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インマルサット フリートブロードバンド
FB500/FB250
携帯移動地球局
取扱説明書
7ZPSC0428
安全について
高電圧に対する注意
無線装置、レーダなどの電子機器の内部には数百から数万ボルトの高電圧が使用されています。
通常の操作においてはまったく危険はありませんが、万一、誤って機器内部に触れた場合、非
常な危険を伴います。(専門整備員以外の機器内部の保守・点検・調整は禁止)
数万ボルトの高圧では感電即死の危険が大きく、また時により数百ボルトの電圧でも感電死
することがあります。このような危険を防止する為に、機器の内部には手を入れないでくださ
い。やむを得ず手を入れるときは、必ず電源スイッチを断にし、一端を確実に接地した電線で
コンデンサーなどを放電させ、電気の残っていないことを確かめた上で初めて手を内部に入れ
るようにしてください。この際、乾燥した木綿の手袋などを用いればなおいっそうの危険防止
となります。また左手をポケットに入れ、両手を同時に用いないことも必要な注意の一つです。
感電したときの傷害は二次的に大きくなることがあるので、足場のしっかりした所を選ぶこ
とが大切です。感電したときは火傷した所を完全に消毒して、手当を速やかに行うことが必要
です。
電撃の救出上の注意
電撃を受けた人を発見した場合、直ちに電源を切り回路を接地してください。回路が直ちに切れな
いときは、感電した人をできるだけ早く乾いた板、布などの絶縁物を介して直接感電した人に触れず
に離してください。
感電したとき、頭脳の呼吸中枢に電流が流れると呼吸が急に止まります。衝撃があまりひどくないと
きは人工呼吸を行うことにより呼吸を回復します。電撃を受けた人は非常に顔色がわるくなり、脈が大
変弱くなってしまうか、まったく止まってしまうことがあり、人事不省になり硬直します。一刻も早く救急
処置を行う必要があります。
救急処置の方法
☆救急処置の留意点
電撃を受けた人を、危険のない限り動かさずに直ちに人工呼吸を行わなければなりません。人工
呼吸を始めたらリズムを失わないように続けて行う必要があります。
(1) 事故の発生であわてて患者に触れないこと(救助者が感電します)。
(2) あわてず確実に電源を切り患者を静かに電路より離す。
(4) 患者を仰向けに寝かせネクタイ、衣類、バンドなどを緩める。
(6) 患者の口を開け入れ歯、煙草、ガムなどを取出し、口を開けたまま舌を伸ばしタオルなどを挿入
し舌が喉に引き込まれないようにすること(歯をくいしばって口が開かない場合はドライバーなど
で開口しタオルなどをかませる)。
(7) 泡立つ粘液が溜まらないように口をふくこと。
☆脈拍があり呼吸していない場合の処置
(1) 患者の顔が後を見る位に顔をそり返らせる(頸部に枕を挿入してもよい)。
(2) 下顎を上方に引き上げ気道を広げる(気道拡大)。
(3) 患者の鼻をつまみ、術者は深く息を吸い患者の口を完全に塞ぐ様にして強く呼気を吹き込む。
再び口を離して息を大きく吸って吹き込む。1 分間に約 10 から 15 回くり返す(鼻腔を塞ぐこと)。
(4) 自然に呼吸の起きるのを注意しながら呼吸が戻ったときに止める。
(5) 開口困難な場合ゴム、ビニールなどのパイプ状のものを鼻腔に挿入して片方の鼻腔と口を完全
に塞いで息を大きく吸って吹き込む。
(6) 患者は気が付くといきなり立つ事がありますが静かに寝かせ、熱いコーヒー、紅茶などを与え暖
かくして安静を保つ(アルコール類は与えてはならない)。
頭部をもたげて口うつし人工呼吸を行う方法
① (1) 後頭部をもたげる
片手を額に他の手を頸部の下にあてる。
→①
多くの患者はこの頭部のもたげにより口
が開き空気が通じ、口うつしが容易にな
る。
② (2) 患者の口をあなたの口で広く封じ、あな
たの頬を患者の鼻におしあてる。
→②
又はあなたの指で患者の鼻を押さえて
空気の漏れを防ぐ。
→③
③ (3) 空気を肺内に吹き込む
胴があがるまで口から吹き込む。
最初の 10 回の呼気吹き込みは出来るだ
け急速度で行わなければならない。
図 1 口うつし人工呼吸法
☆脈拍なく呼吸もしていない場合の処置
脈拍がなく、瞳孔が開き、心臓に耳を当てても鼓動が聞かれない場合は、心臓が停止しているので速
やかに人工呼吸を行う必要があります。
(2) 1 人で救急処理を行う場合は、
15 回位心臓マッサージを行い速やかに 2 回呼気を吹き込む。これをくり返す。
2 人で救急処理を行う場合は、
1 人が 15 回心臓マッサージを行い、その間に他の 1 人が 2 回呼気を吹き込む。これをくり返す。
(心臓マッサージ口うつし法併用)
(3) 時々瞳孔を見たり、脈に触れてみる。瞳孔が正常となり脈も規則正しくなったら、各手当てを中止
して様子を見ながらコーヒー、紅茶などを飲ませ暖かくし安静を保つ。いずれにしても、経過の判
断は、専門医に任せる。特に、精神的ショックより早く復帰させるように周囲の理解が必要です。
① ②
図2 心臓マッサージ
③ ④
図 2 心臓マッサージの方法
AED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法の手順
人が倒れている
・周囲の安全確認
・2次災害の防止
反応なし
助けを求める
・119番に通報
・AEDの搬送依頼
回復体位
気道確保 呼吸あり ・体を横に向けて救
・呼吸の確認 急隊を待ちます
呼吸なし
人工呼吸 2回 省略可能 注(1)
注(1) 人工呼吸の省略
心肺蘇生
口腔内に損傷があったりして感染が心
・胸骨圧迫 30回
配な場合や口対口の人工呼吸がためら
・人工呼吸 2回 省略可能 注(1)
われる場合,人工呼吸用のマウスピース
の準備に時間がかかる場合は人工呼吸
を省略して次に進んでください
AED 到着
・電源 ON
・メッセージどおり行動
電極パッド装着など
心電図の自動解析 電気ショックは不要
・傷病者に触れない
電気ショックが必要
AED が 2 分 電気ショック実施
毎に自動的 救急隊に引き継ぐか,傷病者
解析 がうめき声を出したり,普段
AED の音声メッセージに従い どおりの息をし始めたとき
胸骨圧迫から心肺蘇生を 体を横に向けて回復体位で
再開する 救急隊を待ちます
心肺蘇生を
中止する場合
AED を用いた心肺蘇生法の手順
1.安全確認、2次災害の防止
a)事故の発生であわてて傷病者に触れないこと(救助者が感電します)。
b)あわてず確実に電源を切り,傷病者を静かに電路より安全な場所に移します。
2.反応の確認
a)肩を叩きながら耳元で「もしもし大丈夫ですか」
などと呼びかけます。
b) 目を開けたり,何らかの応答や仕草があれば「反応あり」
と判断し,応答や仕草がなければ「反応なし」と判断します。
3.反応がある場合
a) 応急手当を行います。
4.反応がない場合
a)大声で助けを求め、119 番通報と AED の搬送を依頼します。
・人が倒れています,誰かきてください。
・119 番へ通報してください。
・AED を持ってきてください。
・協力者がいない場合は自分で 119 番に通報します。
5.気道確保
a) 片方の手を額に当てます。
もう一方の手の人差指と中指の
2 指をあご先に当ててあご先を
持ち上げながら額を後方に押し下げ
頭を反らして気道を確保します。
首の骨の損傷が疑われた場合は下あご
を持ち上げる方法で気道を確保します。
6.呼吸の確認
a)気道確保した状態で正常な呼吸をしているか 10 秒以内で確認します。
自分の頬を傷病者の口と鼻先に近づけ目線を傷病者の胸腹部に
向けて以下の 3 点を確認します。
・胸や腹部の上がり下がりを見る
・息の音を聴く
・頬で息を感じる
b)明らかに呼吸があるときは回復体位という姿勢で救急隊を待ちます。
・体を横向きにし,頭を反らせて気道を確保するとともに口元を
床に向けます。血液の循環が悪くならないように約 30 分おきに
反対向きの回復体位にします。
7.人工呼吸 2 回(省略可能)
a)気道確保を行っても正常な呼吸をしていなければ人工呼吸を行います。
b)口腔内に損傷があったりして感染が心配な場合や口対口の
人工呼吸がためらわれる場合,人工呼吸用マウスピースなどの
準備に時間が掛かる場合は人工呼吸を省略して胸骨圧迫を
行ってください。
c)人工呼吸を行うときは感染防止のため人工呼吸用の
マウスピースなどの使用を推奨します。
d)気道確保をしたままで額を押さえていた手の親指と
人差し指で鼻をつまみます。
e)口を大きく開けて傷病者の口を全て覆って呼気がもれない
ようにします。約 1 秒かけて息を 2 回吹き込み
胸が持ち上がるのを確認します。
8.心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸の組合せ)
a)胸骨圧迫
1)胸骨圧迫の位置
・乳頭と乳頭の真ん中に片方の手の付け根を置いて他方の手をその上に重ねます。
2)胸骨圧迫の実施
・圧迫の速さは 1 分間に約 100 回のテンポで
30 回連続して絶え間なく肘をのばして垂直に
圧迫します。
・圧迫の強さは胸が 4~5cm 沈むほどです。
10.AED の到着と準備
a)AED を使いやすい位置に置きます。
救助者が複数の場合 AED の準備が
できるまで心肺蘇生を継続します。
b)電源を入れます。
電源ボタンを押すものやカバーを開けると
自動的に電源が入るものがあります。
c)音声メッセージのとおり行動します。
11.電極パットを傷病者の胸に貼ります
a)傷病者の衣服を開きます。
b)電極パッドの袋を開封し,電極パッドをシールからはがして
粘着面を傷病者の胸部にしっかりと貼り付けます。
隙間があると AED が動作しない場合があります。
貼り付ける位置は電極パッドに書かれた絵のとおりです。
体が水で濡れている時は乾いたタオルなどで拭いてから電極パッド
を貼ります。ペースメーカー,植込み型除細動器(ICD)がある場合は
3cm 以上離して貼ります。医療用貼付薬または湿布などがある場合は
はがしたあとに電極パッドを貼ります。胸毛が濃い場合は胸毛に電極
パッドを貼って一旦はがし,胸毛を除去したあと胸毛の抜けたところ
に新しい電極パッドを貼り直します。
c)機種によっては音声メッセージに従ってコネクターを接続
するタイプがあります。
d)成人(約 8 歳以上)に対して小児用の電極パッドを
使用してはいけません。
12.心電図の解析
a)AED が自動的に心電図の解析を行います。
音声メッセージの指示に従って誰も傷病者に触れていない
ことを確認します。
b)機種によっては解析ボタンを押すタイプがあります。
13.電気ショック(除細動)
a)心電図の解析結果から電気ショックが必要な場合は
「ショックが必要です」と音声メッセージが流れ自動的に
充電が開始されます。
b)充電が完了すると「ショックボタンを押してください」
と音声メッセージが流れ,ショックボタンが点滅します。
c)救助者は必ず傷病者から離れ,さらに誰も傷病者に触れ
ていないことを確認しショックボタンを押します。
d)電気ショックが加わると,傷病者の体がビクッと動くことが
あります。
14.心肺蘇生の再開
AED の音声メッセージに従い
胸骨圧迫 30 回と人工呼吸 2 回の
心肺蘇生を行います。
15.心電図の自動解析
a)心肺蘇生を再開して 2 分経過すると AED は自動的に心電図の解析を行います。
b)音声メッセージに従って心肺蘇生を中断し「ショックが必要です」の指示が出た場合
は音声メッセージに従って再度電気ショックを行います。
「ショックは不要です」の指示が出た場合は直ちに心肺蘇生を再開します。
16.心肺蘇生を中止する場合(AED の電極パッドは貼り付けたままにしておきます。)
a)救急隊に引き継いだとき。
b)傷病者がうめき声を出したり,普段どおりの息をし始めたとき
呼吸が妨げられないように体を横に向けて回復体位で救急隊を待ちます。
はじめに
このたびは、JRC インマルサット フリートブロードバンド 携帯移動地球局 JUE-501/JUE-251 をお
買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。
JUE-501/JUE-251 は、お客様の要件と満足に応える最高級の品質、性能、および信頼性を備えた
装置として、厳格な検査基準を適用した品質管理の下に梱包出荷されます。
この装置は、万全の状態で長期に渡ってご使用いただけます。
y この取扱説明書をよくお読みになり、正しくお使いください。
このマニュアルでは、BDE-App 1.03 に基づいて機能および仕様について説明します。
y この取扱説明書は使用開始後も随時参照できるよう、大切に保管してください。
JUE-501/JUE-251 は、環境への影響を配慮して製造されています。
x
ご使用のまえに
(1) この取扱説明書について
この装置の使用を開始する前に、取扱説明書をよく読み、正しくお使いください。
この取扱説明書は、問題の解決にも役立ちます。
(2) 絵表示について
この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の
人々への危害、財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしています。その
表示と、意味は次のようになっています。
内容をよく理解してから本文をお読みになり、記載事項をお守りください。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を
危険 負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を
警告 負う可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性
注意 が想定される内容及び物的損害のみの発生が想定される内容を示し
ています。
絵表示の例
△記号は注意(危険・警告を含む)を促す内容があることを告げるものです。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号は禁止の行為であることを告げるものです。
図の中や近傍に、具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれてい
ます。
●記号は行為を強制したり指示する内容を告げるものです。
図の中に具体的な指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜け)が
描かれています。
(3) 警告ラベルについて
装置には警告ラベルが貼ってあります。
警告ラベルは、剥がしたり、傷付けたり、改変したりしないでください。
Note 1) Note 3)
Note 1) Note 3)
xii
<JUE-501 BDE の警告ラベル>
注 3)
注 1) 注 2)
注 3)
注 1) 注 2)
xiii
ご使用の前にご理解いただきたいこと
●当社は、この製品のご使用、この製品のご使用誤り、ご使用中に生じた故障、その他の不具合によ
って受けられた損害については、法令上賠償責任が認められる場合を除きその責任を負えませ
ん。
●お客様の通信は、インマルサットシステムおよび世界各国の各種通信網を経由して実行されます。
このため、まれに誤りが発生する場合があります。重要なデータは、必ず控えを取っておく事をお
すすめします。
お客様の通信は、デジタルスクランブルにより、秘話性がありますが、通常の手段を超える方法がと
られた場合は、通信を傍受される可能性がないとは言えません。この点ご配慮の上、ご使用くださ
い。
●JUE-501/JUE-251 は、付属品を含め、改良のため予告無く仕様を変更することがあります。
●機能によっては、製品版でサポートされていない場合があります。
詳しくは、JRCにお問い合わせください。
xiv
ご使用上の注意
危険
各機器の内部には手や工具などで触れないでください。
感電するおそれがあります。
警告
電源コードを熱器具に近付けないでください。コードの被覆がとけて、火災・感電のおそ
れがあります。
送信中は、ADE からの半径距離がそれぞれ以下の値になる領域内に立ち入らないでく
ださい。ADE から放出される強力なマイクロ波によって負傷するおそれがあります。
[JUE-501]
放射レベル 距離
10W/m2 1.3m
25W/m2 0.8m
100W/m2 0.4m
[JUE-251]
放射レベル 距離
10W/m2 0.6m
25W/m2 0.2m
100W/m2 0.1m
xv
警告
JUE-501/JUE-251 は、装備要領書にしたがって正しく設置してください。
設置工事に誤りがあると、正しく作動しないだけでなく、故障・火災・感電・障害のおそれ
があります。
指定の電源電圧(+21VDC~+31VDC)以外で使用しないでください。故障・火災・感電
のおそれがあります。
お客様による内部の点検・修理は絶対に行わないでください。
専門整備員以外による点検・修理は火災・感電・動作不良のおそれがあります。JUE
-501/JUE-251 は総務省令無線設備規則などの技術規準に適合している機器です。
内部の各回路は厳密に調整されていますので、調整や部品定数の変更などは絶対に行
わないでください。異常が発見されたらただちにお買い上げの販売店、代理店にご相談
ください。故障・火災・感電・傷害のおそれがあります。
警告ラベルを取り外したり、破損及び改変は絶対しないでください。
注意喚起や危険防止ができなくなるおそれがあります。
xvi
注意
ご使用の前にかならず取扱説明書をお読みください。
誤った操作による誤作動および故障のおそれがあります。
“故障かな?”と思ったら「Appendix M トラブルシューティング&FAQ」の項目をよくお読
みのうえ、もう一度お調べください。問題が解決しない場合は、端末を再起動してくださ
い。それでも異常が認められる場合には、使用を中止し、お買い上げの販売店、代理店
にご相談ください。
<<ADE(船上装置)>>
ADE の各ユニットは精密機器ですので機械的衝撃や力を加えないでください。不要な衝
撃や力による故障のおそれがあります。
レドームには、ペンキ等の塗装をしないでください。
通信品質の低下のおそれがあります。
<<BDE(船内装置)>>
電源 ON 時は SIM カードを脱着しないでください。
故障の恐れがあります。
電源 ON 時は ADE-BDE ケーブルを抜かないでください。
故障の恐れがあります。
電源 OFF が完全に終了する前に、電源ケーブルを抜かないでください。
故障の恐れがあります。
<<同軸ケーブルとその他のケーブル>>
ケーブルのコネクタおよび耐食性被覆を傷つけないでください。損傷して故障する
おそれがあります。
コネクタプラグだけをつかんでケーブルを引かないでください。
プラグだけを引っ張ると破損のおそれがあります。
xvii
緊急電話サービス
505 緊急電話について
xviii
[空白]
xix
目 次
はじめに....................................................................................................... x
ご使用のまえに.......................................................................................... xi
ご使用の前にご理解いただきたいこと................................................ xiv
ご使用上の注意......................................................................................... xv
緊急電話サービス.................................................................................. xviii
第 1 章 インマルサットシステムについて........................................ 1-1
1.1 概要................................................................................................... 1-1
1.1.1 インマルサット衛星のカバレッジエリア............................ 1-1
1.1.2 インマルサット・フリートブロードバンド・システム.... 1-2
1.2 インマルサット・フリートブロードバンド・サービス........... 1-3
1.3 JUE-501/JUE-251 ご使用についてのご注意 ................................ 1-4
1.4 緊急電話サービス........................................................................... 1-5
1.4.1 505 緊急電話について ............................................................... 1-5
第 3 章 構成装置.................................................................................... 3-1
3.1 船上装置(ADE)........................................................................... 3-1
3.2 船内装置(BDE)........................................................................... 3-2
3.3 ADE - BDE 接続ケーブル ........................................................... 3-5
3.4 ハンドセット................................................................................... 3-6
3.4.1 LCD/LED セクション ............................................................... 3-7
3.4.2 機能ボタンセクション ............................................................ 3-12
3.4.3 英数文字入力セクション(英字/数字モード選択可能) ........ 3-12
3.5 通信に使用される端末機器......................................................... 3-13
3.5.1 端末機器の接続例 .................................................................... 3-13
3.5.2 使用環境について .................................................................... 3-14
3.6 ハンドセットメニュー............................................................... 3-14
第 4 章 はじめに.................................................................................... 4-1
4.1 端末機器との接続から電源の ON まで ....................................... 4-2
4.1.1 メインユニットと端末機器との接続 ...................................... 4-2
4.1.2 SIM カードの装着・脱着方法 .................................................. 4-4
4.1.3 メインユニットの電源 ON ....................................................... 4-6
4.1.4 ハンドセット画面表示 ............................................................ . 4-8
4.2 通信のための初期設定................................................................. 4-10
4.2.1 Guest ユーザと Admin ユーザのモード設定......................... 4-11
4.2.2 発信サービスタイプの設定 .................................................... 4-12
4.2.3 着信サービスタイプの設定 .................................................... 4-13
4.2.4 衛星サーチの設定 .................................................................... 4-14
第 7 章 ハンドセット画面の説明と操作............................................ 7-1
TOP メニュー........................................................................................... 7-3
7.1. Status メニュー .............................................................................. 7-4
7.1.1 RX(受信)メニュー................................................................. 7-5
7.1.2 TX(送信)メニュー................................................................. 7-5
7.1.3 Position 状態表示 ........................................................................ 7-6
7.1.4 Product メニュー......................................................................... 7-7
7.1.5 Unit Info メニュー ...................................................................... 7-8
7.1.6 ID メニュー............................................................................... 7-12
7.2 SMS メニュー................................................................................ 7-13
7.2.1 New Msg メニュー ................................................................... 7-15
7.2.2 Inbox メニュー.......................................................................... 7-17
7.2.3 Sent メニュー ............................................................................ 7-18
7.2.4 Draft メニュー........................................................................... 7-19
7.2.5 Setting メニュー........................................................................ 7-20
7.3 Satellite メニュー........................................................................... 7-21
7.3.1 Satellite 選択 .............................................................................. 7-21
7.3.2 Spot Beam 番号表示 ................................................................. 7-21
7.4 Phonebook(短縮番号)メニュー............................................... 7-22
7.4.1 Phonebook アドレス編集 ......................................................... 7-23
7.5 Redial メニュー ............................................................................ 7-24
7.6 内線電話メニュー......................................................................... 7-25
7.7 Call Log(通信履歴)メニュー................................................... 7-26
7.7.1 Call Log 一覧メニュー ............................................................. 7-27
7.7.2 Call Log 認証・削除 ................................................................. 7-29
7.7.3 課金設定メニュー .................................................................... 7-30
7.8 Alarm Pack メニュー ................................................................... 7-31
7.8.1 Alarm Pack 装置選択メニュー ................................................ 7-32
7.9 Admin メニュー............................................................................. 7-35
7.9.1 Terminal メニュー..................................................................... 7-36
7.9.1.1 Delivery 設定 ...................................................................... 7-37
7.9.1.2 Local Time 設定.................................................................. 7-38
7.9.1.3 Tracking 設定...................................................................... 7-39
7.9.1.4 GPS Input の設定 ............................................................... 7-40
7.9.1.5 VDR Output の設定............................................................ 7-41
7.9.1.6 WRF の設定 ....................................................................... 7-42
7.9.1.7 Panel LED の設定 .............................................................. 7-43
7.9.1.8 Ether LED の設定............................................................... 7-43
7.9.1.9 Block. Ind.の設定 ............................................................... 7-44
7.9.2 Telephony メニュー .................................................................. 7-45
7.9.2.1 Telephony 設定 ................................................................... 7-46
7.9.2.2 PBX 設定 ............................................................................ 7-49
7.9.2.3 Suppl.設定........................................................................... 7-50
7.9.3 Port メニュー ............................................................................ 7-52
7.9.3.1 ハンドセット詳細設定 ..................................................... 7-53
7.9.3.2 ISDN MSN 設定 ................................................................. 7-54
7.9.3.3 Ethernet (User LAN/EXT WAN)設定 ................................ 7-55
7.9.3.4 I/O 設定............................................................................... 7-57
7.9.3.5 Option 設定 ......................................................................... 7-58
7.9.4 User Cont.メニュー................................................................... 7-59
7.9.4.1 User Reg.設定 ..................................................................... 7-60
7.9.4.2 Usage Rest.設定 .................................................................. 7-63
7.9.5 Auto Dcn.(自動切断)メニュー ........................................... 7-65
7.9.5.1 Max Time(最大接続時間)設定..................................... 7-66
7.9.5.2 Idle Time(無通信時間)設定.......................................... 7-67
7.9.6 SIM メニュー ............................................................................ 7-68
7.9.6.1 PIN Mode 設定 ................................................................... 7-69
7.9.6.2 Change PIN 設定 ................................................................ 7-71
7.9.6.3 Facility 設定........................................................................ 7-72
7.9.6.4 セカンダリ SIM 設定 ........................................................ 7-73
7.9.7 デフォルトメニュー ................................................................ 7-74
7.9.7.1 Alarmpack ........................................................................... 7-75
7.9.7.2 Falsh .................................................................................... 7-75
7.10 その他の画面 (ショートカットなし)................................. 7-76
第8章 ISDN ポートを使う................................................................. 8-1
第 10 章 アフターサービス................................................................ 10-1
第 11 章 仕様 ........................................................................................ 11-1
(APPENDIX)
A ハンドセット・メニューツリー .................................................. A-1
B Web メニューツリー ..................................................................... B-1
C ジャンクションボード .................................................................. C-1
D ソフトウェアアップデート手順 .................................................. D-1
E 工場出荷状態への初期化手順........................................................E-1
F 初期値一覧表 (BDE-App 01.00) .....................................................F-1
G VPN 詳細仕様 ................................................................................. G-1
H PPPoE の接続方法 .......................................................................... H-1
I Bridge の接続方法..............................................................................I-1
J FB LaunchPad インストール手順................................................... J-1
K LaunchPad の使用 ........................................................................... K-1
L TCP アクセラレータのインストール...........................................L-1
M トラブルシューティング& FAQ............................................... M-1
N コーズコード .................................................................................. N-1
O フロントパネルの LED ................................................................. O-1
P クイックチャート ............................................................................P-1
Q 略語・用語集 .................................................................................. Q-1
R お問い合わせ先 .............................................................................. R-1
第 1 章 インマルサットシステムについて 1
第 2 章 JUE-501/JUE-251 について 2
エラー! 指定したスタイルは使われていま
第 3 章 構成装置 3
第 4 章 はじめに 4
第 5 章 電話/FAX を使う 5
第 6 章 Web メニューシステム 6
第 7 章 ハンドセット画面の説明と操作 7
第 8 章 ISDN ポートを使う 8
第 9 章 保守・点検 9
第 10 章 アフターサービス
10
第 11 章 仕様
11
付属資料:APPENDIX
[空白]
第 1 章 インマルサットシステムについて
第1章 インマルサットシステムについて
第 1 章 インマルサットシステムについて
1.1 概要
1.1.1 インマルサット衛星のカバレッジエリア
インマルサット通信システムは、極地方を除いた全世界をカバレッジエリアとしています。
カバレッジエリア内にいるインマルサット機器を搭載した船や車等の移動地球局は、24 時間いつで
も通信ができます。
インマルサットのカバレッジエリアは次の 3 つの海域です。
・ヨーロッパ・中東・アフリカ海域 (Europe, Middle East, Africa (EMEA) Ocean Region)
・アジア・太平洋海域 (Asia-Pacific (APAC) Ocean Region)
・アメリカ海域 (AMER Ocean Region)
各海域に1基ずつ静止衛星が配備されています(予備の衛星を除く)。
オーバーラップした地域では、移動地球局がどちらかの衛星を選択して通信します。(予備の衛星
を除く)。
隣接する海域はオーバーラップ部分を持っています。JUE-501/JUE-251 が、このオーバーラップ部
分に存在する場合は自動的に最適な方の衛星を選びます。
オーバーラップ海域
ヨーロッパ、
アジア、太平洋 アメリカ
中東、アフリカ
(Asia-Pacific) (Americas) 海域
(EMEA)海域
海域
図 1.1.1 インマルサットのカバレッジエリア
1-1
第 1 章 インマルサットシステムについて
1.1.2 インマルサット・フリートブロードバンド・システム
NOC の役割
・人工衛星管理センター(SCC)との連絡・調整
・NCS および SAS との連絡・調整
・各種運用データの収集・統計処理
・衛星の各種試験に関する連絡・調整・移動局識別信号の付与
1-2
第 1 章 インマルサットシステムについて
第1章 インマルサットシステムについて
インマルサット衛星
INMARSAT 本部
② NOC 国際・国内
(通信網運用センター) 公衆通信回線
③ SCC インター
(人工衛星管理センター) ネット
④ TT&C
(衛星追跡管理センター)
1.2 インマルサット・フリートブロードバンド・サービス
インマルサット・フリートブロードバンドは下記のサービスを提供しています。
パケット交換サービス(PS:Packet Switched Service)、回線交換サービス(CS: Circuit Switched
Service), ショート・メッセージ・サービス(SMS)は同時に利用することが可能です。
JUE-501/JUE-251 では、最大 11 回線の PS 接続と 1 回線の CS 接続を同時にサポートします。
パケット交換サービス(PS)
スタンダード IP • FB500システムにおいて、共有チャンネル上での最大432kbpsのインター
ネット・イントラネット・アクセス (FB250システムでは最大284kbpsまで)
• データ量課金
ストリーミング IP • FB500システムにおいて、オン・デマンドの保証レート、最大256kbps
(8,16,32,64,128,256kbpsから選択可能、送信&受信)でのインターネッ
ト、イントラネットへのアクセス (FB250システムでは最大128kbpsまで)
• 接続時間課金
1-3
第 1 章 インマルサットシステムについて
回線交換サービス (CS)
4kbps 音声 • インマルサットミニ-M 音声と同等の、低価格の音声サービス
• 接続時間課金
• 接続時間課金
*)UDI/RDIとは:
UDI=Unrestricted Digital Information (非制限デジタル情報)
RDI=Restricted Digital Information(制限デジタル情報)
ショート・メッセージ・サービス (SMS)
ショート・メッセージ・サー • 最大160 文字までのテキスト・メッセージ送受信サービス.
