メニュー画面 Port メニュー画面


User Reg.メニュー画面

1 Terminal 1 Handset 1 User Reg.

第7章
2 Telephony 2 ISDN 2UsageRest.

3 Port 3 Ethernet

4 User Cont. 4 I/O

ハンドセット画面の説明と操作
5 Auto Dcn. 5 Option

6 SIM
7 Default

Auto Dcn.メニュー画面

1 Max Time
2 Idle Time

SIM メニュー画面
Default メニュー画面
1 PIN Mode
1 Alarmpack
2 Change PIN
2 Flash
3 Facility

4 Secondary

図 7. 9 ADMIN メニューの流れ

7-35
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.1 Terminal メニュー ( MENU+ 9 +1 )

Terminal メニューは、下記の事項を設定します。

1. Delivery:JUE-501/JUE-251 の運用開始日の設定
2. Local Time:時差の設定
3. Tracking:衛星追尾システムの選択、AUTO(電波追尾)または GYRO 追尾
4. GPS Input:GPS 入力方法の選択
5. VDR Output:VDR 出力方法の選択
6. WRF:使用する広帯域高周波の有効/無効
7. Panel LED:前面 LED の ON/OFF 設定
8. Ether LED:Ethernet LED の ON/OFF 設定
9. Block. Ind:ブロッキングエリアの設定

TOP メニュー画面 Admin メニュー画面 Terminal メニュー画面

8 Alarmpack 1 Terminal 1 Delivery


9 Admin OK 2 Telephony OK
2 Local Time
3 Port 3 Tracking
4 User Cont. 4 GPS Input
5 Auto Dcn. 5 VDR Output
6 SIM 6 WRF
7 Default 7 Panel LED

8 Ether LED
9 Block. Ind.

図 7.9.1 Terminal メニュー画面

7-36
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.1.1 Delivery 設定 ( MENU+ 9 +1 +1)

このメニューでは、運用開始日を設定します。
Terminal メニューから、[1 Delivery]を選択することによって、設定画面が Day(日)Month
(月)Year(年)の順に表示されます。

日設定画面
8 Alarmpack Day?
数字ボタンを押して、日付を入力
9 Admin 31
OK します。
1 Terminal
2 Te l e p h o n y OK

1 Delivery
月設定画面*
2 Local Time Month?
▲▼ボタンで月を変更し、OK で確
JAN
定してください。
Setup メニュー画面

OK

年設定画面
Year?
数字ボタンを押して、西暦で年を
2009
入力します。

第7章
OK

画面表示は▲▼ボタンで 1 行ずつ移動

ハンドセット画面の説明と操作
図 7.9.1.1 Delivery 設定画面

* 月設定画面では、▼ボタンの操作では、月を JAN→FEB→MAR→APR…の順で表示します。
▲ボタンの操作では、反対に DEC→NOV→OCT…の順で表示します。

運用開始日は、JUE-501/JUE-251 が装備され通信を開始した日付であるだけでなく、保証な
どの契約期間の目安となるものです。正確に設定しておきましょう。

7-37
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.1.2 Local Time 設定 ( MENU+9+1+2 )

このメニューでは、世界標準時(UTC=Universal Time Coordinated)からみた、現在時刻との


時差を設定し、ハンドセット画面に現地時間を表示します。

Terminal メニューから、[2 Local Time]を選択することによって画面を表示します。

まず、+と-の表示が出る±設定画面が表示されます。現地時刻(現在時刻)が標準時刻よ
りも進んでいる場合は+を、遅れている場合は-をカーソルで選択して OK ボタンを押します。

次に時差設定画面が表示されるので、時差を時・分単位で数字ボタンを使用して入力してく
ださい。時計表示を世界標準時刻(UTC)に戻すには、時差設定を+00:00 にしてください。

Local Time ± 設定画面 時差設定画面


8 Alarm Pack
現在の時刻が世界標準時からみて 時差を計算して、時・分単位
9 Admin
プラスの時差か、マイナスの時差か で入力します。
1 Te r m i n a l を判断してカーソルで選択します。

2 Te l e p h o n y

1 Delivery OK
Diff Time
OK +
2 Local Time +00:00

OK

図 7.9.1.2a Local Time 設定画面

例)世界標準時(UTC)が 14 時 03 分、現地時間(LT)が 23 時 03 分の場合に


現地時間表示に設定する(時差+9 時間を入力)

アイドル画面 設定後のアイドル画面

APAC E143.5 APAC E143.5


14:03 UTC 23:03 LT

Diff Time
+09:00

図 7.9.1.2b Local Time 設定例

7-38
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.1.3 Tracking 設定 ( MENU+ 9 +1 +3)

このメニューでは、アンテナの衛星追尾方法を AUTO(電波追尾)または GYRO 追尾から


選択できます。
GYRO の NMEA(4.8k/38.4k)/LAN を選択した場合、THS、HDT、VHW センテンスのいず
れかを入力する事が可能です。
設定を有効にするには、端末の再起動が必要になります。

8 Alarmpack
9 Admin
Tracking 設定画面
1 Terminal

2 Telephony
OK Auto
3 Tracking
Gyro
4 GPS Input

OK
Terminal menu screen

Tracking 方法設定画面

Rebooting Sync/Step
necessary! NMEA (4.8k)
NMEA (38.4k)

第7章
LAN

OK

ハンドセット画面の説明と操作
図 7.9.1.3 Tracking 設定画面

7-39
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.1.4 GPS Input の設定 ( MENU+ 9 +1 +4)

このメニューでは、外部 GPS の入力方法を設定できます。


「NMEA(4.8k)、NMEA(38.4k)、
「LAN」、および「Disable」の中から 1 つ選択します。「Disable」を選択すると、内蔵 GPS が
使用されます。

設定を有効にするには、端末を再起動する必要があります。

8 Alarmpack

9 Admin

1 Terminal

2 Telephony OK GPS Input 設定画面

4 GPS Input NMEA (4.8k)

5 VDR Output NMEA (38.4k)


LAN
Terminal menu screen
Disable
OK

OK
Rebooting
necessary!

図 7.9.1.4 GPS Input 設定画面

7-40
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.1.5 VDR Output の設定 ( MENU+ 9 +1 +5)

このメニューでは、JUE-501/JUE-251 のアラームパックを VDR に送信する場合の出力方


法を設定できます。「LAN」、および「Disable」の中から 1 つ選択します。

設定を有効にするには、端末を再起動する必要があります。

8 Alarmpack

9 Admin

1 Terminal

2 Telephony VDR Output 設定画面


5 VDR Output OK
LAN
6 WRF
Disable
Terminal メニュー画面

OK

Rebooting
OK
necessary!

第7章
図 7.9.1.5 VDR Output 設定画面

ハンドセット画面の説明と操作

7-41
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.1.6 WRF の設定 ( MENU+ 9 +1 +6)

このメニューでは、WRF(Wide-band Radio Frequency:広帯域高周波)インターフェイスの使用


を有効/無効にすることができます。WRF インターフェイスは、衛星信号をナビゲーション装置に
直接出力して位置データを受信します。 “Enable”は Wide band フィルタを使用します。 ”Disable”
は Narrow band フィルタを使用し、他の電波からの干渉を防ぎます。 “Auto”は使用するフィルタ
を自動で切り替えます。

8 Alarmpack

9 Admin

1 Terminal

2 Telephony WRF 設定画面


6 WRF OK
Auto
7 Panel LED
Enable
Terminal メニュー画面 Disable

OK

図 7.9.1.6 WRF 設定画面

7-42
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.1.7 Panel LED の設定 ( MENU+ 9 +1 +7)

このメニューでは、Admin 権限を持つユーザが、メインユニット前面にある LED の ON/OFF


を設定できます。
[Terminal メニュー]から[7 Panel LED]を選択します。[Panel LED 設定画面]に現在の
設定が表示されます。
設定を変更するには、▼▲ボタンを使って ON または OFF を選択し、OK を押します。

8 Alarmpack
9 Admin
1 Terminal

2 Telephony OK Panel LED 設定画面


6 WRF
ON
7 Panel LED
OFF
Terminal メニュー画面
OK

図 7.9.1.7 Panel LED 設定画面

7.9.1.8 Ether LED の設定 ( MENU+ 9 +1 +8)

第7章
Admin 権限を持つユーザは、Ethernet コネクタの LED の ON/OFF を設定することもできま
す。
[Terminal メニュー]から[8 Ether LED]を選択します。
[Ether LED 設定画面]に現在の設

ハンドセット画面の説明と操作
定が表示されます。
設定を変更するには、▼▲ボタンを使って ON または OFF を選択し、OK を押します。

8 Alarmpack
9 Admin

1 Terminal Ether LED 設定画面


2 Telephony
7 Panel LED ON
8 Ether LED OFF
OK

Terminal メニュー画面
OK

図 7.9.1.8 Ether LED 設定画面

7-43
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.1.9 Block. Ind.の設定 ( MENU+ 9 +1 +9)

エリアによっては、船のマストや煙突などの障害物によって JUE-501/JUE-251 のアンテナユ


ニットが衛星から隠れるために、FBB システムでの通信がブロックされる可能性があります。
このメニューでは、信号がブロックされるエリアをあらかじめ設定できます。ブロッキング
表示は、アンテナがそのエリア方向を向くと表示されます。ハンドセットでは点滅するアンテ
ナバーアイコンによって、Web インターフェイスではアンテナバーアイコンの色が緑からオレ
ンジに変化することによって、ブロッキングエリアであることが表示されます。

8 Alarmpack ▼▲ボタンを使ってエリアを選 ▼▲ボタンを使って Enable/


9 Admin 択し、OK を押します。 Disable を選択し、OK を押します。

1 Terminal
Block. Ind. menu screen Area 設定画面
2 Telephony
OK
8 Panel LED 1 Area 1 Enable
9 Block Ind. OK 2 Area 2 Disable
3 Area 3
Terminal メニュー画面 OK OK
4 Area 4
5 Area 5
6 Area 6

Upper EL 設定画面 Right BR 設定画面

Upper EL? Right BR?


90 359

数値ボタンを使って 1~90 の範囲で上 数値ボタンを使って 0~359 の範囲で右


側仰角を入力し、OK を押します。 境界角を入力し、OK を押します。
数値を削除するには、CLR を押します。 数値を削除するには、CLR を押します。

OK OK
OK

Lower EL 設定画面 Left BR 設定画面

Lower EL? Left BR?


90 359

数値ボタンを使って 1~90 の範囲で下 数値ボタンを使って 0~359 の範囲で左


側仰角を入力し、OK を押します。 OK 境界角を入力し、OK を押します。
数字を削除するには、CLR を押します。 数字を削除するには、CLR を押します。

図 7.9.1.9 Block. Ind.設定画面

7-44
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.2 Telephony メニュー ( MENU+ 9 +2)

このメニューでは、Telephony 設定、PBX 設定、および Suppl.設定を行うことができます。これ


らの機能も Web インターフェイスで設定できます(9.3.2「テレフォニーメニュー」を参照してく
ださい)。

7.9.2.1 Telephony(基本テレフォニー機能)設定
基本テレフォニー機能の設定。ユーザーは、操作制限、通話音量、発信/着信サービスタイプ、
発信通話の制限、および各ポート(ハンドセット / TEL1~6 / ISDN)の呼び出しまでの時間を
設定できます。

7.9.2.2 PBX(自動応答機能)設定
「Please dial 3 digits extension number followed
自動応答機能の設定。自動応答が有効な場合には、
hash or dial aster for main number.」という固定メッセージが自動的に再生されます。メインユニ
ットは、設定された時間が経過するまで発信者の入力を待ちます。入力がなかった場合、その
通話はデフォルトの送信先に転送されます。

7.9.2.3 Suppl.設定
テレフォニー補助機能の設定。このサブセクションには、音声メールサービス番号と、通話転
送、通話中着信、および通話拒否の設定が表示されます。

Top メニュー画面

第7章
8 Alarmpack
9 Admin

ハンドセット画面の説明と操作
OK

Admin メニュー画面 7.9.2.1 Telephony 設定


Telephony メニュー画面

1 Terminal 1 Telephony
2 PBX
2 Telephony 7.9.2.2 PBX 設定
OK 3 Suppl.
3 Port

4 User Cont.

5 Auto Dcn. 7.9.2.3 Suppl.設定


6 SIM
7 Default

図 7.9.2 Telephony メニュー画面

7-45
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.2.1 Telephony 設定 ( MENU+ 9 +2 +1+1~8)

このメニューでは、それぞれの通信ポート(ハンドセット、TEL1~6、および ISDN)に対
して、さまざまな設定を適用できます。▲▼ボタンを使って設定ポートを選択し、OK を押
します。

z Secret Code:操作制限を設定します。このメニューは、
[Telephony 設定項目選択画面]
で[8 ISDN]を選択した場合には表示されません。
「Enable」にすると、そのポートに接続された端末から外線を掛けるときにシ
ークレットコードが必要になります。
「Disable」にするとシークレットコードが不要になるため、だれでもそのポー
トに接続された端末から外線を掛けることができます。

z Voice Vol.:音声出力の音量を設定します。このメニューは、[Telephony 設定項目選


択画面]で[8 ISDN]を選択した場合には表示されません。
「Normal」にすると通常の音量に、
「High」にすると大きめの音量に設定されます。

z Out Type/In Type:発信/着信サービスタイプ(Voice/Fax/Audio)を設定します。この


[Telephony 設定項目選択画面]で[1 Handset]を選択した場合には表示
メニューは、
されません。
「Voice」を選択すると、サービスタイプが 4k AMBE サービスに設定されます。
「Fax」を選択すると、サービスタイプが Fax に設定されます。
「Audio」を選択すると、サービスタイプが 3.1 kHz オーディオサービスに設定
されます。
「Voice/Fax」を選択すると、サービスタイプが 4k AMBE サービスおよび Fax
に設定されます。
「Voice/Audio」を選択すると、サービスタイプが 4k AMBE サービスおよび 3.1
kHz オーディオサービスに設定されます。

z Out Call:通話の発信の許可/禁止を設定します。
「Enable」にすると、制限されません。
「AllowedNum」にすると、許可された番号にのみ発信することができます。
許可された番号のリストには、番号を 4 つまで含めることができます。リス
トと前方一致する番号への発信も許可されます。(0081 を設定すると 0081xx
への発信も可能になります。)
「Phonebook」にすると、電話帳に登録されている番号であれば発信を許可さ
れます。
「Disable」にすると、すべての発信通話が拒否されます。
* 内線電話への発信は常に許可されています。

z In Call:メインユニットに着信があってから呼び出し音を鳴らすまでの時間(秒)を
選択して設定します。
「Enable」にすると、メインユニットに通話が着信したときに呼び出し音が鳴
ります。
「After Xs」にすると、メインユニットに通話が着信してから X 秒後に呼び出
し音が鳴ります。
「Disable」にすると、呼び出し音は鳴りません。

7-46
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

TOP メニュー画面 SecretCode 設定画面 「Enable」にすると、ポートに接続さ


れた端末から外線をかけるときにシー
クレットコードが必要になります。
9 Admin Enable 「Disable」にするとシークレットコー
ドが不要になるため、だれでもそのポ
Disable ートに接続された端末から外線を掛け
2 Telephony
ることができます。
3 Port ▼▲ボタンを使って項目を選択し、OK
READY を押します。
Voice Vol.設定画面
1 Telephony 「Normal」にすると通常の音量に、
2 PBX 「High」にすると大きめの音量に設定
Normal されます。
3 Suppl. OK
▼▲ボタンを使って項目を選択し、OK
High
を押します。
この項目で通話の発信制限を設定し
Telephony メニュー画面
Out Call 画面 ます。
「Enable」にすると、制限されません。
「AllowedNum」にすると、許可され
Enable た番号にのみ発信できます。
Telephony 設定項目選択画面 「Phonebook」にすると、電話帳に登
AllowedNum
録されている番号であれば許可され
Phonebook ます。
1 Handset 「Disable」にすると、すべての発信通
Disable
2 TEL1 OK 話が拒否されます。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、
3 TEL2 AllowedNum 画面 OK を押します。
4 TEL3 「AllowedNum」を選択すると、許
01 可された番号のリストが表示され
5 TEL4
1234567890 ます。許可された番号のリストに
6 TEL5 は、番号が 4 つまで含めることがで
7 TEL6 きます。0081 を設定すると 0081xxx
MENU への発信も許可されます。
8 ISDN ▼▲ボタンを使って編集する番号
AllowedNum 選択画面

第7章
を選択し、MENU を押します。

Edit ▼▲ボタンを使って操作を選択
Handset メニュー画面 Delete し、OK を押します。

ハンドセット画面の説明と操作
1 SecretCode OK
AllowedNum 編集画面
2 Voice Vol. OK 数値ボタンを使って発信を許可
Dial? する番号を入力し、OK を押し
3 Out Call OK ます。
4 In Call 0422459111
OK
「Secret Code」ではポートの操作 この項目では、メインユニットに通話
制限を、 「Voice Vol.」では音声出 の着信があってから呼び出し音が鳴
力の音量を、 「Out Call」では通話 るまでの時間を設定します。
In Call 画面
発信の許可/禁止を、および「In 「Enable」にすると、メインユニット
Call」ではメインユニットに着信 に通話が着信したときに呼び出し音
してから呼び出し音を鳴らすま Enable が鳴ります。
での時間を設定します。 After 5s 「After Xs」にすると、メインユニッ
トに通話が着信してから X 秒後に呼
▼▲ボタンを使って項目を選択 After 10s び出し音が鳴ります。
し、OK を押します。 After 20s 「Disable」にすると、呼び出し音は鳴
りません。
Disable ▼▲ボタンを使って項目を選択し、
OK を押します。

図 7.9.2.1a ポートの設定方法(ハンドセット)

7-47
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

TOP メニュー画面
Out Type 設定画面
9 Admin この画面ではそのポートで発信
Voice するサービスタイプを設定しま
す。
2 Telephony
Fax ▼▲ボタンを使ってポートの発
3 Port
Audio 信サービスタイプを選択し、OK
READY を押します。
1 Telephony
OK OK OK
2 PBX
TEL メニュー画面
3 Suppl. OK
図 7.9.2.1a を参照
1 SecretCode
Telephony メニュー画面
2 Voice Vol.
▼▲ボタンを使って項目を選択し、
3 Out Tyoe OK を押します。
Telephony 設定項目選択画面
4 In Type
5 Out Call
1 Handset 6 In Call 図 7.9.2.1a を参照
OK OK
2 TEL1 OK
OK
3 TEL2
In Type 設定画面
4 TEL3
この画面ではそのポートで受信
5 TEL4 Voice
するサービスタイプを設定しま
6 TEL5 Fax す。
▼▲ボタンを使ってポートの着
7 TEL6 Audio
信サービスタイプを選択し、OK
8 ISDN Voice/Fax を押します。
OK
Voice/Audio

Out/In Type 設定画面(ISDN)


ISDN メニュー画面
▼▲ボタンを使って ISDN の発信/
OK 着信サービスタイプを選択し、OK
Voice/Fax
1 Out Type を押します。
OK Voice/Audio
2 In Type
3 Out Call
4 In Call 図 7.9.2.1a を参照
OK

図 7.9.2.1b ポートの設定方法(TEL ポートと ISDN ポート)

7-48
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.2.2 PBX 設定 ( MENU+ 9 +2 +2+1)

このメニューでは、自動応答に関する項目を設定できます。自動応答が有効な場合には、
「Please dial 3 digits extension number followed hash or dial aster for main number.」という固定メ
ッセージが自動的に再生されます。メインユニットは、設定された時間が経過するまで発信
者の入力を待ちます。入力がなかった場合、その通話はデフォルトの送信先に転送されます。

TOP メニュー画面 PBX メニュー画面


9 Admin
1 AutoAnswer OK を押します。

2 Telephony

3 Port
OK
1 Telephony
OK
2 PBX
3 Suppl. 「Enable」にすると、通話への自動応
Control 設定画面
答が有効に設定されます。
Telephony メニュー画面 「Disable」にすると、通話への自動
Enable 応答が無効に設定されま
す。
Disable ▼▲ボタンを使って項目を選択し、
Auto Answer メニュー画面 OK を押します。
OK

In Type 設定画面 「Voice」にすると、自動応答機能が


1 Control 音声(4k AMBE)サービス
に設定されます。
2 In Type OK Voice 「Audio」にすると、自動応答機能が

第7章
3 Forwarding OK Audio
オーディオ(3.1kHz オーデ
ィオ)サービスに設定され
「Control」では、自動応答を有効/無効に ます。
します。 ▼▲ボタンを使って項目を選択し、
「In Type」では、自動応答の着信サービ Ext Num 設定画面 OK を押します。

ハンドセット画面の説明と操作
スタイプ(Voice / Audio)を設
「Ext Num」では、デフォルトの
定します。
Ext Num? 転送先を設定します。
「Forwarding」では、デフォルトの転送
数値ボタンを使って内線番号を
先と待ち時間を設定しま 000 入力し、OK を押します。
す。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、OK
を押します。 機器 内線番号
Handset 000
TEL TEL1~TEL6 001~006
ALL 099
Forwarding メニュー画面 ISDN 401
All 999
1 Ext Num OK
2 Limit Time Limit Time 設定画面
OK 「Limit Time」では、通話者の入力を
15 sec 待つ時間を設定します。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、
30 sec OK を押します。

図 7.9.2.2 PBX 設定画面での設定方法

7-49
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.2.3 Suppl. 設定 ( MENU+ 9 +2 +3+1~4)

このメニューでは、テレフォニー補助サービスを設定できます。このサブセクションには、
音声メールサービス番号の表示と、通話転送、通話中着信、および通話拒否の設定について
記載されています。

音声メールサービス番号を表示します。メ
TOP メニュー画面 Voice Mail screen
ッセージを取得するには、この番号にダイ
ヤル発信します。
9 Admin 01234567890 例)→00012345678901234#
Menu
1234
2 Telephony
3 Port
READY
1 Telephony OK
2 PBX Suppl.メニュー画面
3 Suppl. OK
1 Voice Mail
Telephony メニュー画面 補助サービス。 2 Forwarding OK
▼▲ボタンを使って項
目を選択し、OK を押 3 Waiting
します。 OK Next Page
4 Barring

この機能は現在サポートされていません。
Forwarding メニュー画面 Voice/Audio メニュー画面 Forwarding Num 編集画面
2013 年 7 月末のソフトウェアのアップデートにより、対応予定です。

1 Voice 1 All Rcvd. OK Dial?


2 Audio 2 Busy OK 0422459111
OK
3 Not Reach 数値ボタンを使って通話転
通話転送するターゲット
サービスタイプ。 4 Not Reply 送の転送先番号を入力し、
▼▲ボタンを使って項目 OK を押します。
通話転送の条件。
を選択し、OK を押しま
「All Rcvd.」…すべての着信通話。
す。
「Busy」…話し中の場合。
「Not Reach」…空いている電話機がない場
合。
「Not Reply」…「Limit Time」が経過するま
でに応答がない場合。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、OK を押 OK
します。
Limit Time 設定画面
OK