ビス
• メッセージ毎の課金
ご注意
・ ご利用可能なサービスはプロバイダとの契約内容によります。 本マニュアルに記載されたサー
ビスは SIM カードによってはご利用になれない場合があります。
1-4
第 1 章 インマルサットシステムについて
第1章 インマルサットシステムについて
1.4 緊急電話サービス
1.4.1 505 緊急電話について
1-5
第 1 章 インマルサットシステムについて
[空白]
1-6
第2章 JUE-501/JUE-251 について
第 2 章 JUE-501/JUE-251 について
第2章 JUE―
2.1 概要
JUE-501/JUE-251 移動地球局(MES)は、船上装置(ADE)と船内装置(BDE)で構成されていま
す。
ADE がアンテナ装置、船上ユニット、およびレドームで構成されているのに対し、BDE はメインユ
ニット(MU)とハンドセットで構成されています。
JUE―
G3FAX と旧式アナログモデムサービス(64kpbs 3.1kHz オーディオ)、(*)UDI/RDI、最大 432kbps /
(JUE-501)または 284kbps(JUE-251)のスタンダード IP サービス、8kbps / 16kbps / 32kbps / 64kbps
/ 128kbps /(*)256kbps のストリーミング IP サービス、およびショートメッセージサービス(SMS)の通
信に使用できます。 251
について
[(*)の機能は、JUE-501 の場合のみです。]
JUE-501/JUE-251 は、お客様に高品質な製品を提供するため、厳格な品質管理と検査を経て出
荷されます。この端末は、お客様にご満足いただける状態で長期間ご使用いただけます。
JUE-501/JUE-251 の使用中に不具合や問題が発生した場合は、製品を購入したときの代理店ま
たは営業所にご連絡ください。
2-1
第2章 JUE-501/JUE-251 について
2.2 特徴
最新のフリートブロードバンドの SDM に完全対応
JUE-501 は最新のインマルサットフリートブロードバンド FB500 技術要件(SDM)に適合し、
JUE-251 も最新のインマルサットフリートブロードバンド FB250 技術要件(SDM)に適合しています。
プレジャー・ボートから大型商船まで、全世界で幅広くご利用いただける携帯移動地球局です。
高品質なのに低通信コスト
JUE-501/JUE-251 ではインマルサットが提供している Broadband Global Area Network (BGAN)
により以下のサービスをご利用できます。
- 低コストのグローバルな音声サービス: 4kbps Voice
- G3FAX 及びレガシーなアナログ・モデム対応のサービス:
(衛星仰角(EL)値が 20 度未満の場合、JUE-251 では使用できません)
- 共有チャンネルを使用した最大速度 432kbps(JUE-251 の場合は最大 284kbps)のスタンダード
IP サービス
- ストリーミング IP サービス (8k, 16k, 32k, 64k, 128k, および 256kbps)( JUE-251 の場合は最大
128kbps まで)
- UDI/RDI サービス( JUE-251 ではご利用いただけません。)
- SMS (最大文字数 160)
* ご利用可能なサービスはプロバイダとの契約によります。
スタイリッシュ、軽量、スペース節約、Gyro なし
JUE-501/JUE-251 は、軽量コンパクトな ADE の設計により、あらゆるサイズの船舶に搭載
できます。アクティブで Gyro なしのアンテナ構造を採用することにより、小型船舶用に最
適化しています。
ADE-BDE 間の制御線として同軸ケーブル 1 本のみを使用しているため、JUE-501/JUE-251
を容易に取り付けることができます。また、アンテナのリワインドレス実現により、旋回中に回線
を切断することのない通信が可能になりました。
多彩なネットワークに対応
Ethernet、ISDN、電話機最大 6 台*、およびハンドセットを標準装備とする豊富なインターフェイス。
WRF(Wide band Radio Frequency:広帯域高周波)の出力ポートも装備されています。
自己診断機能
装置内に組み込まれた自己診断機能により常に装置内の状態を監視しています。異常の発生を
記録し、重大なものは即座に警告表示しますので即時の異常発見が可能です。
2-2
ABOVE DECK MAIN UNIT JB
EQUIPMENT (ADE) TEL JB/NQE-3058C TEL(3rd)
GSC-512 CQD-2243 J2
2.3
CFQ-3922A 7ZCSC0212 26 RED 250V TTYCS-1 RED L1 TEL Cable 5m
GSC-511 NQW-132B
W1: Coaxial Cable Coaxial Cable 0.5m TIP3
25 BLK * BLK L2 (Attached to TEL)
2.3.1
J901 ADE
(JRC SUPPLY) (JRC SUPPLY) TEL3 RING3
24 TEL JB/NQE-3058C TEL(4th)
FG
HANDSET 23 RED 250V TTYCS-1 RED L1 TEL Cable 5m
TIP4 NQW-132B
1m 22 BLK * BLK L2 (Attached to TEL)
Earth Plate NQW-267 Handset TEL4 RING4
(Attached with Handset) 21 TEL JB/NQE-3058C TEL(5th)
(Attachment) FG
20 RED 250V TTYCS-1 RED L1 TEL Cable 5m
TIP5 NQW-132B
19 BLK * BLK L2 (Attached to TEL)
ChartCo WRF TEL5 RING5
Receiver 18 TEL JB/NQE-3058C TEL(6th)
(ChartCo SUPPLY) [SMA J]
FG
系統図
図
6 THS, HDT, VHW) YEL 4 4 4
Power Supply Unit COM SD2 S3 3
5 5 S3 5
7ZCSC0222B 5m 5
[*1] NO NM- R2
RED Power Supply Cable 4 BLU 6 6
Ship's power AC220V : NBD-904
+ 21-31V DC NC GND COM 4
EMC FILTER (RSHN-2003) (JRC SUPPLY) I/01 3 250V MPYC-4 STEP
DC24V BLK RED
- VOUT * SIGNAL
Ship's power AC110/115V : OUT 2
GRN BLK ACK
TRANSFORMER (DD-118564) AC IN E 1 1 RED Power Cable 5m
TB1
◆
Ship's power AC100V : WHT : Pin No. GND (POWER) +24V a
U V a 2 BLK (Attached to
TRANSFORMER (DD-118525) 1.SYNC(BRN) GND GYRO I/F BOX)
2.BUZZ(WHT) 3 WHT
YEL FG
0.6/1kV DPYC-1.5 or 3. RXA(YEL)
2-3
1 4.RXB(GEN)
Ship's Power 0.6/1kV DPYC-2.5 GRN
2 5.+12V(RED)
AC100/220V * RED MVVS-20/0.18x6- J3 250V EXT BUZ EXT BUZ
8.5P-(8) 5m 6.GND(BLK)
Voice 3 24 RED1 TTYCS-1Q RED1 RED1 RED1
NQE-3301 BLK DB1 OP1D1 D1 D1 D1 D1
Distress 4 (JRC SUPPLY) *
23 BLK1 BLK1 BLK1 BLK1
Button
TB1
TB3
TB1
TB3
WHT OP1D2 D2 D2 D2 D2
5 22 RED2 RED2 RED2 RED2
BRN OP1 12V 12V 12V 12V 12V
6 ISDN 21 BLK2 BLK2 BLK2 BLK2
TB2
TB4
TB2
TB4
15 D2 D2 D2 D2
ETH2 FG RED2 RED2 RED2
Cat-5 LAN Cable 14 1 250V MPYC-2 Remote 12V 12V 12V 12V
PC/HUB Remote RMT1
* [RJ-45] * Power Switch BLK2 BLK2 BLK2
TB2
TB4
TB2
TB4
Control RMT2
12 BLK1
RX_A G G G G
11
250V TTYCS-1Q
Cat-5 LAN Cable ETH3 RED1
PC/HUB RX_B Voice Distress *
[RJ-45] 10
NCE-6824A NCE-6824A
* BLK2 250V Button
SYNC TTYCS-4 BLK1
VDB2 9 RED2
BUZZ 1
8
* RED1
BLK3 2
Cat-5 LAN Cable ETH4 12V BLK2
PC/HUB 7 RED3
* [RJ-45] GND 3
6 RED2 NQE-3301
COM 4
5 BLK3
NO 5
JRC LAN Cat-5 LAN Cable JRC LAN 4 RED3
NC 6
(RMS) * [RJ-45]
I/02 3
VOUT
2
ACK
1
EXT WAN Cat-5 LAN Cable EXT WAN
GND
(another sat-com) * [RJ-45]
Earth Cable INMARSAT FB500 JUE-501
7ZCSC0266 Earth Plate
(Attachment) (YARD SUPPLY) *: YARD SUPPLY Interconnection Diagram
JUE-501/JUE-251 について
251
501
2.3.2 構成品目表
表 2.3.2 構成品目表
機器名称 型番 個数
標準構成品 JUE-501 GSC-511 1
船上装置(ADE)
JUE-251 GSC-251 1
JUE-501 GSC-512 1
船内装置(BDE)
JUE-251 GSC-252 1
ハンドセット NQW-267 1
電源ケーブル 7ZCSC0222B 1
(EXT PSU と BDE 本体を接続)
取扱説明書 (英語版) 7ZPSC0427 1
装備要領書 (英語版) 7ZPSC0429 1
クイックリファレンスガイド (英語版) 7ZPSC0431 1
CD-ROM 7ZPSC0433 1
JUE-501 MPXP34916 1
ADE 設置用添付品
JUE-251 MPXP34915
BDE 設置用添付品 7ZXSC2502 1
BDE 用スペアヒューズ 7ZXSC0008 3
検査成績書 1
オプション 同軸ケーブル(ADE JUE-501 CFQ-3922A5* (50m) 1
と BDE を接続) JUE-251 CFQ-5924A3** (30m) 1
中継ケーブル (JUE-501 で CFQ-3922A/ 7ZCSC0212 1
3923A と BDE 本体を接続する場合)
変換コネクタ (CFQ-3922A/ 3923A ケーブ NJ-TNCP 1
ルと JUE-251 の ADE を接続する場合) (JRC:5JAAE01753)
ジャンクションボード CQD-2243 1
リモート電話機 NQW-132B 1
ファクシミリ(brother FAX-2820) 7EZSC0060 1
ファクシミリ用電圧変換機 DD-118525 1
(AC100V 用)
ファクシミリ用電圧変換機 DD-118564 1
(AC110V/115V 用)
ファクシミリ用 EMC フィルタ RSHN-2003 1
(AC230V 直結時)
外部電源ユニット (EXT PSU) NBD-904 1
電話機接続箱(TEL JB) NQE-3058C 2
ハンドセット延長ケーブル 7ZCSC0291 1
ジャイロ接続箱 NQA-2066A*** 1
外部ブザー NCE-6824A 最大 4
ボイス・ディストレス・ボタン NQE-3301 最大 2
VDB 壁掛け用アダプタ
(フラッシュマウント時不要)
取扱説明書 (日本語版) 7ZPSC0428 1
2-4
第2章 JUE-501/JUE-251 について
第2章 JUE―
および 100m、10D)があります。
501
JUE―
/
251
について
2-5
第2章 JUE-501/JUE-251 について
単位: mm
質量: 20kg
2-6
第2章 JUE-501/JUE-251 について
第2章 JUE―
JRC マーク
501
Inmarsat マーク
JUE―
/
251
について
FWD マーク
底面図
コネクタ
単位: mm
質量: 4.7 kg
2-7
第2章 JUE-501/JUE-251 について
2.4.3 BDE(船内装置)JUE-501[GSC-512]
単位: mm
質量: 4.5kg
図 2.4.3 JUE-501(GSC-512)の外観
2-8
第2章 JUE-501/JUE-251 について
2.4.4 BDE(船内装置)JUE-251[GSC-252]
第2章 JUE―
501
JUE―
/
251
について
単位: mm
質量: 4.5kg
2-9
第2章 JUE-501/JUE-251 について
2.4.5 ハンドセット[NQW-267]
取付穴
壁取付ブラケット
4-取付穴
単位: mm
質量: 0.5kg
図 2.4.5 ハンドセット
2-10
第2章 JUE-501/JUE-251 について
2.4.6 ジャンクションボード[CQD-2243]
第2章 JUE―
501
JUE―
/
251
について
単位: mm
質量: 2.5 kg
図 4.2.6 ジャンクションボード
2-11
第2章 JUE-501/JUE-251 について
2.4.7 同軸ケーブル[CFQ-3922A5]
Max.30mm
mm
Max.15mm
mm
図 2.4.7 同軸ケーブル
2-12
第3章 構成装置
第 3 章 構成装置
この章では、JUE-501/JUE-251 の構成及び端末について説明します。
第3章
3) 同軸ケーブル: ADE と BDE を接続するケーブル
4) ハンドセット: ハンドセット及びクレードル
5) 端末装置: 通信に必要なアクセサリ (ユーザ用意の PC, FAX, 及び電話)
構成装置
3.1 船上装置(ADE)
レドームにより、次の要素で構成されるアンテナ装置を保護しています。
a)低ノイズ増幅器(LNA)
b)GPS回路内蔵甲板上ユニット(ADU)
c)ロータリージョイント
d)アンテナペデスタル
船内装置(BDE)とは一本の同軸ケーブルで接続され、すべての信号(および電力)はこの
同軸ケーブルを通じてやりとりされます。
図 3.1 ADE
3-1
第3章 構成装置
3.2 船内装置(BDE)
メインユニット
メインユニット外観
前面
背面
図 3.2a メインユニット外観
前面
① 電源スイッチ
③ LED
② SIM カードスロット ④ ハンドセットポート
図 3.2b メインユニット前面
3-2
第3章 構成装置
0 背面
⑧WRF コネクタ
⑥アンテナ ⑫ヒューズ
ケーブル・コネクタ ⑩ JRC LAN ポート
⑭ DC 電源コネクタ
第3章
構成装置
⑤TEL1/2 ポート ⑨EXT WAN ポート ⑬ VDB ポート
⑦ISDN ポート ⑪ユーザ LAN ポート ⑮アース
図 3.2c メインユニット背面
① 電源スイッチ
電源の ON/OFF に使用します。
② SIM カードスロット
SIM カードを格納します。
③ LED
通信・装置の状態を表示します。READY LED、ALARM LED、および COMM LED は、
起動時を除いてハンドセットの LED と同じ方法で点灯します。メインユニットはフロ
ントパネルにさらに2つの LED(Ant. LED と SMS LED)を備え、アンテナの状態と
新着 SMS の受信状態を表します。LED の意味とシーケンスについては、
「Appendix O
フロントパネルの LED」で説明しています。
④ ハンドセットポート(12 極モジュラージャック)
ハンドセットを接続します。
提供サービス:4kbpsVoice および SMS
⑤ TEL 1/2 ポート(6極モジュラージャック(RJ-11))
アナログ機器、端末電話、FAX をメインユニットに接続します。
ご利用可能なサービス: 4kbps Voice, 64kbps 3.1kHz Audio
⑥ アンテナケーブル・コネクタ
ADE に接続されている同軸ケーブルを接続するためのコネクタです。
⑦ ISDN ポート(8 極モジュラージャック(RJ-45))
ISDN インターフェースを備えた機器を接続します。
ご利用可能なサービス: 4kbps Voice, 64kbps 3.1kHz Audio, UDI および RDI
3-3
第3章 構成装置
⑧ WRF コネクタ
WRF(広帯域高周波)信号を出力します。
⑨ EXT WAN ポート(Ethernet の RJ-45 タイプ 8 ピンモジュラーケーブル)
ESV などの外部 WAN と接続します。
⑩ JRC LAN ポート(Ethernet の RJ-45 タイプ 8 ピンモジュラーケーブル)
JRC LAN と接続します。FBB 以外の JRC 製品を接続することにより、リモートメンテ
ナンスや状態モニターのような付加価値を提供します。
⑪ ユーザ LAN ポート x 4(Ethernet の RJ-45 タイプ 8 ピンモジュラーケーブル)
ユーザ PC などのユーザ機器と接続します。
提供サービス:スタンダード IP、ストリーミング IP、および SMS。
最大合計 32W の PoE(Power over Ethernet)がご利用いただけます。
⑫ ヒューズ
過剰な電流により溶断して回路を遮断します。
交換方法:マイナスドライバでヒューズのフォルダを左へ 90 度ゆるめると、フォルダ
自体が突出してきますので、そのまま引き抜いてください。ヒューズを新しいものと
交換してフォルダにおさめ、押しながら右に締め込みます。
⑬ VDB ポート
ボイス・ディストレス・ボタン(VDB)と接続します。
⑭ DC 電源コネクタ
メインユニットへ電源を供給するケーブルを接続します。
⑮ アース
3-4
第3章 構成装置
第3章
構成装置
図 3.3 ADE-BDE 接続ケーブル
3-5
第3章 構成装置
3.4 ハンドセット
ハンドセットはハンドセット本体と、取付台であるクレードルで構成されます。ハンドセット
本体は強い磁力でクレードルに固定されています。
注意
ハンドセットを CRT 機器、またはその他の機器の近くに設置しないでください。
ハンドセットの磁場がそれらの機器の性能に影響を与えるおそれがあります。
内側 クレードルに置いた状態
前面 クレードル
(操作面) (受話器側)
図 3.4a ハンドセットとクレードル
ハンドセットの操作面は 3 つのセクションから構成されています。
3.4. 3. 英数字入力セクション
数字は電話番号などを入力する時に、英文字は
文章を入力する時に使用してください。入力モー
ドは、機能ボタンセクションにある Aa ボタンを
押すことによって切り替えることができます。
図 3.4b ハンドセットのセクション構成
3-6
第3章 構成装置
すべての画面に共有の項目は以下のとおりです。
①[操作ボタン] 操作可能な方向 key 、 、 を表示
②[入力モード] Aa(アルファベット入力モード)または無表示(数字入力モード)を表示
第3章
(SMS 編集時のみ aA(小文字アルファベット入力モードを表示)
③[機能選択状態] 、 R、 、 、 、 を表示
④[受信状態] を表示
構成装置
⑤[通信中のパケット接続] アイコンを表示
⑥[選択している衛星] APAC E143.5 などを表示
⑦[現在時刻] UTC(世界標準時)と LT(現地時間)のどちらかを表示、また通信時間を表示
⑧[装置の状態] CS PS READY、COMM(OUT)などを表示
① ② ③ ④ ⑤
Aa
⑥ APAC E143.5
4 行
⑦ 10:55 UTC
CS PS READY
⑧
12 桁
3-7
第3章 構成装置
表 3.4.1 画面に表示された項目の説明
表示項目 Contents
1 操作ボタン 画面がスクロールおよび右/左画面の切り換えが可能な時に表示されます。
上下の が表示された時には上下スクロールボタンで、( )
左右の が表示された時には左右スクロールボタンで、
( )
画面をスクロールしてください。
注)この アイコンは:
SIM カード上の SMS メッセージ用ボリュームが満杯状態であること
を示します。新しくメッセージを送受信するためには不要なメッセー
ジを削除してください。
注)この アイコンは:
・ このエリアに表示される他のアイコン( 、R、 、 、 )
が表示されている場合は、新しいメッセージを受信しても表示されま
せん。
・ Inbox メニューが選択され、「Inbox 一覧表示画面」を一度でも開いて
しまうと、中身を読む、読まないにかかわらず表示が消えます。
・ 表示したままで電源を OFF にすると、次に電源 ON した時には表示が
消えます。
・ PC のような外部の機器を通じて、この SMS メニューにアクセスした
場合は、新着メッセージを読んだとしても、ハンドセット上の 表
示は消えません。
注)この アイコンは:
FAX が使用できないことを表します。このアイコンは、JUE-251 の衛星
仰角(EL)値が 20 度未満の場合に表示されます。
3-8
第3章 構成装置
第3章
2 通信はできるが不安定な状態
3 通信が正常にできる状態
4 通信が正常にできる状態
構成装置
5 通信が正常にできる状態
6 通信が正常にできる状態
5 接続中の IP サー
ビス 現在接続中の IP サービスを、アイコン表示します。
アイコン 利用可能のパケット接続
スタンダード IP サービスのみ接続
ストリーミング IP サービスのみ接続
上記の 2 つのサービスどちらも接続
6 選択中の衛星名 選択中の衛星/通信中の端末-サービス名を表示します。
y 衛星
W180.0 から E180.0 まで 0.1 度単位で表示します。
3-9
第3章 構成装置
8 装置の状態 装置の状態を表示します。通常は、このエリアは通信待ち状態、あるいは通
(STATUS 表示部分) 信中に以下の状態を表示します。
状態の判断 表示される文字 内容
正常 nnn/NNN メッセージの現在の入力済文字数
SMS 編集時のみ表示 (nnn)
および入力可能文字数(NNN)
異常 ADE? ADE 異常
異常 SIM? SIM 異常
異常 POSITION? GPS が衛星からの電波を受信しない。
これは常に故障であるとは限らない。
ブロッキングなど他の原因も考えられ
右の表は、優先
る。
的に表示される
正常 HEADING? Sync/Step GYRO がヘディング値を要求
項目順になって
異常 GYRO? GYRO 異常
います。 船からの発呼
正常 COMM (OUT)
正常 COMM (IN) 陸からの発呼
正常 SAT SEARCH 衛星サーチ中
正常 REGISTERING 衛星サーチの終了後、READY 状態にな
るまでの間表示される
異常 SEARCH NG 衛星サーチ失敗
正常 CS PS READY 通信可能
(回線交換/パケット交換サービス共可
能)
正常 CS READY 通信可能
(回線交換のみ可能)
正常 PS READY 通信可能
(回線交換のみ可能)
正常 NOT READY 通信不可能
3-10
第3章 構成装置
LED の点灯
第3章
緑点滅:サービスをご利用いただけませ
ん。
(システムの起動、ケーブルの校正、
衛星の検索、または SIM の登録中)。 READY ALARM COMM
構成装置
橙色点灯:登録の障害か、SIM カードが
未挿入です。
橙色の点滅:
・ 初期化によるシステムの起動。
・ 電源スイッチがオフになってか COMM ランプ:通信中であることを表示します
ら、電源を完全に使い果たすま
で。 緑点灯:回線交換サービス(CS)通信中。
(消灯:電源 OFF)
(パケット交換サービス利用時、および回線交換の通
信を行っていない場合は無点灯です。)
3-11
第3章 構成装置
3.4.2 機能ボタンセクション
各メニューに直接アクセスできるダイレクトボタン、画面遷移するための各種ボタンがあります。
ボタンとその機能
Aa 文字切換えボタン 文字と、数字の入力の切換えに使用します。
GH
OK OK ボタン 各設定を終了した後で、確定するために使用します。
W
W
上スクロールボタン
上に画面をスクロールする時/リダイヤルリストの呼出しに使用します。
下スクロールボタン
下に画面をスクロールする時/リダイヤルリストの呼出しに使用します。
オフフック(通話開始)ボタン 電話を受ける時、かける時、保留にする時に使用します。
オンフック(通話終了)ボタン 電話を切る時に使用します。
3.4.3 英数文字入力セクション(英字/数字モード選択可能)
ボタンとその機能
1 FN ボタン
このボタンは通話音量お
2ABC よび画面の明るさを調節 このボタンは通話中の着
3DEF します 信応答や保留に使用され
4GHI ます。
5JKL
6MNO 番号・文字・記号の入力に使用します。
P
7QRS
8TUV
9XYZ
W
3DEF 図 3.4.3
英数字ボタンセクション
0.,-
# #記号を入力する時と、画面を右スクロールする時に使用します。
*記号を入力する時と、画面を左スクロールする時に使用します。
*
3-12
第3章 構成装置
3.5 通信に使用される端末機器
3.5.1 端末機器の接続例
第3章
ハンドセット
構成装置
TEL2 /TEL1 ポート ISDN JRC LAN ユーザ LAN
EXT WAN
ポート ポート ポート RJ-45
ポート
RJ-45 RJ-45
RJ-11 RJ-45
RJ-11
Ethernet
Ethernet
ケーブル
ISDN Ethernet ケー
TEL cable
TEL ケーブ ケーブル ケーブル
ケーブル ル
ESV VDR
ターミナル etc
アダプタ
Ethernet
cable
HUB
ご注意
JUE-501/JUE-251 は、Ethernet ケーブルのタイプ
Ethernet
(cross または straight)を自動的に認識します。 cable
図 3.5.1 必要な端末
3-13
第3章 構成装置
3.5.2 使用環境について
表 3.5.2 使用環境
3.6 ハンドセットメニュー
JUE-501/JUE-251 では、多彩なメニュー画面が表示設定できます。
*1)
Guestユーザ はAdmin ユーザ*2)のメニューを使用できません。
*1)
Guest ユーザ:一般ユーザ
*2)
Admin ユーザ:JUE-501/JUE-251 本体の設定などの権限を持つ、管理者のユーザ
ハンドセットメニュー
3-14
第4章 はじめに
第 4 章 はじめに
4.1 節では、メインユニットとハンドセットおよび周辺機器の接続、および SIM カードの脱
着について説明し、さらに、4.2 節では通信の初期設定について説明します。
ご注意
GYRO追尾の 2 つがあります。ハンドセットの+ MENU+3
衛星追尾方式の設定には電波追尾、
ボタン(Satelliteメニュー)を押して、「3.Heading」項目が表示されるときには、お使いの
JUE-501/JUE-251 はGYRO追尾方式に設定されています。
Web ブラウザについて
第4章 はじめに
JUE-501/JUE-251 には、PC の Web ブラウザからアクセスできます。JUE-501/JUE-251 の機能
の調整に加え、スタンダード/ストリーミング IP サービスの接続/切断、および SMS の送信/受信など基
本的なサービスも Web ブラウザからご利用いただけます。
ご注意
• Web ブラウザによる BDE の制御については、この取扱説明書の「第 6 章 Web メニュー
システム(p6-1)」を参照ください。
• JUE-501/JUE-251 では、Microsoft Internet Explorer 7 以上と Mozilla Firefox 3.6 以上のバー
ジョンをサポートしています。
LaunchPad について
LaunchPad は、地球移動局(MES)を操作するため、Inmarsat 社が提供するアプリケーション ソフト
ウェアです。基本的なサービスは LaunchPad からもご利用いただけます。
ご注意
• LaunchPad のインストールと使用方法は、Appendix J および Appendix K を参照ください。
• LaunchPad バージョン 5.0.4 以降で、Windows XP/Vista/7 32bit に対応しています。
ご注意
• Inmarsat 社以外の TCP アクセラレーターを使用した場合、又は、ご使用のアプリケーショ
ンによっては、転送速度が改善しない場合があります。
4-1
第4章 はじめに
4.1 端末機器との接続から電源の ON まで
4.1.1 メインユニットと端末機器との接続
ハンドセット
ターミナル
アダプタ 外部 WAN
(接続はターミナル
アダプタのタイプに
より異なります。)
VDR
PC など
FAX TEL
図 4.1.1 各コネクタと端末機器との接続
ご注意
• JUE-501/JUE-251 は、Ethernet のケーブルタイプ(cross または straight)を自動的に認識
します。
• TEL1/2 ポートの設定を、接続機器に合致したサービスタイプに設定してください。
(サービスタイプの設定方法は、p4-12 を参照)
• ユーザ LAN では、最大で合計 32W PoE(Power over Ethernet)を使用できます。
4-2
第4章 はじめに
ハンドセットポートへハンドセットを接続します
ハンドセットコード(12 極モジュラージャック)の先のアダプタをハンドセットポートへ接続
します。
第4章 はじめに
Ethernet ケーブルを使用して、ユーザ LAN ポートへパソコンを接続します。
ISDN ポートへターミナルアダプタを接続します
ISDN ケーブルを使用して、ISDN ポートへターミナルアダプタを接続します。
(接続はターミナルアダプタのタイプにより異なります)
4-3
第4章 はじめに
ご注意
・ JUE-501/JUE-251 はプロバイダから供給された有効な(アクティベートされた)SIM
カードを装着しない限り、通信できません。
・ 電源スイッチが確実に OFF になっていることを確認して、メインユニットに SIM カー
ドを挿入してください。
注意
電源 ON 時は SIM カードを脱着しないでください。
故障のおそれがあります。
4-4
第4章 はじめに
3) SIM カードは押し込むと、出てきます。取り除いてください。
第4章 はじめに
4-5
第4章 はじめに
4.1.3 メインユニットの電源 ON
電源を入れる前に、以下の点を確認してください。
・アンテナと衛星の間に遮蔽物がないことを確認してください。
・SIM カードが正確にセットされていることを確認してください。
・船内電源のブレーカーがオンになっていることを確認してください。
・ADE からの同軸ケーブルが確実に本体に接続されていることを確認してください。
・ハンドセットが確実に本体に接続されていることを確認してください。
電源の ON
電源を投入するには、メインユニットの Power(電源)スイッチを押して ON にしてください。
前面の READY LED が緑で点灯し、点滅を開始します。しばらくすると ANTENNA ランプ
が点滅しはじめ、その後両方のランプが点滅を止めて緑で点灯します。
電源起動時にADEで大きな音がする場合がありますが、故障ではありません。
電源の OFF
Power(電源)スイッチを OFF にします。
READY ランプが橙色で点滅しはじめ、その間に電源の切断処理が実行されます。電源切断
処理が完了すると、電源が OFF になります。
注意
電源切断処理が行われている間は、電源ケーブルを抜かないで下さい。
電源スイッチ
LEDs
4-6
第4章 はじめに
自動衛星サーチ(捕捉)機能が働きます
ご注意
[CS PS READY]が LCD 画面に表示されていても、通信が失敗する場合は、受信信号強度(REC)
第4章 はじめに
が低いと思われます。少し時間をおいて再度通信を行ってください。
ご注意
・ ハンドセットの GPS 位置捕捉状態が測位状態であるかどうか確認してください(7.1.3 項
Position 状態表示(p7-6)参照)
衛星サーチ機能が働かない場合は、お買い上げの代理店または JRC 各営業所にご相談くださ
い。
何らかの要因で、選択した衛星の捕捉に失敗することがあります。この場合、ハンドセット
画面最下段の STATUS 表示部分に、
「SEARCH NG」と表示されます。
その場合、アンテナと衛星の間に遮蔽物がないことを確認後、もう一度手動で衛星を選択して
ください(「4.2.3 衛星サーチの設定」(p4-14)を参照ください)。手動で衛星サーチを行わな
い場合、JUE-501/JUE-251 は 10 分後に自動で再サーチを開始します。
APAC E143.5
14:03 UTC
SEARCH NG
4-7
第4章 はじめに
4.1.4 ハンドセット画面表示
ON メインユニットの電源ボタンを押してオンにします。
追尾方式が Gyro の場合は、Appendix C.3 を参照
してください。
衛星サーチ中
「SAT SEARCH」文字が最下段、STATUS
表示部分に表示され、衛星サーチが開始
APAC E143.5
されます。
14:03 UTC
SAT SEARCH
ネットワークへ登録中
衛 星 サ ー チ が 終 了 す る と 、
APAC E143.5 「REGISTERING」文字が表示され、
14:03 UTC インマルサット通信ネットワークへの登
REGISTERING 録が開始されます。
通信可能状態
登録が終了すると、「CS PS READY」文
字が表示され、様々なサービスがご利用
可能になります。
APAC E143.5
14:03 UTC
CS PS READY
※アンテナバーの本数は通信状態を表示
0本 :未受信状態
1~2 本:通信可能であるが不安定
3~6 本:安定した通信が可能
4-8
第4章 はじめに
メインユニットの電源ボタンを押してオ
OFF
フにします。
終了画面
JUE-501/JUE-251 の内部で、終了作
業が行われています。
Power OFF
第4章 はじめに
点滅
ご注意
通信中に、下記の画面がポップアップした場合は、JUE-501/JUE-251 の通信系に障害が発
「7. 10.その他の画面:TX アラーム画面(p7-77)」をご参照の上、処理を
生していますので、
行ってください。
TX アラーム画面
TX Alarm
OK : Reset
図 4.1.4c TX アラーム画面
4-9
第4章 はじめに
4.2 通信のための初期設定
設定の流れ
8 章 (p8-1)
ISDN ポートを使う
図 4.2a 設定の流れ
ご注意
設定作業中に、誤った動作/入力を行った場合、下記の画面がポップアップした後、そのひ
とつ前の動作/画面に戻ります。
Error
図 4.2b 設定エラー画面
4-10
第4章 はじめに
電源を押してオンにしたままの状態では、Guest ユーザとしてログインしているモードになっ
ています。
本書の「5.1.5 項 着信音量/パターン・通話音量・画面明度の調整」、
「6.5 節 Admin ユーザメ
ニュー(Web)」
、「7.9 節 Admin メニュー(ハンドセット)
」の Admin ユーザ限定の操作を行
うには、Admin ユーザのシークレット・コードを入力してログインする必要があります。
第4章 はじめに
NOTE
Admin の初期シークレット・コードは“0001”です。
アイドル画面
APAC E143.5
MENU ボタンを押して、TOP メニューを呼出してください。
14:03 UTC
READY
1 Status
2 SMS TOP メニュー画面
READY 矢印(▲▼)ボタンを押してカーソルを上下させ、
8 Alarmpack 「9 Admin」を選択して OK ボタンを押してください。
9 Admin
READY
Secret Code?
シークレット・コード認定画面
4 桁のシークレット・コードを入力してください。入
READY
Secret Code? 力した文字は*で表示されます。
****
READY
1 Terminal Admin メニュー画面
2 Telephony シークレット・コードが認証されると、すぐにこの
! 画面が表示されます。ここからは自由に Admin
ユーザメニューにアクセスできます。
エラー画面
Error 画面
Error
入力したシークレット・コードが間違っていた場合、瞬間的にこの画面が
表示され、すぐに TOP メニューの画面に戻ります。
4-11
第4章 はじめに
4.2.2 発信サービスタイプの設定
このセクションでは、TEL ポートと ISDN ポートの発信サービスタイプを設定します。
ここで設定されたサービスタイプは、そのポートで発信を行う際に、デフォルトとして使用さ
れます。各ポートに接続された機器(電話または Fax)に従い、発信サービスタイプを選んで
ください。
ここでの設定に関わらず、発信番号の頭に*を追加することで音声サービス、**を追加する
ことで Fax/Audio サービスとなります([詳細は、5.2.1 サービスタイプの強制設定での発信方
法](p5-30)を参照)。
アイドル画面
MENU ボタンを押して TOP メニューを開いてください。
APAC E143.5 TOP メニュー画面
14:03 UTC
[9 Admin] を選んで OK ボタンを押してください。
READY
8 Alarmpack
Admin メニュー画面
9 Admin
[2 Telephony] を選んで OK ボタンを押してください。
READY
2 Te l e p h o n y
シークレット Telephony メニュー画面
3 Port
コードを入力 [1 Telephony] を選んで OK ボタンを押してくださ
000m00s
して下さい。 1 Te l e p h o n y い。
2 PBX
Telephony 設定項目選択画面
2 TEL1
1 Terminal
設定する TEL ポートを選択して OK ボタンを押します。
2 Telephony 3 TEL2
READY TEL メニュー画面
3 O u t Ty p e
[3 Out Type]を選んで OK ボタンを押してくだ
4 In Type
さい。
Voice
Type 選択画面
Fax
[Voice], [Fax] または[Audio] を選んで
Audio
OK ボタンを押してください。
図 4.2.2 発信サービスタイプの設定メニュー
4-12
第4章 はじめに
4.2.3 着信サービスタイプの設定
このセクションでは、TEL ポートと ISDN ポートの着信サービスタイプを設定します。
ここで設定されたサービスタイプは、そのポートでの着信呼び出しに使用されます。各ポート
に接続された機器(電話または Fax)に従い、着信サービスタイプを選んでください。
第4章 はじめに
サービスタイプの内容は以下の通りです(発信サービスの内容と同じ)。
アイドル画面
MENU ボタンを押して TOP メニューを開いてください。
TOP メニュー画面
APAC E143.5
[9 Admin] を選んで OK ボタンを押してください。
14:03 UTC
READY
8 Alarmpack Admin メニュー画面
9 Admin [2 Telephony] を選んで OK ボタンを押してください。
2 Te lREADY
ephony
Telephony メニュー画面
3 Port
[1 Telephony] を選んで OK ボタンを押して
シークレット 1 0Te0 0l emp0h0osn y ください。
コードを入力 2 PBX
Telephony 設定項目選択画面
して下さい。
2 TEL1 設定する TEL ポートを選択して OK ボタ
3 TEL2 ンを押します。
3 READY
Out Type
1 Terminal
TEL メニュー画面
2 Telephony 4 In Type [4 In Type] を選んで OK ボタンを押して
ください。
Voice
Fax Type 選択画面
Audio [Voice], [Fax] または[Audio] を選んで
OK ボタンを押してください。
図 4.2.3 着信サービスタイプの設定メニュー
4-13
第4章 はじめに
4.2.4 衛星サーチの設定
現在の設定が*で表示されるので、変更したい場合は▲▼ボタンでカーソルを移動させ、
OK ボタンで確定してください(Auto を選択すると自動的に最適な衛星を選択します)。
衛星選択は、自船位置から通信に最適な、エレベーションの高い衛星を自動的に行いますが、
アンテナと遮蔽物の影響によるブロッキングで、衛星の捕捉に失敗することがあります。この
場合、ハンドセット画面最下段の表示部に、「SEARCH NG」と表示されるか、画面最上部の
アンテナアイコンが点滅します。その場合、下記に従い、ブロッキングされていない通信可能
な衛星を選択してください。
APAC E143.5
14:03 UTC
SEARCH NG
Satellite 選択画面
3 Satellite
4 Phone Book
Auto
READY
OK 1 Satellite
*AMER W98.0
OK
2 Spot Beam APAC E143.5
EMEA E25.0
OK
カーソルで選択して OK ボタンを押してください。
Top メニュー画面に戻ります。
図 4.2.3b 衛星の選択方法
*Satellite 選択画面では下記の運用されている衛星の中から選択可能な衛星のみ
を表示します。
AMER W98.0 (Americas 衛星)
APAC E143.5 (APAC 衛星)
EMEA E25.0 (EMEA 衛星)
4-14
第5章 電話/FAX を使う
第 5 章 電話/FAX を使う
5.1 節(p5-6)では、ハンドセットを使った下記の電話機能を説明します(数字は章番号)。
第5章 電話/FAXを使う
5.2 節(p5-29)では、TEL ポートを使用した、電話/FAX の機能を説明します。(数字は章番号)。
5.2.3 他端末電話への通話転送
5-1
第5章 電話/FAX を使う
JUE-501/JUE-251 のダイヤル発信方法
最後に発信した電話番号はメインユニットに記憶されているため、簡単にリダイヤル発信することがで
きます。
以下の手順を参照してください。
表 5a JUE-501/JUE-251 を使用した電話番号の発信方法
*JUE-501/JUE-251 を使用した電話番号の発信方法(端末電話、ハンドセット共通)
例)日本の 0422-45-9xxxに電話する場合→0081422459xxx#
■短縮番号発信 短縮番号 * #
■ラストダイヤル発信 00 * #(各ポートごとに保持している最後にダイヤルした番号が発
信される)
■シークレット・コード利用発信
→43210081422459xxx#
5-2
第5章 電話/FAX を使う
サービスタイプの強制設定での発信方法
表 5b サービスタイプの強制設定での発信方法
Voice(4kbps 音声)サービスを一時的に利用する
■短縮番号発信 * 短縮番号 * #
第5章 電話/FAXを使う
■ラストダイヤル発信 * 00 * #
Fax(3.1kHz FAX)サービスを一時的に利用する
■短縮番号発信 ** 短縮番号 * #
■ラストダイヤル発信 ** 00 * #
5-3
第5章 電話/FAX を使う
番号表示および非表示でのダイヤル発信方法
表 5c 番号表示および非表示でのダイヤル発信方法
番号表示
■短縮番号発信 1 * 短縮発信番号 * #
■リダイヤル発信 1 * 00 * #
■強制サービスタイプが音声(4kbps 音声)の場合の通常発信
* 1 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #
番号非表示
■短縮番号発信 2 * 短縮発信番号 * #
■リダイヤル発信 2 * 00 * #
■強制サービスタイプが音声(4kbps 音声)の場合の通常発信
* 2 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #
5-4
第5章 電話/FAX を使う
<ハンドセットご使用の前に>
JUE-501/JUE-251 では、ハンドセットをクレードルから外しても、置いたままでも操作ができます。
① ハンドセットをクレードルから外して操作する(オフフック・モード)
機器の内容表示/設定を行う
各種ダイレクトボタンを押してください。
(詳細は[7.ハンドセット TOP メニュー](p7-3)を
参照)
電話をかける
電話番号と#を押してください。
(詳細は p5-2 を参照)
HDST-Voice
※発信音と、プッシュ音が聞こえます。
15m21s
第5章 電話/FAXを使う
COMM(OUT)
(外部回線の通信中画面)
図 5a オフフックモードでの電話のかけ方
② ハンドセットをクレードルに置いたまま操作する(オンフック・モード)
機器の内容表示/設定を行う
各種ダイレクトボタンを押してください。
(詳細は[7.ハンドセット TOP メニュー](p7-3)を
参照)。
APAC E143.5
14:03 UTC
CS PS READY 電話をかける
電話番号と#を押してください。
アイドル画面が
(詳細は p5-2 を参照)
表示されます。
図 5b オンフックモードでの電話のかけ方
本章では、「オンフックモード」を基準にして操作の説明をいたします。
シークレットコードを有効にしている場合、シークレットコードを入力しないと電話を掛けることが出来ませ
ん。
5-5
第5章 電話/FAX を使う
5.1 ハンドセットを使う
5.1.1 電話をかける/受ける
電話をかけるときは
アイドル画面から、電話番号と#を入力します。
相手が出ると通話中画面が表示され、会話ができます。
通話が終了したらハンドセットを元に戻してください。通話終了画面が表示され、通話合計時間とコ
ーズコードが 15 秒間表示されます。その後アイドル画面に戻ります。
ダイヤル中画面
電話番号の桁数合計が 12 桁を超える場合、先頭の数桁は表
0012345678#
示されません。
READY
HDST-Voice
1m21s 通話中画面
通話経過時間をm(分)s(秒)で表示し続けます。
COMM(OUT)
1m25s 通話終了画面
Code:0010 ハンドセットをクレードルに戻してください。1 行目右上に最
終通話時間が、コーズコードが 2 行目に表示されます。
図 5.1.1a ハンドセットからの電話のかけ方
電話を受けるときは
着信音が鳴り、ハンドセットの画面が着信中画面にかわります。
Ring
ハンドセットをクレードルから外せば通話が可能です。画面は通話
814220000000
中画面にかわります。通話終了後はクレードルにハンドセット本体
COMM(IN)
を戻してください。
図 5.1.1b 着信中画面
ご注意
小型高速船のように騒音が著しく大きい環境下では、陸上側での音声がひずんだり、とぎれたり
することがあります。
5-6
第5章 電話/FAX を使う
5.1.2 Phonebook(短縮番号)の利用
短縮番号を利用するには、事前に Phonebook への設定/登録が必要です。
「5.1.13 Phonebook(短縮番号)の登録・変更・削除」(p5-21)をご参照ください。
短縮番号を使ってハンドセットから電話するには
アイドル画面で、 ボタンを押してください。
Phonebook(電話帳)アドレス表示画面が表示されます。
▲▼ボタンで画面をスクロールして、カーソルで確定して OK ボタンを押してください。
(下記枠内の方法でも短縮番号発信ができます。)
第5章 電話/FAXを使う
アイドル画面
APAC E143.5
ボタンを押してください。
14:03 UTC
READY Phonebook アドレス表示画面
001
JRC ▲▼ボタンを操作して 006 を呼び出してください。
READY
006 Phonebook アドレス表示画面
SMITH 006 画面になりました。OK ボタンを押してください。
READY
ダイヤル中画面
5678901234
相手先の全桁の番号が画面に表示されます。
HDST-Voice
通話中画面
1m21s
COMM(OUT) つながりました。
短縮番号発信はこの方法でもできます
■短縮番号発信 短縮番号 * #
例)短縮番号 001 に電話する場合→01 * #とダイヤルしてください。
短縮番号 018 に電話する場合→18 * #とダイヤルしてください。
短縮番号 113 に電話する場合→113 * #とダイヤルしてください。
5-7
第5章 電話/FAX を使う
5.1.3 リダイヤル・リストの利用
最新 50 件の発信履歴を表示し、リダイヤル・リストとして活用できる機能です。
アイドル画面で、▲▼ボタンを押すと、直接リダイヤル・リストにかわりますので、さらに▲▼ボタンを
押しつづけて、目標の電話番号を探して表示します。
アイドル画面
APAC E143.5
▼▲ボタンを押してリダイヤル・リストを表示してください。
14:03 UTC
READY
01 リダイヤル・リスト表示画面
0 0 0 0 11 2 2 ▼▲ボタンを押して、相手先の番号を選択し、OK ボタン
READY を押してください。(電話番号の冒頭部分を表示させたい場
26
008142245951 合は、#ボタンを押してください。
READY ダイヤル中表示画面
0081422459x
相手先の電話番号が表示され、
xx 発信されます。
RE
HDST-Voice
通話中画面
0m00s
つながりました。
COMM(OUT)
図 5.1.3 リダイヤル・リストの利用方法
5-8
第5章 電話/FAX を使う
5.1.4 通話音量・画面の明るさ・着信音量の調整
通話音量のワンタッチ調整(オフフック・モード)
相手の声の音量を調整したい場合は、オフフック・モード(通話中の状態)で、ハンドセットの左側面
にある ボタンを押してください。
通話音量の調節は、オフフック・モードでのみ使用できます。
ボタン
図 5.1.4a ボタンによる通話音量のワンタッチ調整
第5章 電話/FAXを使う
画面の明るさのワンタッチ調整(オンフック/オフフック・モード)
画面の明るさ(バックライト)を調整したい場合は、上記と同じ場所の ボタンを押してください。
オンフック・モード(受話器を置いた状態、または受話器をあげてメニューボタンを使用して操作し
ている状態)及びオフフック・モードのどちらでも可能です。
着信音量のワンタッチ調整(オンフック・モード)
電話の着信音量を調整したい場合は、着信音が鳴っている間に、オンフック・モードで、ハンドセッ
トの左側面にある ボタンを押してください。
ボタン
画面の明るさの調節は、オンフック/オフフック・モード共
に可能です。
着信音量の調節は、オンフック・モードでのみ可能です。
図 5.1.4b ボタンによる画面の明るさ・着信音量のワンタッチ調整
上記の調節はあくまでも一時的なものです。固定的に通話音量・画面の明るさを調節したい場合
は、次項[5.1.5 着信音量と着信パターン/通話音量の調整(Admin ユーザー限定)](p5-10)をご覧く
ださい。
5-9
第5章 電話/FAX を使う
着信音の大きさは、ハンドセット画面からの設定で調整することができます。下図を参考に設定を
行ってください。
Admin メニュー画面
シークレット・ 2 Telephony
[3 Port]を選択して OK ボタンを押してください。
コードを入力 3 Port
してください。 READY
Port メニュー画面
1 Handset
2 ISDN [1 Handset]を選択して OK ボタンを押してください。
1 Terminal
READY ハンドセットメニュー画面
2 Telephony 3 Ring Type
[4 Ring Vol.]を選択して OK ボタンを押して
4 Ring Vol. ください。
Ring Volume メニュー画面
3 ここで着信音のボリュームを設定します。
2 3 段階あります。OK ボタンで確定
1 してください。
図 5.1.5a 着信音量の設定方法
着信パターンを設定するには
着信音のパターンも上記同様に、6 種類の中から設定することができます。
ハンドセットメニュー画面
3 Ring Type
4 Ring VOL. [3 Ring Type]を選択してください。
図 5.1.5b 着信音パターンの設定方法
5-10
第5章 電話/FAX を使う
通話音量・画面の明るさを調整するには
通話音量および画面の明るさは、ハンドセット機側面の ボタンでも調整可能です([5.1.4 通
話音量・画面の明るさの調整](p5-9)参照)。
デフォルトの音声音量を変更するには、以下の方法に従います。
ハンドセット画面からの音声音量の設定
アイドル画面
MENU ボタンを押してください。
APAC E143.5
Top メニュー画面
14:03 UTC
READY [9 Admin]を選択して OK ボタンを押してください。
8 Alarmpack
9 Admin Admin メニュー画面
READY [3 Port ]を選択して OK ボタンを押してください。
2 Telephony
シークレット・
第5章 電話/FAXを使う
3 Port Handset メニュー画面
コードを入力
してください。 000m00s [1 Handset]を選択して OK ボタンを押して
1 Handset ください。
2 ISDN
READY Port cont 設定項目選択画面
1 Terminal 4 Ring Vol. [5 Voice Vol.]を選択して OK ボタンを押して
2 Telephony
5 Voice Vol. ください。
3
2 Voice Vol. 設定画面
1
3 段階から選んで OK ボタンを押して
ください。前画面に戻ります。
図 5.1.5c 通話音量の設定
画面の明るさを調整するには
Port メニュー画面
[1 Handset]を選択して OK ボタンを押してください。
1 Handset
2 ISDN ハンドセットメニュー画面
READY [1 Back Light]を選択して OK ボタンを押してください。
1 Back Light
2 Dimmer
バックライトメニュー画面
4 READY
4 段階から選んで OK ボタンを押してください。前
…3
画面に戻ります。
図 5.1.5d 画面の明るさの設定方法
5-11
第5章 電話/FAX を使う
5.1.6 内線電話の呼び出し
ハンドセットをオフフックの状態にし、#と以下の表にある内線番号を押します。
表 5.1.6 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000
TEL1~TEL6 001~006
All TEL ports and Handset 099
ISDN 401
(PBX-MSN を登録してください。p6-40 参照)
All 999
相手先が電話に応答すると、[内線電話の通信中画面]が表示されます。
通話が終了したら、ハンドセットをクレードルに戻します。[切断画面]が開き、コーズコードと通話時
間が 15 秒間表示されます。通話が完了すると、表示が[アイドル画面]に戻ります。
アイドル画面
APAC E143.5 ハンドセットをクレードルに置くと[アイドル画面]が表示され、
ハンドセットがオフフックになると[待ち受け画面]が表示され
14:03 UTC
ます。
READY
ダイヤル発信画面
#001
内線番号を入力します。
Internal
内線電話の通話中画面
TEL1
通話が切断されるまで、接続している機器が 2 行目に表示
COMM(OUT) されます。
通話終了画面
CS PS READY ハンドセットをクレードルに戻します。
15 秒後にアイドル画面に戻ります。
15 秒後に[アイドル画面]
に戻ります。
* コーズコード:4 桁のコード。切断理由を示します
(Appendix N コーズコード を参照してください)。
図 5.1.6a 電話のかけ方
内線電話への応答
ハンドセットが内線電話を受信すると、呼び出し音が鳴り、
画面が[内線電話の着信中画面]に変わります。 Ring
TEL1
クレードルからハンドセットを取り外せば、相手先と通話す
COMM(IN)
ることができます。画面が[内線電話の通話中画面]に変わり
ます。切断後は、ハンドセットをクレードルに戻します。
図 5.1.6b 内線電話の着信中画面
5-12
第5章 電話/FAX を使う
5.1.7 ハンドセットから他端末への通話転送
通話は、BDE に接続された端末電話に 2 つの方法で引き渡すことができます。1 つはクイ
ック転送、もう 1 つはトーク転送です。
通話を外部の電話に自動転送するには、6.5.2.3「電話補助サービスの設定」(p6-37) または
7.9.2.3「補助設定」(p7-50)を参照してください。
クイック転送
クイック転送では BDE に接続された端末と内線通話をすることなく、外線電話を転送しま
す。クイック転送を使用するには、外線通信時に* *と内線番号を押します。ビープ音が聞
こえたら、オンフックボタン( )を押すか、ハンドセットをクレードルに置きます。
JUE-501/JUE-251 の内線番号は、次のように指定されています。
表 5.1.9 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000
第5章 電話/FAXを使う
TEL1~TEL6 001~006
All TEL ports and Handset 099
ISDN 401
(PBX-MSN を登録してください。p6-40 参照)
All 999
例)TEL ポート 1 に接続された端末電話……* * +001 + [オンフック]
通話中画面
HDST-Voice * *と(転送先の)内線番号を押します。
12m29s 電話ポート 1 に接続された端末電話に転送するには、* * 001 と
COMM(OUT) 押します。
ISDN ポートに接続された端末電話に転送するには、* * 401 と
押します。
Forwarding オンフックを促す発信音が聞こえますので、オンフック・ボタン
( )を押すか、またはハンドセットをクレードルに戻してください。
TEL1
指定されたポートとハンドセットが鳴動します。転送を中止するには、
COMM(OUT)
もう一度ハンドセットで電話をとります。
アイドル画面 (指定先が電話をとった後)
APAC E143.5
14:03 UTC 指定先が電話に出ると鳴動が停止します。ハンドセットはアイドル画面に
CS PS READY 戻ります。
5-13
第5章 電話/FAX を使う
トーク転送
トーク転送では、BDE に接続された端末と内線通話後に外線電話を転送します。外線の通
話者には、内線通話が終わるまで転送中トーンが聞こえます。
トーク転送を利用するには、通信時に 0 *と内線番号を押します。指定された端末が鳴動し、
転送先と内線電話することができます。内線通話が終われば、オンフックボタン( )
を押すか、ハンドセットをクレードルに置きます。転送先が外線通話を開始します。
JUE-501/JUE-251 の内線番号は、次のように指定されています。
表 5.1.9b 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000
TEL1~TEL6 001~006
All TEL ports and Handset 099
ISDN 401
(PBX-MSN を登録してください。p6-40 参照)
All 999
例)TEL ポート 1 に接続された端末電話……0 * +001 →内線電話→[オンフック]
通話中画面
0 *と(転送先の)内線番号を押します。
HDST-Voice TEL ポート 1 に接続された端末電話に転送するには、0 * 001 と
12m29s 押します。
COMM(OUT) ISDN ポートに接続された端末電話に転送するには、0 * 401 と押
します。
内線電話の通話中画面
指定された端末が呼び出され、相手が電話をとると内線電話の通話中
Internal 画面が表示されます。 内線通話を終えたら、オンフックボタン
TEL1 ( )を押すか、ハンドセットをクレードルに置きます。
COMM(OUT)
アイドル画面
APAC E143.5 指定先の端末が外線電話と通話を始めます。
14:03 UTC スクリーンはアイドル画面に戻ります。
CS PS READY
5-14
第5章 電話/FAX を使う
5.1.8 通話中着信への応答
電話で話しているときに通話中着信の通知音が聞こえることがあります。通話中着信の通
知音は、3 秒毎に繰り返される 2 回のビープ音です。ハンドセットで通話中着信に応答するに
は、ハンドセットの右側にある FN (Function) ボタンを使用します。通話中着信の有効/無効は、
Web 設定画面で設定します(6.5.2.3「電話補助サービスの設定」(p6-37)を参照してください)。
必要に応じて、以下の手順に従います。
現在の通話を切断し、通話中着信に応答する。
通話中着信の通知音が鳴っている間に、FN 1 #と押します。
現在の通話を保留し、通話中着信に応答する。
通話中着信の通知音が鳴っている間に、FN 2 #と押します。
保留中の通話と継続中の通話を切り替えるには、FN 2 #
第5章 電話/FAXを使う
と押します。
継続中の通話を切断して保留中の通話に戻るには、FN 1 #
と押します。 FN ボタン
通話中着信を無視する。
通話中着信の通知音を無視します(何も操作しません)。
通話中着信を拒否する。
FN 0 #と押します。
図 5.1.7 FN ボタン
ご注意
BGAN システムでは、同時に 1 件の通話中着信のみをサポートします。
この機能は現在サポートされていません。
2013 年 7 月末のソフトウェアのアップデートにより、対応予定です。
5-15
第5章 電話/FAX を使う
5.1.9 通話の保留
ハンドセットで通話を保留にするには、ハンドセットの右側にある FN (Function)ボタンを
使用します。
必要に応じて、以下の手順に従います。
通話を保留にする。
通話が継続している間に FN 2 #と押します。
継続中の通話を保留にして、新しく電話をかける。
FN を押し、2 番目の電話番号をダイヤルし、#を押します。
例)日本で+81422-45-99xxx に新しく電話する場合
→FN 0081422459xxx #
保留中の通話と継続中の通話を切り替える。 FN ボタン
FN 2 #と押します。
継続中の通話を切断して保留中の通話に戻る。
FN 1 #と押します。
保留中の通話を切断する(通話中着信がない場合)。
FN 0 #と押します。
図 5.1.8 FN ボタン
この機能は現在サポートされていません。
2013 年 7 月末のソフトウェアのアップデートにより、対応予定です。
5-16
第5章 電話/FAX を使う
5.1.10 着信/発信通話の拒否(通話拒否)
着信/発信通話を拒否するには、通話拒否機能を設定する必要があります。この機能も Web
インターフェイスで設定できます(6.5.2.3「電話補助サービスの設定」(p6-37)を参照してくだ
さい)。
アイドル画面
MENU ボタンを押します。
APAC E143.5
14:03 UTC Top メニュー画面
READY [9 Admin]を選択して OK ボタンを押します。
8 Alarmpack
9 Admin Admin メニュー画面
READY
2 Telephony [2 Telephony]を選択して OK ボタンを押します。
シークレット
コードを入力 3 Port
します。 Telephony メニュー画面
2 PBX [3 Suppl.]を選択して OK ボタンを押します。
第5章 電話/FAXを使う
3 Suppl.
READY Suppl.メニュー画面
1 Terminal 3 Waiting
2 Telephony [4 Barring]を選択して OK ボタンを押します。
4 Barring
Barring メニュー画面
1 Voice 希望するサービスを選択して OK ボタンを
2 Audio 押します。
Barring サービスメニュー画面
CLR ボタンを 1 AllOutCall
繰り返し押し 設定するメニューを選択して OK ボタンを
て、アイドル画 2 OutExHC 押します。
面に戻ります。
3 AllIncall メニュー 意味
4 InExHC AllOutCall すべての発信通話に設定。
OutExHC 自国を除く発信通話に設定。
Enable AllInCall すべての着信通話に設定。
Disable
InExHC 自国を除く着信通話に設定。
Barring 設定画面
[Enable/Disable]を選択して OK ボタ
ンを押します。
(「Enable」にすると通話が拒否され
ます。)
CLR ボタンを数回押すか、 ボ
タンを 1 回押して、アイドル画面に戻
ります。
図 5.1.10 通話拒否の設定方法
5-17
第5章 電話/FAX を使う
5.1.11 音声メールサービス番号の表示
SMS による音声メールの通知を受け取ることがあります。その場合は、音声メールサービ
ス番号を確認し、その番号にダイヤル発信します。メッセージは、サービスセンターから取得
できます。この番号も Web インターフェイスで確認できます(6.5.2.3「電話補助サービスの設
定」(p6-37)を参照してください)。
アイドル画面
MENU ボタンを押します。
APAC E143.5
14:03 UTC Top メニュー画面
READY [9 Admin]を選択して OK ボタンを押します。
8 Alarmpack
9 Admin
Admin メニュー画面
READY
2 Telephony [2 Telephony]を選択して OK ボタンを押します。
シークレット
コードを入力 3 Port
します。 Telephony メニュー画面
2 PBX [3 Suppl.]を選択して OK ボタンを押します。
3 Suppl.
READY Suppl.メニュー画面
1 Terminal 1 Voice Mail [1 Voice Mail]を選択して OK ボタンを押します。
2 Telephony
2 Forw arding
音声メール番号表示画面
Address: 音声メールサービス番号を確認してください。
1234567890123
図 5.1.11 音声メールサービス番号の表示方法
■ダイヤル発信方法 00 音声メールサービス番号 #
例)1234567890123 に電話する場合→001234567890123#
5-18
第5章 電話/FAX を使う
5.1.12 シークレット・コードの利用
シークレット・コードを利用するには、シークレット・コードを Enable に設定してください。
シークレットコードを使用するには、ポートを設定する必要があります。
ご注意
一度この設定を[ON]にしてしまうと、それを解除(シークレット・コード設定画面で Disable を選択)し
ない限り、シークレット・コードを使用しない発信はできません(かかってきた電話を受けることは可能
です)。
下図をご参考に、設定を行ってください。
(他の電話器について設定する場合も、同じ作業を繰り返してください。)
アイドル画面
MENU ボタンを押します。
第5章 電話/FAXを使う
APAC E143.5
14:03 UTC Top メニュー画面
READY [9 Admin]を選択して OK ボタンを押します。
8 Alarmpack
9 Admin Admin メニュー画面
READY
2 Telephony [2 Telephony]を選択して OK ボタンを押します。
シークレット
コードを入力 3 Port Telephony メニュー画面
します。
1 Telephony [1 Telephony]を選択して OK ボタンを押します。
2 PBX Telephony 設定項目選択メニュー画面
シークレットコードを要求するポートを選択して OK ボ
1 Handset
1 Terminal タンを押してください。
2 Telephony 2 TEL1
例)Handset メニュー画面
1 Secret Code [Secret Code]を選択して OK ボタンを
2 Vo i c e Vol. 押してください。
Secret Code 設定画面
Enable
CLR ボ タ ン を ここで[Enable/Disable]を設定して OK
繰り返し押し Disable ボタンを押してください。
て、アイドル画 「Enable」にするとシークレットコードを
要求します。
面に戻ります
CLR ボタンを数回押すか、 ボタンを
1 回押して、アイドル画面に戻ります。
図 5.1.8a シークレット・コード利用前の設定方法
5-19
第5章 電話/FAX を使う
シークレット・コードを利用してかける方法
*シークレットコードを利用するためには、前ページの作業を行ってください。
■ 通常のシークレットコード利用発信
シークレットコード 00 国番号 地域番号 加入者番号 #
例)シークレットコード 4321 で日本+81-422-45-9xxx に電話するには、
→ 43210081422459xxx #
■ 強制音声サービス(4kbps 音声)でのシークレットコード利用発信
シークレットコード * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #
5-20
第5章 電話/FAX を使う
5.1.13 Phonebook(短縮番号)の登録・変更・削除
■相手先の電話番号を登録する
[5.1.2 Phonebook(短縮番号)の利用](p5-7)で、短縮番号の利用方法を説明しました。ここでは、登
録・変更・削除方法を説明します。短縮番号の最大登録可能件数は 200 件ですが、実際に登録可能
な件数はお手持ちの SIM カードによります。
アイドル画面
ボタンを押してください。
Phonebook 一覧表示画面
APAC E143.5
001 番が表示されます。ここで▲▼ボタンで No.025 を表示
14:03 UTC させるか、短縮番号(025)を入力して画面をジャンプさせます。
READY
001
Phonebook 一覧表示画面
第5章 電話/FAXを使う
JRC
No.025 が、空データ状態で表示されました。
READY ここで MENU ボタンを押してください。
025
No Data
Phonebook 操作選択画面
READY
Admin のシークレ Edit [Edit]を選択して OK ボタンを押してください。
ット・コードを入力
Delete
してください。 Phonebook アドレス編集画面(入力前)
READY
Address? カーソルの部分に英数字が入力できます。
相手名を入力してください。
Phonebook アドレス編集画面(入力後)
1 Terminal READY
2 Telephony Address? OK ボタンを押してください。
JOHN
Phonebook 電話番号編集画面(入力前)
READY
Dial? カーソルの部分に数字が入力できます。
電話番号を入力してください。
READY
012 Phonebook 電話番号編集画面(入力後)
34567890123 4 入力した電話番号が表示されます。もし番号が
12 桁を超えた場合は、[Dial?]表示が消えて数
字が 2 行に渡って表示されます。
025
JOHN
Phonebook 一覧表示画面(登録した画面)
たった今、登録した内容が反映されています。
5-21
第5章 電話/FAX を使う
■相手名・電話番号を変更する
例)短縮番号 015 に登録された、相手名 TOMMY、電話番号 012345678901 のデータを、電話番号
のみ 09870987654321 に変更します。
アイドル画面
APAC E143.5 ボタンを押して Phonebook 一覧表示画面へ移行してくださ
14:03 UTC い。ここから Phonebook 操作選択画面までは [相手先の電話番号を
登録する](p5-21)と同じです。短縮番号 No.015 を一度表示した後に
MENU ボタンを押して Phonebook 操作選択画面に入ってください。
001
JRC
015
TOMMY
Phonebook 操作選択画面
Edit [Edit]を選択して OK ボタンを押してください。
Admin のシー Delete
クレット・コドを Phonebook アドレス編集画面
入力してくだ
この画面には変更を加えません。
さい。 Address?