Forwarding Num 編集画面 5 sec


10 sec
Dial?
OK 15 sec
0422459111
20 sec
「Limit Time」が経過しても
数値ボタンを使って通話転
応答がない場合、その通話は 25 sec
送の転送先番号を入力し、 設定された転送先に転送さ
OK を押します。 れます。 30 sec
▼▲ボタンを使って項目を
選択し、OK を押します。

図 7.9.2.3a Voice Mail Number Displaying/Forwarding 設定画面での設定方法

7-50
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

Voice/Audio 設定画面
選択したサービスタイプでの通話中
Enable 着信を有効/無効にします。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、
Disable
OK を押します。

OK

TOP メニュー画面 Waiting メニュー画面 通話中着信を受け付けるまたは、


拒否するサービスタイプを設定し
9 Admin ます。
1 Voice
▼▲ボタンを使って項目を選択
2 Audio し、OK を押します。
2 Telephony
3 Port
READY
1 Telephony
Suppl.メニュー画面
2 PBX
OK
2 Suppl.
1 Voice Mail OK Previous Page
Telephony メニュー画面 2 Forwarding
3 Waiting OK
4 Barring
この機能は現在サポートされていません。
OK
2013 年 7 月末のソフトウェアのアップデートにより、対応予定です。
Barring メニュー画面
通話拒否を適用するサービスタイプ
1 Voice

第7章
を設定します。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、
2 Audio OK を押します。

OK

ハンドセット画面の説明と操作
PIN 入力画面 Voice/Audio メニュー画面
通話の拒否条件を設定します。
Network PIN? OK 「AllOutCall」は「すべての発信通話」
1 AllOutCall
を、「OutEcHC」は「自国を除いた発
12345678 2 OutExHC 信通話」を、「AllInCall」は「すべて
の着信通話」を、そして「InExHC」
3 AllInCall は「自国を除いた着信通話」を意味し
ネットワーク PIN コードに
4 InExHC ます。
初期値はありません。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、
はじめに設定した際に入力
OK を押します。
した 8 から 16 桁の数字が、
OK OK
以降のネットワーク PIN コ
ードになります。
Barring 設定画面
ネットワーク PIN コードを
選択した項目での通話拒否を有効/無
忘れると、設定の変更がで
効にします。「Enable」にすると通話
きなくなりますので、忘れ Enable
が拒否されます。
ないようにしてください。 ▼▲ボタンを使って項目を選択し、
Disable
OK を押します。

図 7.9.2.3b Waiting/Barring 設定画面での設定方法

7-51
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.3 Port メニュー ( MENU+ 9 +3 )

このメニューでは、ハンドセットポート、ISDN ポート、Ethernet ポート、I/O ポート、およ


び Option ポートを詳細に設定できます。

1. ハンドセット(7.9.3.1 目)
・ バックライトの明るさ選択
・ LED の明るさ選択
・ 着信音の選択
・ 通話音量の選択
・ キークリック音 ON/OFF

2. ISDN(7.9.3.2 目)
・ MSN(多重加入者番号)の割当

3. Ethernet(7.9.3.3 目)
・ ユーザーLAN の IP アドレスの割り当て
・ DHCP 機能の ON/OFF
・ 外部 WAN の IP アドレスの割り当て

4. I/O(7.9.3.4 目)
・ 着信通知をポートに出力する
・ 確認応答をポートから入力する
・ I/O ポートを有効/無効にする

5. Option(7.9.3.5 目)
・ ボイス・ディストレス・ボタンを有効/無効にする
・ ジャンクションボードに接続されたオプションブザーを有効/無効にする

Top メニュー画面 Admin メニュー画面 Port メニュー画面

8 Alarmpack 1 Terminal 1 Handset

9 Admin OK 2 Telephony 2 ISDN


3 Port 3 Ethernet
4 User Cont. OK 4 I/O
5 Auto Dcn. 5 Option

6 SIM
7 Default

図 7.9.3 Port メニュー画面の開き方

7-52
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.3.1 ハンドセット詳細設定 ( MENU+ 9 +3+1+1~6 )

このメニューでは、ハンドセットの詳細な装置設定(LCD 部分バックライトの明るさ、LED
ランプの輝度、着信 Ring 音のパターンおよび音量、通話時の音量、キークリック音の有無の
設定)を行います。

Top メニュー画面 Back Light 設定画面


画面のバックライトの明るさを 5
8 Alarmpack 4 段階(OFF を含む)で設定します。
9 Admin 3
2
2 Telephony 1 OK
3 Port
Disable
1 Handset Dimmer 設定画面
2 ISDN ハンドセットの画面の下に付いてい
OK
4 る LED の輝度を 5 段階(OFF を含む)
3 Ethernet OK 3 で設定します。

4 I/O 2
1 OK
5 Option Disable
Port メニュー画面

OK Ring Typ 設定画面


OK 着信時の Ring 音を 6 種類の音の中
1 から設定します。
ハンドセット詳細設定 2
メニュー画面 3 OK
4

第7章
1 Back Light OK 5
2 Dimmer 6
3 Ring Type
Ring Vol. 設定画面

ハンドセット画面の説明と操作
4 Ring Vol.
5 Voice Vol. OK 着信時の Ring 音の音量を 3 段階の中
3
から設定します
6 Key Click 2
1 OK
OK
Voice Vol. 設定画面
通話時の音量を 3 段階の中から
次頁 3 設定します
2
1
OK

Key Click.設定画面

OK ハンドセットのキーを押した時の
Enable クリック音の有無を設定します。

Disable OK

図 7.9.3.1 ハンドセット詳細設定メニュー 前の画面に戻る

7-53
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.3.2 ISDN MSN 設定 ( MENU+ 9 +3+2+1~2)

このメニューでは、ISDN ポートの MSN の設定を行います。 MSN:


Multiple Subscriber Number
TOP メニュー画面 (複数加入者番号)
ISDN MSN 設定メニュー画面
8 Alarmpack
9 Admin 1 Voice-MSN MSN を設定したいサービスタイプを
選んで OK ボタンを押してください。
2 Telephony 2 Audio-MSN
JUE-251 の場合、
[3 UDI-MSN]および
3 Port 3 UDI-MSN [4 RDI-MSN]メニューは表示されま
1 Handset 4 RDI-MSN せん
2 ISDN 5 PBX-MSN
OK
3 Ethernet
4 I/O
5 Option OK
MSN 表示画面
Port メニュー画面 Voice-MSN 設定値が表示されます。
OK 123456789123 MSN を変更する場合は MENU ボタンを
押してください。
1 MSN
MENU

ISDN メニュー画面 MSN 編集画面


Edit MSN 番号を入力してください。 番
号が 12 桁を超える場合、最初の数
数字が 12 桁を超える場合、先 字から、上段にシフトして表示され
頭 12 桁のみ表示され、残りの ます(15 桁まで)。入力が終了した
桁は右画面に表示されます。 ら OK ボタンを押してください。
右画面を表示するには # *
を押してください。 765 この画面は以下の数値の入力を示
しています
987654321098
[765987654321098].

ご注意

MSN 表示画面(左) MSN 表示画面(右)

Voice-MSN Voice-MSN
765987654321 098

MSN 表示画面が 13~15 桁目を右画面に表示させる


MSN 編集画面
のに対して、MSN 編集画面は、1~3 桁目を上段に
765
シフトして、一つの画面に全桁を表示します (番号
987654321098
が 12 桁を超える場合でも)。

図 7.9.3.2 ISDN MSN 設定メニュー

7-54
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.3.3 Ethernet (User LAN/EXT WAN)設定 (MENU+9+3+3+1~2)

このメニューでは、ユーザーLAN と外部 WAN の簡単な設定を行います。


ここで登録するユーザーLAN の設定は、VLAN1 に反映されます。VLAN の詳細については、
6.5.5.6「ユーザ LAN の詳細設定」(p6-67)を参照してください。 User LAN では、最大で合計
32W PoE(Power over Ethernet)を使用できます。
User LAN 設定

TOP メニュー 画面
IP? IPアドレス*1)編集画面
8 Alarmpack
数字キーをどれか押すと、最初に表示され
9 Admin 192168128100 ていた数字が一旦、全部消去されます。新
OK しい IP アドレスを入力して OK ボタンを押
2 Telephony OK
してください。
3 Port SUBNET MASK 編集画面
Subnet Mask?
1 Handset サブネットマスクを入力して OK ボタンを
255255255000 押してください。
2 ISDN
3 Ethernet OK

4 I/O DHCP 設定画面


DHCP?
「Enable(DHCP 機能を使用する)」、また
5 Option Enable
は「Disable(使用しない) 」のどちらかを設
Port メニュー 画面 Disable
定します。カーソルで選択して OK ボタン
OK OK を押してください。

DHCP Base? DHCP*2)割当設定画面


1 User LAN

第7章
192168128101 DHCP 機能で割り当てる下限の IP アドレス
2 Ext WAN を入力して OK ボタンを押してください。
OK
Ethernet メニュー 画面

ハンドセット画面の説明と操作
DHCP Count? DHCP*2)範囲設定画面
154 DHCP 機能で割り当てる下限の IP アドレス
から何個の IP を割り当てるか入力して OK
ボタンを押してください。
OK 入力可能範囲は 1 から 254 です。

デフォルトの設定については表 7.9.3.3 を参照


* 1)
IPアドレスの入力について
IP アドレスは、ピリオドで区切られた 3 桁の数字 4 組から構成されています。もしも入力
するアドレスに、3 桁に満たない数値(1~2 桁)の組がある場合は、その数値の前に[0]ま
たは[00]を入力してください。 例)192.168.128.1 の場合、192168128001 と入力
IP アドレスの入力範囲 :
10.0.0.1 ~ 10.255.255.254 IP アドレスのホスト部が”全て1”または
172.16.0.1 ~ 172.31.255.254 ”全て 0”となるアドレスは使用できません。
192.168.0.1 ~ 192.168.255.254
* 2)
DHCP機能について
[DHCP 範囲設定画面]で設定できる最大値は[254]となります。

図 7.9.3.3a User LAN 設定メニュー

7-55
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

Ext WAN は、VSAT のような FBB システム以外の外部 WAN を意味します。外部 WAN の設定
は、WAN セレクタ機能を使用する場合には必須です。WAN セレクタについては、6.5.5.9「他
の WAN との共存」(p6-72) を参照してください。
Ext WAN 設定

TOP menu screen

8 Alarmpack
9 Admin

2 Telephony
3 Port
1 Handset
2 ISDN
3 Ethernet
4 I/O IPアドレス*1)編集画面
OK
5 Option IP? 任意の数値キーを押します。最初に表示
されている番号が一度にすべて消去さ
Port メニュー画面 192168128100 れます。
新しい IP アドレスを入力して OK ボタ
OK OK ンを押します。

1 User LAN Subnet Mask? Subnet Mask 編集画面


2 Ext WAN サブネットマスクを設定して OK ボタ
255255255000
ンを押します。
Ethernet メニュー画面
OK デフォルト設定については、表 7.9.3.3 を参照
してください。

* 1)
IPアドレスの入力について
IP アドレスは、ピリオドで区切られた 3 桁の数字 4 つで構成されています。
3 桁未満の数字の場合には、[0]または[00]を追加します。
例)[192.168.128.1]は[192168128001]として入力します。

指定可能な IP アドレス範囲:
10. 0.0.1 – 10.255.255.254 IP アドレスのホストフィールドを「すべて
172.16.0.1 – 172.31.255.254 1」または「すべて 0」にすることはでき
192.168.0.1 – 192.168.255.254 ません。

図 7.9.3.3b 外部 WAN 設定の流れ

表 7.9.3.3 Ethernet ポートの初期設定

ポート パラメータ 値
IP 192.168.128.100
Subnet Mask 255.255.255.0
User LAN DHCP Enable
DHCP Base 192.168.128.101
DHCP Count 16
IP 192.168.0.4
Ext WAN
Subnet Mask 255.255.255.0

7-56
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.3.4 I/O 設定 (MENU+9+3+4+1~3)

このメニューでは、ジャンクションボードに接続された機器への着信通知の出力と確認応
答の入力の設定を行います。 Control メニュー画面
Output port 画面
TOP menu screen Enable
1 Output 1
8 Alarmpack Disable

9 Admin 2 Output 2 「Enable」にするとポートがアクティブ


OK になり、「Disable」にするとポートが
設定ポートを選択して OK 非アクティブになります。項目を選択
2 Telephony
ボタンを押します。 して OK ボタンを押します。
3 Port OK
Output function 画面
1 Handset
Port メニュー画面
2 ISDN
Ring Ind.
3 Ethernet 1 Control
4 I/O 2 Function OK 現行バージョンでは出力機能
OK 3 Polarity
5 Option が「Ring indication」に限定され
ています。OK ボタンを押しま
「1 Control」でポートの使用/不 す。
I/O メニュー画面 使用を設定します。
「2 Function」でポートの動作を
OK 設定します。 Input function 画面
1 Output
「3 Polarity」でポートをアクティ
2 Input OK ブにする条件を設定します。
項目を選択して OK ボタンを押 Ring Ack.
3 Function
OK します。
OK
「1 Output」で出力ポートを設定。 現行バージョンでは入力機能
「2 Input」で入力ポートを設定。 が「Ring Acknowledgement」に

第7章
「3 Function」で出力ポートから通 限定されています。
知音を鳴らすサービスタイプを設 Input port 画面 OK ボタンを押します。
定。
OK
項目を選択して OK ボタンを押し
1 Input 1 Polarity メニュー画面
ます。

ハンドセット画面の説明と操作
2 Input 2 Active High

Function メニュー画面 設定ポートを選択して OK Active Low


ボタンを押します。
「Active High(Low)」にすると、
1 Ring Ind. 2 つの電圧のうち高い(低い)方
Type 選択画面 の電圧で機能が実行されま
OK
す。項目を選択して OK ボタン
現行バージョンでは「Function」 を押します。
が「Ring indication」に限定され Voice
ています。 Fax/Audio Type activate 画面
OK ボタンを押します。
UDI Enable
OK
RDI Disable
Ring Ind.画面
「Voice」は 4kbps 音声サービスです。
「Fax/Audio」は 3.1 kHz オーディオです。 「Enable」にするとサービスが
1 Type OK 「UDI」は UDI サービスです。 メインユニットに到達したとき
「RDI」は RDI サービスです。 に通知音が鳴ります。
項目を選択して OK ボタンを押します。 項目を選択して OK ボタンを
OK ボタンを押します。 *JUE-251 の場合、
[UDI]および[RDI]メ 押します。
ニューは表示されません。
OK
図 7.9.3.4 I/O 設定の流れ

7-57
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.3.5 Option 設定 (MENU+9+3+5+1~2)

このメニューでは、オプションブザーの設定を行います。
オプションブザーは、ジャンクションボードに接続され、設定されたサービス通話がメイ
ンユニットに着信すると呼び出し音を鳴らします。 これらの設定を変更するには、システム
を再起動する必要があります。

TOP メニュー画面
8 Alarmpack
9 Admin

3 Port
4 User Cont
4 I/O
5 Option OK を押します。

1 Buzzer

Option メニュー画面

Buzzer メニュー画面

1 Buzzer1 設定するブザーを選択して OK を押します。

2 Buzzer2
3 Buzzer3
4 Buzzer4

Buzzer setting メニュー画面


「1 Type」ではブザーを鳴らすサービスタイ
1 Type プを設定します。
項目を選択して OK を押します。

Service メニュー画面 Service メニュー画面

Voice Enable
Fax/Audio Disable
UDI
RDI
「Enable」にするとブザーが鳴ります。
設定するサービスタイプを選択して 「Disable」にするとブザーを鳴らしま
OK を押します。 せん。
*UDI/RDI は、JUE-251 では使用でき 項目を選択して OK を押します。
ません
図 7.9.3.5 Buzzer の設定方法

7-58
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.4 User Cont.メニュー ( MENU+ 9 +4)

このセクションでは、ユーザー登録と使用制限について説明します。

7.9.4.1 User Reg.設定 新規ユーザーの登録、既存ユーザーの編集、ユーザーの削除を


行います。登録可能な最大ユーザー数は 50 人です。
7.9.4.2 Usage Rest.設定 通信の制限グループを 5 つ設定します。ユーザは、割り当てら
れた制限グループの制限内で通信できます。この設定は、7.9.4.1
「User Reg.設定」(p7-61)で使用されます。

Top メニュー画面
User Reg.一覧表示画面 User Reg.シークレットコード画面
8 Alarmpack

9 Admin 01: Admin C A P TA I N


C A P TA I N 0123
02 GUEST
OK
03 JOHN
JOHN 2222
Admin メニュー画面 04
No Data
1 Terminal

2 Telephony

3 Port

4 User Cont. OK 50
M ARI A
5 Auto Dcn. M ARI A
4949

第7章
6 SIM
7 Default
04 登録なしの場合
No Data

ハンドセット画面の説明と操作
7.9.4.1 User Reg.設定を参照
User Control メニュー画面
OK
1 User Reg.
2 UsageRest.
OK

Admin メニュー画面

1 Rest. 7.9.4.2 Usage Rest.設定を参照


2 Cycle
3 Reset

図 7.9.4a User Reg. メニュー各画面

7-59
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.4.1 User Reg.設定 ( MENU+ 9 +4 +1 )

ユーザレベル、名前、シークレットコード、および制限を登録、編集、または削除するには、
表示される[User Reg.一覧表示画面]または[User Reg. Secret Code 画面]
(4 桁のシークレッ
トコードを入力)で MENU を押します。

[新規ユーザの登録]
例)No.04 にユーザ名:MARK、シークレットコード:1131 の新規ユーザを登録します。

8 Alarmpack

9 Admin User Reg. 操作選択画面


4 User Cont. Edit (編集)をカーソルで選択
Edit
5 Auto Discon して OK を押してください。
1 User Reg. Delete
MENU
2 UsageRest.
OK
User Reg.の Level 選択画面
04
No Data Level? レベルを選択して OK を押します。
Admin
▼▲ボタンを使って画面 Guest
に「No Data」を表示し、
MENU を押します。 OK User Reg.の User Name 編集画面
行の先頭でカーソルが点滅します。
Name? ユーザ名を入力して OK を押します。
MARK 文字を削除するには、CLR を押します。

OK User Reg.の Secret Code 編集画面


行の先頭でカーソルが点滅します。
Secret Code? 4 桁のシークレットコードを入力して
ご注意 1131 OK を押します。
* User 01 は Admin ユーザで 入力範囲:0001~9000。
す。このユーザを削除し 文字を削除するには、CLR を押します。
OK
たり、レベルを編集した
りすることはできませ User Reg.の Rest.選択画面
ん。
Rest.? ユーザに適用する制限を選択して OK を
* User 02 は Guest ユーザで 押します。
Disable
す。このユーザを削除し ここに表示されるリストは、ユーザがあ
たり、レベル、名前、シ Restrict1 らかじめ設定した制限の一覧です。詳細
ークレットコードを編集 Restrict2 については、7.9.4.2「Usage Rest.設定」を
したりすることはできま 参照してください。
せん。 :
「Disable」にすると制限はなくなります。
* ハンドセットでは、WAN :
Profile、Multi Connect、 OK
Quick Connect の設定がで User Reg. 一覧表示画面
きません。 04:Admin 登録した内容が反映されています。
これで登録の作業は終了です。
MARK

図 7.9.4.1a 新規ユーザ登録の流れ

7-60
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

[ユーザ名・シークレットコードの書換え]
ユーザ名だけ、あるいはシークレットコードだけを変更する場合でも、両方の編集画面が表示
されます。変更のない方の編集画面では、そのまま OK ボタンを押してください。

例)No.04、MARK の設定をシークレットコードのみ、1131 から 8765 に変更します。

8 Alarmpack

9 Admin 04 MARK
4 User Cont. MARK 1131
5 Auto Discon
OK 編集するユーザを選択して
1 User Reg.
MENU を押します。
2 UsageRest. MENU

User Reg. 操作選択画面


Edit Edit(編集)をカーソルで選択して OK
Delete を押します。
OK User Reg.の Level 選択画面
レベルを選択して OK を押します。
Level?
Guest

User Reg.の User Name 編集画面


OK 最初にユーザ名編集画面が表示されます。
ユーザ名に変更のある場合は新しいユーザ
Name? 名を入力(上書き)して OK ボタンを押し
てください。
MARK 変更のない場合はそのまま OK ボタンを押
してください。

第7章
OK シークレットコード編集画面

ご注意 次にシークレットコード編集画面が表示
Secret Code? されます。シークレットコードに変更のあ
* User 01 は Admin ユ

ハンドセット画面の説明と操作
る場合は新しいコードを入力(上書き)し
ーザです。このユー 8765 て OK ボタンを押してください。
ザを削除したり、レ 入力範囲:0001~9000
ベルを編集したり 変更のない場合はそのまま OK ボタンを押
することはできま OK してください。
せん。 この場合は 8765 を入力して OK ボタンを
押します。
* User 02 は Guest ユー
Rest.?
ザです。このユーザ
を削除したり、レベ Disable User Reg.の Rest.選択画面
ル、名前、シークレ Rest1 ユーザに適用する制限を選択して OK を押し
ットコードを編集 ます。
Rest2 ここに表示されるリストは、ユーザがあらか
したりすることは
: じめ設定した制限の一覧です。詳細について
できません。
は、7.9.4.2「Usage Rest.設定」を参照してく
* ハンドセットでは、 : ださい。「Disable」にすると制限はなくなり
WAN Profile、Multi ます。
OK
Connect、Quick
Connect の編集がで
最初に表示していた画面
きません。 04 MARK
が表示されます。
MARK 8765

図 7.9.4.1b ユーザ名・シークレットコードの書換え方法

7-61
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

[ユーザーの削除]

例)メモリ番号 04 番のデータを削除してみます。

04 番の一覧表示画面を表示した状態で MENU を押してください。

8 Alarmpack
User Reg. 操作選択画面
9 Admin

4 User Cont. Edit Delete(削除)をカーソルで選択し


て OK を押してください。
5 Auto Discon Delete
1 User Reg.
MENU
2 UsageRest.
OK この時点でデータ(個人名とシーク
04 レットコード)は削除されました。
画面は一覧表示画面に戻っており、
No Data メモリ番号 04 番は No Data
04 (データなし)と表示されています。
削除するユーザを選択して
MENU を押します。 No Data

ユーザ名編集画面(データなし)

図 7.9.4.1c ユーザの削除方法

ご注意

* データは削除されると復元されません。充分注意しながら操作を行ってください。
* User 01 は Admin ユーザです。このユーザを削除したり、レベルを編集したりすること
はできません。
* User 02 は Guest ユーザです。このユーザを削除したり、レベル、名前、シークレットコ
ードを編集したりすることはできません。

7-62
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.4.2 Usage Rest.設定 ( MENU+ 9 +4 +2+1~3)

通信の制限グループを 5 つまで設定します。この制限は、許容する通信料を、音声、オーデ
ィオ、UDI、RDI、およびストリーミング IP サービスの場合は時間(分)単位で、SMS の場
合は数単位で、スタンダード IP サービスの場合はサイズ(Mbyte)単位で設定します。ユーザ
は、割り当てられた制限内で通信できます。これらの設定は、7.9.4.1「User Reg.設定」(p7-61)
で使用されます。「Manually」、「Monthly」、「Weekly」、または「Daily」の中から、時間および
通信量を清算する周期を選択します。

[使用制限グループの設定]
UsageRest.メニュー画面
「Rest.」では制限グループを設定
8 Alarmpack
します。
9 Admin 1 Rest. 「Cycle」ではカウントのリセット
2 Cycle サイクルを設定します。
4 User Cont. OK 「Reset」ではカウント数を手動で
5 Auto Discon 3 Reset OK リセットします。
1 User Reg. ▼▲ボタンを使って項目を選択
し、OK を押します。
2 UsageRest.
Rest.選択画面
User Control メニュー画面 制限グループのリストが表示され
1 Restrict 1 ます。
2 Restrict 2 ▼▲ボタンを使って編集するグル
ープを選択し、OK を押します。
3 Restrict 3
4 Restrict 4
OK
Rest.名設定画面 5 Restrict 5
Rest.設定メニュー画面
Name? OK
行の先頭でカーソルが 1 Name

第7章
Re s t 1 点滅します。
グループ名を入力して 2 Type
OK
OK を押します。
この名前は[User Reg. 「Name」ではグループ名を設定します。
の Rest.選択画面]で使 この名前は[User Reg.の Rest.選択画面]で使

ハンドセット画面の説明と操作
用されます。 用されます(図 7.9.4.1a を参照)。
「Type」では各サービスの制限を設定します。
Rest. サービス service 選択画面 ▼▲ボタンを使って項目を選択し、OK を押し
ます。
1 Voice
▼▲ボタンを使って制限対象のサービスタイプを選択し、
2 Fax/Audio OK を押します。
3 UDI JUE-251 の場合、
[3 UDI]および[4 RDI]メニューは表示されません。
OK
4 RDI Rest.の時間/サイズ/SMS 設定画面
5 SMS 制限を入力して OK
Ti m e ? を押します。
6 Standard
50 0 0 0 m i n
7 Streaming [入力範囲]
OK Size? Time: 1~50000
20 0 0 M b y t e Size: 1~2000
Num: 1~50000
Rest.制限メニュー画面 OK
Num?
Prohibitive サービスタイプに適用 50 0 0 0 m a i l s
する制限を選択して
Limited OK を押します。
Unlimited 図 7.9.4.2a 使用制限グループの設定方法

7-63
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

[清算周期の設定]

UsageRest.メニュー画面
8 Alarmpack
「Cycle」ではカウントのリセット
9 Admin 1 Rest. サイクルを設定します。
4 User Cont. 2 Cycle 「Reset」ではカウントを手動でリ
5 Auto Discon セットします。
3 Reset 項目を選択して OK を押します。
1 User Reg.
OK OK
2 UsageRest.