OK ボタンを押して電話番号編集画面を表示してください。
TOMMY
READY Phonebook 電話番号編集画面(編集前)
Dial? 新しい番号に書換えてください。電話番号が 12 桁
1 Terminal
2 Telephony 0123456789 を超えた場合、上段の[Dial?]の文字が
消えて、番号は 2 桁表示になります。
Phonebook 電話番号編集画面(編集後)
9876543210 書換えが終了したら OK ボタンを押してください。
READY
Phonebook 一覧表示画面(登録した画面)
015 表示は Phonebook 一覧表示画面に 切換わりま
す。*か#ボタンを押して画面を切り換えると、た
TOMMY
った今変更した内容が反映されているのがわかり
ます。
5-22
第5章 電話/FAX を使う
■電話番号を削除する
008
例)メモリ番号 008、相手会社名 RRC のデータを削除する RRC
アイドル画面
APAC E143.5 ボタンを押して Phonebook 一覧表示画面へ移行してく
14:03 UTC ださい。ここから Phonebook 操作選択画面までは [相手先の電
話番号を登録する](p5-21)と同じです。 メモリ(短縮)番号
No.008 を一度表示した後に MENU ボタンを押して Phonebook
操作選択画面に入ってください。
001
JRC
008
第5章 電話/FAXを使う
RRC
シークレット・コー
ドを入力してくだ Phonebook 操作選択画面
Edit
さい。 [Delete]を選択して OK ボタンを押してください。
Delete
Phonebook 一覧表示画面(登録した画面)
1 Terminal 008 No.008 の電話番号はすでに削除されています。
2 Telephony
No Data [No.008]に[No Data]という文字が表示されます。
5-23
第5章 電話/FAX を使う
5.1.14 通信履歴(コール・ログ)の確認
コールログは、JUE-501 の場合には 8 つのサービスタイプ(音声、Fax、オーディオ、UDI、RDI、SMS、
スタンダード IP、およびストリーミング IP)について、JUE-251 の場合には 6 つのサービスタイプ(音声、
Fax、オーディオ、SMS、スタンダード IP、およびストリーミング IP)について表示されます。ログは、
Both(発信と着信)、Out(発信のみ)、および In(着信のみ)の 3 種類の画面に分けて表示されます。
1. Voice ハンドセットでの通話発信・受信
TEL ポート、ISDN ポートに接続された端末電話機での通話発信・受信
各内容の確認については次ページの手順に従ってください。
5-24
第5章 電話/FAX を使う
アイドル画面
MENU ボタンを押してください。
APAC E143.5
14:03 UTC
Top メニュー画面
READY
6 Internal [7 Call Log]を選択して OK ボタンを押してください。
7 Call Log
READY Call Log メニュー画面
1 Voic e 通信タイプを選択して OK ボタンを押してください。1~8
2 Fax のいずれか 1 つを選択します。次の画面に変わります。
3 Audio
* JUE-251 の場合、[4 UDI]および[5 RDI]メニューは表
4 UDI 示されません。
5 RDI * [7 Standard]および[8 Streaming]には通信方向が関係
6 S MS しないため、[通信メニュー画面]は表示されません。
7 Sta n d ar d
8 St re ami ng
第5章 電話/FAXを使う
9 Cha rge Set
通信メニュー画面
1 Both [1 Both]、
[2 Out]、
[3 In]の中からメニューを選択
して OK を押します。
2 Out(12)
*[Out]および[In]にはログの合計数が表示され
3 In(89) ます。
5-25
第5章 電話/FAX を使う
*ユーザー名は、シークレット・コードを使用して発信した場合のみ表示します。シークレット・コードを
使用していない場合は、[GUEST]が表示されます。
5-26
第5章 電話/FAX を使う
設定 機能
Enable 通話の発信を許可する。
Allowed Num 許可された番号(最大 4 件)への通話の
み発信を許可する。
Phonebook 電話帳に登録されている番号への通話
のみ発信を許可する。
Disable 通話の発信を禁止する。
第5章 電話/FAXを使う
ハンドセットポートの Out(発信)通話を「Enable」に設定するには:
アイドル画面
APAC E143.5 MENU ボタンを押します。
14:03 UTC Top メニュー画面
READY [9 Admin]を選択して OK ボタンを押してください。
8 Alarmpack
9 Admin Admin メニュー画面
READY
2 Telephony [2 Telephony]を選択して OK ボタンを押してください。
3 Port
シークレット・コ Telephony メニュー画面
ードを入力して 1 Telephony [1 Telephony]を選択して OK ボタンを押してください。
ください。 2 PBX
Telephony 設定項目選択メニュー画面
1 Handset
[1 Handset]を選択して OK ボタンを押してください。
2 TEL1
1 Terminal
Handset メニュー画面
2 Telephony 3 Out Call
[3 Out Call]を選択して OK ボタンを押して
4 In Call. ください。
Enable Out Call 設定画面
AllowedNum 項目を選択してOKボタンを押してください。
AllowedNumを選択すると、許可された番号
CLR ボ タ ン を Phonebook
のリストが表示されます。このリストは、
繰り返し押し Disable MENUを押して編集できます。
て、アイドル画
面に戻ります
CLR ボタンを数回押すか、 ボタンを
1 回押して、アイドル画面に戻ります。
5-27
第5章 電話/FAX を使う
設定 機能
Enable 着信と同時に鳴動開始します。
After 5s 着信 5 秒後に鳴動開始します。
After 10s 着信 10 秒後に鳴動開始します。
After 20s 着信 20 秒後に鳴動開始します。
Disable 着信しても鳴動しません。
Top メニュー画面
[9 Admin]を選択して OK ボタンを押してください。
8 Alarmpack
9 Admin Admin メニュー画面
READY [2 Telephony]を選択して OK ボタンを押してください。
2 Telephony
3 Port
シークレット・コ Telephony メニュー画面
ードを入力して 1 Telephony [1 Telephony]を選択して OK ボタンを押してください。
ください。 2 PBX
Telephony 設定項目選択メニュー画面
1 Handset [1 Handset]を選択して OK ボタンを押してください。
2 TEL1
1 Terminal Handset メニュー画面
2 Telephony 3 Out Call
[4 In Call]を選択して OK ボタンを押してください。
4 In Call
5-28
第5章 電話/FAX を使う
5.2.1 ダイヤル発信方法
*JUE-501/JUE-251 を使用した電話番号の発信方法(端末電話から)
第5章 電話/FAXを使う
■通常発信 00 国番号 地域番号 加入者番号 #
■短縮番号発信 短縮番号 * #
■ラストダイヤル発信 00 * #(各ポートごとに保持している、最後にダイヤルした番号が発信
される)
→43210081422459xxx#
5-29
第5章 電話/FAX を使う
サービスタイプの強制設定での発信方法
表 5.2.1b サービスタイプの強制設定での発信方法
■短縮番号発信 * 短縮番号 * #
■ラストダイヤル発信 * 00 * #
■短縮番号発信 ** 短縮番号 * #
■ラストダイヤル発信 ** 00 * #
上記の表は、「第 5 章 表 5b サービスタイプの強制設定での発信方法」(p5-2)と同一の内容です。
5-30
第5章 電話/FAX を使う
番号表示および非表示でのダイヤル発信方法
表 5.2.1c 番号表示および非表示でのダイヤル発信方法
番号表示
■短縮番号発信 1 * 短縮発信番号 * #
■リダイヤル発信 1 * 00 * #
■強制音声サービス(4kbps 音声)での通常発信
第5章 電話/FAXを使う
* 1 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #
番号非表示
■短縮番号発信 2 * 短縮発信番号 * #
■リダイヤル発信 2 * 00 * #
■強制音声サービス(4kbps 音声)での通常発信
* 2 * 00 国番号 地域番号 加入者番号 #
5-31
第5章 電話/FAX を使う
5.2.2 内線電話への発信
内線番号に電話をかけるには、#と以下の表にある内線番号を押します。
表 5.2.2 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000
TEL1~TEL6 001~006
All TEL ports and Handset 099
ISDN 401
(PBX-MSN を登録してください。p6-40 参照)
All 999
例)ハンドセットへの内線電話をかける場合→ # 000
5-32
第5章 電話/FAX を使う
5.2.3 他端末電話への通話転送
通話は、BDE に接続された端末電話に 2 つの方法で引き渡すことができます。1 つはクイ
ック転送、もう 1 つはトーク転送です。
通話を外部の電話に自動転送するには、6.5.2.3「電話補助サービスの設定」(p6-37) または
7.9.2.3「補助設定」(p7-50)を参照してください。
クイック転送
クイック転送では BDE に接続された端末と内線通話をすることなく、外線電話を転送しま
す。クイック転送を利用するには、通信時に* *と内線番号を押します。ビープ音が聞こえた
ら、受話器をクレードルに戻します。
トーク転送
トーク転送では BDE に接続された端末と内線通話後に、外線電話を転送します。トーク転
送を利用するには、通信時に 0 *と内線番号を押します。指定された端末が鳴動し、クルーと
第5章 電話/FAXを使う
内線電話で通話することができます。 内線電話が終われば、受話器をクレードルに戻します。
クルーが外線通話を開始します。
JUE-501/JUE-251 の内線番号については、以下の表を参照してください。
表 5.2.5 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000
TEL1~TEL6 001~006
All TEL ports and Handset 099
ISDN 401
(PBX-MSN を登録してください。p6-40 参照)
All 999
5-33
第5章 電話/FAX を使う
5.2.4 通話中着信への応答
電話で話しているときに通話中着信の通知音が聞こえることがあります。通話中着信の通
知音は、3 秒毎に繰り返される 2 回のビープ音です。通話中着信に応答するには、電話機に R
キーが必要です。R キーの機能は、電話機のフックボタンを短時間押すことによって代用でき
ます。通話中着信の有効/無効は、Web 設定画面で設定します(6.5.2.3「電話補助サービスの
設定」(p6-37)を参照してください)。
必要に応じて、以下の手順に従います。
現在の通話を保留し、通話中着信に応答する。 現在の通話を切断し、通話中着信に応答する。
通話中着信の通知音が鳴っている間に、R 2 通話中着信の通知音が鳴っている間に、R 1 #
#と押します。 と押します。
保留中の通話と継続中の通話を切り替える
には、R 2 #と押します。
継続中の通話を切断して保留中の通話に戻
るには、R 1 #と押します。
通話中着信を拒否する。 通話中着信を無視する。
R 0 #と押します。 通話中着信の通知音を無視します(何も操作
しません)。
この機能は現在サポートされていません。
2013 年 7 月末のソフトウェアのアップデートにより、対応予定です。
5.2.5 回線の保留
通話を保留するには、電話機に R キーが必要です。R キーの機能は、電話機のフックボタ
ンを短時間押すことによって代用できます。
必要に応じて、以下の手順に従います。
通話を保留にする。 保留中の通話と継続中の通話を切り替える。
通話が継続している間に R 2 #と押しま R 2 #と押します。
す。
継続中の通話を切断して保留中の通話に戻る。
継続中の通話を保留にして、新しく電話をかける。 R 1 #と押します。
R を押し、2 番目の電話番号をダイヤルし、
#を押します。
保留中の通話を切断する(通話中着信がない
例) 日本で+81422-45-99xxx に新しく電話す
場合)。
る場合→R 0081422459xxx #
R 0 #と押します。
ご注意
5-34
第 6 章 Web メニューシステム
第 6 章 Web メニューシステム
2. Web 画面 (6.2 節)
3. ログイン/ログアウト(6.3 節)
4. 全ユーザ利用可メニュー(6.4 節)
サブセクション 内容
6.4.1 ダッシュボード JUE-501/JUE-251 の状態の表示
6.4.2 インターネット接続 アクティブな接続リストの表示およびデータ接続
6.4.3 SMS メニュー New Message / Inbox / Draft / Setting の説明
6.4.4 電話帳 電話帳の表示および設定
6.4.5 コールログメニュー Call Log / Call Charge の説明
6.4.6 システムログメニュー Alarmpack / Event Log / ADE Monitor の説明
5. Admin ユーザ用メニュー(6.5 節)
サブセクション 内容
第6章
6.5.1 基本情報の設定 JUE-501/JUE-251 についての基本情報の設定
6.5.2 テレフォニーメニュー Telephony / PBX / Supplementary の説明
6.5.3 ポートメニュー Handset / ISDN / Ethernet / I/O / Option の説明
Web
メニューシステム
6.5.4 ユーザ管理メニュー User Registration / Device Registration / Usage Restriction
の説明
6.5.5 ネットワークメニュー WAN Profile / Packet Filter / Always Activate / Remote
Activate / LAN Group / LAN / Static DHCP / Routing Table
/ WAN Selector の説明
6.5.6 時間による自動切断 自動切断機能の設定
6.5.7 SIM の構成 SIM 構成の設定
6.5.8 ファイルのエクスポート/イン
ファイルのエクスポートおよびインポート
ポート
6.5.9 工場出荷状態へのリセット 工場出荷状態へのリセット
6.5.10 ソフトウェアの更新 ソフトウェアの更新
6.5.11 診断テストの実行 診断テストの実行
ご注意
JUE-501/JUE-251 の使用状態によっては、目的の画面を表示できない場合があります。
その場合は、その項目をもう一度クリックしてください。
6-1
第 6 章 Web メニューシステム
こ こ で は 、 PC の オ ペ レ ー テ ィ ン グ シ ス テ ム と し て Microsoft Windows XP が 使 用 さ れ 、
JUE-501/JUE-251 が初期設定で実行されていることを想定して説明します。
PC の設定
1. デスクトップで[スタート]メニューを開き、[コントロール パネル]をクリックします。
・ [コントロール パネル]ウィンドウが表示されます。
2. [ネットワーク接続]というラベルのアイコンをダブルクリックします。
・ [ネットワーク接続]ウィンドウが表示されます。
6-2
第 6 章 Web メニューシステム
3. [ローカル エリア接続]を選択して右クリックし、表示されるメニューで[プロパティ]をクリックし
ます。
・ [ローカルエリア接続のプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
・ 画面の手前側に[全般]タブが表示されていることを確認します。
Web第6章
メニューシステム
図 6.1b [ネットワーク接続]ウィンドウ
6-3
第 6 章 Web メニューシステム
4. [インターネット プロトコル(TCP/IP)]を選択し、[プロパティ]ボタンをクリックします。
・ [インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
・ [IP アドレスを自動的に取得する]を選択します。
cf. IP アドレスを手動で設定する場合は、JUE-501/JUE-251 の IP アドレスの設定を調べて
ください。初期設定は次の通りです。
IP アドレス 192.168.128.100
サブネットマスク 255.255.255.0
この場合は、PC で次のように設定します。
IP アドレス 192.168.128.101
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.128.100
・ [DNS サーバーのアドレスを自動的に取得する]を選択します。
IP アドレスを手動で設定する場合は、[次の DNS サーバーのアドレスを使う]を選択しま
す。[Preferred DNS Server]ボックスに*192.168.128.100 と入力し、[Alternate DNS
server]ボックスは空白のままにします。
* ここでは、工場出荷時の設定を想定して説明します。実際には、メインユニットの IP アド
レスを入力します。
図 6.1c ローカルエリアネットワークのプロパティ
5. [OK]ボタンをクリックします。
・ 画面が[ローカルエリア接続のプロパティ]ダイアログボックスに戻ります。
6. [OK]ボタンをクリックします。
・ 再起動するよう求めるメッセージが表示されたら、PC を再起動します。
6-4
第 6 章 Web メニューシステム
RJ-45
Ethernet
ケーブル
Web メニューにアクセスするには
Webブラウザ*2を起動*1し、URLボックスに[192.168.128.100/]*3と入力します。次に、[Enter]キーを
押します。
Web第6章
メニューシステム
*1
PCはメインユニットと同じネットワークに存在する必要があります(「PCの設定」(P6-2)
を参照してください)。
*2
JUE-501/JUE-251 はMicrosoft Internet Explorer 7 およびMozilla Firefox 3.6 を正式にサポート
していますが、互換性のあるシステムであれば上位バージョンも使用可能です。
*3
ここでは、工場出荷時の設定を想定して説明します。実際には、WebブラウザのURLボッ
クスに、http://[メインユニットのIPアドレス]/と入力してください。
6-5
第 6 章 Web メニューシステム
6.2 Web 画面
Web メニューの基本構成
すべての画面のレイアウトは以下のとおりです。
ヘッドライン
ロゴ、アイコン、ログイン状態、ログイン/ログアウトボタンが表示されます。
メニュー メイン画面
ログイン状態に応じて選択可能な 選択したメニューに対する応答とし
メニューが表示されます。 て、設定値や状態が表示されます。
6-6
第 6 章 Web メニューシステム
アイコンの意味
このセクションでは、画面のヘッドラインに表示されるアイコンについてまとめて説明します。
表 6.2 ヘッドラインのアイコン
アイコン 説明
受信レベルインジケータ
Signal 受信レベルを 7 段階のバーで表示。
緑色は正常な状態を、オレンジ色はブロッキング状態を意味します。
表 6.5.1b参照。
CS(回線交換)アイコン
CS
CS 接続が使用中であることを表示。
PS(パケット交換)アイコン
PS
PS 接続が使用中であることを表示。
SMS アイコン
新着の SMS メッセージがあることを表示。
SMS アイコン(FULL)
SIM カードの SMS 用のメモリ容量がいっぱいになったことを表示。
新しい SMS メッセージを受信または送信するには、SIM カードの
SMS メッセージを削除してください。
第6章
FAX アイコン(使用不可)
FAX が使用できないことを表示。 このアイコンは、JUE-251 の衛星
仰角(EL)値が 20 度未満の場合に表示されます。
Web
リモートアクセスアイコン
メニューシステム
リモートアクセス(Remote Activate 機能(セクション 6.5.5.4「リモート接
続の確立」(p6-63)を参照)によって確立された接続、またはリモートメ
ンテナンス用に確立された接続)がアクティブであることを表示。
SIM カードアイコン
SIM カードが正しくセットされていることを表示。
セカンダリ SIM カードアイコン
セカンダリ SIM カードが使用中であることを表示。
ログインボタン
特定ユーザへのログイン。
ログアウトボタン
ログイン中のユーザからのログアウト。
6-7
第 6 章 Web メニューシステム
メニュー
画面左側にある[メニュー]はログイン状態に応じて異なります。
Guest メニューでは、機器の状態の表示や基本的な操作(PS 接続や SMS の送信)を行います。
Admin メニューでは、機器の設定(ポートの設定、ユーザ設定、ネットワーク設定など)を行いま
す。
[メニュー]の各項目をクリックすると、[メイン]画面に対応する項目を表示します。
6.3 ログイン/ログアウト
このセクションでは、ログインおよびログアウトの方法について説明します。ご使用の Web ブラウザ
で Cookie を有効にしておく必要があります。ユーザはログインすることなく JUE-501/JUE-251 にアクセ
スできますが、付与された権限によるメインユニットの調整およびパケット通信回線への接続は、ログ
インすることによって実行できます。
ログインの状態は、ヘッドラインの右側に表示されます。
ログインの状態
図 6.3 ヘッドラインの例
ユーザログイン
ユーザ名とシークレットコードを入力してログインします。ユーザログインでは、事前にユーザを登録
しておく(セクション 6.5.4.1「ユーザの登録」(p6-45)を参照)必要があります。ユーザログインでログイ
ンするには、ヘッドラインの右端にある Login ボタンをクリックし、ユーザ名とシークレットコードを入力
します。ご使用の Web ブラウザで Cookie が有効になっていることを確認してください。ログインすると、
Login ボタンが Logout ボタンに変わります。ログアウトするときには、Logout ボタンをクリックします。
デフォルトの Admin ユーザは、ユーザ名が「ADMIN」でシークレットコードが「0001」の 01 ユーザとし
て登録されています。
機器の認識
JUE-501/JUE-251 では、あらかじめ機器の登録をしておくと、機器の IP アドレスをもとに自動で機器
を認識します。 この機能は、Web カメラなどユーザログインをご利用いただけない固定の機器をご
使用の場合、有効活用いただけます。 機器の登録については、セクション 6.5.4.2「機器の登録」
(p6-47)を参照してください。
6-8
第 6 章 Web メニューシステム
あらかじめ登録された機器(IP アドレスを使用)を自動的で認識します。その後、ユーザのログイン/ロ
グアウト(ユーザの名前とシークレットコードを使用)は、ユーザが Login/Logout ボタンをクリックしたと
きに行われます。
JUE-501/JUE-251 に接続する
はい いいえ
IP アドレスが「Device Registration」
で登録されている。
ログインボタン押下
(ユーザログイン)
第6章
いいえ
ユーザが「User Registration」
Web
で登録されている。
メニューシステム
はい
ユーザが認識される。
User: 登録ユーザ名
ユーザーログアウト
図 6.3b ログインの流れ
ヒント
ユーザを管理するには、「6.5.4 ユーザ管理メニュー」(p6-45)を参照してください。
6-9
第 6 章 Web メニューシステム
6.4 全ユーザ利用可メニュー
6.4.1 ダッシュボード(Dashboard 画面)
Dashboard 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「Dashboard」を選択します。
Dashboard 画面には、主に JUE-501/JUE-251 の状態が表示されます。この画面は、1. Information、2.
Quick Connect、3.Active Session & Calls、4. Setting、5. Display Style という 5 つの部分で構成されて
います。
1. Information 部分
JUE-501/JUE-251 の状態を表示します。
a) g)
b) h)
c) i)
d) j)
e) k)
f) l)
m)
c) Satellite 現在使用中の衛星名および経度
e) Alarm TX 異常が発生中した場合、赤字で表示
TX Alarm は、TX 出力が OFF になったことを通知する機能です。
f) WAN Selector 現在使用中の WAN アクセス経路
g) Latitude 船の緯度
h) Longitude 船の経度
i) REC 現在の受信レベル(アンテナアイコンの数値表示バージョン)
j) EIRP 現在の送信レベル
m) Elevation 現在のアンテナ仰角
6-10
第 6 章 Web メニューシステム
2. Quick Connect 部分
Standard IP 接続で、インターネットに素早く簡単に接続します。各ボタンは、User Registration 画
面(セクション 6.5.4.1(p6-45))または Device Registration 画面(セクション 6.5.4.2(p6-47))において、
そのログインユーザについて Quick Connect を有効に設定した場合にのみ選択可能になります。
1) 2)
第6章
1) 2) 3) 4)
Web
メニューシステム
1) 2) 3) 5) 6) 7)
6-11
第 6 章 Web メニューシステム
1) Type サービスタイプ
Voice 4 kbps AMBE サービス
Audio 3.1 kHz 音声サービス
Standard スタンダード IP サービス
3) Time/Byte 通信時間
Standard 通信の場合はデータサイズを表示。
Standard 通信の場合は、およそ 10 Mbyte ごとにログを保存します。
4) Port 使用中のポート
7) APN アクセスポイント名
4. Setting 部分
この部分では、ヘディング値、衛星選択方法の設定、または TX アラームの解除をおこないます。
TX アラームの状態は、Dashboard - Information 部分で確認できます。
* 衛星選択時にADEで大きな音がする場合がありますが、故障ではありません。
1)
2)
3)
6-12
第 6 章 Web メニューシステム
力規制が解除されます。
TX ALARM
TX ALARM は、送信システムで障害が発生したときに表示されます(図 6.4.1a e))。
このアラームが発生すると送信出力が強制的に OFF にされるため、TX ALARM を解除してくださ
い。
Step 1: [TX Alarm Clear]を押して TX ALARM を解除する。
Step 2: ALARM 欄(図 6.4.1a e))が空欄になっていることを確認する。TX ALARM の表示
が消えていない場合は、もう一度 Step1 を実行してください。
TX ALARM が頻繁に発生する場合は、購入元の代理店にご連絡ください。
5. Display Style 部分
この部分では、Web 画面の表示スタイルを設定します。
1)
第6章
図 6.4.1e Dashboard - Display Style 部分
Web
表 6.4.1e Dashboard - Display Style 部分の表示内容
メニューシステム
1) Color Style 5 種類のスタイル(JRC Red、Marine Pale Blue、BGAN Navy Blue、Gray
Scale、および Earth)の中からスタイルを選択できます。
6-13
第 6 章 Web メニューシステム
1. Connection List
PS 接続の情報を表示します。 このリストには、接続状態(*は接続中であることを意味します)、
ユーザ、ローカル IP アドレス、グローバル IP アドレス、サービスタイプ、通信速度、および使用
APN が含まれます。Disconnect ボタンは、User Registration 画面(セクション 6.5.4.1(p6-45))ま
たは Device Registration 画面(セクション 6.5.4.2 (p6-47))において、そのログインユーザについ
て[Multi Connect]を有効に設定した場合にのみ選択可能になります。
2. Setting
インターネット接続の設定をします。ここに表示される設定は、User Registration 画面(セクショ
ン 6.5.4.1(p6-45))または Device Registration 画面(セクション 6.5.4.2(p6-47))において、そのロ
グインユーザに割り当てられたプロファイルの設定と同じです。ユーザは、割り当てられたプロ
ファイルで編集することが許可されている場合にのみ、設定を編集することができます。
6-14
第 6 章 Web メニューシステム
1) Idle
2)
3)
4)
5)
6) 10)
7)
8)
9)
11)
12)
13)
14)
2) Profile 割り当てられたプロファイル
第6章
4) Desire Rate 接続の希望速度 (ストリーミング選択時のみ)
Web
Local IP 接続を行うローカル IP アドレスの指定
メニューシステム
6)
*Other IP は、User Registration 画面(セクション 6.5.4.1(p6-45))または Device
Registration 画面(セクション 6.5.4.2(p6-47))において、そのログインユーザに
ついて[Multi Connect]を有効に設定した場合にのみ選択可能になります。
7) APN * アクセスポイント名
6-15
第 6 章 Web メニューシステム
SMS メニューには次の画面があります。
・ New Message 画面(セクション 6.4.3.1 SMS の新規メッセージ)
・ Inbox 画面(セクション 6.4.3.2 SMS の受信トレイ)
・ Sent 画面(セクション 6.4.3.3 SMS の送信済みボックス)
・ Draft 画面(セクション 6.4.3.4 SMS の下書きボックス)
・ Setting 画面(セクション 6.4.3.5 SMS の設定)
ご注意
6-16
第 6 章 Web メニューシステム
1)
2)
3)
4) 5) 6)
第6章
表 6.4.3.1 New Message 画面の表示内容
表示 内容
1) To メッセージの送付先
2) 1)の「To」テキストボックスに電話番号を入力する代わりに、電話帳を
Web
Refer to Phonebook
参照します
メニューシステム
3) Text メッセージの内容を表示
4) Send メッセージを送信する
5) Save メッセージを Draft ボックスに保存する
6) --/--- (入力した文字数)/(SMS で送信可能な最大文字数)
新規メッセージの送信方法
Step 1: 「To」テキストボックスに送付先を直接入力するか、Phonebook から送付先の名前を選択す
る。
Step 2: 「Text」ボックスにメッセージを書き込む。SMS メッセージの最大文字数は 160 文字です。
Step 3: 「Send」ボタンをクリックするとメッセージが送信されます。
送信済みメッセージは「Sent」画面に保存されます。「Draft」ボックスにメッセージを保存するには、
「Save」をクリックします。
ご注意
JUE-501/JUE-251 の使用状態によっては、メッセージの送信に失敗する場合があります。
その場合のメッセージは、「Draft」ボックスに保存されます。
6-17
第 6 章 Web メニューシステム
1) 2)
3)
4) 5) 6)
1) 2) 7)
図 6.4.3.2 Inbox 画面
6-18
第 6 章 Web メニューシステム
1)
2)
3) 4) 5)
1) 6)
第6章
図 6.4.3.3 Sent 画面
Web
メニューシステム
表 6.4.3.3 Sent 画面の表示内容
表示 内容
1) To メッセージの宛先
2) Text メッセージの内容
3) Resend メッセージ再送のために New Message 画面を表示する
4) Forward メッセージ転送のために New Message 画面を表示する
5) Delete メッセージを削除する
6) Outline メッセージの先頭部分
*送信メッセージは送信日時の順に並ぶとは限りません。
6-19
第 6 章 Web メニューシステム
1)
2)
3) 4) 5)
1) 6)
図 6.4.3.4 Draft 画面
*下書きメッセージは保存された時間順に並ぶとは限りません。
6-20
第 6 章 Web メニューシステム
1)
2)
3) 8)
4)
5)
6)
7) 8)
第6章
表 6.4.3.5 SMS の Setting 画面の表示内容
表示 内容
Web
1) Message Capacity 保存可能なメッセージの件数と現在のメッセージの保存件数を表
メニューシステム
示
2) Delete All Message 全メッセージを削除
3) Service Center Address サービスセンターの電話番号
4) Validity サービスセンターで SMS を受信したときから計測されるストレージ
の有効期限
5) Service Class 送信 SMS のサービスクラス。これにより、受信者の端末に送信され
た後のメッセージの挙動が設定されます。
No Class:指定しない
Class 0:表示のみ(保存しない)
Class 1:受信電話メモリへの保存を要求
Class 2:受信 SIM メモリへの保存を要求
Class 3:受信者のデフォルトモードを使用
6) Status Report 送達確認(ステータスレポート)が有効かどうか
7) Send Character Code SMS の文字コード(GSM7/Unicode)
Unucode が選択された場合、制限文字数が 70 文字になります。
8) SET 設定内容を登録
6-21
第 6 章 Web メニューシステム
a)
b) c) d)
図 6.4.4 Phonebook 画面
登録手順
Step 1: 相手の名前を対象 ID の b)Name 欄に入力する。
Step 2: 相手の電話番号を同じ行の c)Number 欄に入力する。
Step 3: d)Set ボタンをクリックしてその行の項目を登録する。
削除手順
6-22
第 6 章 Web メニューシステム
6.4.5 コールログメニュー
Call Log メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、コールログ(通信履歴)を表示/消去したり、通信料を設定して通信料金を計算し
たりできます。
Call Log メニューには次の画面があります。
・ Call Log 画面(セクション 6.4.5.1 コールログの確認)
・ Call Charge 画面(セクション 6.4.5.2 通信料の設定)
2)
1)
3)
第6章
4) 5) 6) 7) 8) 9) 10) 11) 12) 13) 14)
Web
表 6.4.5.1 Call Log 画面の表示内容
メニューシステム
1) Output コールログを CSV テキスト形式で表示
*複数の PC でこの機能を同時実行すると、ファイルが破損する可能
性があります。その場合は、ファイルを再度取得してください。
*データを保存するには PC のマニュアルに従ってください。
2) Delete 選択されたコールログを削除
3) Dipaly button 新しい もしくは 古い ログを表示する
4) Start Time 通信開始時刻(UTC)
5) End Time 通信終了時刻(UTC)
6) Conn. Type 接続タイプ(Voice / Audio / Standard / Streaming / SMS / UDI / RDI)
*UDI/RDI は JUE-251 ではご利用いただけません。
7) Term. 使用したポート
8) Dir. 通信方向(Out(発信)/ In(着信))
*Standard/Streaming サービスの場合、この欄は空白です。
9) Called No./APN 相手のアドレス(取得できた場合)
(Standard/Streaming サービスの場合は、APN が表示されます)。
6-23
第 6 章 Web メニューシステム
コールログのソート
Step 1: 列のタイトル(No. / Start Time / End Time / Conn. Type / Term / Dir. / Called No. / APN /
User / Time / Byte / Charge / Sat / Code)の1つをクリックしてコールログをソートする。
ソート機能は表示中のログに対してのみ適用されます。
(ソート機能が動作しない場合、Appendix M.11.「コールログのソートが機能しない場合」
(pM-12)を参照してください。)
コールログのフィルタ
列のタイトルにプルダウンメニューがついている項目は、選択によりログをフィルタして表示すること
ができます。フィルタは、ログ全件に作用します。
Step 1:プルダウンメニューからログを取り出したいサービスタイプを選択してください。
出力手順
Step 1: 「Output」ボタンをクリックする。
消去手順
Step 1:プルダウンメニューから削除したいサービスタイプを選択してください。
Step 2:「Delete」ボタンをクリックする。
コールログが削除されます。
6-24
第 6 章 Web メニューシステム
ご注意
* この計算は、ユーザの入力値に基づいて行われる概算です。
* JRC では、見積もられた料金の正確さについての責任は一切負いません。
* FB250 システムによってサポートされていないため、UDI、RDI、256k Streaming の設定は
JUE-251 の場合表示されません。
* 通信料の設定には Admin 権限が必要です。
第6章
Step 1 Step 2
Web
メニューシステム
Step 3
Step 4
通話料の設定手順
Step 1: プルダウンメニューから通貨を選択する。メニューには、USD、EUR、および JPY が表示さ
れます。
Step 3: 単位時間(分)、サイズ(Mbyte)およびメール当りの料金を入力します。
6-25
第 6 章 Web メニューシステム
6.4.6 システムログメニュー
System Log メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、JUE-501/JUE-251 の状態およびログを表示/消去できます。
System Log メニューには次の画面があります。
・ Alarmpack 画面(セクション 6.4.6.1 アラームパックの確認)
・ Event Log 画面(セクション 6.4.6.2 イベントログの確認)
・ Distress Log 画面(セクション 6.4.6.3 ディストレス・ログの確認)
・ ADE Monitor 画面(セクション 6.4.6.4 ADE の確認)
1) 2) 3) 4)
5) 6) 7) 8) 9) 10) 11)
12)
13) 14) 15) 16)
19)
17) 20) 21) 22) 23)
図 6.4.6.1a Alarmpack 画面
6-26
第 6 章 Web メニューシステム
第6章
*データを保存するには PC のマニュアルに従ってください。
13) Expand (Shrink) All 全アラームパックを表示(閉じる)
14) Expand (Shrink) ADE すべてのログについて ADE 部分のアラームパックを表示(閉じる)
Web
15) Expand (Shrink) BDE すべてのログについて BDE 部分のアラームパックを表示(閉じる)
メニューシステム
16) Expand (Shrink) MDM すべてのログについて MDM 部分のアラームパックを表示(閉じる)
17) Current 現在の情報
18) n 記録された情報 (最大 50 件)
19) Time ログ記録時間(00:00:00 DD/MMM/YYY)(UTC)
20) All 選択したログの全アラームパックを表示
21) ADE 選択したログの ADE 部分のアラームパックを表示
22) BDE 選択したログの BDE 部分のアラームパックを表示
23) MDM 選択したログの MDM 部分のアラームパックを表示
以下に詳細の説明を示します。
6-27
第 6 章 Web メニューシステム
1.ADE 部分
6-28
第 6 章 Web メニューシステム
2.BDE 部分
Web第6章
Fig. 6.4.6.1c Alarmpack BDE part
メニューシステム
表 6.4.6.1c Alarmpack の BDE 部分の表示内容
行 表示 内容 表示スタイル
1 BDE-ALM: BDE アラームの有無 None または該当箇所
Name [E,W] ddd.d 使用した衛星の経度 例)APEC E143.5
SpotNo. 使用したスポットビーム番号 0~255
REC: 受信レベル 0~70
HD: ヘディング値 0.0~359.9
BDE-Sts: BDE 状態 例)CS PS READY
2 ddd゜mm ’ ss” [N,S] 緯度 例)12゜34’56” N
GPS: 使用 GPS built-in / Ext / Test
GPS-Sts: GPS 状態 Cold Start /
Unfix / 2D Fix / 3D Fix
GPS-Time: GPS の UTC hh:mm:ss dd/MMM/yyyy
3 ddd゜mm ’ ss” [E,W] 経度 例)123゜45’06” E
ExtGPS: 外部 GPS OFF/ON
ExtGPS Data: 受信 GPS センテンス None/ GGA/ ZDA
6-29
第 6 章 Web メニューシステム
3.MDM 部分
6-30
第 6 章 Web メニューシステム
1)
2) 3) 4) 5) 6)
第6章
1 File イベントログを CSV テキスト形式で表示
*複数の PC でこの機能を同時実行すると、ファイルが破損
する可能性があります。その場合は、ファイルを再度取得し
Web
てください。
メニューシステム
*データを保存するには PC のマニュアルに従ってください。
2 Date/Time ロギング時間 (00:00:00 DD/MMM/YYYY) (UTC)
3 Event Boot Start 本体電源投入
Power Off 本体電源断
REG End 衛星への登録
DEREG End 衛星からの登録
Search Start 衛星サーチ開始
Search End 衛星サーチ終了
COMM Start CS または PS 接続開始
COMM End CS または PS 接続終了
Alarm アラーム検出
4 Result Success イベント成功
Failure イベント失敗 もしくは、アラーム検出
5 Para1 パラメータ 1
6 Para2 パラメータ 2
6-31
第 6 章 Web メニューシステム
ROLL、PITCHING、IMPACT(Vibration)の最大値、平均値は過去 6 分間の統計です。
File ボタンをクリックすると、ADE Monitor の内容がテキスト形式で表示されます。
* 複数の PC でこの機能を同時実行すると、ファイルが破損する可能性があります。その場合は、フ
ァイルを再度取得してください。
* データを保存するには PC のマニュアルに従ってください。
6-32
第 6 章 Web メニューシステム
1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
9)
8)
第6章
15)
図 6.5.1a Terminal 画面
Web
メニューシステム
表 6.5.1a Terminal - Setting 部分の表示内容
表示 内容
1) Delivery Date JUE-501/JUE-251 の運用開始日
運用開始日は、JUE-501/JUE-251 が設置されて通信が開始された日を示
すだけでなく、保証期間などを判断するのにも役立ちます。正確に設定す
るようお勧めします。
2) Local Time UTC(世界標準時)と現地時刻の時差
現地時刻が UTC より進んでいる場合は[+]を選択し、UTC より遅れている
場合は[-]を選択します。
3) Tracking JUE-501/JUE-251 の衛星追尾方式
追尾方式として Auto または Gyro を選択します。Gyro を選択する場合は、
Gyro タ イ プ も 指 定 す る 必 要 が あ り ま す 。 Sync/Step, NMEA(4.8k),
NMEA(38.4k), LAN の中から Gyro タイプを選んでください。
この設定を反映するには、システムを再起動する必要があります。
4) GPS Input 外部 GPS の入力方式
Disable (組み込みの GPS を使う), NMEA(4.8k), NMEA(38.4k), LAN の中
から一つを選択してください。
この設定を反映するには、システムを再起動する必要があります。
6-33
第 6 章 Web メニューシステム
6.5.2 テレフォニーメニュー
Telephony メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、テレフォニーの設定を行うことができます。
Telephony メニューには次の画面があります。
・ Telephony 画面(セクション 6.5.2.1 ポートの設定)
・ PBX 画面(セクション 6.5.2.2 電話の自動応答機能の設定)
・ Supplementary 画面(セクション 6.5.2.3 電話補助サービスの設定)
6-34
第 6 章 Web メニューシステム
3) 5)
2) 5)
4) 6)
1) 7)
図 6.5.2.1a Terminal 画面
第6章
設定ポート
2) Outgoing/ 発信/着信タイプ
Incoming Type 各プルダウンメニューには、そのポートで使用可能なタイプが表示されます。
「Voice」を選択すると、タイプが 4k AMBE サービスに設定されます。
Web
「Fax」を選択すると、タイプが Fax に設定されます。
メニューシステム
「Audio」を選択すると、タイプが 3.1 kHz Audio サービスに設定されます。
「Voice/Fax」を選択すると、タイプが 4k AMBE サービスおよび Fax に設定されます。
「Voice/Audio」を選択すると、タイプが 4k AMBE サービスおよび 3.1 kHz Audio サー
ビスに設定されます。
3) Secret Code 操作制限
「Enable」にすると、そのポートに接続された端末を操作するときにシークレットコード
が必要になります。
「Disable」にするとシークレットコードが不要になるため、だれでもそのポートに接続
された端末を操作することができます。
4) Voice Volume 受話音量。Normal または High
5) Outgoing Call ポートから通話を発信するときの制限
「Disable」にすると、すべての発信通話が拒否されます。
「Allowed Number」にすると、許可された番号にのみ発信をすることができます。許
可された番号のリストには、番号を 4 つまで含めることができます。リストの番号から
始まる番号への発信も許可されます。(0081 を設定すると、0081xxx への発信も許可
されます。)
「Phonebook」にすると、電話帳に登録されている番号であれば許可されます。
「Enable」にすると、制限されません。
6) Incoming Call メインユニットに通話の着信があってから呼び出し音が鳴るまでの時間
「Enable」にすると、メインユニットに着信したときに呼び出し音が鳴ります。
「After Xs」にすると、メインユニットに着信してから X 秒後に呼び出し音が鳴ります。
「Disable」にすると、呼び出し音は鳴りません。
7) SET 設定内容を登録
6-35
第 6 章 Web メニューシステム
1)
2)
3) 5)
4)
図 6.5.2.2a PBX 画面
ご注意
* JRC では、製品保証書の記載および法令上の規定に該当する場合を除いて、この機能の使用中に
発生した通信料金問題についての責任は負いません。
6-36
第 6 章 Web メニューシステム
この機能は現在サポートされていません。
第6章
2013 年 7 月末のソフトウェアのアップデートにより、対応予定です。
Web
メニューシステム
図 6.5.2.3 Supplementary 画面
音声メッセージの取得
表示された番号をダイヤルします。
例)→ 00870772001899#
通話転送を有効にする
通話を転送する条件に「Enable」を選択します。プルダウンメニューの右側にあるボックスがアクティ
ブになります。次に、先頭に 00 を付けて通話の転送先番号を入力します。Set ボタンをクリックして
設定を登録します。
例) +81-422-45-9xxx に転送する場合、日本では「0081422459xxx」と入力します。
6-37
第 6 章 Web メニューシステム
通話中着信の通知音
通話中着信を知らせたいサービスタイプに「Enable」を選択してから、Set ボタンをクリックします。通
話中着信の通知音は、3 秒毎に繰り返される 2 回のビープ音です。通話中着信の取り扱い方法に
ついては、5.1.7「Handling Call Waiting (ハンドセット)」(p5-13)または 5.2.3「Handling Call Waiting
(TEL Port)」(p5-32)を参照してください。
着信/発信通話の拒否
拒否したい条件に「Enable」を選択します。「Enable」にすると、その通話は拒否されることに注意し
てください。
通話拒否を設定するには、ネットワーク PIN コードが必要です。Network PIN フィールドに PIN コー
ドを入力し、Set ボタンをクリックします。
ネットワーク PIN コードに初期値はありません。はじめに設定した際に入力した 8 から 16 桁の数字
が、以降のネットワーク PIN コードになります。 ネットワーク PIN コードを忘れると、設定の変更がで
きなくなりますので、忘れないようにしてください。
6-38
第 6 章 Web メニューシステム
6.5.3 ポートメニュー
Port メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、各ポートを設定できます。
Port メニューには次の画面があります。
・ Handset 画面(セクション 6.5.3.1 ハンドセットの設定)
・ ISDN 画面(セクション 6.5.3.2 MSN の設定)
・ Ethernet 画面(セクション 6.5.3.3 ユーザ LAN と外部 WAN の設定)
・ I/O 画面(セクション 6.5.3.4 入力/出力信号の設定)
・ Option 画面(セクション 6.5.3.5 オプションボタンとブザーの設定)
Web第6章
メニューシステム
図 6.5.3.1 Handset 画面
6-39
第 6 章 Web メニューシステム
図 6.5.3.2 ISDN 画面
ご注意
6-40
第 6 章 Web メニューシステム
1) 2) 6)
4)
3)
5)
9)
7)
8)
図 6.5.3.3 Ethernet 画面
第6章
表 6.5.3.3a Ethernet 画面の表示内容
Web
User LAN 内容
メニューシステム
*1)
1) IP Address ユーザ LAN の JUE-501/JUE-251 の IP アドレス
2) Subnet Mask ユーザ LAN のサブネットマスク
ユーザ LAN のネットワークアドレスを定義します。
3) DHCP DHCP 機能を有効にすると、ユーザ LAN ポートに接続された機
器に IP アドレスが自動的に割り振られます。
*1) *2)
4) DHCP Start Address DHCP 割り振りの開始 IP アドレス
5) DHCP Count*2) DHCP 割り振りでの IP アドレスの最大数
DHCP カウント範囲:1~254
6) Set User LAN の設定内容を登録する
EXT WAN 内容
*1)
7) IP Address 外部 WAN インターフェース向け JUE-501/JUE-251 の IP アドレス
8) Subnet Mask 外部 WAN インターフェースのサブネットマスク
外部 WAN インターフェースのネットワークアドレスを定義します。
9) Set 外部 WAN の設定内容を登録する。
6-41
第 6 章 Web メニューシステム
*1)
IPアドレスの入力について
IP アドレスは、ピリオドで区切られた 4 つの数字文字列で構成されています。
例)192.168.128.100 や 10.20.30.0
指定可能な IP アドレス範囲:
10. 0.0.1 – 10.255.255.254 IP アドレスのホストフィールドを「すべて 1」
172.16.0.1 – 172.31.255.254
または「すべて 0」にすることはできません。
192.168.0.1 – 192.168.255.254
*2)
DHCPについて
DHCP によって割り振られる IP アドレスの範囲は、パラメータ 1)および 2)によって定義された
ネットワークアドレスの範囲を越えることはできません。
6-42
第 6 章 Web メニューシステム
1)
2) 4)
1)
2)
3) 4)
第6章
5)
Web
6)
メニューシステム
図 6.5.3.4 I/O 画面
6-43
第 6 章 Web メニューシステム
図 6.5.3.5 Option 画面
オプションブザーを有効にする
ブザー音を鳴らすサービスで「Enable」を選択します。Set ボタンをクリックして設定を登録します。
ご注意
6-44
第 6 章 Web メニューシステム
6.5.4 ユーザ管理メニュー
User Control メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、ログインするユーザ/機器の登録を実行できます。
登録済みのユーザと機器の通信に対する制限もこのメニューで設定されます。
ユーザログイン
ユーザ名とシークレット・コードを入力してログインします。ユーザログインでは、事前にユーザを登
録しておく必要があります。ユーザ登録の詳細については、6.5.4.1「ユーザの登録」(p6-45)を参照
してください。
機器の認識
JUE-501/JUE-251 では、あらかじめ機器の登録をしておくと、機器の IP アドレスをもとに自動で機
器を認識します。 この機能は、Web カメラなどユーザログインをご利用いただけない固定の機器
をご使用の場合、有効活用いただけます。 機器の登録については、セクション 6.5.4.2「機器の登
録」(p6-47)を参照してください。
第6章
・ Usage Restriction 画面(セクション 6.5.4.3 ユーザ接続の制限)
Web
メニューシステム
6.5.4.1 ユーザの登録(User Registration 画面)
User Registration 画面を表示するには、左側の[メニュー]パネルで「User Control」メニューを開き、
「User Registration」を選択します。
この画面では、新規ユーザの登録、既存ユーザの編集、ユーザの削除を行うことができます。
登録可能な最大ユーザ数は 50 件です。
1)
2) 3) 4)
5) 6) 7)
8) 9)
6-45
第 6 章 Web メニューシステム
ご注意
* 一度削除したデータは復元することができません。
* User 01 は Admin ユーザ用です。このユーザーを削除したり、レベルを編集したりすることはでき
ません。
* User 02 は Guest ユーザ用です。このユーザーを削除したり、レベル、名前、シークレットコードを
編集したりすることはできません。
6-46
第 6 章 Web メニューシステム
1) 2) 3)
4) 5) 6)
7) 8)
ご注意
* 一度削除したデータは復元することができません。
第6章
表示 内容
1) IP 機器の IP アドレス。機器に静的 IP アドレスを使用するには、静的 DHCP
(セクション 6.5.5.7「静的 IP アドレスの使用」(p6-69)を参照)を設定する
Web
か、IP アドレスを手動で設定してください。
メニューシステム
2) Device Name 機器の名前。
この名前は、Web インターフェースの[ヘッドライン]に表示され、コールロ
グで使用されます。 10 字以内の英数字を登録できます。
3) Restriction 接続の制限。
このメニューで表示される制限は、セクション 6.5.4.3「ユーザ接続の制限」
(p6-48)で設定します。
「Disable」を選択すると、その機器の通信は無制限になります。
4) WAN Profile データ接続で使用される WAN プロファイル。
このプロファイルにより、その機器のデータ接続を調整します(セクション
6.4.2「インターネットの接続」(p6-14)を参照)。WAN プロファイルの詳細に
ついては、セクション 6.5.5.1「WAN プロファイルの設定」(p6-50)を参照し
てください。
5) Multi Connect Data Connection 画面で他人の接続を確立させたり切断するための権限。
6) Quick Connect Dashboard 画面で「Quick Connect」を使用する権限。
7) Set 機器を登録。
8) Del 機器を削除。
6-47
第 6 章 Web メニューシステム
ご注意
Step 2
Step 1
Step 3
制限グループの設定
Step 1: 制限の名前を入力する。ここで設定する名前は、User Registration 画面(6.5.4.1「ユーザー
の登録」)および Device Registration 画面(6.5.4.2「機器の登録」)の Restriction メニューに
表示されます。
Step 2: サービスタイプごとに Permission 列で権限を選択する。「Limited」を選択する場合は、制限
時間/数/サイズを指定する必要があります。
Step 3: Set ボタンをクリックして制限グループを登録する。
制限グループの削除
(制限を削除すると、すべてのサービスの場合に権限が「Unlimited」に設定されます。)
制限グループの「Del」ボタンをクリックする。
6-48
第 6 章 Web メニューシステム
リセットサイクルの設定
Step 1: 「Term」の選択フィールドで、Manually、Monthly、Weekly、および Daily の中から期間を選
択します。「Term」での選択に応じて、続くボックスがアクティブになります。
Step 2: 「Set」ボタンをクリックしてリセットサイクルを登録する。
「Manually」を選択する場合は、自分でカウント数を定期的にリセットすることが必要になります。
カウント数の手動リセット
「Reset」ボタンをクリックします。
第6章
6.5.5 ネットワークメニュー
Web
メニューシステム
Network メニューは、左側の[メニュー]パネルに表示されます。
このメニューでは、ローカルエリアネットワークを柔軟に設計することができます。
Network メニューには次の画面があります。
・ WAN Profile 画面(セクション 6.5.5.1 WAN プロファイルの設定)
・ Packet Filter 画面(セクション 6.5.5.2 Packet フィルタの設定)
・ Always Activate 画面(セクション 6.5.5.3 常時接続の設定)
・ Remote Activate 画面(セクション 6.5.5.4 リモート接続の確立)
・ LAN Group 画面(セクション 6.5.5.5 LAN グループの設定)
・ LAN 画面(セクション 6.5.5.6 ユーザ LAN の詳細設定)
・ Static DHCP 画面(セクション 6.5.5.7 静的 IP アドレスの使用)
・ Routing Table 画面(セクション 6.5.5.8 ルーティングテーブルの設定)
・ WAN Selector 画面(セクション 6.5.5.9 他の WAN との共存)
6-49
第 6 章 Web メニューシステム
1) 2)
3)
4)
5)
9)
6)
7)
10) 8)
11)
6-50
第 6 章 Web メニューシステム
■ Advance Mode
Advance Mode ボタン(表 6.5.5.1a の 10)の説明を参照)をクリックすると、Advance Mode ボタンが
Normal Mode ボタンに変わり、詳細設定画面が表示されます。
1)
2)
3)
4)
5)
6)
第6章
図 6.5.5.1b WAN Profile の Advanced 画面
Web
1) Normal Mode 詳細設定を非表示。
メニューシステム
2) Connection Mode 通信モードの選択。
「1by1 NAT」がデフォルトで設定されています。
「IP Masquerade」を選択すると、LAN Group 選択メニューが表示さ
れます(表 6.5.5.1c-d を参照)。
「Bridge」を選択すると、VLAN 選択メニューが表示されます(表
6.5.5.1c-dを参照)。
Set ボタンをクリックして設定を有効にします。
ご注意
6-51
第 6 章 Web メニューシステム
ご注意
・ JRC は、製品保証書の記載および法令上の規定に該当する場合を除いて、この機能の
使用中に発生した通信料金問題についての責任は負いません。
・ SIM カードの配布パートナーは、Standard IP 回線の接続および切断を行っただけでも、
通信料を課金する場合があります。
・ この機能と常時接続(Always Activate)機能、リモート接続(Remote Activate)機能の IP ア
ドレス範囲の設定を重複させないでください。
・ この機能は、選択したプロファイルがスタンダード IP 接続をサービスタイプとしてサポート
していない場合には作動しません。
・ この機能は IP アドレスで有効・無効を判別しています。Device Registration で機器に割り
当てる Profile でのみ有効にし、User Registration でユーザに割り当てる Profile では
有効にしないでください。 「GUEST」ユーザで選択した Profile の Packet Detect
Activate が Enable に設定された場合、思わぬ課金が発生する恐れがあります。
・ この機能では、Primary 接続のみを接続し、Secondary 接続の自動接続は行いません。
● Connection Mode
Connection Mode では、「1by1 NAT」、「IP Masquerade」、「Bridge」のいずれかを選択します。
「1by1 NAT」が選択された場合、この WAN Profile を用いて接続するユーザ端末は、取得したグロ
ーバル IP アドレスと1対 1 で関連付けられた NAT で接続されます。
「IP Masquerade」が選択された場合、LAN Group 選択メニューが表示されます。LAN グループは、
IP マスカレードが適用される単位です。「IP Masquerade」では、LAN Group で設定されたネットワーク
と、取得したグローバル IP アドレスが IP Masquerade で接続されます。LAN グループの詳細について
は、セクション 6.5.5.5「LAN グループの設定」(p6-65)を参照してください。
「Bridge」が選択された場合、VLAN 選択メニューが表示されます。選択された VLAN に対して
Bridge が適用されます。「Bridge」では、取得したグローバル IP アドレスが、VLAN に接続された機器
に直接割り当てられます。VLAN の設定については、セクション 6.5.5.6「ユーザ LAN の詳細設定」
(p6-67)を参照してください。 Bridge モードでは、Packet Detect Activate、WAN Filter、VPN、
Secondary Service、リモート接続機能が使用できません。Bridge モードでの接続方法の詳細は
Appendix I に記載しています。
Connection Mode を設定し、Set ボタンをクリックします。
6-52
第 6 章 Web メニューシステム
1) 3)
2)
1) 3)
2) ’
第6章
Bridge モードでは、Packet Detect Activate、WAN Filter、VPN、
Secondary Service、リモート接続機能が使用できません。
VLAN の詳細については、セクション 6.5.5.6「ユーザ LAN の詳細設
定」を参照してください。
Web
3) Set
メニューシステム
接続モードを登録。
● WAN Filter
WAN Filter で「Enable」を選択すると、WAN Filter メニューが表示されます。WAN プロファイルごと
に、最大 30 件の WAN フィルタを設定できます。JUE-501/JUE-251 は、設定によって、着信/発信パケ
ットを通過(Pass)させるか破棄(Drop)することができます。初期設定ではフィルタが設定されていない
ため、すべてのパケットを通過させることになります。
JUE-501/JUE-251 は、どの WAN フィルタよりも MAC フィルタを優先させます(セクション 6.5.5.6「ユ
ーザ LAN の詳細設定」(p6-67))。また、WAN フィルタと Packet フィルタ(セクション 6.5.5.2「Packet
Filter の設定」(p6-58))の優先度は同一です。 各フィルタの優先順位は設定する”Priority”によって
調 整 し て く だ さ い 。 WAN Filter と Packet Filter の Priority が 同 一 に 設 定 さ れ た 場 合 、
JUE-501/JUE-251 は Packet Filter を優先させます。
1) 9)
2) 3)
4) 5) 6) 7) 8)
6-53
第 6 章 Web メニューシステム
ご注意
6-54
第 6 章 Web メニューシステム
● VPN
VPN で「Enable」を選択すると、VPN メニューが表示されます。VPN を設定し、Set ボタンをクリックし
ます。
1) 8)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
第6章
表示 内容
1) VPN VPN の有効/無効。
2) Remote Global IP 送信先のグローバル IP アドレス(リモート VPN サーバー)。
3) Pre-shared Key
Web
VPN 接続のパスワード。
メニューシステム
4) Local ID Authentication 認証 ID の設定方法。
・ IP
JUE-501/JUE-251 のグローバル IP アドレス。静的グローバル IP
アドレスを利用できない場合は使用しないでください。静的グロ
ーバル IP アドレスを使用できるかどうかは、契約によります。
・ FQDN(デフォルト)
「FQDN」を選択すると、「Local ID」のテキストボックスがアクティ
ブになります。FQDN を入力してください。
・ User FQDN
「User FQDN」を選択すると、「Local ID」のテキストボックスがア
ク テ ィ ブ に な り ま す 。 ユ ー ザ FQDN を 入 力 し て く だ さ い 。
(username@domainname の形式)
5) Local ID リモート VPN サーバーに通知するユーザ ID