User Control menu screen

Date 設定画面 OK

OK Cycle メニュー画面 Day?


21
Manually
OK
Monthly 日付を入力して OK を押します。

Weekly
曜日設定画面
Daily OK
Sunday
「Manually」にすると、カウント数は自動的にリ Monday
セットされません。
「Monthly」にすると、カウント数が設定日ごとに Tu e s d a y
リセットされます。 We d n e s d a y
「Weekly」にすると、カウント数が設定曜日ごと 項目を選択して OK を
にリセットされます。 Thursday 押します。
「Daily」にすると、カウント数が毎日リセットさ Friday
れます。
項目を選択して OK を押します。 Saturday

図 7.9.4.2b リセットサイクルの設定方法

[カウント数の手動リセット]
UsageRest.メニュー画面 Confirmatio 画面
8 Alarmpack

9 Admin 1 Rest. YES


4 User Cont. 2 Cycle OK NO
OK
5 Auto Discon 3 Reset
1 User Reg. OK
2 UsageRest.

User Control メニュー画面

図 7.9.4.2c カウントの手動リセット方法

7-64
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.5 Auto Dcn.(自動切断)メニュー ( MENU+ 9 +5)

このメニューでは、通信の自動切断時間(Max Time・Idle Time)を設定します。Admin メニ


ューから[5 Auto Dcn.]メニューを選択してください。この設定は、不注意による回線切り忘れ
などの防止に役立ちます。

Max Time(最大接続時間)の設定は、ハンドセット、TEL1~6、ISDN、ストリーミング IP、


およびスタンダード IP 通信の自動切断で使用されます。端末は、その通信状態に関係なく、
設定に従って通信を自動切断します。

Idle Time(Idle Communication time)では、Standard IP 通信時の無通信(Idle)状態を監視し


て、自動切断するまでの時間を設定できます。無通信状態が設定した時間経過すると自動的に
通信を切断します。

TOP メニュー画面 Admin メニュー画面 Auto DCN.メニュー画面

OK OK
8 Alarmpack 1 Terminal 1 Max Time
9 Admin 2 Telephony 2 Idle Time
3 Port

4 User Cont.

5 Auto Dcn.

6 SIM

第7章
7 Default

図 7.9.5 Auto Dcn. メニュー画面の開き方

ご注意 ハンドセット画面の説明と操作
• Standard IP 通信の接続と切断のみを行う場合も、SIM カードのプロバイダによっては、
課金対象となる可能性があります。
• 本機能では、Always Activate 機能にて PS 接続された回線は切断しません。Always
Activate 機能で PS 接続された回線は、本機能に関係なく回線を維持します。

7-65
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.5.1 Max Time(最大接続時間)設定 ( MENU+ 9 +5 +1+1~9)

選択項目を決定すると、自動切断時間の設定画面を表示します。時間は分単位で、設定は 0
~240(分)までです。「0」を制限時間に設定した場合、接続時間は無制限になります。1~3
桁の数字を入力して OK を押すと、前画面に戻ります。入力した数字を削除するには CLR を
押します。

Max Time メニュー画面 Max Time 設定画面


8 ALARM Pack
9Admin 1 Handset Handset
OK
4 User Reg. 240 min
5 Auto Dcn.

1 Max Time OK 2 TEL1 TEL1


2 Idle Time OK 240 min

・ ・
・ ・
・ ・

7 TEL6 TEL6
OK 240 min

8 ISDN ISDN
OK
240 min

Streaming では、接続時間が Max-Time 9 Streaming Streaming


OK
の値に到達すると、ストリーミング 240 min

IP 接続が切断されます。Streaming で
は Idle-Time を考慮しません。
OK

図 7.9.5.1 Max Time メニュー画面及び設定画面

7-66
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.5.2 Idle Time(無通信時間)設定 ( MENU+ 9 +5 +2+1)

選択項目を決定すると、自動切断するまでの無通信時間の設定画面を表示します。時間は分
単位で、設定は 1~240(分)までできます。1~3 桁の数字を入力して OK を押すと、前画面
に戻ります。入力した数字を削除するには CLR を押します。

Idle Time メニュー画面 Idle Time 設定画面


8 ALARM Pack
9Admin Disable
4 User Reg.
5 Auto Dcn.
OK
Any Standard
1 Max Time
OK 240 min
2 Idle Time

1 Standard
Out Standard

OK 240 min

In Standard
OK 240 min

Both Standard

第7章
OK 240 min

OK

ハンドセット画面の説明と操作
図 7.9.5.2 Idle Time メニュー画面及び設定画面

Disable: スタンダード IP 接続を自動的に切断しません。


Any: 通信の有無にかかわらず、設定時間に従ってスタンダード IP 接続を切断します。
Out: アップロードの無通信時間を監視することによってスタンダード IP 接続を切断
します。
In: ダウンロードの無通信時間を監視することによってスタンダード IP 接続を切断
します。
Both: アップロードとダウンロードの無通信時間を監視することによってスタンダー
ド IP 接続を切断します。

7-67
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.6 SIM メニュー ( MENU+ 9 +6)

このメニューでは、SIM カード使用の設定を行います。

Admin メニューから[6 SIM]を選択することにより[SIM Menu screen]が表示されます。

TOP メニュー画面 Admin メニュー画面

OK
8 Alarmpack 1 Terminal
9 Admin 2 Telephony
3 Port
4 User Cont.
5 Auto Dcn. SIM Menu 画面
OK
6 SIM
1 PIN Mode
7 Default
2 Change PIN
3 Facility
4 Secondary
PIN Mode:
PIN 入力操作の有無を設定します。
Chg PIN:
PIN の変更を行います。
Facility:
ファシリティロックを使用します。
Secondary:
Secondary SIM の有効無効を設定します。

図 7.9.6 SIM Menu 画面

7-68
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.6.1 PIN Mode 設定 ( MENU+ 9 +6+1)

このメニューでは、PIN 入力操作の有無を設定します。
[Enable]に設定すると、電源を入れ直す度に、PIN を入力する必要があります。
[Disable]に設定すると、電源を入れ直す度に、PIN を入力しなくても操作が可能です。

次目[7.9.6.2 Change PIN 設定](p7-72)で PIN を変更する場合には、PIN 入力の設定を


[Enable]にしてください。

PIN Input 設定手順

①「1 PIN Mode」を選択して OK ボタンを押すと PIN Input 設定画面を表示します。PIN 入力操


作の有無を選択して OK ボタンを押してください。

②SIM PIN 入力画面を表示します。PIN(4 桁)を入力して OK ボタンを押してください。

PIN ロック時(SIM PIN の入力エラー数が 3 回を超え、PUK 入力が求められた場合)の解除


方法については、[PIN ロック解除・新 PIN 設定手順(p8-50)]をご参照ください。

PIN Input 設定手順

第7章
Top メニュー画面

9 Admin

0 SERVICE PIN Input 設定画面

ハンドセット画面の説明と操作
5 Auto Dcn. OK OK
Enable
6 SIM
Disable
1 PIN Mode

2 Change PIN

SIM Menu 画面
入力成功

Error SIM PIN 入力画面

OK SIM PIN? 3

PIN 認証画面で入力エラーした場合で ****


も、SIM Menu 画面に戻ります。
残りの有効入力回数
図 7.9.6.1a PIN Mode メニュー

7-69
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

PIN ロックの解除・新 PIN 設定手順

PIN ロック状態になった場合、SIM PUK 入力画面が表示されます。


SIM カード購入時に受け取っている SIM PUK の 8 桁の数字を入力してください。
(SIM PUK 入力を 10 回連続でエラーするとその SIM カードは無効になります。)

その後の画面遷移は PIN の変更手順 (7.9.6.2 Chg PIN 設定)と同様です。

残りの有効入力回数

SIM PUK1 入力画面 新 PIN 入力画面 新 PIN 再入力画面

SIM PUK1? 10 New PIN? Retype PIN?


******** **** ****

図 7.9.6.2b PIN ロックの解除・新 PIN 設定手順

7-70
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.6.2 Change PIN 設定 MENU+ 9 +6+2)

このメニューでは、SIM カード使用時の、PIN(個人識別番号)の変更を行います。
(事前に 7.9.6.1[PIN Mode 設定](p7-70)で、PIN Input を Enable にしておく必要があります。)

PIN の変更手順

①「2 Change PIN」を選択して OK ボタンを押すと SIM PIN 入力画面を表示します。既存の PIN


(4 桁)を入力して OK ボタンを押してください(入力された数字は**で表示されます)。

②新 PIN 入力画面が表示されます。新しい PIN を入力して OK ボタンを押してください。

③新 PIN 再入力画面が表示されます。新しい PIN を再度入力して OK ボタンを押してくださ


い。

PIN ロック時(SIM PIN の入力エラー数が 3 回を超えた場合)の解除方法については


[PIN ロック解除・新 PIN 設定手順(p7-71)]をご参照ください。

PIN の変更手順

Top メニュー画面

9 Admin 残りの有効入力回数
0 SERVICE
5 Auto Dcn.
SIM PIN1 入力画面 新 PIN 入力画面

第7章
6 SIM
OK SIM PIN? 3 OK
1 PIN Mode New PIN?

2 Change PIN **** ****

ハンドセット画面の説明と操作
SIM Menu 画面
Error OK
OK

「PIN Input」を
入力成功 新 PIN 再入力画面
Disable に設定

Retype PIN?
OK
5 Auto Dcn. ****
6 SIM
この画面で入力エラーし
OK
Error
た場合、何度でも前に戻
って入力し直せます。
SIM PIN 認証画面で入力エラーし
た場合でも、Admin Menu に戻り
ます。
図 7.9.6.2 Chg PIN メニュー(PIN の変更手順)

7-71
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.6.3 Facility 設定 MENU+ 9 +6+3+1~4)

このメニューでは、ファシリティロックの利用および、ファシリティロック PIN の変更を行い


ます。
Facility PIN コードに初期値はありません。はじめに設定した際に入力した 8 から 16 桁の数字が、以降の
PIN コードになります。 Facility PIN コードを忘れると、Status と Facility PIN コードの変更ができなくなります
ので、忘れないようにしてください。
PIN 入力画面 状態選択画面

Network PIN? Enable


Error
12345678 Disable

入力成功
Top メニュー画面 OK

OK
9 Admin Facility メニュー画面
新規 PIN 入力画面
0 SERVICE
1 Network
5 Auto Dcn.
OK 1 Change Sts
OK 2 Net Subset
6 SIM
3 Provider 2 Change PIN
2 Change PIN
4 Corporate
3 Facility

SIM メニュー画面 入力エラーの制限なし。

PIN 入力画面 新規 PIN 入力画面

Lock PIN? OK New PIN?


12345678 12345677

OK

新規 PIN 再入力画面
入力成功

OK
Retype PIN? !
12345677

OK
Error

SIM PIN の入力に誤りがあ


っても戻ります。

図 7.9.6.2 Chg PIN メニュー(PIN の変更方法)

7-72
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.6.4 セカンダリ SIM 設定 MENU+ 9 +6+4)

このメニューでは、セカンダリ SIM の使用または不使用を設定できます。セカンダリ SIM


はリモートメンテナンスで使用します。
これらの設定を変更するには、システムを再起動する必要があります。

1) [SIM メニュー画面]で[4 Secondary]を選択して OK を押し、Secondary SIM の設定を選択し


ます。
「Enable」を選択すると、ユーザ SIM の代わりに Secondary SIM を使用します。

2)設定を有効にするために、再起動を行ってください。

Top メニュー画面

9 Admin

0 SERVICE セカンダリ SIM 画面


5 Auto Dcn.

6 SIM Enable

OK
Disable
3 Facility
4 Secondary

SIM メニュー画面

第7章
OK

Rebooting

ハンドセット画面の説明と操作
necessary!

7-73
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.7 デフォルトメニュー MENU+ 9 +7)

このメニューでは、アラームパックとフラッシュを工場でのデフォルト設定に初期化できま
す。

[Default メニュー画面]は、Admin メニューで[7 Default]を選択すると表示されます。

Top メニュー画面 Admin メニュー画面

OK
8 Alarmpack 1 Terminal
9 Admin 2 Telephony
3 Port
4 User Cont.
5 Auto Dcn. Default メニュー画面
OK
6 SIM 1 Alarmpack
7 Default
2 Flash

Alarmpack:
アラームパックメモリを消去します。
Flash:
ユーザ設定とアラームパックを含むフラッシュメモリを消去します。

図 7.9.6 SIM メニュー画面

7-74
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.9.7.1 Alarmpack MENU+ 9 +7+1)

このメニューでは、アラームパックのメモリを削除できます。

ご注意

一度削除したメモリの内容を復元することはできません。

Top メニュー画面

8 Alarmpack
9 Admin
6 SIM
Confirmation 画面
7 Default
1 Alarmpack YES
2 Flash NO

7.9.7.2 Flash MENU+ 9 +7+2)

このメニューでは、ユーザ設定とアラームパックを含むフラッシュメモリの内容を削除

第7章
できます。JUE-501/JUE-251 は工場でのデフォルト設定にリセットされます。 [Confirmation]
画面で[YES]を選択すると、システムが自動で再起動します。

ハンドセット画面の説明と操作
ご注意

一度削除したメモリの内容を復元することはできません。

Top メニュー画面

8 Alarmpack
9 Admin
6 SIM
Confirmation 画面
7 Default
1 Alarmpack
YES
2 Flash
NO

7-75
第7章 ハンドセット画面の説明と操作

7.10 その他の画面 (ショートカットなし)

不具合が検出された場合に表示される画面です。

TX アラーム画面

TX アラーム(送信系に障害が発生して、送信出力機能が強制的に OFF された場合に、そ


れを表示する機能)が作動した場合に表示します。OK ボタンを押すと、TX アラームは
解除(リセット処理)されて、アイドル画面に移行します。

TX アラーム画面 アイドル画面

TX Alarm OK APAC E143.5


OK : Reset 14:03 UTC

図 7.10. TX アラーム画面

7-76
第8章 ISDN ポートを使う

第8章 ISDN ポートを使う


この章では、ISDN ポートを使用するための設定を説明します。

[4.2 通信の初期設定(p4-10)] からの続き

1 Voice-MSN
2 Audio-MSN

765
987654321098

図 8a ISDN ポートを使用する場合の設定

ISDN ポートは ISDN 基準レート・インターフェィス (BRI) ネットワーク端末 (NT) として


機能し、S/T (SO) インターフェィスを供給します。(常に 1B チャンネル (1 call) のみサポート
されることに注意してください). このポートの仕様は:

項目 仕様
ネットワーク交換タイプ Euro ISDN, INS
音声のコーディングタイプ A-law, μ-law
最大接続端末数 最大 8 端末

第8章 ISDNポートを使う
コネクタ RJ-45 (S/T インターフェィス)

サポートされるサービス -Inmarsat 4kbps Voice


-Inmarsat 3.1kHz Audio
- UDI
- RDI

ご注意
・ ISDN ポートと Ethernet ポートは同じコネクタのタイプを使用します (RJ-45)。間違った
ポートに接続しないように注意してください。
・ Fax のような 3.1kHz オーディオサービスは、JUE-251 では衛星仰角(EL)が 20 度より大
きい場合にのみ使用できます(高緯度の場合を除いて、JUE-501 では仰角に関係なく使用
できます)。
・ UDI/RDI サービスは、JUE-251 では使用できません。

8-1
第8章 ISDN ポートを使う

ターミナルアダプタ(TA)が発信する時, JUE-501/JUE-251 は TA から通知される “transfer


capability(伝達能力)” に従い発信時のサービスの種類を決定します。
TA の通知する伝達能力と、JUE-501/JUE-251 がそれを受けて発信するコールは以下のとおり
です。

TA の通知する伝達能力 JUE-501/JUE-251 から発信されるコール


Speech Inmarsat 4kbps Voice
Audio Inmarsat 3.1kHz Audio
UDI UDI
RDI RDI
*UDI/RDI は、JUE-251 では使用できません

JUE-501/JUE-251 は着信時, ユーザによりプログラミングされた多重加入者番号 (MSN)を TA


に通知します。この MSN を使用して、TA は着信したサービスの種類を識別できます。

以下の項目を設定してください:
(1) TA の取扱説明書に従って、TA の MSN を設定してください。
(2) 次ページの設定手順に従って、JUE-501/JUE-251 側の MSN を設定してください。

[接続例]
条件
・ 電話用 : (MSN=1, 伝達能力=Speech)
・ ファックス用 :(MSN=2, 伝達能力=Audio)
・ PC 用 :(MSN=3, 伝達能力=UDI/RDI)

MSN=1 伝達能力 = Speech


MSN=2 伝達能力=Audio
電話
MSN=3 伝達能力 = UDI/RDI
TA
JUE-501/JUE-251

Inmarsat 4kbps Voice 用 MSN = 1


Fax
Inmarsat 3.1 kHz Audio 用 MSN = 2
UDI/RDI 用 MSN = 3 PC

図 8b ISDN ポート接続例

8-2
第8章 ISDN ポートを使う

ハンドセットを使用した[MSN 編集メニュー]での MSN の設定


アイドル画面
APAC E143.5 MENU ボタンを押してください。
14:03 UTC
Top メニュー画面
READY
8 Alarmpack [9 Admin]を選択して OK ボタンを押してください。
9 Admin Admin メニュー画面
READY
Admin のシー 2 Telephony [3 Port]を選択して OK ボタンを押してください。
ク レッ ト コ ード 3 Port Port メニュー 画面
を入力してく 000m00s [2 ISDN] を選択して OK ボタンを押して
1 Handset ください。
ださい。
2 I SDN
MSN メニュー 画面
READY
1 Voice-MSN MSN を設定したいサービスタイプを選
2 Audio-MSN 択して OK ボタンを押してください。
1 Terminal
2 Telephony MSN 表示画面
Voice-MSN
初期設定値が表示されます。
123456789123 MSN を編集するには、MENU
CS READY ボタンを押してください。
表示される番号が 12 桁を超え
Edit
るとき、残りの桁は右画面に表
示されます。右画面を見るに MSN 編集画面
は、# *を押してください。 CS READY
123 MSN を入力してください。番
号が 12 桁を超えるとき、残り
456789123456
の桁は上の行に、合計で 15 桁
まで表示されます。入力が終
わったら OK ボタンを押し
てください。

図 8c ハンドセット[MSN メニュー]を使用した MSN の設定

第8章 ISDNポートを使う
ご注意

MSN 表示画面 (左) MSN 表示画面 (右)

Voice-MSN Voice-MSN
123456789123 456

MSN 表示画面が 12 桁以上の番号を左右の画面に振分け


MSN 編集画面
て表示するのに対し、MSN 編集画面は一つの画面で、1
123 桁目から 3 桁目を上段にシフトして、番号全体を表示し
456789012345 ます。

図 8d MSN 表示画面と MSN 編集画面の表示の違い

8-3
第8章 ISDN ポートを使う

Web メニュー[MSN 編集メニュー]を使用した MSN の設定

Web メニューを使用して MSN を設定する場合は、セクション 6.5.3.2「MSN と ISDN サービス


タイプの設定(ISDN 画面)p6-40」を参照してください。

ISDN ポートからの発信

00 国番号 地域番号 加入者番号 #


例)日本の 0422-45-9xxxに電話する場合→0081422459xxx#

ご注意

シークレットコードと強制設定サービスを使用した通話発信は、サポートされていません。
ラスト・ダイヤルおよび短縮番号は、ご使用の TA の仕様によります。

8-4
第9章 保守

第 9 章 保守
機器は保守の状態により寿命が大きく左右されます。常に最高の性能を発揮させるために、
次の項目を日常より点検してください。

1) 電源電圧を常に規定値内(+21VDC~+31VDC)に保ってください。
2) 正常動作時の送信出力(EIRP)と受信レベル(REC)を記録しておいてください。動作
中は、EIRP と REC レベルを、記録されている通常値と比較してください。そうすること
により、深刻な状態に陥る前に障害を取り除くことができます。