6) Remote Network Address リモート(送信先)ネットワークアドレス
7) Remote Network Mask リモート(送信先)ネットワークマスク
8) Set VPN 設定を登録
VPN 接続を確立するには、リモート VPN サーバーを設定する必要があります。VPN サーバーのマニ
ュアルに従って設定してください。VPN サーバーの設定に際しては、Appendix G の VPN 詳細仕様
を参照してください。
6-55
第 6 章 Web メニューシステム
●Secondary Service
Secondary Service Type にサービスタイプを選択すると、Secondary Service Type メニューが表示さ
れます。セカンダリサービスタイプを設定し、Set ボタンをクリックします。
「Secondary Service」を「Prohibit」以外に設定し、Data Connection 画面で Secondary Service 接続を
実行すると、1 つのグローバル IP アドレスに対して 2 回線を確保します。
「Uplink Traffic Flow Filter」および「Downlink Traffic Flow Filter」の設定に一致するパケットは
SecondaryService を利用したパケット通信が適用されます。
1) 3)
2)
4)
5)
6)
7)
8)
9)
10)
11)
12)
13)
14)
15)
16)
17)
図 6.5.5.1g Secondary Service Type メニュー
6-56
第 6 章 Web メニューシステム
第6章
空白にすると、このフィルタはすべての TCP/UDP ポートに適用され
ます。
15) Source Port Range Downlink Traffic Flow Filter を適用する発信元のポート
Web
範囲:1~65535。 “-”で範囲指定 例)20-80 で 20 から 80 に適用
メニューシステム
空白にすると、このフィルタはすべての TCP/UDP ポートに適用され
ます。
16) Type of Service パケットヘッダに埋め込まれた Type of service。範囲:1~255
空白にすると、このフィルタはすべての Type of Service に適用され
ます。
17) Type of Mask Type of Service を定義するマスク。範囲:1~255
(16,Type of Service が入力されている場合、必須項目です。)
6-57
第 6 章 Web メニューシステム
1) 2)
3)
4) 6) 7) 8) 9) 13)
5) 10) 11) 12)
ご注意
6-58
第 6 章 Web メニューシステム
第6章
Source Mask と組み合わせるとフィルタ対象のネットワークアドレスと
して適用されます。
8) Source Mask フィルタ対象の送元サブネットマスク
“255.255.255.255/32”を選択すると、Source IP に設定した IP アドレス
Web
メニューシステム
のみが適用されます。
9) Source Port フィルタ対象パケットの TCP/UDP 送信元ポート番号
“-”で範囲指定 例)20-80 で 20 から 80 に適用
空白にすると、このフィルタはすべてのポートに適用されます。
10) Destination IP フィルタ対象の宛先 IP アドレス
空白にすると、このフィルタはすべての IP アドレスに適用されます。
Destination Mask と組み合わせるとフィルタ対象のネットワークアドレ
スとして適用されます。
11) Destination Mask フィルタ対象の宛先サブネットマスク
“255.255.255.255/32”を選択すると、Destination IP に設定した IP ア
ドレスのみが適用されます。
12) Destination Port フィルタ対象パケットの TCP/UDP 送信先ポート番号
“-”で範囲指定 例)20-80 で 20 から 80 に適用
空白にすると、このフィルタはすべてのポートに適用されます。
13) Set パケットフィルタを登録。
6-59
第 6 章 Web メニューシステム
パケットフィルタリストの表示範囲の変更
Step 1: 表示する最小 ID 番号を「Start」ボックスに入力する。
Step 2: 表示する最大 ID 番号を「End」ボックスに入力する。
Step 3: 「Disp」ボタンをクリックする。入力した範囲のリストが表示されます。
パケットフィルタの新規追加・変更
Step 1: テキストボックスに設定するフィルタルールを入力してください。
Step 2: 同じ行の「Set」ボタンをクリックしてください。
パケットフィルタの削除
Step 1: 該当する行の Protocol No.で「Disable」を選択し、Set ボタンをクリックしてください。
パケットフィルタの設定は、「Set」ボタンをクリックすると即座に反映されます。
6-60
第 6 章 Web メニューシステム
ご注意
・ この機能によって接続された PS 接続が自動切断機能によって切断されることはありません。
・ JRC では、製品保証書の記載および法令上の規定に該当する場合を除いて、この機能の使
第6章
用中に発生した通信料金問題についての責任は負いません。
Web
料を課金する場合があります。
メニューシステム
・ この機能は、選択されたプロファイルがスタンダード IP 接続をサービスタイプとしてサポートし
ていない場合には作動しません。
・ この回線を介してパケットを送信できない場合は、いったん接続を切断し、再接続されるまで
待ってください。その後、もう一度パケットの送信を試みてください。
6-61
第 6 章 Web メニューシステム
1) 2) 3) 4)
6-62
第 6 章 Web メニューシステム
ご注意
・ JRC では、製品保証書の記載および法令上の規定に該当する場合を除いて、この機能の使
用中に発生した通信料金問題についての責任は負いません。
・ この機能は、選択されたプロファイルがスタンダード IP 接続をサービスタイプとしてサポートし
第6章
ていない場合には作動しません。
・ この機能により接続されたスタンダード IP 接続は、自動切断機能が有効になっている場合、自
動切断機能によって切断されます。
Web
・ この機能と Packet Detect Activate 機能、Alaways Activate機能の IP アドレス範囲の設定を
メニューシステム
重複させないでください。
・ この機能では、大文字と小文字を区別します。
1)
2)
3)
4)
5)
7)
6)
6-63
第 6 章 Web メニューシステム
2) User リモートアクティベートを利用するユーザ名
3) Password リモートアクティベートを利用する際のパスワード
4) Profile リモートアクティベートに使用される WAN Profile
スタンダード IP サービスをサポートしている必要があります。
5) Local IP リモートアクティベートの接続に使用される Local IP アドレス
4)で指定した WAN Profile の Connection Mode に、”1by1 NAT”
が設定されている場合に適用されます。
6) Service Remote Activate のサービスタイプ
この設定は、現行バージョンでは無効(グレー表示)です。
7) Set リモートアクティベートの設定を登録
SMS による接続
Example) ユーザを[JRC]に、パスワードを[remote]にして、スタンダード IP 接続を確立する。
Step 1: SMS メッセージを JUE-501/JUE-251 に送信します。フォーマットは以下のとおりです。
Activate Activate
User JRC
Password remote
フォーマット 例
*JUE-501/JUE-251 は「改行」と「スペース」を受け付けます。
SMS による切断
Example) ユーザを[JRC]に、パスワードを[remote]にして、スタンダード IP 接続を切断する。
Step 1: SMS メッセージを JUE-501/JUE-251 に送信します。フォーマットは以下のとおりです。
Deactivate Deactivate
User JRC
Password remote
フォーマット 例
*JUE-501/JUE-251 は「改行」と「スペース」を受け付けます。
6-64
第 6 章 Web メニューシステム
2)
1)
3)
4)
5)
6)
第6章
2) View
3) Group Name LAN グループの名前
ここで設定する名前は、WAN Profile 画面の「Connection Mode」
Web
(表 6.5.5.1b の 2)を参照)で使用されます。
メニューシステム
4) Network Network 範囲(IP マスカレードが適用される単位)
「 Manual 」 を 選 択 す る と 手 動 設 定 メ ニ ュ ー が 表 示 さ れ ま す ( 表
6.5.5.5b を参照)。
5) DMZ DMZ (DeMilitarized Zone) の設定
「Enable」を選択すると、転送先メニューが表示されます(表 6.5.5.5c
を参照)。
6) Port Forward ポートフォワードの設定
● Network
Network は、VLAN または手動定義のネットワークに設定することができます。「Network」で
「Manual」を選択すると、「Network」の手動設定メニューが表示されます。ネットワークの設定を入力し、
「Set」ボタンをクリックします。
3)
1)
2)
6-65
第 6 章 Web メニューシステム
● DMZ
DMZ で「Enable」を選択すると、すべてのインターネットからのパケットデータがここで定義するロー
カル IP アドレスに転送されます。
● Port Forward
「Port Forward」で「Enable」を選択すると、「Port Forwarding List」の条件に含まれるパケットデータ
が、そこで定義された送信先に転送されます。JUE-501/JUE-251 では、「Port Forward」の優先度が
DMZ より高く設定されています。そのため、この設定のリストに含まれるデータは、DMZ が有効になっ
ている場合でも、リストにある送信先に転送されます。
新規転送リストの追加
Step 1: 転送するプロトコルタイプ(TCP または UDP)を選択する。
Step 2: データパケットの転送元として使用する WAN ポート番号を入力する。
ポート範囲:1~65535。
Step 3: データの転送先(ローカル IP アドレス)を入力する。
Step 4: データパケットの転送先として使用する LAN ポート番号を入力する。
ポート範囲:1~65535。
Step 5: 「Set」ボタンをクリックする。
転送リストの削除
Step 1: プロトコルタイプ「Disable」を選択する。
Step 2: 「Set」ボタンをクリックする。
ご注意
6-66
第 6 章 Web メニューシステム
1. Port Tagging
第6章
User LAN ポートが属する VLAN を選択し、「Set」ボタンをクリックします。 ユーザ LAN ポート
の右端が Port1、左端が Port4 です。初期設定状態では、全ての User LAN ポートが VLAN1 に
属しています。
Web
メニューシステム
2. VLAN Setting
2) 3) 4) 5) 6) 7) 8)
1)
ご注意
6-67
第 6 章 Web メニューシステム
*1)
IPアドレスの入力について
IP アドレスは、ピリオドで区切られた 4 つの数字文字列で構成されています。
例)192.168.128.100 や 10.20.30.0
指定可能な IP アドレス範囲:
10. 0.0.1 – 10.255.255.254 IP アドレスのホストフィールドを「すべて 1」
172.16.0.1 – 172.31.255.254 または「すべて 0」にすることはできません。
192.168.0.1 – 192.168.255.254
*2)
DHCPについて
DHCP によって割り振られる IP アドレスの範囲は、パラメータ 3)および 4)によって定義された
VLAN の範囲を越えることはできません。
3. MAC Filter
6-68
第 6 章 Web メニューシステム
MAC フィルタリストの表示範囲の変更
Step 1: 表示する最小 ID 番号を「Start」ボックスに入力する。
Step 2: 表示する最大 ID 番号を「End」ボックスに入力する。
Step 3: 「Disp」ボタンをクリックする。入力した範囲のリストが表示されます。
第6章
許可された MAC アドレスの削除
Step 1: 該当する行の「Del」ボタンをクリックしてください。
Web
ご注意
メニューシステム
MAC フィルタを設定した場合も、メインユニットへの Web メニューアクセスおよび Launch Pad によ
るメインユニットの操作は可能です。
ただし、MAC フィルタ設定により許可された機器以外は、インターネットとのパケットの送受信が
不可能になります。
6-69
第 6 章 Web メニューシステム
ご注意
6-70
第 6 章 Web メニューシステム
設定の削除
Step 1: Setting List(上部のリスト)から、削除する組み合わせを選択します。
Step 2: その組み合わせの行の「Delete」ボタンをクリックします。
Step 3: Setting List(上部のリスト)から組み合わせが削除され、接続中の場合は Active List(下部
のリスト)の Lock ボタンがアクティブになります。
第6章
図 6.5.5.8 Routing Table 画面
新規経路の追加
Web
例) 192.168.128.1~192.168.128.15 のパケットデータを 10.20.30.10 に渡す新規経路を追加しま
メニューシステム
す。
既存経路の削除
Step 1: 削除する経路の行で「Del」ボタンをクリックします。
6-71
第 6 章 Web メニューシステム
ご注意
1) 2)
3)
5)
4)
6-72
第 6 章 Web メニューシステム
時間の単位は分とし、1~240 分の範囲で指定します。無制限に接続する必要がある場合は、
「Disable」を選択します。
第6章
図 6.5.6 Auto Disconnect 画面
Web
メニューシステム
自動切断機能の設定
Step 1: 自動切断を設定するポートまたはサービスで「Enable」を選択します。Standard IP サービス
の場合は、切断条件を選択します。
Step 2: 接続の最大時間を入力します。時間の単位は分とし、1~240 分の範囲で指定します。端
末は、その通信状態に関係なく、設定時間に従って通信を自動切断します。
Step 3: 「Set」ボタンをクリックし、設定を登録します。
ご注意
6-73
第 6 章 Web メニューシステム
1)
2)
4)
3)
5)
6)
8)
7)
9)
10)
13) 14)
11)
12)
15)
16)
17)
19)
18)
21)
20)
6-74
第 6 章 Web メニューシステム
第6章
Facility PIN コードを忘れると、Status と PIN コードの変更ができな
くなりますので、忘れないようにしてください。
14) Change Status 状態を変更します。
状態を変更するには、パスワードが必要です。「Change Status」ボ
Web
タンの左側にあるテキストボックスにパスワードを入力します。
メニューシステム
Change PIN 内容
15) Select Type PIN を変更するターゲット。
Network/Network Subset/Service Provider/Corporate
16) Input Old PIN 8 から 16 桁の古い PIN を入力。
17) Input New PIN 新規 PIN を入力。新規 PIN は、8 から 16 桁の数字にする必要があ
ります。
18) Retype New PIN 確認のため新規 PIN を再入力。コピーアンドペーストは使用しない
でください。
19) Change PIN 新規 Facility PIN を登録。
Secondary SIM 内容
20) Secondary SIM セカンダリ SIM の使用/不使用
この設定を反映するには、システムを再起動する必要があります。
21) Set 設定を登録
ご注意
6-75
第 6 章 Web メニューシステム
図 6.5.8 Export/Import 画面
ご注意
* インポートを行った場合、データは復元できません。
* インポートされたファイルがフォーマットに合わない場合は、全ての設定が工場出荷状態に戻り
ます。
ご注意
工場でのデフォルト設定にリセットした場合、データは復元できません。
6-76
第 6 章 Web メニューシステム
Web第6章
メニューシステム
6-77
第 6 章 Web メニューシステム
ご注意
図 6.5.11 Diagnostic 画面
6-78
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
ハンドセットで表示、操作できるメニューは以下の通りです。
表7 ハンドセット表示メニューの内容
章 No・画面名称 内容
-TOP メニュー このグループの項目一覧を表示。
7.1 Status メニュー 装置状態項目の一覧を表示
7.2 SMS メニュー SMS の作成、送受信
7.3 Satellite メニュー 衛星状態項目の一覧を表示 全ユーザ
7.4 Phonebook メニュー Phonebook の一覧を表示/発信 アクセス可能
第7章
7.9.2 Telephony メニュー Sets up シークレット・コードの使用の有無
(Port Control) ハンドセット/端末電話機の通話音量の設定
端末電話の通信タイプの設定(音声または FAX)
発信許可/着信設定
ハンドセット画面の説明と操作
自動応答
音声メール、通話転送、通話中着信、通話拒否
7.9.3 Port メニュー Sets up (ハンドセット)画面の明るさ・LED の輝度・
着信音のパターン及び音量・
通話時の音量・
キークリック音の有無
(ISDN) Voice/Audio/UDI/RDI/PBX の MSN の設定
(Ethernet) ユーザ LAN;IP アドレス/DHCP 機能
外部 WAN;IP アドレス/サブネットマスク
(I/O)出力/入力/機能
(オプション)ボタン/ブザーの使用/不使用
7.9.4 User Cont. Sets up ユーザ名、シークレット・コード、使用制限の登録
(使用制限) 使用制限グループの作成
7.9.5 Auto Dcn.
Sets up 各通信端末からの回線の接続制限時間の設定
(自動切断)
7.9.6 SIM メニュー
Sets up SIM カードを使用した通信の設定
7-1
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
(この画面はすべてのメニューでポップアップします)
7.10 その他の画面
送信系に障害が発生した場合に表示されるアラーム画面
TX アラーム画面
7-2
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
TOP メニュー
TOP メニューを開くには MENU ボタンを押してください。
TOP メニュー画面
図 7a Top メニューの開き方
注)「0 Service」は、装備者が装備を行う上で必要な操作メニューです。
表示はされますが、通常のユーザがログインすることはできません。
ダイレクトボタンを利用する
押すだけで、主なメニューをすぐに開けることができます。
第7章
SMS メニューへ SMS Satellite(衛星)メニューへ
ハンドセット画面の説明と操作
Status(機器情報)メニューへ Phonebook(電話帳)メニューへ
図 7b ダイレクトボタンの説明
ショートカット機能を利用する(ほとんどすべての画面で使用可能)
MENU ボタン+各項目の冒頭の数字で、ショートカット機能として目的の画面を表示できます。
W
例)[運用開始日表示画面]を表示するために、MENU+1+4+3 と入力します。
[運用開始日表示画面]が表
図 7c ショートカット機能の説明
示されました。
■ CLR ボタンを押すと、ひとつ前の画面に戻ります。
■ (オンフック)ボタンを押すと、アイドル画面に戻ります。
7-3
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このセクションでは全ユーザ用のメニューについて記載します。
JUE-501/JUE-251 の受信・送信状態、船舶の緯度/経度、各種装置のバージョン等、装置状態
が表示されます。
下の図はこのメニュー全体の流れです。全てカーソルで目的の項目を選んで、OK ボタンで
確定して画面を表示させていきます。末端の画面から Top メニューの方向に戻るときは
CLR ボタンを何度か押してください。
OK
1 Sta t u s OK 1 RX 1 REC
2 SMS 2 TX 2 Ch Type
3 Satellite 3 Position
4 Phonebook 4 Product OK
5 Redial 5 Unit Info TXメニュー画面
6 Internal 6 ID
7 Call Log 1 EIRP
8 Al a r m pa c k
9 Admin OK
0 Service
Position 状態表示画面
N 35.41 16
または、どの画面からでも ID メニュー画面 E 139.34 16
STATUS ボタンを押せば、
1 IMSI
STATUS メニューに移行 OK
2 MS-ISDN Product メニュー画面
1 IMEI
2 JRC No.
3 D e l i ve r y
1 Ve r s i o n
2 Mainte No.
3 Class
4 AD E
5 BDE
6 MDM
7 Ac t i ve S I M
8Remote Mnt
図 7.1 Status メニュー全体の流れ
7-4
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
RX とは Receive(受信)の略語です。受信レベルおよびチャンネルタイプが表示されます。
1 Sta t u s
REC 値表示画面
2 SMS
OK REC: 受信レベルが数値で表示され
1 RX 65 ます。
2 TX
1 REC
2 C h Ty p e Ch タイプ設定値表示画面
OK Ch Type:
チャンネルタイプ(T025Q, T1Q,
T1Q
T1X, T45X)が表示されます。
図 7.1.1 RX(受信)メニュー
TX とは Transmit(送信)の略語です。送信レベル(EIRP 値)が表示されます。
1 Sta t u s
2 SMS
1 RX
第7章
2 TX
ハンドセット画面の説明と操作
図 7.1.2 TX(送信)メニュー
7-5
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
1 Sta t u s
2 SMS
OK Position 状態表示画面
3 Position N 35.41 16
4 Product
E 139.34 16 GPS の状態が 2-D Fix 及び 3-D
Fix の場合の画面
Status メニュー画面
Position 状態表示画面(Unfix)
Unfix
POSITION? GPS の状態が Cold-START 及び
Unfix の場合の画面
7-6
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
IMEI(インマルサット端末装置番号)、JRC 番号、運用開始日が表示されます。
3 Position
4 Product
Deliver y: 運用開始日表示画面
Product メニュー画面 OK
01/JAN/2012 通信を開始した日付が表
示されます。
第7章
ハンドセット画面の説明と操作
7-7
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
ADE/BDE のバージョン、メンテナンスナンバー、ステータス、アラームが表示されます。
1 Sta t u s Version
….ソフトウェア
2 SMS 01.00
バージョン
5 Unit Info OK
6 ID
2.Mainte No. display screen
1 Ve r s i o n
ADE-Boot …ADE ブートメンテナンス No.
0.1
OK ADE-Main …ADE メンテナンス No.
2 Mainte No.
70.17
BDE-Boot …BDE ブートメンテナンス No.
00.14
BDE-Safe
…BDE セーフモードメンテナンス No.
00.20
BDE-Main
…BDE メンテナンス No.
00.21
BDE-App
OK …BDE アプリケーション
3 Class 00.29
メンテナンス No.
4 AD E OK
Refer to p7-9 3. Class display screen
Inmarsat Class 番号
Class:
5 BDE OK 8 …FBB500 システム.
8
Refer to p7-10 9 …FBB250 システム
6 MDM OK
7 Ac t i ve S I M OK Refer to p7-11
8 Remote Mnt OK
7-8
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
1 Sta t u s …. 過去 6 分間の
Vib Z Max:
2 SMS
+0.0 Z 軸振動の最大値
5 Unit Info
6 ID Vib Z Ave: …. 過去 6 分間の
1 Ve r s i o n +0.0 Z 軸振動の平均値
2 Mainte No.
Rol Max: …. 過去 6 分間の
3 Class
4 AD E +0.0 Rolling の最大値
5 BDE Rol Ave: …. 過去 6 分間の
6 MDM +0.0 Rolling の平均値
7 Active SIM
Pit Max: ….過去 6 分間の
8 Remote Mnt
+0.0 Pitching の最大値
OK
Pit Ave: ….過去 6 分間の
Unit Info menu screen
+0.0 Pitching の平均値
PLL LockDet: …..PLL ロックの検出
ON
Global Beam: …..使用中のグローバルビーム
10994
4.ADE status display screen
A:0000000000
…. 送信出力 00
EIRP:
15.0
(dBw) WRF Filter:
….WRF Filter の種類
…. ADE 温度(℃) ** Narrow
ADE: +0.0
….HPA 温度(℃) WRF Port:
HPA: +45.0 …..使用中の WRF Port
….衛星 Azimuth Disable
Sat AZ: 173.5
….衛星 Elevation WRF Moni: …..WRF モニタ
Sat EL: 48.0
….アンテナ Bearing 102
BR: 163.9
…..追尾モード
第7章
….アンテナ Elevation Track Mode:
EL: +46.0
Auto (Auto/ GpsHD/ Sensor)
Cross EL: ….アンテナ クロス Elevation*
-0.7 アラームビット表示
RSSl-1: 0 ….電波追尾(方位面)用追尾信号の値** (左から、異常時は 1 を表示)
ハンドセット画面の説明と操作
RSSl-2: 120 ….ステップトラック用信号の値 (1 行目)
1. コントロールエラー
ADE Search:
….. ADE の衛星サーチ状態 2. 加速度センサエラー
2 3. レートセンサエラー
GPS Status: …..GPS の位置情報 4. メモリエラー
5. オフパワーアラーム
3D FIX
6. ハイパワーアラーム
GPSHD: 0.0 ….GPS Heading 値 7. バーストエラー
8. プログラムエラー
9. FAN エラー
Vib X Max: ….過去 6 分間の
10 内部 GPS エラー
+0.0 X 軸振動の最大値
(2 行目)
Vib X Ave: …. 過去 6 分間の
X 軸振動の平均値 11. 外部 GPS アラーム
+0.0
(COLD START または UNFIX)
Vib Y Max: ….過去 6 分間の 12. PLL ロックエラー
+0.0 Y 軸振動の最大値
Vib Y Ave: …. 過去 6 分間の
**は JUE-501、JUE-251 では 0 に固定
+0.0 Y 軸振動の平均値
*は JUE-251 では 0 に固定
Fig. 7.1.5b Unit Info 各状態表示画面(2/4)
7-9
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
1 Sta t u s
2 SMS
5 Unit Info
6 ID
1 Ve r s i o n
NSK DIPSW: ….NSK ユニットの Dip スイッ
2 Mainte No. 0x00 チ
3 Class BDE Status: …. BDE ステータス
4 ADE CS PS READY
Buzzer: ….Buzzer1~4 の接続状態
5 BDE
0000 ( 0:非接続, 1:接続 )
6 MDM
Button: ….Button 1~4 の接続状態
7 Active SIM OK (0:非接続, 1:接続)
0000
8 Remote Mnt ….BDE
ATT:
2 アッテネータ (dB)
Unit Info menu screen
LAN: …. Ethernet ポートのリンク状態
A:0000000000
00
23/MAR/2012
5.BDE status display screen …. 日付
12:44:30
Tick:
…..システム起動からのタイマ
Sat: 0x000849AE5
…使用中の衛星
APAC E143.5 アラームビット表示
Spot Beam: (左から、異常時には 1 を表示 )
….Spot Beam 番号
9 (1 行目)
N 35.41 16 ….Position 1. ケーブルキャリブレーションエラー
E 139.34 16 2. ADE 通信エラー
REC: 3. ハンドセット通信エラー
….受信レベル 4. GYRO 通信エラー
65
5. ブザー 通信エラー
Ch Type ….受信チャンネルタイプ 6. ボタン 通信エラー
T1Q
….ケーブルキャリブレーション 7. Sync 選択時、GYRO I/F に割り込みが起らなかっ
Cable loss:
た。
10.0 補正値
IMSI: 8. Sync 選択時、GYRO I/F が存在しない信号を検出し
….SIM card に保存されている た。
123456789012
IMSI 番号 9. Step 選択時、GYRO I/F が存在しない信号を検出し
Tracking: …..トラッキングタイプ た。
Auto (Auto / Gyro) 10. Step 選択時、GYRO I/F が R1 R2 に信号を検出し
GPS: ….使用中の GPS た
7-10
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
第7章
Fig. 7.1.5c Unit Info 各状態表示画面(4/4)
ハンドセット画面の説明と操作
7-11
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
IMSI/MSISDN 番号が表示されます。
1 Sta t u s
2 SMS
5 Unit Info
6 ID
左画面で表示されない部分は右画面で確認できます。
MS-ISDN 1
MS-ISDN 1
234
012345678901
MS-ISDN 2
MS-ISDN 2
456
012345678901
MS-ISDN 3
MS-ISDN 3
678
012345678901
IMSI (国際移動電話加入者識別番号)
MS-ISDN (移動電話加入者 ISDN 番号)
図 7.1.6 ID メニュー状態表示画面
7-12
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
SMS を作成、送受信できます。
ご注意
現在のメモリ使用量が全メッセージ収容量と等しくなった場合、SMS の新規メッセージの送受信が
できませんので、必要のないメッセージはこまめに削除してください。
Top メニュー画面
OK
SMS メニュー画面
1 Sta t u s
2 SMS 1 N ew M s g
3 Satellite 2 Inbox /63
第7章
ハンドセットからの SMS メッセージの入力方法
• 入力モードを切り替えるには、Aa ボタンを押してく
ださい。
ハンドセット画面の説明と操作
Aa(大文字アルファベット)→aA(小文字アルファ
ベット)→ (表示はなし、数字入力)へと遷移し
ます。
各モードで入力可能な文字のリストは次ページにあり
ます。
図 7.2b 入力モード切替
• 入力した文字を確定するには、 #► キーを押してくだ
さい。
#► キーを押すまでは、入力した文字は点滅したままで、
確定しません。
図 7.2c 入力した文字の確定キー
7-13
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
大文字アルファベット入力モード
Aa [入力モード]エリアに Aa が表示されている時、下表の文字の入力が可能です。
キーを押す回数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
(キー) 0 . , - ? ! “ ‘ ¥ $ & : ; #
1 *1 *2 @ ( ) < > % + * / =
2 A B C a b c
3 D E F d e f
4 G H I g h i
5 J K L j k l
6 M N O m n o
7 P Q R S p q r s
8 T U V t u v
9 W X Y Z w x y z
小文字アルファベット入力モード
[入力モード]エリアに aA が表示されている時、下表の文字の入力が可能です。
aA
キーを押す回数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
(キー) 0 . , - ? ! “ ‘ ¥ $ & : ; #
1 *1 *2 @ ( ) < > % + * / =
2 a b c A B C
3 d e f D E F
4 g h i G H I
5 j k l J K L
6 m n o M N O
7 p q r s P Q R S
8 t u v T U V
9 w x y z W X Y Z
数字入力モード
[入力モード]エリアに 何も表示されていない時、数字のみの入力が可能です。
7-14
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
メッセージ送信完了
1 Sta t u s
2 SMS
送信中画面
1 N ew M s g
OK
メッセージ編集フロー
送信/保存選択画面
Send
S a ve
メッセージ編集画面
メッセージの入力中は、4 行目
AAAAAAAAAA
のステータス表示行に、[入力さ
AAA
れた文字数/入力可能な全文字
013/160
数]が表示されます。
MENU OK
第7章
アドレス編集画面
OK
ハンドセット画面の説明と操作
Address?
123
選択した番号が表示される
OK
MENU
Phonebook アドレス表示画面 電話番号表示画面
アドレス編集メニュー画面
001 012345678901
OK
Refer PB JRC 23
Save OK
メッセージ編集メニュー画面
メッセージは[Draft]メニューに保
Save
OK 存されます。
Draft [7.2.4 Draft メニュー]参照 (p7-19)
7-15
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
アドレス編集画面 [メッセージ編集フロー]
(p7-15) が完了し、OK が押
Ad d r e s s ?
されると、画面は[送信/保存
選択画面]に遷移します。
OK
送信/保存選択画面 送信か保存かを選択でき
ます。
Send 送信する場合は[Send]に
カーソルを合わせて OK
S a ve
を押してください。
Sent OK
送信中画面 [送信中画面]が数秒間表示
されます。
Sending これでメッセージ送信は
完了し、[Sent メニュー]
に送信したメッセージは
保存されます。
SMS 画面
SIM データは自動的にリ
1 N ew M S G ロードされ、画面は[SMS
図 7.2.1b 送信成功時の画面遷移 画面]に戻ります。
2 Inbox /63
Ad d r e s s ?
Send
S a ve
Sending
OK
送信エラー画面 SMS 画面
Error 1 N ew M s g
Draft
2 Inbox /63
図 7.2.1c 送信失敗時の画面遷移
再送信する場合は、下記の手順を行ってください。
7-16
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
1 Sta t u s
2 SMS
1 N ew M s g
2 Inbox /63
OK
OK OK or CLR MENU
Inbox メッセージ全画面
第7章
01/DEC/07
81422459231 OK
MENU Reply メッセージ編集
フロー
Where are you OK
F o rw a r d
ハンドセット画面の説明と操作
u n ow ? P l e a s e
e c o n ta c t m e
Delete [7.2.1. New Msg
OK
メ ニ ュ ー (p7-15)] 参
照
Inbox メッセージ削除確認画面
送信画面
YES
NO Sending
Inbox 一覧およびメッセージは
OK
▲▼キーで上下閲覧可能
メッセージ削除完了 メッセージ送信完了
7-17
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
1 Sta t u s
2 SMS
2 Inbox /63
3 Sent /21
OK
OK
OK or CLR MENU
003 MENU OK
Resend
81422459246
メッセージ編集
Thank you fo F o rw a r d
OK
r your kindn フロー
ess when we
Delete
Sending
Sent メッセージ削除確認画面
YES
NO OK
メッセージ送信完了
メッセージ削除完了
7-18
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
1 Sta t u s
2 SMS
3 Sent /21
4 D r a ft /12
OK
004 8142259231
8142259231 I finally re
OK OK or CLR MENU
[7.2.1. New Msg メニュー (p7-15)]画面
Draft メッセージ全画面
メッセージ編集
004
81422459231
画面
Draft メッセージメニュー画面
第7章
I finally re
MENU Edit
a c h e d Saide OK
port, we can
see lot of
Send
OK
ハンドセット画面の説明と操作
Delete
OK 送信画面
Sending
Draft メッセージ削除確認画面
YES
NO
メッセージ削除完了 メッセージ送信完了
OK
7-19
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
OK
1 Sta t u s
Capacity 画面
2 SMS
全メッセージ収容量お
4 D r a ft /12 Used / Total よび現在の使用量を表
1 C a pa c i t y
OK 96/100 示します。
5 Setting
全メッセージ削除画面
2 D e l e t e Al l 全メッセージを一斉削除
OK YES します。
NO 注) 操作時には、必要な
メッセージを削除してし
まわないようご注意くだ
さい。
SCA 編集画面
3 SCA SCA ( サ ー ビ ス セ ン
OK
SC Address? タ・アドレス)を、既
008707720017 定以外に設定する場合
に使用します。
Validity 画面
4 Va l i d i t y OK 1 Hour サービスセンターに
メッセージが到達し
6 Hours
た後の、メッセージ
1 Day
の有効期限を設定し
1 We e k ます。
Maximum
クラス設定画面
相手がメッセージを受信
5 Class
クラスなし : OK No Class した後、そのメッセージ
指定なし Class 0 をどう振舞わせるかを設
Class 0: 定します。
Class 1
表示のみ(保存不要)
Class1: Class 2
本体に保存を要求 Class 3
Class 2:
SIM メモリに保存を
要求
通達確認設定画面
Class 3: 6 St - R e p o r t OK
相手の設定に任せる 通達確認機能を
Enable
設定します。
Disable
7-20
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
衛星の選択およびスポットビーム番号が表示されます。
[Satellite 選択画面]内の*印は、現在使用している衛星を表しています。
使用する衛星を選択して OK ボタンを押してください。Auto を選択すると、装置自身が最
適な衛星を選択します。
第7章
* 衛星選択時に ADE で大きな音がする場合がありますが、故障ではありません。
Satellite 選択画面
3 Satellite * Satellite 選択画面では
ハンドセット画面の説明と操作
Auto
4 Phonebook 下記の運用されている衛星の中から
*AMER W97.6
OK
APAC E143.5 選択可能な衛星のみを表示します。
1 Satellite
2 Spot Beam EMEA E25.1 AMER W97.6 (America 衛星)
APAC E143.5 (APAC 衛星)
現在使用しているスポットビーム番号が表示されます。
1 Satellite OK
Spot Beam:
2 Sp o t B e a m 9
7-21
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
Phonebook に登録された電話番号の一覧の表示と編集を行います(通話方法については[5.1.2
Phonebook(短縮番号)の利用(p5-7)]をご覧ください。短縮番号は最大 200 件登録できます。)
その相手先の電話番号を表示する場合は、*または#ボタンを押してください。電話番号が
表示される電話番号表示画面に切り替わります。
Top メニュー画面
Phonebook アドレス表示画面 Phonebook 電話番号表示画面
1 Sta t u s OK
2 LES
01 012345678901
3 Satellite 234
JRC
4 Phonebook
02
5 Redial
6 Internal
No Data
03 110
7 Call Log
8 Al a r m pa c k KEISATSU
9 Admin
0 Service
99 119
または、どの画面からでも
KYUKYU
ボタンを押せば、
Secret Code?