日常の保守

通常の工具等で行う一般的な日常の保守点検方法を次の表に示します。

警告
お客様による内部の点検・修理は絶対に行わないでください。
専門整備員以外による点検・修理は火災・感電・動作不良のおそれがあります。
JUE-501/JUE-251 は総務省令無線設備規則などの技術基準に適合している機器で
す。
内部の各回路は厳密に調整されていますので、調整や部品定数の変更などは絶対に行
わないでください。異常が発見されたらただちにお買い上げの販売店にご相談ください。
故障・火災・感電・傷害のおそれがあります。

表 9.1 日常の保守項目
番号 項目 保守
1 清掃 パネル面、スイッチ、上カバー、底カバーは柔らかい布でかるく拭いて汚れを
落します。
第9章 保守

2 部品の ネジ・ナットのゆるみ、スイッチのゆるみ、コネクタのゆるみ等の抜けかかり
ゆるみ を点検し、正しい締付けをします。

ご注意

詳細な技術情報の取得と補償を有効にするために、下記の URL にアクセスし、Customer’s


Information を登録してください。
URL: http://www.registration.msd.jp/msdroot/FBB/FBB/Page/TopMenu.aspx

9-1
第9章 保守

[空白]

9-2
第 10 章 アフターサービス

第 10 章 アフターサービス

修理を依頼されるときには
“故障かな?”と思ったら,
巻末の「Appendix M トラブルシューティング&FAQ」の項目をよくお読みのうえ、もう一度
お調べください。問題が解決しない場合は、端末を再起動してください。それでも異常が認め
られる場合には、使用を中止し、お買い上げの販売店、代理店にご相談ください。

保証期間中の修理;
JRC は、通常使用状態で故障したことが証明された装置または部品については、それらの修理
または交換を無料でうけたまわります。装置は、取扱説明書の指示に従って操作することが要
求されます。
次の場合は、保証サービスをお引き受けいたしません。
・ JUE-501/JUE-251 の使用開始後直ちに、設置報告書が JRC に提出されなかった場合。
・ 装置が事故に遭遇した、乱用または誤用された、発送中に損傷した、代替使用された、
不正または権限の無いサービスに使用された場合。
・ 不可抗力による問題、障害、誤作動その他、火災、洪水、爆発、事故、ストライキ、
労働問題などの産業界の争議、戦争(宣戦布告の有無を問わず)、武力紛争、国内の
動乱、輸出規制、妨害、法規制、暴動、反乱その他、JRC および購入者が制御できな
い事象が発生した場合。

保証期間を過ぎている場合;
その機能が修理によって回復可能な場合、JRC は、お客様の要望があれば、有料で修理または
交換をうけたまわります。

アフターサービス
連絡していただきたいこと;
+ 製品名・型名・製造年月日・製造番号・携帯移動地球局 ID
+ 異常の状況(できるだけくわしく)
+ 事業所名または機関名、所在地、電話またはファックス番号

点検整備のおすすめ

ご使用状態によって異なりますが、部品の経年変化等により性能が低下する場合があります。
10

通常のお手入れとは別に、点検整備をおすすめします。
点検整備は、お買い上げの販売店または代理店にご相談ください。なお、この場合は有料と
なります。

10-1
第 10 章 アフターサービス

廃棄について

JUE-501/JUE-251 を廃棄する場合は地方自治体の規則に従って処理してください。

詳しくは、お買い上げの販売店、代理店又は各地方自治体にお問い合わせください。

10-2
第 11 章 仕様

第 11 章 仕様
JUE-501 (ADE・BDE)

1. インマルサット FleetBroadband MES のタイプ クラス 8


2. 周波数 送信 1626.5 ~ 1660.5 MHz
1668.0 ~ 1675.0 MHz
受信 1518.0 ~ 1559.0 MHz
3. 最大 E.I.R.P +22.0dBW + 1/-2dB
4. G/T(受信能力) -7.0dBK
5. アンテナ 方式 54cm 平面
偏波 Right-Hand Circular Polarization (RHCP)
ビーム幅 3dB ダウン方向で 22°
レドーム GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)
6. 変調方式 O-QPSK
π/4-QPSK 音声用
16QAM
7. 電源 Voltage 外部 PSU との接続:100/110 または
89 VAC ~ 266VAC
+21.6VDC ~ 31.2VDC
Current 受信時 2 A 以下
Maximum 6.5A 以下(送信・オプション接続時)
コンパス安全 基準コンパス : 0.6m
距離 操舵コンパス : 0.7m
8. 寸法 ADE 630mm × h683mm
BDE h65mm × w262mm ×d275mm
9. 質量 ADE 20kg
BDE 4.5kg
10. 環境条件
1) 温度 ADE -25˚C to +55˚C
BDE -25˚C to +55˚C (Handset -15˚C to +55˚C)
2) 湿度 +40˚C, 95%
3) 振動 IEC60945 第 4 版に準拠する

4) 動揺 Motion Amplitude Period


Roll +30˚ 8s
Pitch +10˚ 6s
仕様 第

Yaw +8˚ 50 s
Surge +0.2g
Sway +0.2g
11

Heave +0.5g
Turning Rate +6˚ /s 1deg/s2

11-1
第 11 章 仕様

Headway 30knots
5) Solar Radiation (ADE) 2
赤外線 500 watts / m
紫外線 54watts / m2
6) 耐氷結 (ADE) 25mm 以下
7) 耐降水量 (ADE) 100mm / hour 以下
8) 耐風速 (ADE) 100knots in operation 以下

JUE-251 (ADE・BDE)

1. インマルサット FleetBroadband MES のタイプ クラス 9


2. 周波数 送信 1626.5 ~ 1660.5 MHz
1668.0 ~ 1675.0 MHz
受信 1518.0 ~ 1559.0 MHz
3. 最大 E.I.R.P +15.1dBW + 1/-2dB
4. G/T(受信能力) -15.5dBK
5. アンテナ 方式 25cm 平面
偏波 Right-Hand Circular Polarization (RHCP)
ビーム幅 3dB ダウン方向で 40°
レドーム アクリロニトリル・ブタジェン・スチレン
(ABS)
6. 変調方式 O-QPSK
π/4-QPSK 音声用
16QAM
7. 電源 Voltage 外部 PSU との接続:100/110 または
89 VAC ~ 266VAC
+21.6VDC ~ 31.2VDC
Current 受信時 2 A 以下
Maximum 6.5A 以下(送信・オプション接続時)
コンパス安全 基準コンパス : 0.6m
距離 操舵コンパス : 0.7m
8. 寸法 ADE 285mm × h364mm
BDE h65mm × w262mm ×d275mm
9. 質量 ADE 4.7kg
BDE 4.5kg
10. 環境条件
1) 温度 ADE -25˚C to +55˚C
BDE -25˚C to +55˚C (Handset -15˚C to +55˚C)
2) 湿度 +40˚C, 95%
3) 振動 IEC60945 第 4 版に準拠する

11-2
第 11 章 仕様

4) 動揺 Motion Amplitude Period


Roll +30˚ 8s
Pitch +10˚ 6s
Yaw +8˚ 50 s
Surge +0.2g
Sway +0.2g
Heave +0.5g
Turning Rate +6˚ /s 1deg/s2
Headway 30knots
5) Solar Radiation (ADE) 赤外線 500 watts / m2
紫外線 54watts / m2
6) 耐氷結 (ADE) 25mm 以下
7) 耐降水量 (ADE) 100mm / hour 以下
8) 耐風速 (ADE) 100knots in operation 以下

仕様 第

11

11-3
第 11 章 仕様

[空白]

11-4
Appendix A ハンドセット・メニューツリー

Appendix A ハンドセット・メニューツリー
A.1 JUE-501/251 全ユーザ利用可のメニュー(1)
Level 1 Level 2 Level 3 Level 1 Level 2 Level 3 Level 4 Level 5
1 Status 5 Redial

1 RX 6 Internal Make an internal call

1 REC 1 TEL
2 Ch Type TEL1 Ext Num:#001
2 TX : :

1 EIRP TEL6 Ext Num:#006


3 Position All Ext Num:#099
4 Product 2 ISDN Ext Num:#401

1 IMEI 3 All Ext Num:#999


2 JRC No. 7 Call Log
A maximum of 100 logs for each
3 Delivery 1 Voice
5 Unit Info 1 Both Log View

1 Version 2 Out(12) Log View


2 Mainte No. 3 In(89) Log View

3 Class 2 Fax
4 ADE 3 Audio JUE-251 をご利用の場合、
5 BDE 4 UDI
RDI, UDI, ストリーミング
6 MDM 5 RDI
256k メ ニ ュ ー は 表 示 さ れ
7 Active SIM 6 SMS
8 RemoteMnt 7 Standard
ません。
6 ID 8 Streaming
1 IMSI 9 Charge Set
2 MS-ISDN 1 Currency
2 SMS USD/EUR/JPY
1 New Msg 2 Unit
2 Inbox 1 Voice
3 Sent Unit Entry

4 Draft 2 Fax/Audio
5 Setting 3 UDI
1 Capacity 4 RDI
2 Delete All 5 SMS

3 SCA 6 Standard
4 Validity 7 Streaming

5 Class 1 8K
6 St Report 2 16K

3 Satellite 3 32K
1 Satellite 4 64K
2 Spot Beam 5 128K

3 Heading 6 256K
8 Alarmpack
4 Phonebook

図 A.1 JUE-501/251 全ユ-ザ利用可のメニュー(1)

A-1
Edit Message
Message Input Address Input Send Sending
1 Status Save
2 SMS 1 New MSG
A AAAAAAAAAA
3 Satellite Address ?
AAA
4 Phone Book Continue? 123 (The chosen number is reflected. )
001/160 013/160
5 Redial Yes
6 Call Log example 1 example 2 Phonebook
7 Self Test It is the same as the dial Refer PB
・After the edit is interrupted. In Message Input, The status display line becomes input screen. Save Menu
8 Alarm Pack
9 ADMIN ・After saving message fails. a display of "Number of characters that can be input"
0 Service SIM and "Input number of characters".

Save SIM Accessing Back to


Save to Draft box
SMS-Menu
Only when you newly receive
it after SIM menu is displayed.

SIM
SIM
List view
01 12:34:56
01/DEC/07 *With corresponding Address has input it
001 12:34:56 81422459231 Reply
*/# 81422459231
2 Inbox /nnn 01/DEC/07 Where are yo
*With corresponding Message has input it Edit Message
Where are yo
Time&Date Top 12 character Forward
OK/ u now? Pleas
Number & Text
up/down up/down CLR e contact me
.
Delete
This allow line means 002 21:09:45 130186954883
*/#
Appendix A ハンドセット・メニューツリー

pressing button. 30/NOV/07 It will retu

Resend
Yes
up/down.. No
This dashed allow line means *With corresponding Message has input it
pressing button. Forward

List view
Delete

A-2
3 Sent /nnn 001 814224592316
The screen advances in order 814224592316 */# Where are yo
of the arrow without the user's *With corresponding
operation. Top 12 character Number Top 12 character Message and Address has input it
Number & Text Edit

If there are a Message-text and Sending


SIM 4 Draft /nnn List view Send a content of the Address-number
same as List of Sent.
All messages preserved in
SIM are read. Delete

5 Setting 1 Capacity Used / Total


20 / 100
nnn = The number of preserved 2 Delete All SIM Accessing
Yes Back to
messages is shown.
No SMS-Menu

3 SCA SC Address?
012345678
A.2 JUE-501/251 全ユーザ利用可のメニュー(2)SMS メニュー詳細

1 Hour SIM
4 Validity
6 Hours The following change from Sending
1 Day
1 Week
Maximum SIM Accessing

図 A.2 全ユ-ザ利用可の JUE-501/JUE-251(2)SMS メニュー詳細


Save to Sent

5 Class No Class success


Class 0
Class 1 Back to
Sending
Class 2 Sending SIM SMS-Menu
Class 3
fail
6 St-Report ON Error
OFF Save to Draft box
Appendix A ハンドセット・メニューツリー

A.3 JUE-251/501Admin ユーザ用メニュー

Fig. A.3.1 Fig. A.3.3

Level 1 Level 2 Level 3 Level 4 Level 5 Level 6 Level 7


9 Admin 1 Telephony
1 Terminal Fig. A.3.2 1 Handset
2 Telephony Fig. A.3.3 1 SecretCode
3 Port Fig. A.3.6 Enable/Disable
4 User Cont. Fig. A.3.8 2 Voice Vol.

5 Auto Dcn. Fig. A.3.10 Normal/High


6 SIM Fig. A.3.11 3 Out Call
7 Default Fig. A.3.11 Enable
AllowedNum
Fig. A.3.2
List×4
Level 3 Level 4 Level 5 Level 6
Phonebook
1 Delivery
Disable
Day
4 In Call
Month
Enable
Year
After 5s
2 Local Time
After 10s
+/-
After 20s
Diff Time
Disable
3 Tracking
2 TEL1
Auto
1 SecretCode
Gyro Same with Handset
2 Voice Vol.
Sync/Step
3 Out Type
NMEA(4.8K)
Voice
NMEA(38.4K)
Fax
LAN
Audio
4 GPS Input
4 In Type
NMEA(4.8K)
Voice
NMEA(38.4K)
Fax
LAN
Audio
Disable
Voice/Fax
5 VDR Output
Voice/Audio
NMEA(38.4K)
5 Out Call
LAN Same with Handset
6 In Call
Disable

6 WRF
7 TEL6 Same with TEL1
Enable / Disable
8 ISDN
7 Panel LED
1 Out Type
ON / OFF
Voice/Fax
8 Ether LED
Voice/Audio
ON / OFF
2 In Type
9 Block. Ind.
Voice/Fax
1 Area 1
Voice/Audio
Enable
3 Out Call
Upper EL Same with Handset
4 In Call
Lower EL
2 PBX Fig. A.3.4
Right AZ
3 Suppl. Fig. A.3.5
Left AZ
Disable
2 Area 2 JUE-251 を ご 利 用 の 場 合 、 RDI,
3 Area 3 UDI, ストリーミング 256k メニュー
4 Area 4 Same with Area 1
5 Area 5
は表示されません。
6 Area 6

A-3
Appendix A ハンドセット・メニューツリー

Fig. A.3.4 Fig. A.3.6

Level 4 Level 5 Level 6 Level 7 Level 3 Level 4 Level 5 Level 6 Level 7 Level 8
1 Auto Answer 3 Port
1 Control 1 Handset
Enable 1 Back Light
Disable 2 Dimmer
2 In Type 3 Ring Type
Voice 4 Ring Vol.
Audio 5 Voice Vol.
3 Forwarding 6 Key Click
1 Ext Num 2 ISDN
Ext Num Entry 1 MSN
2 Limit Time 1 Voice-MSN
15 sec 2 Audio-MSN
30 sec 3 UDI-MSN
4 RDI-MSN
Fig. A.3.5
5 PBX-MSN
Level 4 Level 5 Level 6 Level 7
3 Ethernet Setting for VLAN1
1 Voice Mail
1 User LAN
Number display
IP
2 Forwarding
Subnet Mask
1 Voice
DHCP
1 All Rcvd.
DHCP Base
Dial?
DHCP Count
2 Busy
2 Ext WAN
Dial?
IP
3 Not Reach
Subnet Mask
Dial?
4 I/O
4 Not Reply
1 Output
Dial?
1 Output 1
Limit Time
1 Control
2 Audio
2 Function
Same with Voice
3 Waiting
2 Output 2
1 Voice
2 Input Same with Output
Enable / Disable 1
1 Input 1
2 Audio
1 Control
4 Barring
Enter Network PIN 2 Function
1 Voice
3 Polarity
1 AllOutCall
2 Input 2
Enable / Disable
3 Function Same with Input 1
2 OutExHC
Same with 1 Ring Ind.
3 AllInCall AllOutCall 1 Type
4 InExHC
Voice
2 Audio Same with Voice
Enable / Disable

Fax /Audio
Fig. A.3.8
Enable / Disable
Level 3 Level 4 Level 5 Level 6
UDI
4 User Cont.
Enable / Disable
1 User Reg.
RDI
01~50 List
Enable / Disable
Level
5 Option Fig. A.3.7
Name
Secret Code
Rest. JUE-251 を ご 利 用 の 場 合 、 RDI,
2 UsageRest. Fig. A.3.9
UDI, ストリーミング 256k メニュー
は表示されません。

A-4
Appendix A ハンドセット・メニューツリー

Fig. A.3.9

Fig. A.3.7 Level 5 Level 6 Level 7 Level 8 Level 9


Level 4 Level 5 Level 6 Level 7 1 Rest.
1 Buzzer 1 Restrict 1
1 Buzzer1 1 Name
1 Type 2 Type
Voice 1 Voice
Enable / Disable Prohibitive
Fax /Audio Limited
Enable / Disable Time
UDI Unlimited
Enable / Disable 2 Fax/Audio
RDI 3 UDI
Enable / Disable 4 RDI Same with
Voice
2 Buzzer2 5 SMS
Same with
3 Buzzer3 Buzzer 1 6 Standard
4 Buzzer4 7 Streaming
2 Restrict 2
Fig. A.3.10
3 Restrict 3 Same with
Level 3 Level 4 Level 5 Level 6 Rest 1
4 Restrict 4
5 Auto Dcn.
5 Restrict 5
1 Max Time
2 Cycle
1 Handset
Manually
Max Time
Monthly
2 TEL1
Date of Reset
3 TEL2
Weekly
4 TEL3
Sunday
5 TEL4 Same with
Monday
Handset
6 TEL5

7 TEL6
Saturday
8 ISDN
Daily
9 Streaming
3 Reset
2 Idle Time
YES / NO
1 Standard
Condition Fig. A.3.11
Max Time Level 3 Level 4 Level 5 Level 6 Level 7
6 SIM
1 PIN Mode
Enable / Disable

2 Change PIN
PIN Entry
New PIN
New PIN
3 Facility
1 Network
1 Change Sts
Enable / Disable

2 Change PIN
2 Net Subset PIN Entry
JUE-251 を ご 利 用 の 場 合 、 RDI,
3 Provider New PIN
UDI, ストリーミング 256k メニュー 4 Corporate New PIN
4 Secondary
は表示されません。 Same with
Enable / Disable Network

7 Default
1 Alermpack
Yes/No
2 Flash

図 A.3 JUE-501/JUE-251Admin ユーザ用ハンドセットメニュー

A-5
Appendix A ハンドセット・メニューツリー

[空白]

A-6
Appendix B. Web メニューツリー

Appendix B. Web メニューツリー

B.1 JUE-501/JUE-251 の全ユーザーの場合

***** Guest メニュー *****


●Dashboard 画面
・JUE-501/JUE-251 の状態を確認。
・インターネットに素早く接続。
・アクティブなセッションとコールの確認。
・通信衛星の設定。
・Web 画面の設定
●Data Connection 画面
・接続リストの確認と他の接続の切断。
・インターネットへの接続。
●SMS メニュー
・新しい SMS メッセージの作成および送信。
・受信メッセージの確認。
・送信済みメッセージの確認。
・保存メッセージの確認。
・メッセージ容量の確認、すべてのメッセージの削除、およ
び SMS サービスの詳細の設定。
●Phonebook 画面
・電話帳の登録者の確認、出力、編集、および削除。
●Call Log メニュー
・コール ログの確認および出力。
・通話料計算の設定。
●System Log メニュー
・アラームパックの確認および出力。
・イベント ログの確認および出力。
・ADE の確認と状態の出力。

B-1
Appendix B. Web メニューツリー

B.2 JUE-501/JUE-251 の Admin ユーザーの場合


***** Admin メニュー *****
●Terminal 画面
・JUE-501/JUE-251 の基本データの設定。
●Telephony メニュー
・各ポートの設定。
・自動応答電話の設定。
・電話補助サービスの設定。
●Port メニュー
・ハンドセットの調整。
・ISDN ポートの MSN の設定。
・ユーザ LAN と外部 WAN の設定。
・入出力信号の設定。
・オプションブザーの設定。
●User Control メニュー
・ユーザおよび機器の登録。
・ユーザと機器の通信の制限。
●Network メニュー
・WAN プロファイルの設定。
・Packet Filter の設定。
・永続接続の設定。
・リモート接続の確立。
・LAN グループの設定。
・ユーザ LAN の詳細設定。
・ユーザの静的 IP アドレス。
・ルーティングテーブルの設定。
・他の WAN との共存。
●Auto Disconnect 画面
・時間による自動切断。
●SIM 画面
・PIN モードおよびコードの変更。
・ファシリティロックの使用。
●Export/Import 画面
・ファイルのエクスポートまたはインポート。
●Factory Default 画面
・工場出荷状態へのリセット。
●Softwer Update
・JUE-501/JUE-251 のソフトウェアの更新。
●Diagnostic
・診断テストの実行。

B-2
Appendix C. ジャンクションボード

Appendix C. ジャンクションボード

C.1 ジャンクションボード外観

図 C.1 Junction Board

C-1
Appendix C. ジャンクションボード

C.2 JB 外形図

単位 : mm
質量 : 約 2.0 kg

図 C.2 JB 外形図

C-2
Appendix C. ジャンクションボード

C.3 JB・GYRO 使用時の電源 ON 時の画面遷移(本文 4.1 に対応)

メインユニットの電源を押して、
ON JUE501/JUE-251 の電源を ON にして
ください。

初期化中 本体パネルの LED ランプが点滅開始します。


その後約 90 秒後に、ハンドセット側では初期
I n i ti a l i z e 化を開始、
「Initialize」文字が点滅表示されます。

変更部分

Heading 入力が要求された場合、Heading 値を
Heading 初期値入力要求 入力してください。
注)Heading 初期値入力が要求されるのは:
・ GYRO タイプが SYNC/STEP 設定で、初期
Heading ?
Heading 値が未設定の場合
・ GYRO タ イ プ が NMEA 設 定 で 、
JUE-501/JUE-251 が GYRO から Heading 情報
を受信できない(正常に接続していない)場

衛星サーチ中
「SAT SEARCH」文字が最下段、ステータ

APAC E143.5 ス部分に表示され、衛星サーチが開始され

14:03 UTC ます。

SAT SEARCH

ネットワークへ登録中 衛 星 サ ー チ が 終 了 す る と 、
「REGISTERING」文字が表示され、
APAC E143.5 インマルサット通信ネットワークへの登
14:03 UTC 録が開始されます。
REGISTERING