MENU
*****
READY
Admin ユーザとし
てログインしてい 相手先を呼び出
5678901234
ない場合のみ、シー
Edit COMM(OUT) します
クレット・コード入
Delete 力を要求されます。
7-22
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
Delete(削除)を選択した場合、その瞬間にそのメモリ番号のデータは削除され、そのまま
アドレス/電話番号一覧表示画面に戻ります。そこには「No Data」の表示のみが残っています。
*例)既存のアドレス・電話番号を編集する場合(新規に登録する場合は、アドレス・電話番
号とも、空欄の画面が表示されます。)
4 Phonebook
5 Redial
01
JRC
C S P S R E AD Y MENU 操作選択画面 アドレス編集画面
第7章
READY
01234567890 OK
MENU
電話番号編集画面
ハンドセット画面の説明と操作
図 7.4.1a Phonebook アドレス編集画面 Dial?
012345678901
既存のアドレス・電話番号を削除する場合
OK
Edit OK 01
Delete No Data 18
RRC
削除された画面が表示されます。
図 7.4.1b Phonebook データ削除画面
書換えられた画面が表示されます。
7-23
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
この画面では、最大 50 件のリダイヤル番号を表示します。
最初に、リダイヤル履歴番号(01~50)および電話番号(10 桁以上の場合は冒頭の数字が
表示されません)の Redial 履歴表示画面(一覧)を表示します。
全部の数字を確認したい場合、*または#ボタンを押すと、全桁の電話番号が表示される履
歴詳細表示画面に切り替わります。
前後のリダイヤル履歴を表示するには▲▼ボタンで画面をスクロールしてください。
OK 10 桁以上の番号 全桁を確認できま
前の画面に戻る す。
は冒頭が表示され
ません。
No Data
7-24
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、内線電話を呼び出すことができます。
TEL を選択すると、
[TEL 選択メニュー画面]が表示されます。かける相手の電話を選択し
て OK を押します。電話の内線番号が表示されます。
[内線番号画面]が開いた状態で OK を押すかハンドセットのオフフックボタンを押すと、
内線電話に発信されます。
表 7.6.1 内線番号の割り振り
機器 割り振り番号
Handset 000
TEL TEL1~TEL6 001~006
All 099
ISDN 401
All 999
第7章
Top メニュー画面 Internal メニュー画面 TEL 選択メニュー画面
1 Sta t u s OK TEL1
1 TEL
ハンドセット画面の説明と操作
2 SMS TEL2
2 ISDN
3 Satellite
3 Al l TEL3
4 Phonebook
TEL4
5 Redial
OK TEL5
6 Internal OK
7 Call Log TEL6
8 Al a r m pa c k All
9 Admin
OK
0 Service
内線番号画面
7-25
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、通信種別ごとに、コールログ(通信履歴)を表示します。
コールログは、JUE-501 の場合には 8 つのサービスタイプ(音声、Fax、オーディオ、UDI、
RDI、SMS、スタンダード IP、およびストリーミング IP)について、JUE-251 の場合には 6 つ
のサービスタイプ(音声、Fax、オーディオ、SMS、スタンダード IP、およびストリーミング
IP)について表示されます。
そして、さらに Both(送信と受信の両方) ・In(着信のみ)の 3 種類の画面に分
・Out(発信)
けて表示します。
1 Sta t u s OK 1 Both
1 Vo i c e
2 SMS 2 Out ( 12 )
2 Fax
3 Satellite 3 In ( 89 )
3 Au d i o
4 Phonebook
4 UDI
5 Redial
5 RDI
6 Internal
画面表示は▲▼ボタンで 1 行
6 SMS
7 Call Log OK ずつ移動
7 Sta n d a r d
8 Al a r m pa c k
8 St r e a m i n g
9 Admin
9 Charge Set
0 Service Call Log 一覧メニュー画面
001
1 Vo i c e OK 01/JAN/2012
2 Fax
3 Au d i o
4 UDI
5 RDI
6 SMS 001
7 Sta n d a r d 23:59:59
8 St r e a m i n g
9 Charge Set
7-26
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
この画面では、選択された通信履歴(コール・ログ)の詳細を表示します。
001 TEL1
23:59:59
画面表示は▲▼ボタンで 2 行ずつ移動
(Voice/Fax/Audio/UDI/RDI 選択時
第7章
End Time:
End Time: …. 通信終了の日付/月/年
01/JAN/2012
22:48:31 …. 時:分:秒に開始した通信
012345678901
23456789
ハンドセット画面の説明と操作
….通信相手先の電話番号、最大 20 桁
Sat:
APAC E143.5 ….使用した衛星を表示
240m59s ….通信時間を表示
JRC ….ユーザ名を表示
Charge: ….7.7.3「課金設定」(p7-30)に従って計算された通信料金
109.66USD
Out ….Out(発信)または In(着信のみ)
…. 4 桁のコーズコードを表示する
0A1F
7-27
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
(SMS 選択時)
Start Time: Start Time: ….通信開始の日付/月/年
(Standard 選択時)
.com …...APN
Sat:
APAC E143.5 ….使用した衛星を表示
123KB ….データサイズ
JRC ….ユーザ名を表示
Charge: ….7.7.3「課金設定」(p7-30)
109.66USD に従って計算された通信料金
----
0A1F …. 4 桁のコーズコードを表示する
画面表示は▲▼ボタンで 2 行ずつ移動
7-28
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
(Streaming 選択時)
….通信開始の日付/月/年
Start Time: Start Time:
01/JAN/2012 21:47:30 ….時:分:秒に開始した通信
End Time: ….通信終了の日付/月/年
End Time:
01/JAN/2012
22:48:31 ….時:分:秒に開始した通信
bgan.inmarsat
.com …...APN
Sat:
APAC E143.5 ….使用した衛星を表示
240m59s ….通信時間を表示
JRC ….ユーザ名を表示
Charge: ….7.7.3「課金設定」(p7-30)に従って計算された通信料金
109.66USD
Qos:32K
….QoS: 8K/16K/32K/64K/128K/256K
---- 画面表示は▲▼ボタンで
0A1F ….4 桁のコーズコードを表示する 1 行ずつ移動
第7章
は、一度認証画面に入ってユーザのシークレットコードを入力し、権限を認証される必要があ
ります。
ハンドセット画面の説明と操作
7 Call Log Call Log 認証画面 Call Log 削除画面
8 Al a r m pa c k OK
MENU Secret Code? Delete
1 VOICE
2 FAX
! 認証エラー画面
Error
7-29
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
この画面では、通信方法ごとの通信料金を設定することができます。
[通信履歴メニュー画面]
で[9 Charge Set]を選択すると[課金設定メニュー画面]が表示されます。
[2 Unit]を選択すると[Unit メニュー画面]が表
通信方法ごとの課金レートを設定するには、
示されます。通信方法を選択し、音声、Fax/オーディオ、UDI、RDI、ストリーミング IP 接続
(速度)については時間(分)単位、SMS についてはメール単位、スタンダード IP について
はデータサイズ(MB)単位に各課金レートを設定します。JUE-251 の場合、
[Unit メニュー画
面]の[3 UDI]と[4 RDI]の項目および[Streaming Speed 画面]の[6 256K]の項目は表示
されません。
課金設定メニュー画面 通貨選択画面
7 Call Log USD
8 Al a r m pa c k 1 Currency OK EUR
2 Unit JPY
8 St r e a m i n g
9 Charge Set OK OK
1 Voice OK Unit?
2 Fax/Audio 01 2 3 4 . 5 0 U S D
3 UDI
4 RDI
5 SMS
OK
6 Standard
7 Streaming
Streaming Speed 画面
OK
1 8K
画面表示は▲▼ボタンで 1 行 2 16K
ずつ移動 3 32K
4 64K
5 128K
6 256K
7-30
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、発生したアラームの履歴(履歴番号、日付、時刻)を、最新の 50 件の
み表示します。
どちらの画面でも、見たい履歴番号にカーソルを合わせて OK ボタンを押すと、装置選択メ
ニュー画面が表示され、アラームが発生している装置名には*が付加されていますので、それ
にカーソルを合わせて OK ボタンを押してください。
選択した装置のアラーム表示画面を表示します。
Top メニュー画面
アラーム履歴一覧メニュー画面 装置選択メニュー画面
7 Call Log OK 01 OK 1 AD E *
8 Alarmpack 0 1 / J AN / 2 0 1 2
2 BDE
第7章
アラーム履歴詳細画面 画面表示は▲▼ボタンで 1 行ずつ移動
01
23:33:39
ハンドセット画面の説明と操作
その装置にエラー が発生
している場合、* マークが
表示されます。
図 7.8 Alarmpack メニュー画面
1 AD E *
2 BDE
7-31
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
*は JUE-251 では 0 に固定
図 7.8.1a Alarm Pack
装置選択メニュー画面詳細(ADE)
7-32
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
7 Call Log
8 Al a r m pa c k
01
0 1 / J AN / 2 0 0 5 ….NSK ユニットの
NSK DIPSW:
1 ADE Dip スイッチ
0x00
2 BDE* BDE Status: …. BDE ステータス
3 MDM CS PS READY
Buzzer: ….Buzzer1~4 の接続状態
0000 ( 0:非接続, 1:接続 )
Button: ….Button 1~4 の接続状態
OK (0:非接続, 1:接続)
0000
ATT: ….BDE
2 アッテネータ (dB)
LAN: ….Ether Port の接続状態
000000 (0:非接続, 1:接続)
A:0000000000
00
BDE アラーム表示画面 23/MAR/2012 …. 日付
12:44:30
Tick: …..システム起動からのタイ
Sat: 0x000849AE5
…使用中の衛星 マー
APAC E143.5
Spot Beam:
….Spot Beam 番号
第7章
9
N 35.41 16 アラームビット表示
….Position
E 139.34 16 (左から、異常時には 1 を表示 )
REC: (1 行目)
….受信レベル
65 1. ケーブルキャリブレーションエラー
ハンドセット画面の説明と操作
Ch Type 2. ADE 通信エラー
….受信チャンネルタイプ 3. ハンドセット通信エラー
T1Q
4. GYRO 通信エラー
Cable loss: ….ケーブルキャリブレーション
5. ブザー 通信エラー
10.0 補正値 6. ボタン 通信エラー
IMSI:
….SIM card に保存された IMSI 番号 7. Sync 選択時、GYRO I/F に割り込みが起らなかっ
123456789012 た。
Tracking: …..トラッキングタイプ 8. Sync 選択時、GYRO I/F が存在しない信号を検出
Auto (Auto / Gyro) した。
7-33
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
7-34
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
第 8 章 画面の説明と操作
7.9 Admin メニュー ( MENU+ 9 )
Admin メニューでは、各種の設定を行います。TOP メニューから[9 Admin メニュー]を選択
して、各種メニュー画面を開いていってください。Admin 権限のないユーザの方がこのメニュ
ーを表示しようとした場合は認証画面が開きます。
Top メニュー画面
Terminal メニュー画面 Telephony メニュー画面
1 Status
1 Delivery 1 Telephony
2 SMS
2 Local Time 2 PBX
3 Satellite
3 Tracking 3 Suppl.
4 Phonebook
4 GPS Input
5 Redial
5 VDR Output
6 Internal
6 WRF
7 Call Log
7 Panel LED
8 Alarmpack
8 Ether LED
9 Admin
9 Block. Ind.
0 Service
第7章
2 Telephony 2 ISDN 2UsageRest.
3 Port 3 Ethernet
ハンドセット画面の説明と操作
5 Auto Dcn. 5 Option
6 SIM
7 Default
Auto Dcn.メニュー画面
1 Max Time
2 Idle Time
SIM メニュー画面
Default メニュー画面
1 PIN Mode
1 Alarmpack
2 Change PIN
2 Flash
3 Facility
4 Secondary
図 7. 9 ADMIN メニューの流れ
7-35
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
Terminal メニューは、下記の事項を設定します。
1. Delivery:JUE-501/JUE-251 の運用開始日の設定
2. Local Time:時差の設定
3. Tracking:衛星追尾システムの選択、AUTO(電波追尾)または GYRO 追尾
4. GPS Input:GPS 入力方法の選択
5. VDR Output:VDR 出力方法の選択
6. WRF:使用する広帯域高周波の有効/無効
7. Panel LED:前面 LED の ON/OFF 設定
8. Ether LED:Ethernet LED の ON/OFF 設定
9. Block. Ind:ブロッキングエリアの設定
8 Ether LED
9 Block. Ind.
7-36
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、運用開始日を設定します。
Terminal メニューから、[1 Delivery]を選択することによって、設定画面が Day(日)Month
(月)Year(年)の順に表示されます。
日設定画面
8 Alarmpack Day?
数字ボタンを押して、日付を入力
9 Admin 31
OK します。
1 Terminal
2 Te l e p h o n y OK
1 Delivery
月設定画面*
2 Local Time Month?
▲▼ボタンで月を変更し、OK で確
JAN
定してください。
Setup メニュー画面
OK
年設定画面
Year?
数字ボタンを押して、西暦で年を
2009
入力します。
第7章
OK
画面表示は▲▼ボタンで 1 行ずつ移動
ハンドセット画面の説明と操作
図 7.9.1.1 Delivery 設定画面
* 月設定画面では、▼ボタンの操作では、月を JAN→FEB→MAR→APR…の順で表示します。
▲ボタンの操作では、反対に DEC→NOV→OCT…の順で表示します。
運用開始日は、JUE-501/JUE-251 が装備され通信を開始した日付であるだけでなく、保証な
どの契約期間の目安となるものです。正確に設定しておきましょう。
7-37
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
まず、+と-の表示が出る±設定画面が表示されます。現地時刻(現在時刻)が標準時刻よ
りも進んでいる場合は+を、遅れている場合は-をカーソルで選択して OK ボタンを押します。
次に時差設定画面が表示されるので、時差を時・分単位で数字ボタンを使用して入力してく
ださい。時計表示を世界標準時刻(UTC)に戻すには、時差設定を+00:00 にしてください。
2 Te l e p h o n y
1 Delivery OK
Diff Time
OK +
2 Local Time +00:00
OK
アイドル画面 設定後のアイドル画面
Diff Time
+09:00
7-38
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
8 Alarmpack
9 Admin
Tracking 設定画面
1 Terminal
2 Telephony
OK Auto
3 Tracking
Gyro
4 GPS Input
OK
Terminal menu screen
Tracking 方法設定画面
Rebooting Sync/Step
necessary! NMEA (4.8k)
NMEA (38.4k)
第7章
LAN
OK
ハンドセット画面の説明と操作
図 7.9.1.3 Tracking 設定画面
7-39
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
設定を有効にするには、端末を再起動する必要があります。
8 Alarmpack
9 Admin
1 Terminal
OK
Rebooting
necessary!
7-40
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
設定を有効にするには、端末を再起動する必要があります。
8 Alarmpack
9 Admin
1 Terminal
OK
Rebooting
OK
necessary!
第7章
図 7.9.1.5 VDR Output 設定画面
ハンドセット画面の説明と操作
7-41
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
8 Alarmpack
9 Admin
1 Terminal
OK
7-42
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
8 Alarmpack
9 Admin
1 Terminal
第7章
Admin 権限を持つユーザは、Ethernet コネクタの LED の ON/OFF を設定することもできま
す。
[Terminal メニュー]から[8 Ether LED]を選択します。
[Ether LED 設定画面]に現在の設
ハンドセット画面の説明と操作
定が表示されます。
設定を変更するには、▼▲ボタンを使って ON または OFF を選択し、OK を押します。
8 Alarmpack
9 Admin
Terminal メニュー画面
OK
7-43
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
1 Terminal
Block. Ind. menu screen Area 設定画面
2 Telephony
OK
8 Panel LED 1 Area 1 Enable
9 Block Ind. OK 2 Area 2 Disable
3 Area 3
Terminal メニュー画面 OK OK
4 Area 4
5 Area 5
6 Area 6
OK OK
OK
7-44
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
7.9.2.1 Telephony(基本テレフォニー機能)設定
基本テレフォニー機能の設定。ユーザーは、操作制限、通話音量、発信/着信サービスタイプ、
発信通話の制限、および各ポート(ハンドセット / TEL1~6 / ISDN)の呼び出しまでの時間を
設定できます。
7.9.2.2 PBX(自動応答機能)設定
「Please dial 3 digits extension number followed
自動応答機能の設定。自動応答が有効な場合には、
hash or dial aster for main number.」という固定メッセージが自動的に再生されます。メインユニ
ットは、設定された時間が経過するまで発信者の入力を待ちます。入力がなかった場合、その
通話はデフォルトの送信先に転送されます。
7.9.2.3 Suppl.設定
テレフォニー補助機能の設定。このサブセクションには、音声メールサービス番号と、通話転
送、通話中着信、および通話拒否の設定が表示されます。
Top メニュー画面
第7章
8 Alarmpack
9 Admin
ハンドセット画面の説明と操作
OK
1 Terminal 1 Telephony
2 PBX
2 Telephony 7.9.2.2 PBX 設定
OK 3 Suppl.
3 Port
4 User Cont.
7-45
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、それぞれの通信ポート(ハンドセット、TEL1~6、および ISDN)に対
して、さまざまな設定を適用できます。▲▼ボタンを使って設定ポートを選択し、OK を押
します。
z Secret Code:操作制限を設定します。このメニューは、
[Telephony 設定項目選択画面]
で[8 ISDN]を選択した場合には表示されません。
「Enable」にすると、そのポートに接続された端末から外線を掛けるときにシ
ークレットコードが必要になります。
「Disable」にするとシークレットコードが不要になるため、だれでもそのポー
トに接続された端末から外線を掛けることができます。
z Out Call:通話の発信の許可/禁止を設定します。
「Enable」にすると、制限されません。
「AllowedNum」にすると、許可された番号にのみ発信することができます。
許可された番号のリストには、番号を 4 つまで含めることができます。リス
トと前方一致する番号への発信も許可されます。(0081 を設定すると 0081xx
への発信も可能になります。)
「Phonebook」にすると、電話帳に登録されている番号であれば発信を許可さ
れます。
「Disable」にすると、すべての発信通話が拒否されます。
* 内線電話への発信は常に許可されています。
z In Call:メインユニットに着信があってから呼び出し音を鳴らすまでの時間(秒)を
選択して設定します。
「Enable」にすると、メインユニットに通話が着信したときに呼び出し音が鳴
ります。
「After Xs」にすると、メインユニットに通話が着信してから X 秒後に呼び出
し音が鳴ります。
「Disable」にすると、呼び出し音は鳴りません。
7-46
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
第7章
を選択し、MENU を押します。
Edit ▼▲ボタンを使って操作を選択
Handset メニュー画面 Delete し、OK を押します。
ハンドセット画面の説明と操作
1 SecretCode OK
AllowedNum 編集画面
2 Voice Vol. OK 数値ボタンを使って発信を許可
Dial? する番号を入力し、OK を押し
3 Out Call OK ます。
4 In Call 0422459111
OK
「Secret Code」ではポートの操作 この項目では、メインユニットに通話
制限を、 「Voice Vol.」では音声出 の着信があってから呼び出し音が鳴
力の音量を、 「Out Call」では通話 るまでの時間を設定します。
In Call 画面
発信の許可/禁止を、および「In 「Enable」にすると、メインユニット
Call」ではメインユニットに着信 に通話が着信したときに呼び出し音
してから呼び出し音を鳴らすま Enable が鳴ります。
での時間を設定します。 After 5s 「After Xs」にすると、メインユニッ
トに通話が着信してから X 秒後に呼
▼▲ボタンを使って項目を選択 After 10s び出し音が鳴ります。
し、OK を押します。 After 20s 「Disable」にすると、呼び出し音は鳴
りません。
Disable ▼▲ボタンを使って項目を選択し、
OK を押します。
図 7.9.2.1a ポートの設定方法(ハンドセット)
7-47
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
TOP メニュー画面
Out Type 設定画面
9 Admin この画面ではそのポートで発信
Voice するサービスタイプを設定しま
す。
2 Telephony
Fax ▼▲ボタンを使ってポートの発
3 Port
Audio 信サービスタイプを選択し、OK
READY を押します。
1 Telephony
OK OK OK
2 PBX
TEL メニュー画面
3 Suppl. OK
図 7.9.2.1a を参照
1 SecretCode
Telephony メニュー画面
2 Voice Vol.
▼▲ボタンを使って項目を選択し、
3 Out Tyoe OK を押します。
Telephony 設定項目選択画面
4 In Type
5 Out Call
1 Handset 6 In Call 図 7.9.2.1a を参照
OK OK
2 TEL1 OK
OK
3 TEL2
In Type 設定画面
4 TEL3
この画面ではそのポートで受信
5 TEL4 Voice
するサービスタイプを設定しま
6 TEL5 Fax す。
▼▲ボタンを使ってポートの着
7 TEL6 Audio
信サービスタイプを選択し、OK
8 ISDN Voice/Fax を押します。
OK
Voice/Audio
7-48
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、自動応答に関する項目を設定できます。自動応答が有効な場合には、
「Please dial 3 digits extension number followed hash or dial aster for main number.」という固定メ
ッセージが自動的に再生されます。メインユニットは、設定された時間が経過するまで発信
者の入力を待ちます。入力がなかった場合、その通話はデフォルトの送信先に転送されます。
2 Telephony
3 Port
OK
1 Telephony
OK
2 PBX
3 Suppl. 「Enable」にすると、通話への自動応
Control 設定画面
答が有効に設定されます。
Telephony メニュー画面 「Disable」にすると、通話への自動
Enable 応答が無効に設定されま
す。
Disable ▼▲ボタンを使って項目を選択し、
Auto Answer メニュー画面 OK を押します。
OK
第7章
3 Forwarding OK Audio
オーディオ(3.1kHz オーデ
ィオ)サービスに設定され
「Control」では、自動応答を有効/無効に ます。
します。 ▼▲ボタンを使って項目を選択し、
「In Type」では、自動応答の着信サービ Ext Num 設定画面 OK を押します。
ハンドセット画面の説明と操作
スタイプ(Voice / Audio)を設
「Ext Num」では、デフォルトの
定します。
Ext Num? 転送先を設定します。
「Forwarding」では、デフォルトの転送
数値ボタンを使って内線番号を
先と待ち時間を設定しま 000 入力し、OK を押します。
す。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、OK
を押します。 機器 内線番号
Handset 000
TEL TEL1~TEL6 001~006
ALL 099
Forwarding メニュー画面 ISDN 401
All 999
1 Ext Num OK
2 Limit Time Limit Time 設定画面
OK 「Limit Time」では、通話者の入力を
15 sec 待つ時間を設定します。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、
30 sec OK を押します。
7-49
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、テレフォニー補助サービスを設定できます。このサブセクションには、
音声メールサービス番号の表示と、通話転送、通話中着信、および通話拒否の設定について
記載されています。
音声メールサービス番号を表示します。メ
TOP メニュー画面 Voice Mail screen
ッセージを取得するには、この番号にダイ
ヤル発信します。
9 Admin 01234567890 例)→00012345678901234#
Menu
1234
2 Telephony
3 Port
READY
1 Telephony OK
2 PBX Suppl.メニュー画面
3 Suppl. OK
1 Voice Mail
Telephony メニュー画面 補助サービス。 2 Forwarding OK
▼▲ボタンを使って項
目を選択し、OK を押 3 Waiting
します。 OK Next Page
4 Barring
この機能は現在サポートされていません。
Forwarding メニュー画面 Voice/Audio メニュー画面 Forwarding Num 編集画面
2013 年 7 月末のソフトウェアのアップデートにより、対応予定です。
7-50
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
Voice/Audio 設定画面
選択したサービスタイプでの通話中
Enable 着信を有効/無効にします。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、
Disable
OK を押します。
OK
第7章
を設定します。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、
2 Audio OK を押します。
OK
ハンドセット画面の説明と操作
PIN 入力画面 Voice/Audio メニュー画面
通話の拒否条件を設定します。
Network PIN? OK 「AllOutCall」は「すべての発信通話」
1 AllOutCall
を、「OutEcHC」は「自国を除いた発
12345678 2 OutExHC 信通話」を、「AllInCall」は「すべて
の着信通話」を、そして「InExHC」
3 AllInCall は「自国を除いた着信通話」を意味し
ネットワーク PIN コードに
4 InExHC ます。
初期値はありません。
▼▲ボタンを使って項目を選択し、
はじめに設定した際に入力
OK を押します。
した 8 から 16 桁の数字が、
OK OK
以降のネットワーク PIN コ
ードになります。
Barring 設定画面
ネットワーク PIN コードを
選択した項目での通話拒否を有効/無
忘れると、設定の変更がで
効にします。「Enable」にすると通話
きなくなりますので、忘れ Enable
が拒否されます。
ないようにしてください。 ▼▲ボタンを使って項目を選択し、
Disable
OK を押します。
7-51
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
1. ハンドセット(7.9.3.1 目)
・ バックライトの明るさ選択
・ LED の明るさ選択
・ 着信音の選択
・ 通話音量の選択
・ キークリック音 ON/OFF
2. ISDN(7.9.3.2 目)
・ MSN(多重加入者番号)の割当
3. Ethernet(7.9.3.3 目)
・ ユーザーLAN の IP アドレスの割り当て
・ DHCP 機能の ON/OFF
・ 外部 WAN の IP アドレスの割り当て
4. I/O(7.9.3.4 目)
・ 着信通知をポートに出力する
・ 確認応答をポートから入力する
・ I/O ポートを有効/無効にする
5. Option(7.9.3.5 目)
・ ボイス・ディストレス・ボタンを有効/無効にする
・ ジャンクションボードに接続されたオプションブザーを有効/無効にする
6 SIM
7 Default
7-52
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、ハンドセットの詳細な装置設定(LCD 部分バックライトの明るさ、LED
ランプの輝度、着信 Ring 音のパターンおよび音量、通話時の音量、キークリック音の有無の
設定)を行います。
4 I/O 2
1 OK
5 Option Disable
Port メニュー画面
第7章
1 Back Light OK 5
2 Dimmer 6
3 Ring Type
Ring Vol. 設定画面
ハンドセット画面の説明と操作
4 Ring Vol.
5 Voice Vol. OK 着信時の Ring 音の音量を 3 段階の中
3
から設定します
6 Key Click 2
1 OK
OK
Voice Vol. 設定画面
通話時の音量を 3 段階の中から
次頁 3 設定します
2
1
OK
Key Click.設定画面
OK ハンドセットのキーを押した時の
Enable クリック音の有無を設定します。
Disable OK
7-53
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
ご注意
Voice-MSN Voice-MSN
765987654321 098
7-54
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
TOP メニュー 画面
IP? IPアドレス*1)編集画面
8 Alarmpack
数字キーをどれか押すと、最初に表示され
9 Admin 192168128100 ていた数字が一旦、全部消去されます。新
OK しい IP アドレスを入力して OK ボタンを押
2 Telephony OK
してください。
3 Port SUBNET MASK 編集画面
Subnet Mask?
1 Handset サブネットマスクを入力して OK ボタンを
255255255000 押してください。
2 ISDN
3 Ethernet OK
第7章
192168128101 DHCP 機能で割り当てる下限の IP アドレス
2 Ext WAN を入力して OK ボタンを押してください。
OK
Ethernet メニュー 画面
ハンドセット画面の説明と操作
DHCP Count? DHCP*2)範囲設定画面
154 DHCP 機能で割り当てる下限の IP アドレス
から何個の IP を割り当てるか入力して OK
ボタンを押してください。
OK 入力可能範囲は 1 から 254 です。
7-55
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
Ext WAN は、VSAT のような FBB システム以外の外部 WAN を意味します。外部 WAN の設定
は、WAN セレクタ機能を使用する場合には必須です。WAN セレクタについては、6.5.5.9「他
の WAN との共存」(p6-72) を参照してください。
Ext WAN 設定
8 Alarmpack
9 Admin
2 Telephony
3 Port
1 Handset
2 ISDN
3 Ethernet
4 I/O IPアドレス*1)編集画面
OK
5 Option IP? 任意の数値キーを押します。最初に表示
されている番号が一度にすべて消去さ
Port メニュー画面 192168128100 れます。
新しい IP アドレスを入力して OK ボタ
OK OK ンを押します。
* 1)
IPアドレスの入力について
IP アドレスは、ピリオドで区切られた 3 桁の数字 4 つで構成されています。
3 桁未満の数字の場合には、[0]または[00]を追加します。
例)[192.168.128.1]は[192168128001]として入力します。
指定可能な IP アドレス範囲:
10. 0.0.1 – 10.255.255.254 IP アドレスのホストフィールドを「すべて
172.16.0.1 – 172.31.255.254 1」または「すべて 0」にすることはでき
192.168.0.1 – 192.168.255.254 ません。
ポート パラメータ 値
IP 192.168.128.100
Subnet Mask 255.255.255.0
User LAN DHCP Enable
DHCP Base 192.168.128.101
DHCP Count 16
IP 192.168.0.4
Ext WAN
Subnet Mask 255.255.255.0
7-56
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、ジャンクションボードに接続された機器への着信通知の出力と確認応
答の入力の設定を行います。 Control メニュー画面
Output port 画面
TOP menu screen Enable
1 Output 1
8 Alarmpack Disable
第7章
「3 Function」で出力ポートから通 限定されています。
知音を鳴らすサービスタイプを設 Input port 画面 OK ボタンを押します。
定。
OK
項目を選択して OK ボタンを押し
1 Input 1 Polarity メニュー画面
ます。
ハンドセット画面の説明と操作
2 Input 2 Active High
7-57
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、オプションブザーの設定を行います。
オプションブザーは、ジャンクションボードに接続され、設定されたサービス通話がメイ
ンユニットに着信すると呼び出し音を鳴らします。 これらの設定を変更するには、システム
を再起動する必要があります。
TOP メニュー画面
8 Alarmpack
9 Admin
3 Port
4 User Cont
4 I/O
5 Option OK を押します。
1 Buzzer
Option メニュー画面
Buzzer メニュー画面
2 Buzzer2
3 Buzzer3
4 Buzzer4
Voice Enable
Fax/Audio Disable
UDI
RDI
「Enable」にするとブザーが鳴ります。
設定するサービスタイプを選択して 「Disable」にするとブザーを鳴らしま
OK を押します。 せん。
*UDI/RDI は、JUE-251 では使用でき 項目を選択して OK を押します。
ません
図 7.9.3.5 Buzzer の設定方法
7-58
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このセクションでは、ユーザー登録と使用制限について説明します。
Top メニュー画面
User Reg.一覧表示画面 User Reg.シークレットコード画面
8 Alarmpack
2 Telephony
3 Port
4 User Cont. OK 50
M ARI A
5 Auto Dcn. M ARI A
4949
第7章
6 SIM
7 Default
04 登録なしの場合
No Data
ハンドセット画面の説明と操作
7.9.4.1 User Reg.設定を参照
User Control メニュー画面
OK
1 User Reg.
2 UsageRest.
OK
Admin メニュー画面
7-59
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
ユーザレベル、名前、シークレットコード、および制限を登録、編集、または削除するには、
表示される[User Reg.一覧表示画面]または[User Reg. Secret Code 画面]
(4 桁のシークレッ
トコードを入力)で MENU を押します。
[新規ユーザの登録]
例)No.04 にユーザ名:MARK、シークレットコード:1131 の新規ユーザを登録します。
8 Alarmpack
図 7.9.4.1a 新規ユーザ登録の流れ
7-60
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
[ユーザ名・シークレットコードの書換え]
ユーザ名だけ、あるいはシークレットコードだけを変更する場合でも、両方の編集画面が表示
されます。変更のない方の編集画面では、そのまま OK ボタンを押してください。
8 Alarmpack
9 Admin 04 MARK
4 User Cont. MARK 1131
5 Auto Discon
OK 編集するユーザを選択して
1 User Reg.
MENU を押します。
2 UsageRest. MENU
第7章
OK シークレットコード編集画面
ご注意 次にシークレットコード編集画面が表示
Secret Code? されます。シークレットコードに変更のあ
* User 01 は Admin ユ
ハンドセット画面の説明と操作
る場合は新しいコードを入力(上書き)し
ーザです。このユー 8765 て OK ボタンを押してください。
ザを削除したり、レ 入力範囲:0001~9000
ベルを編集したり 変更のない場合はそのまま OK ボタンを押
することはできま OK してください。
せん。 この場合は 8765 を入力して OK ボタンを
押します。
* User 02 は Guest ユー
Rest.?