ネットワークへの登録が終了すると、ア
イドル画面が表示されます(以降は本文

APAC E143.5 4.1.4 項参照)



14:03 UTC
CS PS READY
“READY” ラ
ンプが点灯し 図 C.3 電源 ON から通信可能状態まで
ます。 (JB・GYRO 使用時)

C-3
Appendix C. ジャンクションボード

C.4 JB・GYRO 使用時の Unit Info メニュー の表示変更(本文 7.1.5 に対応)

この画面は ADE/BDE のバージョン、メンテナンスナンバー、ステータス、アラームが表示され


ます。
JB 接続および GYRO 追尾設定により、「4.BDE」画面に変更が発生します。

Unit Info menu screen

1 Sta t u s
2 SMS

5 Unit Info
6 ID

1 Ve r s i o n

p7-8 参照
2 Mainte No. OK
(変更なし)

3 Class

p7-9 参照
4 AD E OK
(変更なし)

5 BDE OK 次ページへ(pC-5) 変更部分

6 MDM

p7-11 参照
7 Ac t i ve S I M OK
(変更なし)

8 Remote Mnt

Fig.C.4a Unit Info メニュー

C-4
Appendix C. ジャンクションボード

1 Sta t u s
2 SMS

5 Unit Info NSK DIPSW: ….NSK ユニットの Dip スイッチ


6 ID 0x00
1 Ve r s i o n BDE Status:
…. BDE ステータス
CS PS READY
2 Mainte No.
Buzzer: ….Buzzer1~4 の接続状態
3 Class
0000 ( 0:非接続, 1:接続 )
4 ADE
Button: ….Button 1~4 の接続状態
5 BDE 0000 (0:非接続, 1:接続)
6 MDM BPS Status: …. BPS の状態
7 Active SIM OK 0
….BDE
8 Remote Mnt ATT:
アッテネータ (dB)
2
Unit Info menu screen …. Ethernet ポートのリンク状態
LAN:
(0:非接続, 1:接続)
000000
A:0000000000 アラームビット表示
内容は p7-10 から変更
00
5.BDE status display screen されません。
23/MAR/2012
…. 日付
12:44:30
Heading: Tick:
…Heading 値 …..システム起動からのタイマー
0.0
0x000849AE5
Sat:
…使用中の衛星
APAC E143.5
Spot Beam: ….Spot Beam 番号
9
N 35.41 16 ….Position
E 139.34 16
REC: ….受信レベル
65
Ch Type ….受信チャンネルタイプ
T1Q
Cable loss: ….ケーブルキャリブレーション
10.0 補正値
IMSI:123456-
….SIM カードの IMSI 番号
78-901234-5
Tracking: …..トラッキングタイプ
NSK (Auto / NSK/ NMEA)
GPS: ….使用中の GPS
Int (Internal / External)
GPS Status:
…. GPS の位置情報
3D FIX 「アラームパックの単位選択メニュー」につい
Calib Err: …. ケーブルキャリブレーション て(本文 7.8.1 に対応)、画面は同じように変更
0 エラー されます。

Update Err: …. ソフトウェアアップデート

0
図 C.4b BDE 表示画面(JB・GYRO 使用時)

C-5
Appendix C. ジャンクションボード

C.5 JB・GYRO 使用時の Satellite メニュー(Heading 値の編集)


(本文 7.3.1 に対応)

追尾方式を GYRO に変更後、Heading 値を編集する必要があります。

Top メニュー画面

1 Sta t u s
2 SMS
3 Satellite OK
4 Phonebook
5 Redial 変更部分
6 Internal
7 Call Log
8 Al a r m pa c k
Satellite メニュー画面
9 Admin Heading メニュー画面
0 Service
1 Satellite Heading:
128
2 Spot Beam READY
OK
3 Heading
MENU

Edit サブメニュー画面

または、どの画面からでも Edit

ボタンを押せば
OK
、Satellite メニューに移行
OK

Heading 編集画面

Heading?

Heading メ ニ ュ ー
画面に戻る

Heading 値 を
入力

図 C.5 Satellite メニュー・Heading メニュー画面(JB・GYRO 使用時)

C-6
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

Appendix D ソフトウェアアップデート手順

ご注意
ソフトウェアアップデートによりユーザ設定が変更されることはございませんが、あらかじ
め設定のバックアップをとっておくことをお勧めします。

以下の a)から d)の手順で本装置のソフトウェアをアップデートします。

* ルータや他の装置を接続しないでください。PC を直接 JUE-501/JUE-251 に接続してください。

a) JUE-501/JUE-251 の最新ソフトウェアのダウンロード
インターネットに接続された PC から、最新のソフトウェアがアップロードされているかどうか Web サイト
で確認してください。最新のソフトウェアがアップロードされている場合はダウンロードします。(詳細に
ついては、D.1.「最新ソフトウェアのダウンロード」を参照してください)

b) Software Update screenを開く


PC を Eternet ケーブルで直接 JUE-501/JUE-251 に接続し、JUE-501/JUE-251 の Web メニューシステ
ムを立ち上げてください。 詳細については、「6.1 節 PC と JUE-501/JUE-251 の接続」を参照してくだ
さい。 Web ブラウザで、メニューパネルから「Software Update」を選択し、Software Upadate 画面を開
いてください。

c) ソフトウェアの更新
Step a)でアップデートのためにダウンロードしたファイルを選択し、「Update」ボタンを押します。 ソフト
ウェアの更新には 3 分以上かかることがあります。 ソフトウェアアップデート中に Web ブラウザを操作
しないでください。 (詳細については、D.2.「ソフトウェアの更新」を参照してください。)

d) ソフトウェアバージョンの確認
ハンドセットメニューからソフトウェアバージョンを確認し、本装置のソフトウェアが正常にアップデート
されたことを確認します。(詳細はD.3. ソフトウェアバージョンの確認参照)

e) ブラウザのキャッシュの削除
お使いのPCのブラウザのキャッシュを削除してください。
(詳細はD.5. キャッシュの削除参
照)

D-1
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

D.1. 最新ソフトウェアのダウンロード

JUE-501/JUE-251 の最新ソフトウェアは、Inmarsat の HP にアップロードされます。


URL は次のとおりです。
http://www.inmarsat.com/Support/Downloads/index.htm

サービスを選択し[Apply]をクリックしてください。
対応したサービスで利用可能なソフトウェアが表示されます。

HP でのソフトウェアのバージョン数がお手持ちの JUE-501/JUE-251 のソフトウェアバージョン数より大


きい場合は、HP からそのソフトウェアをダウンロードしてください。
JUE-501/JUE-251 のソフトウェアバージョンは、次の操作によってハンドセットの画面に表示できます。
<1> Status - <5> Unit Info - <2> Mainte No.- BDE-App

D-2
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

D.2. ソフトウェアの更新

ご注意
・ソフトウェアの転送、更新中に JUE-501/JUE251 および PC の電源を切らないでください。
・ アプリケーションソフトウェアの転送、更新には 3 分以上かかる場合があります。
・ メインモードではメインソフトウェアの更新はできません。

1. 左の[menu]パネルで[Software Update]をクリックしてください。
・ [Software Update] 画面が表示されます。

2. [参照] ボタンをクリックしてください。 ファイル選択ダイアログが表示されます。

D-3
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

3. Step a) もしくは[D.1. 最新ソフトウェアのダウンロード] でダウンロードしたファイルを


選択し[開く]をクリックします。

4. [Upload Start] ボタンをクリックします。


・ [Upload Start] ボタンが選択不可 (灰色)になります。
・ ソフトウェアの更新が完了し、結果が表示されるまでお待ちください。

D-4
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

5. 結果の確認

ご注意
・ 結果が画面上に表示されるまで Web ブラウザを操作しないでください。
・ 3 分以上かかる場合がございます。
・ 5 分以上経っても結果が表示されない場合、WEB ページをリロードし、ソフトウェアア
ップデート手順(このマニュアルの ページ D-1 ) a)から d)に従い、もう一度更新を試みて
ください。

・ 更新が成功した場合は、[Success]が表示されます。システムを再起動してください。
・ 更新が失敗した場合は、[Error] が表示されます。 次のページに進んでください。

D-5
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

ソフトウェアの更新に失敗した場合
Web ブラウザ上に「Update Error」と表示された場合は、ソフトウェアの更新の失敗です。
下記のエラーコードをご確認ください。 JUE-501/JUE-251 を再起動し、ソフトウェアアッ
プデート手順(このマニュアルの ページ D-1 ) a)から d)に従い、もう一度更新を試みてくださ
い。
もし、ソフトウェアの更新に続けて失敗するか、システムが起動しなくなった場合はセーフ
モードでのソフトウェアの更新を試みてください。(詳細については、 「D.4. セーフモードで
のソフトウェアの更新手順」を参照してください。)

表 D.2 ソフトアップデートのエラーコード
コード 推測される要因
1 すでにソフトウェアの更新が進行中
2~13 および 17 内部エラー
14~16 アップロードファイルのエラー
21~31 アップロード中にエラーが発生

D-6
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

D.3. ソフトウェアバージョンの確認

システムの再起動後、ソフトウェアバージョンが正確にアップデートされたかどうか、下記
のハンドセットメニュー <1> Status - <5> Unit Info - <2> Mainte No. – BDE-App から確認してく
ださい。

ア ッ プ デ ー ト が 成 功 し て い る 場 合 、 BDE-App が 、 ソ フ ト ウ ェ ア フ ァ イ ル
[JUE251-501_App_xxxx.jrc]の、xxxx と同じ番号で、x.x.xx となっています。フトウェアのバー
ジョンが正しく更新されているか確認してくさい。

Unit Info menu screen


2. Mainte No. display screen
1 Sta t u s
2 SMS
ADE-Boot: …ADE ブートメンテナンス No.
5 Unit Info
6 ID 0.1
ADE-Main: …ADE メンテナンス No.
1 Ve r s i o n 70.22
BDE-Boot: …BDE ブートメンテナンス No.
00.16
OK
2 Mainte No. BDE-Safe:
…BDE セーフモードメンテナンス No.
00.23
BDE-Main:
…BDE メンテナンス No.
00.22
3 Class
BDE-App:
…BDE アプリケーション
xx.xx
メンテナンス No.

4 AD E

5 BDE

6 MDM

7 Ac t i ve S I M

8 Remote Mnt

D-7
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

D.4. セーフモードでのソフトウェアの更新手順

もし、システムが起動しなくなったか、あるいはソフトウェアの更新に続けて失敗する場
合は、次の手順 A)から E)に従い、セーフモードでのソフトウェアの更新を試みてください。

* ルータや他の装置を接続しないでください。PC を直接 JUE-501/JUE-251 に接続してください。


メ イ ン ユ ニ ッ ト の IP ア ド レ ス は 、 メ イ ン モ ー ド で 変 更 し た と し て も 、 セ ー フ モ ー ド で は
「192.168.128.100」に設定されます。

ご注意
ソフトウェアアップデートによりユーザ設定が変更されることはございませんが、あらかじ
めバックアップをとっておくことをお勧めします。

A) JUE-501/JUE-251 の最新ソフトウェアのダウンロード
インターネットに接続された PC から、最新のソフトウェアがアップロードされているかどうか Web サイト
で確認してください。最新のソフトウェアがアップロードされている場合はダウンロードします。(詳細に
ついては、D1「最新ソフトウェアのダウンロード」を参照してください)

B) JUE-501/JUE-251 のセーフモードでの起動
セーフモードは、ハンドセットの右側にある FN (Function) ボタンを押した状態で電源を投入にするこ
とによって利用可能です。 (詳細については、「D.4.1 セーフモードでの起動」を参照してください。)

C) 接続の確認
JUE-501/JUE-251 ソフトウェアの更新は、PC の Web ブラウザによって実行されます。
PC の準備をし、JUE-501/JUE-251 に接続してください。
* Windows XP / Vista / 7 の 32 ビット OS が必要です。
メインユニットの IP アドレスは、メインモードで変更したとしても、セーフモードでは「192.168.128.100」
に設定されます。JUE-501/JUE-251 と同じネットワークで PC の IP アドレスを設定してください。
(詳細については、「6.1 節 PC と JUE-501/JUE-251 の接続」(p6-2)を参照してください。)

D) ソフトウェアの更新
Web ブラウザ*を起動し、URL ボックスに「192.168.128.100」と入力します。Safe Mode 画面が表示され
ます。左側の[メニュー]パネルで[Software Update]をクリックします。ダウンロードしたソフトウェアで、
更新を行います。(詳細については、「D.4.3 セーフモードでのソフトウェアの更新」を参照してくださ
い。)
*JUE-501/JUE-251 は Microsoft Internet Explorer 7 および Mozilla Firefox 3.6 を正式にサポートして
いますが、互換性のあるシステムであれば上位バージョンも使用可能です。

E) ソフトウェアバージョンの確認
ハンドセットメニューからソフトウェアバージョンを確認し、本装置のソフトウェアが正常にアップデート
されたことを確認します。(詳細は D.3. ソフトウェアバージョンの確認参照)

D-8
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

D.4.1 セーフモードでの起動

このサブセクションでは、JUE-501/JUE-251 をセーフモードで起動する方法について説明します。セ
ーフモードでは、ソフトウェアの更新と工場出荷状態へのリセットが実行できます。

1. JUE-501/JUE-251 の電源を OFF にします。

OFF

2. FN (Function) ボタン(ハンドセットの右側のボタン)を押した状態で JUE-501/JUE-251 の電源を


ON にします。

FN ボタン
(右側のボタン)

3. BDE の Ready LED が赤く点灯したら、FN ボタンから指を離します。

READY LED

*システムがセーフモードで起動した場合、ハンドセットには何も表示しません。

D-9
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

D.4.2 PC の設定

メインユニットの IP アドレスは、メインモードで変更したとしても、セーフモードでは「192.168.128.100」
に設定されます。JUE-501/JUE-251 と同じネットワークで PC の IP アドレスを設定してください。
(詳細については、「6.1 節 PC と JUE-501/JUE-251 の接続」(p6-2)を参照してください。)PCと
JUE-501/JUE-251 を直接 Ether ケーブルで接続してください。PCと JUE-501/JUE-251 の間にルータ
などの他の機器を繋がないでください。

D-10
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

D.4.3 セーフモードでのソフトウェアのアップデート

注意
・ソフトウェアの転送中およびアップデート中は JUE-501/JUE-251 本体および PC の電源を切ら
ないでください。
・アプリケーションソフトウェアの転送およびアップデートは最大 3 分ほどで終了します。
・メインソフトウェアの転送およびアップデートは最大 10 分ほどで終了します。

1. Web ブラウザ*を起動し、URL ボックスに「192.168.128.100」と入力します。


*JUE-501/JUE-251 は Microsoft Internet Explorer7 および Mozilla Firefox3.6 を正式にサポートし
ていますが、互換性のあるシステムであれば上位バージョンも使用可能です。
・Safe Mode 画面が表示されます。

メインユニットにアクセスできない場合は、PC の IP アドレスを確認してください。

2. 左側の[メニュー]パネルで[Software Update]をクリックします。

メインユニットにアクセスできない場合は、PC の IP アドレスを確認してください。

2. 左側の[メニュー]パネルで[Software Update]をクリックします。
・ [Software Upadate]画面画表示されます。

D-11
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

3. [参照]ボタンをクリックします。ファイル選択のダイアログが表示されます。

4. step a)または D.1「最新ソフトウェアのダウンロード」でダウンロードしたファイルを選択し、[開く]を


クリックします。

D-12
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

5. [Update]ボタンをクリックします。
・[Update]ボタンが無効(グレー)に変わります。
・[Update]ボタンが元に戻り、更新が完了するまで待ちます。

6. 結果を確認します。

ご注意
* 画面上に結果が出力されるまで、Web ブラウザを操作しないでください。
* 3 分以上かかることがあります。
* 5 分以上経っても結果が表示されない場合、ページ D-8 A)から E)の手順に従い、もう一度
更新を試みてください。

・更新が正常に完了した場合は、[Success]と表示されます。システムを再起動します。
・更新に失敗した場合は、[Update Error]と表示されます。次のページに進んでください。

D-13
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

ソフトウェアの更新に失敗した場合

Web ブラウザ上に「Update Error」と表示された場合は、ソフトウェアの更新の失敗です。


下記のエラーコードをご確認ください。 JUE-501/JUE-251 の電源を切り、セーフモードで
のソフトウェアアップデート手順 (このマニュアルの ページ D-8 ) A)から E)に従い、もう一
度更新を試みてください。

表 D.2 ソフトアップデートのエラーコード
コード 推測される要因
1 すでにソフトウェアの更新が進行中
2~13 および 17 内部エラー
14~16 アップロードファイルのエラー
21~31 アップロード中にエラーが発生

D-14
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

ソフトウェアアップデート失敗時の復旧手順

1. JUE-501/JUE-251 の電源を切ってください。

2. セーフモードでのソフトウェアアップデート手順 (このマニュアルの ページ D-8 ) A)か


ら E)に従い、もう一度更新を試みてください。

OFF

ソフトウェアのダウングレード手順

ソフトウェアのアップデートにより問題が生じた場合、ダウングレードすることにより解決
することができます。

A) JUE-501/JUE-251 の電源を切ってください。

B) セーフモードでのソフトウェアアップデート手順 (このマニュアルの ページ D-8 ) A)か


ら E)に従い、もう一度更新を試みてください。ダウングレードの際は、ダウンロードさ
れたファイル[JUE251-501_PKG_xxx.jrc].の代わりに、付属の CD-ROM に格納されている
[JUE251-501_PKG_xxx.jrc] を使用してください。

D-15
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

D.5. キャッシュの削除

お使いの PC のブラウザのキャッシュを削除してください。

D.5.1 Internet Explorer をご使用の場合

1.Internet Explorer を起動し、[ツール] → [インターネット オプション]で、[インターネッ


ト オプション]ダイアログを表示します。

2.[全般]タブを選択し、[閲覧の履歴] の [削除] ボタンをクリックします。

D-16
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

3. [インターネット一時ファイル] にチェックを入れ、[削除] ボタンをクリックします。

4. [全般]タグの [OK] ボタンをクリックし、[インターネット オプション]ダイアログを閉


じます。

D-17
Appendix D ソフトウェアアップデート手順

D.5.2 Firefox をご使用の場合

1.Firefox を起動し、[ツール] → [オプション]で、[オプション]ダイアログを表示します。

2.[詳細] の [ネットワーク] タブを選択し、 [キャッシュされた Web ページ] 内の [今すぐ


消去] ボタンをクリックします。

4. [OK] ボタンをクリックし、[オプション]ダイアログを閉じます。

D-18
Appendix E 工場出荷状態への初期化

Appendix E 工場出荷状態への初期化

JUE-501/JUE-251 を工場出荷状態に復帰させるには、下記の a) から c) に従ってください。

a) JUE-501/JUE-251 の電源を切ります。

b) Reset ボタンを押しながら JUE-501/JUE-251 の電源を投入します。 Reset ボタンは本体の背面に


あります。 ペンなどの先のとがったもので Reset ボタンを押してください。
*Reset ボタンは強く押さないでください。故障の原因になります。

Reset ボタン

c) フロントパネルの Ready LED がオレンジ色に光ったことを確認し、Reset ボタンをはなします。

*工場出荷状態への復帰は WEB インターフェースからもご利用いただけます。 詳細については


「6.5.9 項工場出荷状態へのリセット(p6-75)」をご覧ください。

E-1
Appendix E 工場出荷状態への初期化

[空白]

E-2
Appendix F 初期値一覧表 (BDE-App 01.03)

Appendix F 初期値一覧表 (BDE-App 01.03)

Web からの設定
項目 初期値
章名・番号 設定名称
SMS サービス・センタ・アドレス(SCA) 00870772001799 Service Center Address
メッセージの有効期限 1 Day Validity
メッセージの相手先送達後の振舞わせ Class 3 6.4.3.5 Service Class
通達確認機能 Disable Status Report
SMS の文字コード GSM7 Send Character Code
通貨単位 USD Currency
6.4.5.2
単位通信料 全て0 Rate for Unit
JUE-501/JUE-251 の運用開始日/月/年 01/JAN/2012 Delivery Date
世界標準時と現地時刻の±時差 +0:00 Local Time
衛星追尾方式の選択 Auto Tracking
外部 GPS 入力 Disable GPS Input
VDR 出力 LAN 6.5.1 VDR Output
WRF(広帯域高周波)の利用 Disable WRF
メインユニット LED 点灯/非点灯 ON Panel LED
メインユニットの Ethernet LED 点灯/非点灯 ON Ethernet LED
ブロッキングエリア 全て Disable Blockage Area
ハンドセットからの
Disable Handset – Secret Code
シークレットコード使用通信の有無
ハンドセットの Volume レベル Normal Handset – Voice Volume
ハンドセットからの発信 Enable Handset – Outgoing Call
ハンドセットからの発信 (Allowed Number) なし Handset – Allowed Number
ハンドセットへの着信 Enable Handset – Incoming Call
TEL1~6 ポートの発信 Service Type Voice TEL1~6– Outgoing Type
TEL1~6 ポートの受信 Service Type Voice TEL1~6– Incoming Type
TEL1~6 ポートからの
Disable TEL1~6– Secret Code
シークレットコード使用通信の有無 6.5.2.1
TEL1~6 ポートの Volume レベル Normal TEL1~6– Voice Volume
TEL1~6 ポートからの発信 Enable TEL1~6– Outgoing Call
TEL1~6 ポートからの発信 (Allowed Number) なし TEL1~6– Allowed Number
TEL1~6 ポートへの着信 Enable TEL1~6– Incoming Call
ISDN ポートの発信 Service Type Voice & Fax ISDN – Outgoing Type
ISDN ポートの受信 Service Type Voice & Fax ISDN – Incoming Type
ISDN ポートからの発信 Enable ISDN – Outgoing Call
ISDN ポートからの発信 (Allowed Number) なし ISDN – Allowed Number
ISDN ポートへの着信 Enable ISDN – Incoming Call
自動応答の有効/無効 Disable Control
自動応答の対象サービスタイプ Voice Incoming Type
6.5.2.2
デフォルト内線番号 000 Extension Number
番号受付時間 15 sec Limit Time
ハンドセットの Backlight の明度 4 Back Light
ハンドセット t の LED ランプの輝度 4 Dimmer
ハンドセットの着信音パターン 1 Ring Type
6.5.3.1
ハンドセットの着信音量 3 Ring Volume
ハンドセットの音声音量 3 Voice Volume
ハンドセットのキークリック音有無 Enable Click Tone
ISDN の Voice-MSN なし Voice-MSN
ISDN の Audio-MSN なし Audio-MSN
ISDN の UDI-MSN なし UDI-MSN
6.5.3.2
ISDN の RDI-MSN なし RDI-MSN
ISDN の PBX-MSN なし PBX-MSN
ISDN の Type ETSI Service Type

F-1
Appendix F 初期値一覧表 (BDE-App 01.03)

Web からの設定
項目 初期値
章名・番号 設定名称
User LAN の IP アドレス 192.168.128.100 IP Address
User LAN のサブネットマスク 255.255.255.0/24 Subnet Mask
DHCP サーバーの有効/無効 Enable DHCP
DHCP より割り当てる最小の IP Address 192.168.128.101 6.5.3.3 DHCP Start Address
DHCP より割り当てる IP Address の総数 16 DHCP Count
Ext WAN の IP Address 192.168.0.4 IP Address
Ext WAN のサブネットマスク 255.255.255.0/24 Subnet Mask
Output 1~2 の有効/無効 Disable Output 1~2 - Control
Output 1~2 の機能 Ring Indication Output 1~2 - Function
Input 1~2 の有効/無効 Disable Input 1~2 - Control
Ring 6.5.3.4
Input 1~2 の機能 Input 1~2 - Function
Acknowledge
Input 1~2 の発動条件 Active High Input 1~2 - Polarity
Output (Ring Indication) の鳴動サービスタイプ 全て Ring Indication - Type
Voice 着信時の Buzzer 鳴動 Enable Option Buzzer 1~4 Voice
Fax/Audio 着信時の Buzzer 鳴動 Enable Option Buzzer 1~4 Fax/Audio
6.5.3.5
UDI 着信時の Buzzer 鳴動 Enable Option Buzzer 1~4 UDI
RDI 着信時の Buzzer 鳴動 Enable Option Buzzer 1~4 RDI
ユーザレベル(1 件目) Admin 1 – Level
ユーザ名(1 件目) ADMIN 1 – Name
ユーザのシークレットコード(1 件目) 0001 1 – Secret Code
ユーザの制限(1 件目) Disable 1 – Restriction
ユーザの WAN Profile(1 件目) Profile 1 1 – WAN Profile
ユーザの Multi Connect 権限(1 件目) Enable 1 – Multi Connect
ユーザの Quick Connect 権限(1 件目) Enable 1 – Quick Connect
ユーザレベル(2 件目) Guest 2– Level
ユーザ名(2 件目) GUEST 2– Name
ユーザのシークレットコード(2 件目) なし 2– Secret Code
ユーザの制限(2 件目) Disable 2– Restriction
ユーザの WAN Profile(2 件目) Profile 1 2– WAN Profile
ユーザの Multi Connect 権限(2 件目) Enable 6.5.4.1 2– Multi Connect
ユーザの Quick Connect 権限(2 件目) Enable 2– Quick Connect
ユーザレベル(3~50 件目) Guest 3~50 – Level
No Data
ユーザ名(3~50 件目) 3~50 – Name
(Unregistered)
No Data
ユーザのシークレットコード(3~50 件目) 3~50 – Secret Code
(Unregistered)
Disable
ユーザの制限(3~50 件目) 3~50 – Restriction
(Unregistered)
Disable
ユーザの WAN Profile(3~50 件目) 3~50 – WAN Profile
(Unregistered)
Disable
ユーザの Multi Connect 権限(3~50 件目) 3~50 – Multi Connect
(Unregistered)
Disable
ユーザの Quick Connect 権限(3~50 件目) 3~50 – Quick Connect
(Unregistered)
No Data
機器の IP Address(1~50 件目) 1~50 – IP
(Unregistered)
No Data
機器の名前(1~50 件目) 1~50 – Device Name
(Unregistered)
No Data
機器の制限(1~50 件目) 1~50 – Restriction
(Unregistered)
6.5.4.2
Disable
機器の WAN Profile(1~50 件目) 1~50 – WAN Profile
(Unregistered)
Disable
機器の Multi Connect 権限(1~50 件目) 1~50 – Multi Connect
(Unregistered))
Disable
機器の Quick Connect 権限(1~50 件目) 1~50 – Quick Connect
(Unregistered)

F-2
Appendix F 初期値一覧表 (BDE-App 01.03)

Web からの設定
項目 初期値
章名・番号 設定名称
ユーザに割り当てる制限の名前 Restriction 1~5 Restriction Name
各 Service Type の制限 Unlimited Permission
No Data
各 Service Type の制限値 6.5.4.3 Time/Size
(Unregistered)
制限のリセットサイクル Manual Term
No Data
締切日 Closing Day
(Unregistered)
Profile の名前 Profile 1~5 Group Name
接続に使用する Service Type Standard&Streaming Service Type
APN の手動変更を許可/非許可 Permit Edit
接続に使用する APN SIM default APN
No Data
接続に使用する APN の User 名と Password APN User / Password
(Unregistered)
6.5.5.1
接続に使用する Global IP Address Dynamic Global IP
接続方式 1 by 1 NAT Connection Mode
Packet Detect Activate の有効/無効 Disable Packet Detect Activate
WAN Filter の有効/無効 Disable WAN Filter
VPN の有効/無効 Disable VPN
Secondary Service の Service Type Standard&Streaming Secondary Service Type
Always Activate に使用する Profile Disable 1~3 – Profile
No Data
Always Activate で接続する Local IP Address 6.5.5.3 1~3 – Local IP
(Unregistered)
Always Activate に使用する Service Type Standard (固定) 1~3 – Service
Remote Activate の有効/無効 Disable Remote Activate
No Data
Remote Activate のユーザ名 User
(Unregistered)
No Data
Remote Activate の Password Password
(Unregistered) 6.5.5.4
Remote Activate に使用する WAN Profile Profile 1 Profile
No Data
Remote Activate で接続する Local IP Address Local IP
(Unregistered)
Remote Activate 接続の Service Type Standard (固定) Service
LAN Group の名前 Group 1~5 Group Name
LAN Group の範囲 VLAN 1 LAN Group
6.5.5.5
DMZ の設定 Disable DMZ
Port Forward の設定 Disable Port Forward
User LAN の Port Tagging 設定 Port1~4 全て VLAN1 Port 1~4
VLAN 1 の有効/無効 Enable VLAN1 – VLAN
VLAN 1 の IP Address 192.168.128.100 VLAN1 – IP Address
VLAN 1 の Subnet Mask 255.255.255.0/24 VLAN1 – Subnet Mask
VLAN 1 の DHCP 有効/無効 Enable VLAN1 – DHCP
DHCP より割り当てる最小の IP Address 192.168.128.101 VLAN1 – Start IP
DHCP より割り当てる IP Address の総数 16 VLAN1 – Count
VLAN 2~4 の有効/無効 Disable VLAN2~4 – VLAN
No Data 6.5.5.6
VLAN 2~4 の IP Address VLAN2~4 – IP Address
(Unregistered)
No Data
VLAN2~4 の Subnet Mask VLAN2~4 – Subnet Mask
(Unregistered)
VLAN2~4 の DHCP 有効/無効 Disable VLAN2~4 – DHCP
No Data
DHCP より割り当てる最小の IP Address VLAN2~4 – Start IP
(Unregistered)
No Data
DHCP より割り当てる IP Address の総数 VLAN2~4 – Count
(Unregistered)
MAC Filter の有効/無効 Disable MAC Filter
No Data
Static DHCP の IP Address Setting List – IP Address
(Unregistered)
6.5.5.7
No Data
Static DHCP の MAC Address Setting List – MAC Address
(Unregistered)

F-3
Appendix F 初期値一覧表 (BDE-App 01.03)

Web からの設定
項目 初期値
章名・番号 設定名称
No Data
Routing Table の Target IP Address 1~20 Target IP
(Unregistered)
255.255.255.0/24
Routing Table の Subnet Mask 6.5.5.8 Subnet Mask
(Unregistered)
No Data
Routing Table の Gateway IP Address 1~20 Gateway IP
(Unregistered)
WAN Selector の有効/無効 Disable WAN Selector
No Data
Ping 送信宛先 IP Address 6.5.5.9 Ping Destination
(Unregistered)
External WAN の Gateway IP Address 192.168.0.1 Gateway IP
ハンドセットの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) Handset
TEL1 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL1
TEL2 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL2
TEL3 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL3
TEL4 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL4
6.5.6
TEL5 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL5
TEL6 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL6
ISDN ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) ISDN
Streaming の接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) Streaming
Standard の接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) Standard
PIN Code の入力要求 Disable PIN Mode
各種 Facility Lock 全て Disable 6.5.7 Facility Lock – Change Status
Secondary SIM の有効/無効 Disable Secondary SIM
Syslog の有効/無効 Disable Enable/Disable
No Data
Log Server IP Address 6.5.11 Syslog Server IP
(Unregistered)
Log を溜める Level ERR Log Level

F-4
Appendix G VPN の詳細仕様

Appendix G VPN の詳細仕様

JUE-501/JUE-251 は IPsec VPN 機能を備えています。JUE-501/JUE-251 の WEB メニュー


ではリモート接続先情報のみ登録できるようになっており、他のパラメータは固定値を設定し
ています。
下表に JUE-501/JUE-251 に適用される VPN 動作仕様を示します。

表 JUE-501/251 VPN 詳細仕様


項目 適用仕様/パラメータ
1) IPsec プロトコルモード ESP トンネルモード
(ネットワーク間 VPN 接続)
2) IPsec 暗号化方式 3DES(Triple DES)
AES(Advanced Encryption Standard)
3) IPsec 認証方式 HMAC_SHA1
HMAC_MD5
4) IPsec データ圧縮モード Deflate
5) IKE(Internet Key Exchange)動作モード Main, Aggressive
6) IKE 暗号化方式 3DES
7) IKE 認証方式 事前共有鍵(Pre-Shared Key)
8) 秘密鍵共有アルゴリズム Diffie-Hellmann Group 2(1,024bit)
9) NAT トラバーサル 常時有効
10) IKE 再送間隔 5[sec]
11) IKE 再送回数 5回
12) IKE フェーズ 1 タイムアウト 20[sec]
13) IKE フェーズ 2 タイムアウト 20[sec]
14) IKE Lifetime 3600[sec]
15) IPsec Lifetime 3600[sec]

G-1
Appendix G VPN の詳細仕様

[空白]

G-2
Appendix H PPPoE の接続方法

Appendix H PPPoE の接続方法

H.1 PPPoE 接続について

JUE-501/JUE-251 は PPPoE サーバー機能を備えています。 JUE-501/JUE-251 に接続し


た PPPoE クライアント(PC やルータ等) からインマルサット Standard IP サービスを利用す
ることができます。

PPPoE クライアントには PPPoE サーバー情報として以下の設定を行ってください。

項目 設定値
ユーザ名 void
パスワード void
認証方法 “Any” または”CHAP”

ご注意

y PPPoE 機能では、インマルサット網より取得した IP アドレスが PPPoE クライアン


トに直接割り当てられます。そのため、外部から不正なパケットを直接受信する恐れ
があります。

y PPPoE 接続時は WAN Filter は適用されません。

y PPPoE クライアントからの接続・切断の実行によりパケット接続・切断を実行します。

y PPPoE 機能に使用する APN (APN 名、APN 用ユーザ名およびパスワード) は Web


メニュー“Network->WAN Profile”画面で設定してください。PPPoE 接続には、
GUEST ユーザの Profile が適用されます。 (設定方法の詳細は、6.5.5.1「WAN プ
ロファイルの設定」、6.5.4.1「ユーザの登録」を参照してください。)

y PPPoE 接続は Streaming IP サービスには対応していません。 WAN Profile 設定の


Service Type に“Streaming Only“を適用している場合,PPPoE 接続は利用できま
せん。

y PPPoE 接続は、WAN Selector によるインターネット接続先切り替えには対応してい


ません。常にインマルサット Standard IP サービスを利用します。

H-1
Appendix H PPPoE の接続方法

H.2. 接続構成例

JUE-501/JUE-251 の User LAN ポートに PPPoE クライアント(PC またはルータ)を LAN


ケーブルにより接続してください。

LAN ケーブル PPPoE クライアント


(PC またはルータ)

図 H.2.1 PPPoE 接続構成例

接続方法の詳細は 6.1「PC と JUE-501/JUE-251 の接続」を参照してください。

H.3. PPPoE クライアントの設定(Windows XP の場合)

(1) 【スタート】-【コントロールパネル】を選択してください。

図 H.3.1 Windows XP スタートメニュー

H-2
Appendix H PPPoE の接続方法

(2) 【ネットワークとインターネット接続】をクリックしてください。

図 H.3.2 コントロールパネル メニュー

(3) 【インターネット接続のセットアップや変更を行う】をクリックしてください。

図 H.3.3 ネットワークとインターネット接続

H-3
Appendix H PPPoE の接続方法

(4) 「インターネットのプロパティ」画面が表示されるので、【セットアップ】をクリックし
てください。

図 H.3.4 インターネットのプロパティ

(5) 「新しい接続ウィザードの開始」画面が表示されるので、【次へ】をクリックしてくださ
い。

図 H.3.5 新しい接続のウィザード

H-4
Appendix H PPPoE の接続方法

(6) 【インターネットに接続する】を選択し、【次へ】をクリックしてください。

図 H.3.6 ネットワーク接続の種類

(7) 【接続を手動でセットアップする】を選択し、
【次へ】をクリックしてください。

図 H.3.7 準備メニュー

H-5
Appendix H PPPoE の接続方法

(8) 【ユーザ名とパスワードが必要な広帯域接続を使用して接続する】を選択し、【次へ】を
クリックしてください。

図 H.3.8 インターネット接続の選択

(9) 「ISP」名に任意の名前を入力し、【次へ】をクリックしてください。

図 H.3.9 接続名の入力

H-6
Appendix H PPPoE の接続方法

(10) 「ユーザ名」と「パスワード」に以下を設定し、【次へ】をクリックしてください。

項目 設定値
ユーザ名 void
パスワード void

PPPoE 接続をデフォルトのインターネット接続とする場合は、[この接続を既定のイン
ターネット接続とする]をチェックしてください。

図 H.3.10 インターネットアカウント情報の設定

補足:
PPPoE クライアントが Windows PC 以外の端末やルータである場合、PPP 認証方法の設
定をする必要があります。このときは、“any(PAP&CHAP)”または、“CHAP”を設定
してください。

H-7
Appendix H PPPoE の接続方法

(11) 【完了】をクリックしてください。
ショートカットが必要な場合は【この接続へのショートカットをデスクトップに追加す
る】にチェックを入れてください。

図 H.3.11 新しい接続のウィザードの完了画面

H-8
Appendix H PPPoE の接続方法

H.4. PPPoE クライアントからの接続/切断(Windows XP の場合)

H.4.1. PPPoE 接続方法

(1) 【スタート】-【接続】から作成した接続を選択してください。

図 H.4.1.1 Windows XP スタートメニュー

(2) ダイアログボックスが起動するので、【接続】ボタンをクリックしてください。

図 H.4.1.2 接続画面

H-9
Appendix H PPPoE の接続方法

(3) 接続処理を実行開始します。このような表示が出てきます。

図 H.4.1.3 接続中表示

(4) タスクトレイに下のようなメッセージが表示されたら接続完了です。

図 H.4.1.4 接続完了表示

H.4.2. PPPoE 切断方法

(1) システムトレイ内のパソコンのアイコンを右クリックし、リストから【切断】を選択して
ください。

図 H.4.2.1 切断表示画面

H-10
Appendix H PPPoE の接続方法

H.4.3. 通信確認

Ping や Web ページを参照し、接続が完了したことを確認してください。


Ping や Web ページ参照出来ない場合は、
「H.4.2 PPPoE 切断方法」により、一度接続を切断
し、再度接続を試みてください。

図 H.4.3.1 Windows コマンドプロンプト画面

H-11
Appendix H PPPoE の接続方法

[空白]

H-12
Appendix I Bridge の接続方法

Appendix I Bridge の接続方法

I.1 Bridge 接続について

ブリッジモードでは、ユーザ LAN ポートに接続された端末へインマルサット網から払い出


されたグローバル IP アドレスを直接割り当てて通信を行います。ブリッジモードでは、PPPoE
ブリッジモード(Appendix H)とは異なり、ユーザ端末は LAN 間通信を用いてインターネ
ットに接続します。
ユーザ端末がルータの場合、ルータ配下の LAN(図 I.1 の Framed Route Subnet)とイン
ターネットの通信は、ルータの NAT/IP Masquerade を用いずに Framed Route Subnet のロ
ーカル IP を用いて行われます。ブリッジモードを使用するには、通信事業者が Framed Route
機能(インマルサット網が配布するグローバル IP アドレス以外の IP アドレスについても伝
送可能とする機能)に対応している必要があります。
なお、ブリッジ接続は1つの VLAN につき、1 接続のみ設定することが出来ます。よって、
JUE-251/501 では最大 4 接続までブリッジ接続をすることが出来ます。図 I.1 では VLAN2
および VLAN3 にてブリッジ接続をした例を示しています。

I-1
Appendix I Bridge の接続方法

図 I.1 インターネット接続形態(ブリッジ)

WEB メニューにより自分自身のブリッジ接続操作を行った場合、自端末と JUE-501/251 の


接続が切断されるため(ブリッジ接続対象のユーザ端末の IP アドレスを変更するため)、WEB
メニューの表示ができなくなることがあります。ブリッジの接続動作はブリッジ接続対象の
端末以外から実行してください。(図 I.1 の User LAN1 に該当します)

I-2
Appendix I Bridge の接続方法

I.2 JUE-501/JUE-251 の設定と接続 (Bridge)

1. WAN Profile 画面を開き、使用する Profile を選択します。


2. 「Advance Mode」内の「Connection Mode」を「Bridge」に選択します。VLAN 選
択項目が現れるので、使用する VLAN を選択し「Set」を押します。
Bridge 接続では設定の有無に関わらず、以下の機能は使用できません。
・Packet Detect Activate
・WAN Filter (Packet Filter/MAC Filter は動作可能)
・VPN
・Secondary Service
・ブリッジモードを設定された WAN Profile を用いた SMS Remote Activate

図 I.2 WAN Profile 画面(Bridge)

3. LAN 画面を開き、2.で選択した VLAN の設定を行います。ここでは、VLAN2 を設定


し、Port3 に VLAN2 を割り当てます。

注)無効 VLAN(VLAN=Disable)に対してブリッジ接続を試みた場合は、接続に失
敗します。また、VLAN 有効(VLAN=Enable)時においても、VLAN に割り当てら
れたポートが存在しない場合、ブリッジ接続は成功しますが有効なユーザ LAN ポー
トが存在しないため通信は出来ません。

I-3
Appendix I Bridge の接続方法

図 I.3 LAN 画面

4. User Registration 画面を開き、ブリッジ接続の制御ユーザを作成します。制御ユーザ


には2.で作成した WAN Profile を割り当てます。ここでは、制御ユーザ(ユーザ名:
ADMIN2、パスワード:0002)を作成し Profile2 を割り当てます。

図 I.4 User Registration 画面

5. 一度ログアウトを行い、作成したユーザで再度ログインを行います。

図 I.5 Login 画面

I-4
Appendix I Bridge の接続方法

6. Data Connection 画面または Dashboard 画面でパケット接続を実行します。


7. 接続が完了すると Data Connection 画面および Dashboard 画面に接続結果が表示さ
れます。

図 I.6 Data Connection 画面(Bridge 接続後)


「Local IP」と「Global IP」に同一の IP アドレスが表示されま
ブリッジ接続時では、
す。

I.3 クライアントの設定 (Bridge)

1. 表示された Local IP(=Global IP)を VLAN2(図 I.3 の設定では Port 3)に接続し


たユーザ端末に設定します。ここでは、例として、ブリッジ接続の結果得られたグロ
ーバル IP アドレスを PC (Windows XP) に設定します。

図 I.7 Windows XP への IP アドレス設定(Bridge 接続後)

I-5
Appendix I Bridge の接続方法

(1)IP address
ブリッジ接続の結果得られたグローバル IP アドレスを設定します。ここでは、
「161.30.23.250」を設定します。
(2)Subnet Mask
「255.255.255.240」を設定します。「255.255.255.240」を設定した場合、IP
アドレスによっては「設定された IP アドレスとネットワークアドレスが一致す
る」旨警告が表示されることがありますが、この場合、警告が出なくなるまで
サブネットマスクの範囲を 1 段階ずつ「255.255.255.224」、
「255.255.255.192」、
「255.255.255.128」…の順に広げてください。
(3)Default Gateway
ブリッジ接続の結果得られたグローバル IP アドレスに-1 したものを設定して
ください。ここでは、「161.30.23.249」を設定しています。
グローバル IP アドレスに「xxx.xxx.xxx.1」が割り当てられた(xxx は 1~255
の任意の値)場合、グローバル IP アドレスに「+1」したもの「xxx.xxx.xxx.2」
を設定してください。
(4)DNS Server
インマルサット網から割り当てられた DNS サーバまたは、任意の DNS サーバ
の IP アドレスを設定します。ここでは、
「172.30.194.8」および「172.30.194.11」
を設定します。
インマルサット網から割り当てられた DNS サーバの IP アドレスは WEB メニ
ューの「Diagnostic」画面から取得することが出来ます。

図 I.8 Diagnostic 画面
※ブリッジ接続時は、JUE-251/501 自身が持つ Proxy DNS 機能は動作しませ
ん。DNS サーバの IP アドレスを直接指定する必要があります
2. 通信確認を行います。ブリッジ対象端末(グローバル IP アドレスを設定したユーザ端
末またはグローバル IP アドレスを設定したルータ配下にある Framed Route 対象ユ
ーザ端末)からインターネットに向けてパケットを送信し、インターネットとの通信
が可能かどうか確認をしてください。
3. 切断を行う際は、制御 PC から制御ユーザでログインし、Data Connection 画面また
は Dashboard 画面を開き、Disconnect ボタンを押してください。

I-6
Appendix J FB LaunchPad インストール手順

Appendix J FB LaunchPad インストール手順

ご注意

・Windows XP/Vista/7 32bit 搭載パソコン上で動作します。


・もしも FB LaunchPad 1.0.x バージョンまたは 1.1.x バージョンがお使いの PC にインストー
ルされている場合は、事前にアンインストールしておいてください。

J-1
Appendix J FB LaunchPad インストール手順

J.1. FB LaunchPad がインストールされていない場合


1. 付属の CD-ROM に格納された、 FB LaunchPadInstaller.exe のアイコンをダブルクリック
して起動してください。

2. セットアップのインストールを開始すると、以下の画面が表示されます。

3. インストールを終了すると、以下の画面が表示されます。“I accept the agreement”を選択し、


Next をクリックしてください。

J-2
Appendix J FB LaunchPad インストール手順

4. edition として”Personal Edition”を選択し、Next をクリックしてください。

5. インストールするフォルダを選択して Next をクリックしてください。

ご注意

インストールフォルダのデフォルトは変更しないでください。

J-3
Appendix J FB LaunchPad インストール手順

6. Next をクリックしてください。

7. 以下の画面に、インストール前の概要が表示されます。確認の上 Install をクリックしてください。

J-4
Appendix J FB LaunchPad インストール手順

8. インストールを開始すると、下記の画面が表示されます。

9. インストールを終了すると、下記の画面が表示されます。Finish をクリックして installer を終了さ


せてください。
FB LaunchPad のインストールが終了しました。

J-5
Appendix J FB LaunchPad インストール手順

J.2. LaunchPad 1.4.X バージョンがすでにインストールされている場合

LaunchPad 1.4.0 バージョン以上がすでにインストールされている場合は、この方法で、使用し


ていたユーザデータを新しいバージョンでも使用することができます。

1. 添付の CD-ROM に格納された、FB LaunchPadInstaller.exe, のアイコンをダブルクリックしてくだ


さい。

2. 下記の画面が表示され、インストールを開始します。

3. インストールを完了すると、下記の画面が表示されます。“I accept the agreement”を選択し、Next


をクリックしてください。

J-6
Appendix J FB LaunchPad インストール手順

4. “Yes”を選択してください。 Uninstaller が、 古いバージョンを削除するために起動します。

5. 設定を保持してインストールを行う場合は、“Yes” をクリックしてください。.

6. edition として”Personal Edition”を選択し、 Next をクリックしてください。

J-7
Appendix J FB LaunchPad インストール手順

7. インストール用のフォルダを選択して、Next をクリックしてください。

ご注意

デフォルトのインストールフォルダを変更しないでください。

8. Next をクリックしてください。

J-8
Appendix J FB LaunchPad インストール手順

9. 下記の画面に、インストール前の概要が表示されます。内容を確認して、Install をクリッ
クしてください。

10. インストールを開始すると、以下の画面を表示します。

J-9
Appendix J FB LaunchPad インストール手順

11. インストールが完了すると、下記の画面が表示されます。Finish をクリックして、インス


トーラーを閉じてください。
FB LaunchPad のインストールは終了しました。

J-10
Appendix K LaunchPad の使用

Appendix K LaunchPad の使用

このセクションでは、LaunchPad の使用法を説明します。LaunchPad は、使用前に添付の


CD-ROM から PC にインストールしてください。(詳細については、Appendix J 「FB
LaunchPad インストール手順」を参照してください。)

K.1 Ethernet ポートへの PC 接続

K.2 初めて LaunchPad をご使用になるとき

K.3 LaunchPad を使用した発信

K.2.1 Standard IP K.2.2 Streaming IP K.2.3 SMS

図 K.a LaunchPad 使用インターネット接続のフロー

この章では、Windows XP を使用することを想定して説明します。

K.1 Ethernet ポートへの PC 接続

JUE-501/JUE-251 はメインユニットからの Ethernet 通信を可能にするために、必要な IP ア


ドレス機能を割り当てる DHCP サーバ機能を提供します。
ユーザはその機能を利用するために、PC 上で[Obtain an IP automatically]および [Obtain DNS
server address automatically] を設定する必要があります。
詳細については、[セクション 6.1 PC と JUE-501/JUE251 の接続]を参照してください。

K-1
Appendix J LaunchPad の使用

K.2 初めて LaunchPad をご使用になるとき

LaunchPad を初めてご使用になるときは、以下の手順で設定が必要です。

1.LaunchPad のアイコンをダブルクリックし、LaunchPad を起動します。

2.以下のダイアログが表示されます。

3.ご使用になられる端末の型名を選択し、[Connect manually]ボタンを押してください。

K-2
Appendix K LaunchPad の使用

4. Manual Connection 画面が表示されます。

5. 機器の IP アドレスと Port 番号を入力し、[OK]ボタンを押してください。


IP アドレスの初期値は 192.168.128.100 です。LaunchPad は TCP1829 番ポートを使用します。

K-3
Appendix J LaunchPad の使用

K.3 LaunchPad を使用した発信

LaunchPad を使用して、Standard IP、Streaming IP、および SMS を使用する通信がとても簡単


に、素早くできます。この章に入る前に、LaunchPad を添付の CD-ROM からお使いの PC にイ
ンストールしてください。

K.3.1 Standard IP

Standard IP 接続/切断手順は下記の通りです。

[接続]
1. デ ス ク ト ッ プ 上 の LaunchPad の シ ョ ー ト カ ッ ト ア イ コ ン を ダ ブ ル ク リ ッ ク し て
LaunchPad を開き、[Data]アイコンをクリックしてください。

クリック

図 K.3.1a LaunchPad のメイン・ウィンドウ


2. [Connect Standard]アイコンをクリックすると、Standard IP サービスが開始します。

クリック

図 K.3.1b [Connection control]ウィンドウ

K-4
Appendix K LaunchPad の使用

Standard IP データ接続を要求している間、[Connecting] スクリーンが表示されます。

図 K.3.1c [Connecting]ウィンドウ

3. 接続が成功すると、[Connect]アイコンは[Disconnect]に, [Connect Standard] アイコンは


[Disconnect Standard]に、[Status]欄の文章が [Standard Data connection open...]に変ります。

変わった

変わった

変わった

図 K.3.1d [Connection control]ウィンドウ (接続成功時)

[発信]

Standard データ接続は確立しています。お好きなツールを選んでください。

K-5
Appendix J LaunchPad の使用

[切断]

[Disconnect]アイコンをクリックしてください。

クリック

図 K.3.1e [Connection control] ウィンドウ(切断時)

K-6
Appendix K LaunchPad の使用

K.3.2 Streaming IP

(以下の手順は 32kbps Streaming IP サービス向けのものですが、8kbps ,16kbps ,64kbps ,128kbps,


または 256kbps でも、違いは使用するアイコンのみです。).

[接続]
1.デスクトップ上の LaunchPad のショートカットアイコンをダブルクリックして LaunchPad
を開き、[Data]アイコンをクリックしてください。

クリック

図 K.3.2a LaunchPad のメイン・ウィンドウ

2. [Connect 32 Streaming]アイコンをクリックすると、 Streaming 32kbps IP サービスを開始


します。

クリック

図 K.3.2b [Connection control ] ウィンドウ

K-7
Appendix J LaunchPad の使用

3. [Confirmation]が表示されるので、[Yes]をクリックしてください。

クリック

図 K.3.2c [Confirmation] ウィンドウ

Streaming IP データ接続を要求している間、[Connecting] が表示されます。

図 K.3.2d [Connecting] ウィンドウ

4. 接続が成功すると、[Connect]アイコンは[Disconnect]に, [Connect 32 Streaming]アイコンは


[Disconnect 32 Streaming]に, [Status] 欄の文章は[Streaming Data connection open...]に変ります。

変わった

変わった

変わった

図 K.3.2e [Connection control]ウィンドウ (接続成功時)

K-8
Appendix K LaunchPad の使用

[発信]
Streaming データ接続は確立しています。お好きなツールをご利用ください。

[切断]

[Disconnect]アイコンをクリックしてください。

クリック

図 K.3.2f [Connection control] ウィンドウ (切断時)

K-9
Appendix J LaunchPad の使用

K.2.3 SMS

SMS 送信の手順は以下の通りです。

[送信]

1. デスクトップ上の、LaunchPad のショートカットアイコンをダブルクリックして開き、
[Text] ボタンをクリックしてください。

クリック

図 K.2.3 a LaunchPad のメイン・ウィンドウ

2. メッセージ作成欄をクリックして、カーソルを欄内に移動させた後に、メッセージを作成
してください。次に、相手先番号入力欄をクリックして、カーソルを欄内に移動させた後
に、相手の番号を入力してください。 最後に、[Send]ボタンをクリックしてください。

相手先番号入力欄

メッセージ
作成欄

クリック

図 K.2.3b Text ウインドウ

K-10
Appendix L TCP アクセラレータのインストール

Appendix L TCP アクセラレータのインストール

L.1. About TCP Accelerator

TCP Accelerator (TCP PEP とも言います) は、フリートブロードバンドのネットワークにおけ


る TCP アプリケーション上での性能を保証された無料のソフトウェアです。TCP Accelerator
は、全 TCP のトラフィックにおいて最大 300%(ファイルの大きさにもよりますが)、またす
べてのアプリケーションにわたって 40%から 80%、アップロードの速度を増すことができま
す。

TCP Accelerator はインターネット閲覧やEメールのようにネットワーク全体にショート・バー


ストを送る特別な性能を持っています。

TCP Accelerator が行う調整:

• TCP ウィンドウのサイズを、ネットワークの一部が大容量のデータ処理可能なものに変
える

• フリートブロードバンド・ネットワーク用に MTU のサイズを最適化

• 端末、衛星および地上セグメント間のラウンドトリップタイムによってさらに悪化する
TCP のスロー・スタートを回避する。

L.2. TCP Accelerator のインストール

L.2.1 最小要求仕様

以下の事項は、TCP Accelerator を、PC にインストールするために最小限要求されるものです。

ハードウェア

• Intel Pentium IV, または同等品

• 256 MB RAM.

• 20 MB ハードディスク

ソフトウェア

• Windows XP/Vista/7 32bit 搭載のこと

• 注意: Windows XP/Vista/7 64bit はサポートしていない。

L-1
L.2.2 TCP Accelerator のインストール

1. 添付の CD-ROM に格納されている SetupXP-Rxx.x-xxx.zip もしくは、


SteupVista-Rxx.x-xxx.zip を解凍した中の exe ファイルをダブルクリックしてください。
Setup Wizard が自動的に機能し、以下の画面が表示されます。

2. Next をクリックしてください。 “Welcome to the InstallShield Wizard for TCP PEP”画面が以


下のように表示されます。

L-2
Appendix L TCP アクセラレータのインストール

3. Next をクリックしてください。“Terms and Conditions” 画面が以下のように表示されます。

4. “I accept the terms in the license agreement” ラジオボタンを選択し、Next をクリックしてく


ださい。Destination Folder 画面が以下のように表示されます。

L-3
5. もしも、デフォルトのデレクトリにプログラムファイルをインストールする場合は、Next
をクリックしてください。違うデレクトリを選ぶ場合は、Change…をクリックして、必要
なデレクトリを選択し、Next をクリックしてください。“Preparing to Install”画面が下記の
ように表示され、TCP Accelerator がインストール前のチェックを始めます。

プログラムが、その PC が TCP Accelerator 用に最適化されていないことを検出した場合、以下


の画面が表示されます。OK をクリックすると PC が再起動します。これは一時的な最適化で
あり、続く TCP Accelerator のリリースには繰り返して適用されません。PC を再起動したら、
ステップ 1 から再度手順を行ってください。

L-4
Appendix L TCP アクセラレータのインストール

プログラムが Windows のロゴテストに失敗すると、下記の画面が表示されますので、Continue


Anyway をクリックしてください。数回表示された場合も、そのたびに. Continue Anyway をク
リックしてください。

L-5
6. インストールが終了すると、下記の画面が表示されます。

7. Finish をクリックするとインストールが完了します。下記の画面が表示されます。

8. Yes をクリックして PC を再起動してください。

L-6
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

Appendix M トラブルシューティング&FAQ

問題が発生した場合は、FAQ 項目に従い操作してください。問題が解決しない場合は、端末
を再起動してください。それでも異常が認められる場合には使用を中止し、お買い上げの販売
店にご相談ください。
なお、端末再起動により保存されているデータが消去されることはありません。

FAQ 目次

1. 電源・起動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-2


2. 衛星からの電波の受信・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-3
3. Web メニューシステム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-3
4. LaunchPad・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-4
5. TEL・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-5
6. FAX・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-6
7. Packet Switch (Standard IP, Streaming IP)サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-7
8. SMS・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-8
9. ISDN・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-9
10. ステータス表示異常時の対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-10
11. コールログのソート表示が機能しない場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-11
12. その他の問題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M-14

M-1
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.1. 電源・起動

問い合わせ内容 推定原因 確認事項

BDE の電源が入らない。 ブレーカーが落ちている ブレーカーを ON してください。

外部電源の電源が落ちている。 外部電源の電源を ON してください。

ヒューズが切れている。 BDE のヒューズボックスからヒューズを取り出して、電線が切れていないか、確認してくださ


い。切れている場合は、ヒューズを予備品と交換してください。

上記で解決できない場合は、外部電源の電源を OFF し、お買い上げの代理店にご相談ください。

M-2
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.2. 衛星からの電波の受信

問い合わせ内容 推定原因 確認事項

Not Ready と表示され通信 衛星が正しく選択されていない。 [Satellite]メニューで正しい衛星を選択してください。


ができない。
ブロッキング アンテナと衛星の間に遮蔽物がないかを確認して下さい。遮蔽物がある場合、別の衛星を選択し
て、遮蔽物のない方向にアンテナを向けるか、船が移動してアンテナと衛星の間に遮蔽物がなく
なるまでお待ち下さい。
* [Terminal]メニューでブロッキングエリアが正しく設定されていると、ハンドセット画面の
アンテナアイコンが点滅を開始し、Web メニュー画面のアイコンがオレンジ色に変わります。
衛星カバーエリア外 衛星のカバーエリア内かを確認してください。カバーエリア外の場合はエリア内に入ってからご
使用してください。

上記で解決できない場合は、本体の電源を OFF, ON し再起動してください。


受信信号強度が弱い。 ブロッキング 衛星サーチを実行(使用する衛星を再選択)してください。また、アンテナと衛星の間に遮蔽物
がないかを確認して下さい。遮蔽物がある場合、別の衛星を選択して、遮蔽物のない方向にアン
テナを向けるか、船が移動してアンテナと衛星の間に遮蔽物がなくなるまでお待ち下さい。
* [Terminal]メニューでブロッキングエリアが正しく設定されていると、ハンドセット画面の
アンテナアイコンが点滅を開始し、Web メニュー画面のアイコンがオレンジ色に変わります。

M-3
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.3. Web メニューシステム

問い合わせ内容 推定原因 確認事項

メインユニットの IP アド ケーブルが接続されていない。 Ethernet ケーブルを使用して PC がメインユニットにしっかり接続されていることを確認してく


レ ス を Web ブ ラ ウ ザ の ださい。メインユニットと PC のリンクが取れている場合、Ether ポートの Link LED が光ります。
URL ボックスに入力して
も、[Terminal]画面を表示 PC の TCP/IP 設定が「自動アクセス」 PC を起動する前に、メインユニットと PC の間のケーブルがしっかり接続されていることを確
できない。 に設定されていても、PC が DHCP サー 認してください。メインユニットに接続せずに PC を起動した場合は、メインユニットに接続し
バーからその IP にアクセスできなかっ た後に PC を再起動してください。
た。
TCP/IP が設定されていない。 PC で設定されているネットワーク IP、サブネットマスク、およびデフォルトゲートウェイが、
メインユニットでの設定と一致することを確認します。
* VLAN を設定した場合は、各「ユーザ LAN ポート」に異なるネットワークが設定されている
可能性があります。
URL が正しくない。 URL ボックスで入力した IP アドレスがメインユニットの IP アドレスかどうか確認してくださ
い。
* VLAN を設定した場合は、各「ユーザ LAN ポート」に異なるネットワークが設定されている
可能性があります。
PC のローカルエリア接続が無効にな ローカルエリア接続のプロパティ仕様で、ローカルエリア接続が「enable」に設定さていること
っている。(Windows2000 以降) を確認してください。

PC のローカルエリア接続がブリッジ ローカルエリア接続のアイコンをマウスで右クリックして、ブリッジを削除してください。
接続になっている。

Web メニュー画面でボタ Web ブラウザのバージョンがサポート JUE-501/JUE-251 は Microsoft Internet Explorer7 および Mozilla Firefox3.6 を正式にサポートしてい
ンをクリックすると、エラ されていない。 ますが、互換性のあるシステムであれば上位バージョンも使用可能です。
ーページが表示される。

M-4
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.4. LaunchPad

問い合わせ内容 推定原因 確認事項

LaunchPad 起動後、Select ケーブルが接続されていない。 Ethernet ケーブルを使用して PC がメインユニットにしっかり接続されていることを確認してく


Teminal(端末選択)画面が ださい。
表示され本体装置と接続
できない。

PC の TCP/IP の設定が、
「自動で取得す PC を立ち上げる前に、メインユニット PC 間のケーブルが正しく接続されていることを確認して
る」になっているが,PC が DHCP サー 下さい。接続されていない状態で PC を立ち上げてしまった場合は、接続後に PC を再起動して
バーから IP を取得できなかった。 下さい。
TCP/IP が設定されていない。 PC に設定されている IP のネットワーク IP が、メインユニットに設定されている IP のネットワ
ーク IP と同じことを確認して下さい。

PC に設定されているサブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、優先 DNS サーバーが、メイ


ンユニットに設定されているものと同じことを確認して下さい。

PC のローカルエリア接続が無効になっ ローカルエリア接続のプロパティでローカルエリア接続が有効になっていることを確認して下
ている。(Win2000 以上) さい。
PC のローカルエリア接続がブリッジ接 ローカルエリア接続のアイコンを右クリックしブリッジを削除して下さい。
続になっている。
LaunchPad 上で CIF_0010 イーサネット接続異常 LaunchPad で「Search for terminal」を実行し、再度本体装置と接続してください。
エラーが発生し本体装置
との接続がロストした

M-5
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.5. TEL
問い合わせ内容 推定原因 確認事項
通信ができない。 ケーブルが接続されていない。 メインユニット又は JB と通信端末が正しく接続されていることを確認して下さい。また,導通
があることを確認して下さい。
シークレットコード発信の設定がされ [Telephony]画面の Secret Code の設定を確認してください。シークレットコードが「Enable」
ており,シークレットコードの入力が必 に設定されている場合は、この取扱説明書を参照して通話を発信してください。
要である。
他のポートで通信中。 他の TEL ポート、または、ISDN ポートの端末が通信中でないことを確認して下さい。また、電
話機のフックが完全に下がっていることを確認して下さい。
相手先 No.の後に#を押していない。 TEL ポートにて発信する場合、相手先のダイヤル No.の後に#を押して下さい。

上記で解決できない場合は、本体の電源を OFF, ON し再起動してください。

特定の相手先とだけ通信 システム障害 ご使用のサービスプロバイダに問合せてください。


ができない
短縮番号発信及びリダイ ダイヤル方法が間違っている。 短縮番号発信:短縮番号 (2 桁もしくは 3 桁)*#
ヤルができない。 リダイヤル:00*#

回線を切断(オンフック 本体の電源を OFF,ON し再起動してください。


等)しても通信が終了しな

M-6
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.6. FAX
問い合わせ内容 推定原因 確認事項
通信ができない。 ケーブルが接続されていない。 メインユニット又は JB と通信端末が正しく接続されていることを確認して下さい。また、導通
があることを確認して下さい。
シークレットコード発信の設定がされ [Telephony]画面の Secret Code の設定を確認してください。シークレットコードが「Enable」
ており,シークレットコードの入力が必 に設定されている場合は、この取扱説明書を参照して通話を発信してください。
要である。
他のポートで通信中。 他の TEL ポート、または、ISDN ポートの端末が通信中でないことを確認して下さい。また、電
話機のフックが完全に下がっていることを確認して下さい。
相手先 No.の後に#を押していない。 TEL ポートにて発信する場合、相手先のダイヤル No.の後に#を押して下さい
サービス設定が誤っている。 [Telephony]画面でサービスタイプ設定が FAX または Audio になっていることを確認してくださ
い。
FAX が使用不能になっている(JUE-251 JEU-251 での Fax サービスは、アンテナ EL が 20 度より大きい場合に利用できます。
の場合)。
上記で解決できない場合は、本体の電源を OFF, ON し再起動してください。
特定の相手先とだけ通信 システム障害 ご使用のサービスプロバイダに問い合わせてください。
ができない
回線を切断(オンフック 本体の電源を OFF,ON し再起動してください。
等)しても通信が終了しな

M-7
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.7. Packet Switch (Standard IP, Streaming IP) サービス

問い合わせ
推定原因 確認事項
内容
Standard IP 通信中の転送 TCP/IP アプリケーションのため CD-ROM に添付されている TCP アクセラレータを使用してみて下さい。転送速度が改善される
速度が遅い。 ことがあります。
ただし、使用しているアプリケーションにより、転送速度が改悪することもあります。
通信ができない。 回線がビジー 時間をおき、再度接続してみてください。

サービスエリア外 256Kbps Streaming サービスは仰角 10 度以上の地域、JUE-501 の場合でしかご利用できません。


また、他のポートで Voice、または、FAX 通信と同時に接続できる Streming サービスは仰角 10
度以上の地域では最大 128kbps、その他の地域では 64kbps までです。
上記で解決できない場合は、本体の電源を OFF, ON し再起動してください。

回線を切断(オンフック 本体の電源を OFF,ON し再起動してください。


等)しても通信が終了しな

M-8
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.8. SMS

問い合わせ
推定原因 確認事項
内容
相手先にメッセージが届 相手先番号間違い 相手先番号が間違っていないか確認してください。
かない。

特定の相手先にメッセー システム障害 ご使用のサービスプロバイダに問い合わせてください。


ジが届かない。

メッセージを受信できな 番号間違い 陸上端末がダイヤルした番号が間違っていないかを確認してください。


い。
受信オーバフロー SIM カードに保存できる最大メッセージ数を超えると、受信できなくなります。
受信済みのメッセージを適宜削除してください。
特定の相手先からメッセ システム障害 ご使用のサービスプロバイダに問い合わせてください。
ージが届かない。

M-9
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.9. ISDN

問い合わせ
推定原因 確認事項
内容
通信ができない。 ケーブルが接続されていない。 メインユニットと通信端末が正しく接続されていることを確認して下さい。また,導通があるこ
とを確認して下さい。

他のポートで通信中。 他の TEL ポートの端末が通信中でないことを確認して下さい。また、電話機のフックが完全に


下がっていることを確認して下さい。
相手先 No.の後に#を押していない。 ISDN ポートにて発信する場合、相手先のダイヤル No.の後に#を押して下さい。

上記で解決できない場合は、本体の電源を OFF, ON し再起動してください。

特定の相手先とだけ通信 システム障害。 ご使用のサービスプロバイダに問合せてください。


ができない。
回線を切断(オンフック 本体の電源を OFF,ON し再起動してください。
等)しても通信が終了しな

M-10
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.10. ステータス表示異常時の対応

表 M.1 ステータス異常時の表示文字列と内容
正常/異常 表示文字列 内容
*1)
異常 ADE? ADE 異常
*2)
異常 POSITION? GPS が受信していない
異常 SIM?*3) SIM が挿入されていない
異常 SEARCH NG*4) 衛星サーチ失敗
*5)
異常 GYRO? GYRO が異常である
異常 HEADING?*6) HEADING 値の入力が必要

*1)ADE?時の対策
同軸ケーブルの接続を確認してください。

*2)POSITION?時の対策
内蔵している GPS は位置情報を測位できていません。ブロッキングになっていないかを
確認してください。ブロッキングが解除されても頻繁に表示される場合は故障していると
思われます。

*3)SIM?時の対策
SIM カードが正しく挿入されているか、または、破損していないかを確認してください。

*4)SEARCH NG 時の対策
再度、衛星サーチを行ってください。

*5)GYRO?時の対策
GYRO 信号入力の設定になっていますが、GYRO インターフェイスより HEADING 情報
が入力されていません。
GYRO インターフェイスもしくはそこに接続されている GYRO の電源が入っていること
を確認してください。
(本異常ステータスはオプションのGYROインターフェイスが接続されている場合のみ
です)

*6)HEADING?時の対策
GYRO 信号入力の設定になっている状態で、GYRO インターフェイスへの初期 HEADING
値の入力が必要な際に表示されます。
HEADING 入力画面が表示されていない場合は「Appendix A.2. Heading 設定値表示」
(A-2)
に従って、[Heading 編集画面]に正確な船首方位を入力してください。船首方位の誤差に
より正常に動作・通信できなくなることがあります。
(本異常ステータスはオプションのGYROインターフェイスが接続されている場合のみ
です)
以上を確認しても改善が見られない場合や、現象が繰り返し発生する場合は、お買い上げの代
理店にお問い合わせください。
M-11
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.11. コールログのソート表示が機能しない場合

Internet Explorer をご使用の場合、Internet Explorer の設定によってコールログのソート表示が


機能しない場合があります。そのような場合は、以下の設定変更を行ってください。 設定変更す
る際は、ネットワーク管理者に確認してから行ってください。

1) Internet Explorer のツールバーから[ツール]を選択し、[インターネットオプション]を選択して


ください。

(1)

2) インターネットオプションダイアログから [セキュリティ]タブを選択し、[信頼済みサイト]アイ
コンをクリックし、[サイト(S)]ボタンを押してください。

M-12
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

3) [このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする(S)]をクリックし、チェッ
クを外してください。
4) [ 次 の Web サ イ ト を ゾ ー ン に 追 加 す る (D)] に main unit の IP ア ド レ ス ( 初 期 値 :
http://192.168.128.100/)を入力し、[追加]ボタンをクリックしてください。
5) [Web サイト(W)]にアドレスが追加されたことを確認した後、[OK]ボタンをクリックし、[信頼済
みサイト]ダイアログを閉じてください。

(4) 100/

(3)

(5)

6) インターネットオプションダイアログから [セキュリティ]タブを選択し、[信頼済みサイト]アイ
コンをクリックし、[このゾーンのセキュリティレベル]を[中]以下に設定するか、[レベルのカス
タマイズ(C)]ボタンをクリックし以下の項目を有効にしてください。

M-13
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

(6)

7) [セキュリティ設定]ダイアログの[設定(S)]欄内の項目のうち、次の設定を行ってください。

表 M.2 [セキュリティ設定]ダイアログ欄内の設定変更
項目名 設定値
スクリプト アクティブスクリプト 有効にする
その他 IFRAME のプログラムとファイル起動 有効にする

(7-1)

M-14
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

(7-2)

8) [OK]ボタンを 2 回クリックして、[セキュリティの設定]ダイアログボックスと[インターネット
オプション]ダイアログボックスを閉じ、Internet Explorer を終了してください。
9) Internet Explorer の再起動後、コールログのソート表示が可能となります。

M-15
Appendix M トラブルシューティング&FAQ

M.12. その他の問題

本体の電源を OFF,ON し再起動してください。

M-16
Appendix N コーズコード

Appendix N コーズコード
コーズコードは、通信の切断理由を表示するものです。

N.1 Cause Code for CS communication (TEL, FAX)


--以下のコーズコードは 3GPP TS24.008 Annex H と Annex G からの引用です。

Normal class

No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason


0001 Unassigned (unallocated) number 0016 Number changed
0003 No route to destination 0019 Pre-emption
0006 Channel unacceptable 001A Non-selected user clearing
0008 Operator determined barring 001B Destination out of order
Invalid number format (incomplete
0010 Normal call clearing 001C
number)
0011 User busy 001D Facility rejected
0012 No user responding 001E Response to STATUS ENQUIRY
0013 User alerting, no answer 001F Normal, unspecified
0015 Call rejected

Resource unavailable class

No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason


0022 No circuit/channel available 002B Access information discarded
0026 Network out of order 002C Requested circuit/channel not available
0029 Temporary failure 002F Resource unavailable, unspecified
002A Switching equipment congestion

Service or option not implemented class

No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason


ACM (Accumulated Call Meter) equal
0031 Quality of service unavailable 0041
to or greater than ACMmax
0032 Requested facility not subscribed 0044 Bearer service not implemented
Incoming calls barred within the CUG
0037 0045 Request facility not implemented
(Closed User Group)
Only restricted digital information
0039 Bearer capability not authorized 0046
bearer capability is available
Service or option not implemented,
003A Bearer capability not presently available 004F
unspecified
Service or option not available,
003F
unspecified

Invalid message (e.g., parameter out of range) class

No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason


0051 Invalid transaction identifier value 005B Invalid transit network selection
User not member of CUG(Closed User
0057 005F Semantically incorrect message
Group)
0058 Incompatible destination

N-1
Appendix N コーズコード

Protocol error (e.g., unknown message) class

No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason


0060 Invalid mandatory information 0064 Conditional IE error
Message type non-existent or not Message not compatible with protocol
0061 0065
implemented state
Message type not compatible with
0062 0066 Recovery on timer expiry
protocol state
Information element non-existent or not
0063 0067 Protocol error, unspecified
implemented

Interworking class

No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason


007F Interworking, unspecified

Mobility Management

No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason


800B PLMN not allowed 8022 Service option temporally out of order
800C Location area not allowed 8026 Call cannot be identified
Roaming not allowed in this
800D 8030-803F Retry upon entry into a new cell
location area
800F No suitable cells in location area 805F Semantically incorrect message
8011 Network failure 8060 Invalid mandatory information
Message type non-existent or not
8014 MAC failure 8061
implemented
8015 Synch failure 8062 Message not compatible with protocol state
Information element non-existent or
8016 Congestion 8063
implemented
8017 GSM authentication unexpected 8064 Conditional IE error
8020 Service option not supported 8065 Message not compatible with protocol state
Request service option not
8021 806F Protocol error, unspecified.
subscribed

N-2
Appendix N コーズコード

N.2 Cause Code for PS communication


--以下のコーズコードは 3GPP TS24.008 Annex I からの引用です。

Causes related to nature of request

No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason


0008 Operator Determined Barring 0024 Regular PDP context deactivation
0016 Congestion 0025 QoS(Quality of Service) not accepted
001A Insufficient resources 0026 Network failure
001B Unknown or missing access point name 0027 Reactivation requested
001C Unknown PDP address or PDP type 0028 Feature not supported
Semantic error in the TFT(Traffic Flow
001D User authentication failed 0029
Template) operation
001E Activation rejected by GGSN 002A Syntactical error in the TFT operation
001F Activation rejected unspecified 002B Unknown PDP context
0020 Service option not supported 002C Semantic errors in packet filter(s)
0021 Requested service option not subscribed 002D Syntactical error in packet filter(s)
PDP context without TFT already
0022 Service option temporarily out of order 002E
activated
NSAPI(Network Service Access Point
0023
Identifier) already used

Causes related to invalid messages

No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason


Information element non-existent or not
0051 Invalid transaction identifier value 0063
implemented
005F Semantically incorrect message. 0064 Conditional IE error
Message not compatible with protocol
0060 Invalid mandatory information 0065
state
Message type non-existent or not
0061 006F Protocol error, unspecified
implemented
Message not compatible with protocol
0062
state

N-3
Appendix N コーズコード

N.3 Cause code for Short Messaging Service


--以下のコーズコードは 3GPP TS24.011 Annex E からの引用です。
コースコードが 004E の場合は、SMS コーズコードがサポートされていない事を意味しています。

CP-cause definition

Following cause codes are used for mobile originating short message and mobile terminating short message.
No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason
Message type non-existent or not
0017 Network failure 0097
implemented
Message not compatible with short
0022 Congestion 0098
message protocol state
Information element non-existent or
0081 Invalid mandatory information 0099
not implemented
0095 Semantically incorrect message 0111 Protocol error, unspecified
0096 Invalid mandatory information

RP-cause definition mobile originating SM-transfer

Following cause codes are used for only mobile originating short message.
No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason
0001 Unassigned (unallocated) number 0026 Network out of order
0008 Operator determined barring 0029 Temporary failure
000A Call barred 002A Congestion
0015 Short message transfer rejected 002F Resources unavailable, unspecified
001B Destination out of service 0032 Requested facility not subscribed
001C Unidentified subscriber 0045 Requested facility not implemented
001D Facility rejected 007F Interworking, unspecified
001E Unknown subscriber

RP-cause definition mobile terminating SM-transfer

Following cause code is used for mobile terminating short message.

No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason


0016 Memory capacity exceeded

N-4
Appendix N コーズコード

N.4 Internal cause code


--These Cause codes are defined by JRC

Internal-cause definition

Following cause codes are used for short message and PS connection.
No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason
000 No cause value 005 Timeout RelInd ignored incoming
001 Timeout RelInd 040 Shortage BPSM session
002 Timeout SetupCompleteInd 041 No CC cause value
003 Timeout SetupCnf 042 No MM cause value
Timeout RelInd could not answered
004
incoming

N-5
Appendix N コーズコード

[空白]

N-6
Appendix O フロントパネルの LED

Appendix O フロントパネルの LED

ALARM ランプ: 障害アラートを示す


READY ランプ: 通信状態(利用可能/利用不可)を
表示する
赤の点灯: システムで障害が検出された。
ANT ランプ: アンテナの状態を示す
(消灯: 状態は正常)
緑点灯: すべての通信サービスが利用可能。
緑点灯: トラッキングが通常通り実行されている。
緑の点滅: 利用可能なサービスなし (アンテナの準備完了。)
(システムの起動、ケーブルの校正、衛星の検索、ま
緑の点滅: 衛星を検索中。
たは SIM の登録)。

黄色点灯: 衛星の検索に失敗。
黄色点灯: 登録の障害か、SIM カードが未挿入。

黄色の点滅: アンテナが障害物によってブロック
黄色の点滅:
されている。
・ 初期化によるシステムの起動。
・ 電源スイッチがオフになってから、電力を完全に (消灯: 電源スイッチが OFF)
使いきるまで。

赤色点灯: セーフモード中。
COMM ランプ: 通信が開始されたことを示す SMS ランプ: 新規 SMS を受信したことを示す
赤色の点滅: システム起動に失敗。
緑点灯: CS サービス通信中。 緑点灯: 新規 SMS が着信した。
(消灯: 電源 OFF)
(消灯: PS サービス通信中、または現在実行中 (消灯: 着信した新規 SMS なし。)
の CS サービス通信なし)

O-1
Appendix O フロントパネルの LED

メインユニット前面の LED の表示順序をここに示します。

電源 OFF
LED の色
(G=Green, R-Red, Y=Yellow

電源 OFF X 色で点滅

電源 ON 登録の失敗または SIM
衛星の検索に成功
セーフモードへの移行失敗 の未挿入

起動中
起動中
(初期化ボタン使用) 登録に成功 アラーム検出
セーフモード (初期化ボタン不使用)

初期化中 通話の発信中 ブロッキング


初期化失敗

ADE の更新 ケーブル校正中 スタンダード IP の接続 電源 OFF

ケーブル校正中 衛星を検索中 コールの切断 電源 OFF

衛星の調査中
衛星の検索に失敗 SMS の受信中
(10 分後)

O-2
Appendix P クイックチャート

Appendix P クイックチャート

このクイックチャートを使用することにより、船の位置からの衛星の仰角および境界角を即座に求めることができ
ます。 このクイックチャートの赤道上にある記号●は、1~4 衛星の位置を示しています。

P.1 SAT EL 角または SAT AZ 角の求め方

1. 地図上で船の位置を特定します(緯度、経度)。
2. 船の位置と EL 等高線または AZ 等高線の交差点が、船の位置からの SAT EL 角または SAT AZ 角になり
ます。

P-1
Appendix P クイックチャート

P.2 各海域のクイックチャート

欧州、中東、アフリカ海域 EMEA E25.0

図 P.2.1 EMEA E25.0 の EL 等高線

図 P.2.2 EMEA E25.0 の AZ 等高線

P-2
Appendix P クイックチャート

アジア太平洋海域 APAC E143.5

図 P.2.3 APAC E143.5 の EL 等高線

図 P.2.4 APAC E143.5 の EL 等高線

P-3
Appendix P クイックチャート

アメリカ海域 AMER W98.0

図 P.2.5 AMER W98.0 の EL 等高線

図 P.2.6 AMER W98.0 の AZ 等高線

P-4
Appendix Q 略語・用語集

Appendix Q 略語・用語集
A

ADE(Above Deck Equipment)........................................................................................................ 船上装置

AOR (Atlantic Ocean Region) ................................................................................................... 大西洋海域

APN(Access Point Name) ................................................................................................アクセス・ポイント名

ASCII (American Standard Code for Information Interchange)................. 情報交換用米国標準コード

AZ (AZimuth) ..................................................................................................................................... 方位角

BDE(Below Deck Equipment) ........................................................................................................ 船内装置

Bit .............................................................................................................................................................. ビット


※ Binary digit(二進数)の略。数をカウントする最小単位。

BPS (bit per second) .........................................................................................................1 秒当りのビット数

BR (BeaRing) ...................................................................................................................................... 軸受角

Bulletin Board (TDM チャネル) .......................................................時分割多重方式のブレティン・ボード


Byte............................................................................................................................................................バイト
※ 8 ビットのこと。(1 バイト=8 ビット)

CCIR (Consulting Committee of International Radio communications)

..................................................................................................................... 国際無線通信諮問委員会(ITU)

CCITT (Consulting Committee of International Telegraph & Telephone)

....................................................................................................................... .........国際電信電話諮問委員会

Character ................................................................................................................................................. 文字

COMM (Communication) ........................................................................................................................ 通信

CPU (Central Processing Unit) ........................................................................................... 中央処理ユニット

Command..............................................................................................................................................コマンド

CS(Circuit Switched)....................................................................................................................... 回路交換

Q-1
Appendix Q 略語・用語集

dB (Decibel) ..................................................................................................................................... デシベル

DC (Direct Current) ............................................................................................................................... 直流

DCN(Disconnection) ........................................................................................................................... 切断

DEC (Decoder) ............................................................................................................................... 復号器

DEL (Delete) ....................................................................................................................................... 削除

DEM (DeModulator) ..................................................................................................................... 復調器

DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) ......................................................................................

※ インターネットに一時的に接続するコンピュータに、IP アドレスなど必要な情報を自動
的に割り当てるプロトコル。

DMZ (DeMilitarized Zone) .................................................................................................非武装地帯

DNS (Domain Name System) ...................................................................................... ドメイン名システム

DP(Distribution Partner) ................................................................................................... 販売提携業者

DTE(Data Terminal Equipment)................................................................................... データ端末装置

※ 通信回線の両端の装置で、例えばプリンタ、VDU、パソコンなどのこと。

EEPROM (Electrically Erasable and Programmable ROM) .. 電気的消去可能プログラマブル・ロム

※ 電気的に消去及び書き換えができる、読み出し専用記憶装置(ROM)。

EIA (Electronic Industries Association)........................................................................... 電子産業協会

EIRP(Effective Isotropically Radiated Power, a measure of transmitted power) 等価等方放射電力

※ 送信系の性能を表す指数の一つ。送信アンテナから空間のすべての方向に放射さ
れる電波の強さを、アイソトロピックな放射源に換算したパラメータのこと。

EL(ELevation) .................................................................................................................................... 仰角

EXT (External)................................................................................................................................... 外部

FN (Function) .................................................................................................................................... 機能

GMDSS (Global Maritime Discress and Safety Service) ..................... 全地球海上遭難安全システム

Q-2
Appendix Q 略語・用語集

GPRS (General Packet Radio Service) ................. GSM 方式の携帯電話網を使ったデータ伝送技術

GPS (Global Positioning System) ................................................................... 全地球位置情報システム

HD (HeaDing) ...........................................................................................................................ヘディング

HPA (High Power Amplifier) ............................................................................................ 高出力増幅器

IMEI (International Mobile Equipment Identity) ............................国際携帯電話の機体識別番号

IMN (Inmarsat Mobile Number)................................................................ インマルサット移動局番号

IMO (International Maritime Organization)................................................................国際海事機関

IMSI (International Mobile Subscriver Identity) .............................国際移動電話加入者識別番号

INFO (Information).........................................................................................................................情報

INMARSAT (International Maritime Satellite Organization) ............................国際海事衛星機構

I/O (Input/Output).......................................................................................................................入出力

IOR (Indian Ocean Region) .............................................................................................. インド洋海域

ISDN(Integrated Services Digital Network)........................................................総合デジタル通信網

ISO (International Organization for Standardization) ............................................国際標準化機構

ITU (International Telecommunication Union) ....................................................国際電気通信連合

Kbytes....................................................................................................................................... キロバイト

LAN (Local Area Network)......................................................................................... 狭域ネットワーク

LCD (Liquid Crystal Display) ................................................................................... 液晶ディスプレイ

LED (Light Emitting Diode) ......................................................................................... 発光ダイオード

LMSS (Land Mobile Satellite Service)............................................................ 陸上移動衛星サービス

LNA (Low Noise Amplifier) ............................................................................................低雑音増幅器

LT (Local Time) .......................................................................................................................現地時間

Q-3
Appendix Q 略語・用語集

MAC アドレス (Media Access Control Address)............................................................ 物理アドレス

MDM(Modem /MODulator/DEModulator).............................................................モデム(変復調器)

※ 電話回線、専用回線などのアナログ回線とコンピュータを接続する装置。

MES (Mobile Earth Station) .......................................................................................携帯移動地球局

Message Channel
※ MES が海岸局経由でメッセージを送れるよう、NCS に認可されたチャンネル。

MSISDN (Mobile Subscriver ISDN) ..............................................................................携帯電話番号

MSN (Multiple Subscriber Number) .........................................................................複数加入者番号

NCS Common Signaling Channel.......................................... 通信網管理局共通信号送信チャンネル

NMEA (National Marine Electronics Association) .............................全米海洋エレクトロニクス協会

Ocean region...................................................................................................................................... 海域

※ MES(携帯移動地球局)がメッセージを送受信できる、インマルサット衛星がカ
バーしている海域。

OSC (Oscillator) ......................................................................................................................... 発振器

Packet ............................................................................................................................................ パケット


※ 通信データを一定の大きさに分割し、アドレスを付けて転送するときのデータの単位。
データをパケットに分割して送信すると、回線を効率的に使える。

PBX (Private Branch eXchanger) ..................................................................................... 構内交換機

PC (Personal Computer)............................................................................... パーソナル・コンピュータ

PDP(Pachet Data Protodol) ........................................................................パケット・データ・プロトコル

PIN (Personal Identification Number).......................................................................... 個人識別番号

PoE (Power over Ethernet) ........................................... Ethernet ケーブルから電力を供給する技術

POR (Pacific Ocean Region).............................................................................................. 太平洋海域

PPP (Point-to-Point Protocol) ........................................................... ポイント・トゥ・ポイント・プロトコル

PPPoE (PPP over Ethernet) ......................................PPP を Ethernet 上で利用するためのプロトコル

Q-4
Appendix Q 略語・用語集

Protocol ....................................................................................................................................プロトコル
※ ネットワークを介してコンピュータ同士が通信を行なう上で、相互に決められた約束事
の集合。
PS(Packet Switched)........................................................................................................... パケット交換

PSDN (Packet Switched Data Network) .......................................... パケット交換データ・ネットワーク

PSTN (Point Switched Telephone Networks) ............................................公衆交換電話ネットワーク

PSU (Power Supply Unit)....................................................................................................... 電源装置

PUK(Personal Unlock Key) ....................................................................................PIN ロック解除キー

※ 端末において PIN 入力を 10 回失敗してしまった時にかかるロックを解除する暗証番号

RAM (Random Access Memory)................................................................... ランダム・アクセス・メモリ


※ データを一時的に保存するための電子部品。CPU(中央演算装置)に接続して使い、
書込みと読出しの両方が可能。電源を切るとデータは消滅。

REC (Receiving Level) ........................................................................................................ 受信レベル

ROM (Read Only Memory)...................................................................................読み込み専用メモリ

RSSI (Received Signal Strength Indicator)..........................................................................電波強度


RX (Receive/Receiver).....................................................................................................受信/受信機

SAS (Satellite Access Station) ................................................................................... 衛星アクセス基地

SCA (Service Center Address) ........................................................................サービスセンタ・アドレス

SDM(System Definition Manual) ..................................................................................システム設計書

SIM(Subscriber Identity Module) .................................................................... 加入者識別モジュール

※ GSM 方式の携帯端末に挿して使う小さな IC カード。

SMS (Short Message Service) .................................................................ショート・メッセージ・サービス

SOLAS (Safety of Life at Sea) ...................................... 海上における人命の安全のための国際条約

Space segment.............................................................................................................................宇宙施設

※ インマルサットが運営する通信衛星で形成されています。

Special access code ..................................................................................................... 特別アクセスコード

SYNC (Synchronization).................................................................................................................同期

Q-5
Appendix Q 略語・用語集

TDM (Time Division Multiplex).........................................................................................時分割多重


※ 複数の回線を束ねて 1 本の回線を共用する多重化技術の一つ。共用回線を使用する
時間を等分し、複数の回線に順番に割り当てる方式。

TDMA (Time Division Multiple Access) ....................................................................時分割多重接続

TX (Transmit/ Transmitter)............................................................................................送信/送信機

USB(Universal Serial Bus)


※ パソコンと周辺機器を接続するためのデータ転送規格の一つ。
UTC (Universal Coordinated Time)...............................................................................国際標準時間

VDB (Voice Distress Button)........................................................................... ボイスディストレスボタン

VLAN (Virtual LAN)............................................................................................................. 仮想 LAN


VPN (Virtual Private Network) .............................................................. 仮想プライベートネットワーク

WAN (Wide Area Network) ........................................................................................ 広域ネットワーク


WRF (Wide-band Raidio Frequency) ............................................................................広帯域高周波

Q-6
Appendix R お問い合わせ先

Appendix R お問い合わせ先

アフターサービスについてご不明な点はお買い上げの販売店へお問合せください。

連絡先がご不明の場合は、JRC ホームページでご確認ください。

JRC ホームページ

JRC Japan http://www.jrc.co.jp


JRC Amsterdam http://www.jrceurope.com/
JRC Seattle http://www.jrcamerica.com

Ver 1.3
2013.1.19

R-1

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