ザです。このユーザ
を削除したり、レベ Disable User Reg.の Rest.選択画面
ル、名前、シークレ Rest1 ユーザに適用する制限を選択して OK を押し
ットコードを編集 ます。
Rest2 ここに表示されるリストは、ユーザがあらか
したりすることは
: じめ設定した制限の一覧です。詳細について
できません。
は、7.9.4.2「Usage Rest.設定」を参照してく
* ハンドセットでは、 : ださい。「Disable」にすると制限はなくなり
WAN Profile、Multi ます。
OK
Connect、Quick
Connect の編集がで
最初に表示していた画面
きません。 04 MARK
が表示されます。
MARK 8765
図 7.9.4.1b ユーザ名・シークレットコードの書換え方法
7-61
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
[ユーザーの削除]
例)メモリ番号 04 番のデータを削除してみます。
8 Alarmpack
User Reg. 操作選択画面
9 Admin
ユーザ名編集画面(データなし)
図 7.9.4.1c ユーザの削除方法
ご注意
* データは削除されると復元されません。充分注意しながら操作を行ってください。
* User 01 は Admin ユーザです。このユーザを削除したり、レベルを編集したりすること
はできません。
* User 02 は Guest ユーザです。このユーザを削除したり、レベル、名前、シークレットコ
ードを編集したりすることはできません。
7-62
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
通信の制限グループを 5 つまで設定します。この制限は、許容する通信料を、音声、オーデ
ィオ、UDI、RDI、およびストリーミング IP サービスの場合は時間(分)単位で、SMS の場
合は数単位で、スタンダード IP サービスの場合はサイズ(Mbyte)単位で設定します。ユーザ
は、割り当てられた制限内で通信できます。これらの設定は、7.9.4.1「User Reg.設定」(p7-61)
で使用されます。「Manually」、「Monthly」、「Weekly」、または「Daily」の中から、時間および
通信量を清算する周期を選択します。
[使用制限グループの設定]
UsageRest.メニュー画面
「Rest.」では制限グループを設定
8 Alarmpack
します。
9 Admin 1 Rest. 「Cycle」ではカウントのリセット
2 Cycle サイクルを設定します。
4 User Cont. OK 「Reset」ではカウント数を手動で
5 Auto Discon 3 Reset OK リセットします。
1 User Reg. ▼▲ボタンを使って項目を選択
し、OK を押します。
2 UsageRest.
Rest.選択画面
User Control メニュー画面 制限グループのリストが表示され
1 Restrict 1 ます。
2 Restrict 2 ▼▲ボタンを使って編集するグル
ープを選択し、OK を押します。
3 Restrict 3
4 Restrict 4
OK
Rest.名設定画面 5 Restrict 5
Rest.設定メニュー画面
Name? OK
行の先頭でカーソルが 1 Name
第7章
Re s t 1 点滅します。
グループ名を入力して 2 Type
OK
OK を押します。
この名前は[User Reg. 「Name」ではグループ名を設定します。
の Rest.選択画面]で使 この名前は[User Reg.の Rest.選択画面]で使
ハンドセット画面の説明と操作
用されます。 用されます(図 7.9.4.1a を参照)。
「Type」では各サービスの制限を設定します。
Rest. サービス service 選択画面 ▼▲ボタンを使って項目を選択し、OK を押し
ます。
1 Voice
▼▲ボタンを使って制限対象のサービスタイプを選択し、
2 Fax/Audio OK を押します。
3 UDI JUE-251 の場合、
[3 UDI]および[4 RDI]メニューは表示されません。
OK
4 RDI Rest.の時間/サイズ/SMS 設定画面
5 SMS 制限を入力して OK
Ti m e ? を押します。
6 Standard
50 0 0 0 m i n
7 Streaming [入力範囲]
OK Size? Time: 1~50000
20 0 0 M b y t e Size: 1~2000
Num: 1~50000
Rest.制限メニュー画面 OK
Num?
Prohibitive サービスタイプに適用 50 0 0 0 m a i l s
する制限を選択して
Limited OK を押します。
Unlimited 図 7.9.4.2a 使用制限グループの設定方法
7-63
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
[清算周期の設定]
UsageRest.メニュー画面
8 Alarmpack
「Cycle」ではカウントのリセット
9 Admin 1 Rest. サイクルを設定します。
4 User Cont. 2 Cycle 「Reset」ではカウントを手動でリ
5 Auto Discon セットします。
3 Reset 項目を選択して OK を押します。
1 User Reg.
OK OK
2 UsageRest.
Date 設定画面 OK
Weekly
曜日設定画面
Daily OK
Sunday
「Manually」にすると、カウント数は自動的にリ Monday
セットされません。
「Monthly」にすると、カウント数が設定日ごとに Tu e s d a y
リセットされます。 We d n e s d a y
「Weekly」にすると、カウント数が設定曜日ごと 項目を選択して OK を
にリセットされます。 Thursday 押します。
「Daily」にすると、カウント数が毎日リセットさ Friday
れます。
項目を選択して OK を押します。 Saturday
図 7.9.4.2b リセットサイクルの設定方法
[カウント数の手動リセット]
UsageRest.メニュー画面 Confirmatio 画面
8 Alarmpack
図 7.9.4.2c カウントの手動リセット方法
7-64
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
OK OK
8 Alarmpack 1 Terminal 1 Max Time
9 Admin 2 Telephony 2 Idle Time
3 Port
4 User Cont.
5 Auto Dcn.
6 SIM
第7章
7 Default
ご注意 ハンドセット画面の説明と操作
• Standard IP 通信の接続と切断のみを行う場合も、SIM カードのプロバイダによっては、
課金対象となる可能性があります。
• 本機能では、Always Activate 機能にて PS 接続された回線は切断しません。Always
Activate 機能で PS 接続された回線は、本機能に関係なく回線を維持します。
7-65
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
選択項目を決定すると、自動切断時間の設定画面を表示します。時間は分単位で、設定は 0
~240(分)までです。「0」を制限時間に設定した場合、接続時間は無制限になります。1~3
桁の数字を入力して OK を押すと、前画面に戻ります。入力した数字を削除するには CLR を
押します。
7 TEL6 TEL6
OK 240 min
8 ISDN ISDN
OK
240 min
IP 接続が切断されます。Streaming で
は Idle-Time を考慮しません。
OK
7-66
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
選択項目を決定すると、自動切断するまでの無通信時間の設定画面を表示します。時間は分
単位で、設定は 1~240(分)までできます。1~3 桁の数字を入力して OK を押すと、前画面
に戻ります。入力した数字を削除するには CLR を押します。
1 Standard
Out Standard
OK 240 min
In Standard
OK 240 min
Both Standard
第7章
OK 240 min
OK
ハンドセット画面の説明と操作
図 7.9.5.2 Idle Time メニュー画面及び設定画面
7-67
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、SIM カード使用の設定を行います。
OK
8 Alarmpack 1 Terminal
9 Admin 2 Telephony
3 Port
4 User Cont.
5 Auto Dcn. SIM Menu 画面
OK
6 SIM
1 PIN Mode
7 Default
2 Change PIN
3 Facility
4 Secondary
PIN Mode:
PIN 入力操作の有無を設定します。
Chg PIN:
PIN の変更を行います。
Facility:
ファシリティロックを使用します。
Secondary:
Secondary SIM の有効無効を設定します。
7-68
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、PIN 入力操作の有無を設定します。
[Enable]に設定すると、電源を入れ直す度に、PIN を入力する必要があります。
[Disable]に設定すると、電源を入れ直す度に、PIN を入力しなくても操作が可能です。
第7章
Top メニュー画面
9 Admin
ハンドセット画面の説明と操作
5 Auto Dcn. OK OK
Enable
6 SIM
Disable
1 PIN Mode
2 Change PIN
SIM Menu 画面
入力成功
OK SIM PIN? 3
7-69
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
残りの有効入力回数
7-70
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、SIM カード使用時の、PIN(個人識別番号)の変更を行います。
(事前に 7.9.6.1[PIN Mode 設定](p7-70)で、PIN Input を Enable にしておく必要があります。)
PIN の変更手順
PIN の変更手順
Top メニュー画面
9 Admin 残りの有効入力回数
0 SERVICE
5 Auto Dcn.
SIM PIN1 入力画面 新 PIN 入力画面
第7章
6 SIM
OK SIM PIN? 3 OK
1 PIN Mode New PIN?
ハンドセット画面の説明と操作
SIM Menu 画面
Error OK
OK
「PIN Input」を
入力成功 新 PIN 再入力画面
Disable に設定
!
Retype PIN?
OK
5 Auto Dcn. ****
6 SIM
この画面で入力エラーし
OK
Error
た場合、何度でも前に戻
って入力し直せます。
SIM PIN 認証画面で入力エラーし
た場合でも、Admin Menu に戻り
ます。
図 7.9.6.2 Chg PIN メニュー(PIN の変更手順)
7-71
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
入力成功
Top メニュー画面 OK
OK
9 Admin Facility メニュー画面
新規 PIN 入力画面
0 SERVICE
1 Network
5 Auto Dcn.
OK 1 Change Sts
OK 2 Net Subset
6 SIM
3 Provider 2 Change PIN
2 Change PIN
4 Corporate
3 Facility
OK
新規 PIN 再入力画面
入力成功
OK
Retype PIN? !
12345677
OK
Error
7-72
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
2)設定を有効にするために、再起動を行ってください。
Top メニュー画面
9 Admin
6 SIM Enable
OK
Disable
3 Facility
4 Secondary
SIM メニュー画面
第7章
OK
Rebooting
ハンドセット画面の説明と操作
necessary!
7-73
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、アラームパックとフラッシュを工場でのデフォルト設定に初期化できま
す。
OK
8 Alarmpack 1 Terminal
9 Admin 2 Telephony
3 Port
4 User Cont.
5 Auto Dcn. Default メニュー画面
OK
6 SIM 1 Alarmpack
7 Default
2 Flash
Alarmpack:
アラームパックメモリを消去します。
Flash:
ユーザ設定とアラームパックを含むフラッシュメモリを消去します。
7-74
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
このメニューでは、アラームパックのメモリを削除できます。
ご注意
一度削除したメモリの内容を復元することはできません。
Top メニュー画面
8 Alarmpack
9 Admin
6 SIM
Confirmation 画面
7 Default
1 Alarmpack YES
2 Flash NO
このメニューでは、ユーザ設定とアラームパックを含むフラッシュメモリの内容を削除
第7章
できます。JUE-501/JUE-251 は工場でのデフォルト設定にリセットされます。 [Confirmation]
画面で[YES]を選択すると、システムが自動で再起動します。
ハンドセット画面の説明と操作
ご注意
一度削除したメモリの内容を復元することはできません。
Top メニュー画面
8 Alarmpack
9 Admin
6 SIM
Confirmation 画面
7 Default
1 Alarmpack
YES
2 Flash
NO
7-75
第7章 ハンドセット画面の説明と操作
不具合が検出された場合に表示される画面です。
TX アラーム画面
TX アラーム画面 アイドル画面
図 7.10. TX アラーム画面
7-76
第8章 ISDN ポートを使う
1 Voice-MSN
2 Audio-MSN
765
987654321098
図 8a ISDN ポートを使用する場合の設定
項目 仕様
ネットワーク交換タイプ Euro ISDN, INS
音声のコーディングタイプ A-law, μ-law
最大接続端末数 最大 8 端末
第8章 ISDNポートを使う
コネクタ RJ-45 (S/T インターフェィス)
ご注意
・ ISDN ポートと Ethernet ポートは同じコネクタのタイプを使用します (RJ-45)。間違った
ポートに接続しないように注意してください。
・ Fax のような 3.1kHz オーディオサービスは、JUE-251 では衛星仰角(EL)が 20 度より大
きい場合にのみ使用できます(高緯度の場合を除いて、JUE-501 では仰角に関係なく使用
できます)。
・ UDI/RDI サービスは、JUE-251 では使用できません。
8-1
第8章 ISDN ポートを使う
以下の項目を設定してください:
(1) TA の取扱説明書に従って、TA の MSN を設定してください。
(2) 次ページの設定手順に従って、JUE-501/JUE-251 側の MSN を設定してください。
[接続例]
条件
・ 電話用 : (MSN=1, 伝達能力=Speech)
・ ファックス用 :(MSN=2, 伝達能力=Audio)
・ PC 用 :(MSN=3, 伝達能力=UDI/RDI)
図 8b ISDN ポート接続例
8-2
第8章 ISDN ポートを使う
第8章 ISDNポートを使う
ご注意
Voice-MSN Voice-MSN
123456789123 456
8-3
第8章 ISDN ポートを使う
ISDN ポートからの発信
ご注意
シークレットコードと強制設定サービスを使用した通話発信は、サポートされていません。
ラスト・ダイヤルおよび短縮番号は、ご使用の TA の仕様によります。
8-4
第9章 保守
第 9 章 保守
機器は保守の状態により寿命が大きく左右されます。常に最高の性能を発揮させるために、
次の項目を日常より点検してください。
1) 電源電圧を常に規定値内(+21VDC~+31VDC)に保ってください。
2) 正常動作時の送信出力(EIRP)と受信レベル(REC)を記録しておいてください。動作
中は、EIRP と REC レベルを、記録されている通常値と比較してください。そうすること
により、深刻な状態に陥る前に障害を取り除くことができます。
日常の保守
通常の工具等で行う一般的な日常の保守点検方法を次の表に示します。
警告
お客様による内部の点検・修理は絶対に行わないでください。
専門整備員以外による点検・修理は火災・感電・動作不良のおそれがあります。
JUE-501/JUE-251 は総務省令無線設備規則などの技術基準に適合している機器で
す。
内部の各回路は厳密に調整されていますので、調整や部品定数の変更などは絶対に行
わないでください。異常が発見されたらただちにお買い上げの販売店にご相談ください。
故障・火災・感電・傷害のおそれがあります。
表 9.1 日常の保守項目
番号 項目 保守
1 清掃 パネル面、スイッチ、上カバー、底カバーは柔らかい布でかるく拭いて汚れを
落します。
第9章 保守
2 部品の ネジ・ナットのゆるみ、スイッチのゆるみ、コネクタのゆるみ等の抜けかかり
ゆるみ を点検し、正しい締付けをします。
ご注意
9-1
第9章 保守
[空白]
9-2
第 10 章 アフターサービス
第 10 章 アフターサービス
修理を依頼されるときには
“故障かな?”と思ったら,
巻末の「Appendix M トラブルシューティング&FAQ」の項目をよくお読みのうえ、もう一度
お調べください。問題が解決しない場合は、端末を再起動してください。それでも異常が認め
られる場合には、使用を中止し、お買い上げの販売店、代理店にご相談ください。
保証期間中の修理;
JRC は、通常使用状態で故障したことが証明された装置または部品については、それらの修理
または交換を無料でうけたまわります。装置は、取扱説明書の指示に従って操作することが要
求されます。
次の場合は、保証サービスをお引き受けいたしません。
・ JUE-501/JUE-251 の使用開始後直ちに、設置報告書が JRC に提出されなかった場合。
・ 装置が事故に遭遇した、乱用または誤用された、発送中に損傷した、代替使用された、
不正または権限の無いサービスに使用された場合。
・ 不可抗力による問題、障害、誤作動その他、火災、洪水、爆発、事故、ストライキ、
労働問題などの産業界の争議、戦争(宣戦布告の有無を問わず)、武力紛争、国内の
動乱、輸出規制、妨害、法規制、暴動、反乱その他、JRC および購入者が制御できな
い事象が発生した場合。
保証期間を過ぎている場合;
その機能が修理によって回復可能な場合、JRC は、お客様の要望があれば、有料で修理または
交換をうけたまわります。
アフターサービス
連絡していただきたいこと;
+ 製品名・型名・製造年月日・製造番号・携帯移動地球局 ID
+ 異常の状況(できるだけくわしく)
+ 事業所名または機関名、所在地、電話またはファックス番号
点検整備のおすすめ
第
ご使用状態によって異なりますが、部品の経年変化等により性能が低下する場合があります。
10
章
通常のお手入れとは別に、点検整備をおすすめします。
点検整備は、お買い上げの販売店または代理店にご相談ください。なお、この場合は有料と
なります。
10-1
第 10 章 アフターサービス
廃棄について
JUE-501/JUE-251 を廃棄する場合は地方自治体の規則に従って処理してください。
詳しくは、お買い上げの販売店、代理店又は各地方自治体にお問い合わせください。
10-2
第 11 章 仕様
第 11 章 仕様
JUE-501 (ADE・BDE)
Yaw +8˚ 50 s
Surge +0.2g
Sway +0.2g
11
章
Heave +0.5g
Turning Rate +6˚ /s 1deg/s2
11-1
第 11 章 仕様
Headway 30knots
5) Solar Radiation (ADE) 2
赤外線 500 watts / m
紫外線 54watts / m2
6) 耐氷結 (ADE) 25mm 以下
7) 耐降水量 (ADE) 100mm / hour 以下
8) 耐風速 (ADE) 100knots in operation 以下
JUE-251 (ADE・BDE)
11-2
第 11 章 仕様
仕様 第
11
章
11-3
第 11 章 仕様
[空白]
11-4
Appendix A ハンドセット・メニューツリー
Appendix A ハンドセット・メニューツリー
A.1 JUE-501/251 全ユーザ利用可のメニュー(1)
Level 1 Level 2 Level 3 Level 1 Level 2 Level 3 Level 4 Level 5
1 Status 5 Redial
1 REC 1 TEL
2 Ch Type TEL1 Ext Num:#001
2 TX : :
3 Class 2 Fax
4 ADE 3 Audio JUE-251 をご利用の場合、
5 BDE 4 UDI
RDI, UDI, ストリーミング
6 MDM 5 RDI
256k メ ニ ュ ー は 表 示 さ れ
7 Active SIM 6 SMS
8 RemoteMnt 7 Standard
ません。
6 ID 8 Streaming
1 IMSI 9 Charge Set
2 MS-ISDN 1 Currency
2 SMS USD/EUR/JPY
1 New Msg 2 Unit
2 Inbox 1 Voice
3 Sent Unit Entry
4 Draft 2 Fax/Audio
5 Setting 3 UDI
1 Capacity 4 RDI
2 Delete All 5 SMS
3 SCA 6 Standard
4 Validity 7 Streaming
5 Class 1 8K
6 St Report 2 16K
3 Satellite 3 32K
1 Satellite 4 64K
2 Spot Beam 5 128K
3 Heading 6 256K
8 Alarmpack
4 Phonebook
A-1
Edit Message
Message Input Address Input Send Sending
1 Status Save
2 SMS 1 New MSG
A AAAAAAAAAA
3 Satellite Address ?
AAA
4 Phone Book Continue? 123 (The chosen number is reflected. )
001/160 013/160
5 Redial Yes
6 Call Log example 1 example 2 Phonebook
7 Self Test It is the same as the dial Refer PB
・After the edit is interrupted. In Message Input, The status display line becomes input screen. Save Menu
8 Alarm Pack
9 ADMIN ・After saving message fails. a display of "Number of characters that can be input"
0 Service SIM and "Input number of characters".
SIM
SIM
List view
01 12:34:56
01/DEC/07 *With corresponding Address has input it
001 12:34:56 81422459231 Reply
*/# 81422459231
2 Inbox /nnn 01/DEC/07 Where are yo
*With corresponding Message has input it Edit Message
Where are yo
Time&Date Top 12 character Forward
OK/ u now? Pleas
Number & Text
up/down up/down CLR e contact me
.
Delete
This allow line means 002 21:09:45 130186954883
*/#
Appendix A ハンドセット・メニューツリー
Resend
Yes
up/down.. No
This dashed allow line means *With corresponding Message has input it
pressing button. Forward
List view
Delete
A-2
3 Sent /nnn 001 814224592316
The screen advances in order 814224592316 */# Where are yo
of the arrow without the user's *With corresponding
operation. Top 12 character Number Top 12 character Message and Address has input it
Number & Text Edit
3 SCA SC Address?
012345678
A.2 JUE-501/251 全ユーザ利用可のメニュー(2)SMS メニュー詳細
1 Hour SIM
4 Validity
6 Hours The following change from Sending
1 Day
1 Week
Maximum SIM Accessing
A-3
Appendix A ハンドセット・メニューツリー
Level 4 Level 5 Level 6 Level 7 Level 3 Level 4 Level 5 Level 6 Level 7 Level 8
1 Auto Answer 3 Port
1 Control 1 Handset
Enable 1 Back Light
Disable 2 Dimmer
2 In Type 3 Ring Type
Voice 4 Ring Vol.
Audio 5 Voice Vol.
3 Forwarding 6 Key Click
1 Ext Num 2 ISDN
Ext Num Entry 1 MSN
2 Limit Time 1 Voice-MSN
15 sec 2 Audio-MSN
30 sec 3 UDI-MSN
4 RDI-MSN
Fig. A.3.5
5 PBX-MSN
Level 4 Level 5 Level 6 Level 7
3 Ethernet Setting for VLAN1
1 Voice Mail
1 User LAN
Number display
IP
2 Forwarding
Subnet Mask
1 Voice
DHCP
1 All Rcvd.
DHCP Base
Dial?
DHCP Count
2 Busy
2 Ext WAN
Dial?
IP
3 Not Reach
Subnet Mask
Dial?
4 I/O
4 Not Reply
1 Output
Dial?
1 Output 1
Limit Time
1 Control
2 Audio
2 Function
Same with Voice
3 Waiting
2 Output 2
1 Voice
2 Input Same with Output
Enable / Disable 1
1 Input 1
2 Audio
1 Control
4 Barring
Enter Network PIN 2 Function
1 Voice
3 Polarity
1 AllOutCall
2 Input 2
Enable / Disable
3 Function Same with Input 1
2 OutExHC
Same with 1 Ring Ind.
3 AllInCall AllOutCall 1 Type
4 InExHC
Voice
2 Audio Same with Voice
Enable / Disable
Fax /Audio
Fig. A.3.8
Enable / Disable
Level 3 Level 4 Level 5 Level 6
UDI
4 User Cont.
Enable / Disable
1 User Reg.
RDI
01~50 List
Enable / Disable
Level
5 Option Fig. A.3.7
Name
Secret Code
Rest. JUE-251 を ご 利 用 の 場 合 、 RDI,
2 UsageRest. Fig. A.3.9
UDI, ストリーミング 256k メニュー
は表示されません。
A-4
Appendix A ハンドセット・メニューツリー
Fig. A.3.9
2 Change PIN
PIN Entry
New PIN
New PIN
3 Facility
1 Network
1 Change Sts
Enable / Disable
2 Change PIN
2 Net Subset PIN Entry
JUE-251 を ご 利 用 の 場 合 、 RDI,
3 Provider New PIN
UDI, ストリーミング 256k メニュー 4 Corporate New PIN
4 Secondary
は表示されません。 Same with
Enable / Disable Network
7 Default
1 Alermpack
Yes/No
2 Flash
A-5
Appendix A ハンドセット・メニューツリー
[空白]
A-6
Appendix B. Web メニューツリー
B-1
Appendix B. Web メニューツリー
B-2
Appendix C. ジャンクションボード
Appendix C. ジャンクションボード
C.1 ジャンクションボード外観
C-1
Appendix C. ジャンクションボード
C.2 JB 外形図
単位 : mm
質量 : 約 2.0 kg
図 C.2 JB 外形図
C-2
Appendix C. ジャンクションボード
メインユニットの電源を押して、
ON JUE501/JUE-251 の電源を ON にして
ください。
変更部分
Heading 入力が要求された場合、Heading 値を
Heading 初期値入力要求 入力してください。
注)Heading 初期値入力が要求されるのは:
・ GYRO タイプが SYNC/STEP 設定で、初期
Heading ?
Heading 値が未設定の場合
・ GYRO タ イ プ が NMEA 設 定 で 、
JUE-501/JUE-251 が GYRO から Heading 情報
を受信できない(正常に接続していない)場
合
衛星サーチ中
「SAT SEARCH」文字が最下段、ステータ
SAT SEARCH
ネットワークへ登録中 衛 星 サ ー チ が 終 了 す る と 、
「REGISTERING」文字が表示され、
APAC E143.5 インマルサット通信ネットワークへの登
14:03 UTC 録が開始されます。
REGISTERING
ネットワークへの登録が終了すると、ア
イドル画面が表示されます(以降は本文
C-3
Appendix C. ジャンクションボード
1 Sta t u s
2 SMS
5 Unit Info
6 ID
1 Ve r s i o n
p7-8 参照
2 Mainte No. OK
(変更なし)
3 Class
p7-9 参照
4 AD E OK
(変更なし)
6 MDM
p7-11 参照
7 Ac t i ve S I M OK
(変更なし)
8 Remote Mnt
C-4
Appendix C. ジャンクションボード
1 Sta t u s
2 SMS
0
図 C.4b BDE 表示画面(JB・GYRO 使用時)
C-5
Appendix C. ジャンクションボード
Top メニュー画面
1 Sta t u s
2 SMS
3 Satellite OK
4 Phonebook
5 Redial 変更部分
6 Internal
7 Call Log
8 Al a r m pa c k
Satellite メニュー画面
9 Admin Heading メニュー画面
0 Service
1 Satellite Heading:
128
2 Spot Beam READY
OK
3 Heading
MENU
Edit サブメニュー画面
または、どの画面からでも Edit
ボタンを押せば
OK
、Satellite メニューに移行
OK
Heading 編集画面
Heading?
Heading メ ニ ュ ー
画面に戻る
Heading 値 を
入力
C-6
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
ご注意
ソフトウェアアップデートによりユーザ設定が変更されることはございませんが、あらかじ
め設定のバックアップをとっておくことをお勧めします。
a) JUE-501/JUE-251 の最新ソフトウェアのダウンロード
インターネットに接続された PC から、最新のソフトウェアがアップロードされているかどうか Web サイト
で確認してください。最新のソフトウェアがアップロードされている場合はダウンロードします。(詳細に
ついては、D.1.「最新ソフトウェアのダウンロード」を参照してください)
c) ソフトウェアの更新
Step a)でアップデートのためにダウンロードしたファイルを選択し、「Update」ボタンを押します。 ソフト
ウェアの更新には 3 分以上かかることがあります。 ソフトウェアアップデート中に Web ブラウザを操作
しないでください。 (詳細については、D.2.「ソフトウェアの更新」を参照してください。)
d) ソフトウェアバージョンの確認
ハンドセットメニューからソフトウェアバージョンを確認し、本装置のソフトウェアが正常にアップデート
されたことを確認します。(詳細はD.3. ソフトウェアバージョンの確認参照)
e) ブラウザのキャッシュの削除
お使いのPCのブラウザのキャッシュを削除してください。
(詳細はD.5. キャッシュの削除参
照)
D-1
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
D.1. 最新ソフトウェアのダウンロード
サービスを選択し[Apply]をクリックしてください。
対応したサービスで利用可能なソフトウェアが表示されます。
D-2
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
D.2. ソフトウェアの更新
ご注意
・ソフトウェアの転送、更新中に JUE-501/JUE251 および PC の電源を切らないでください。
・ アプリケーションソフトウェアの転送、更新には 3 分以上かかる場合があります。
・ メインモードではメインソフトウェアの更新はできません。
1. 左の[menu]パネルで[Software Update]をクリックしてください。
・ [Software Update] 画面が表示されます。
D-3
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
D-4
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
5. 結果の確認
ご注意
・ 結果が画面上に表示されるまで Web ブラウザを操作しないでください。
・ 3 分以上かかる場合がございます。
・ 5 分以上経っても結果が表示されない場合、WEB ページをリロードし、ソフトウェアア
ップデート手順(このマニュアルの ページ D-1 ) a)から d)に従い、もう一度更新を試みて
ください。
・ 更新が成功した場合は、[Success]が表示されます。システムを再起動してください。
・ 更新が失敗した場合は、[Error] が表示されます。 次のページに進んでください。
D-5
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
ソフトウェアの更新に失敗した場合
Web ブラウザ上に「Update Error」と表示された場合は、ソフトウェアの更新の失敗です。
下記のエラーコードをご確認ください。 JUE-501/JUE-251 を再起動し、ソフトウェアアッ
プデート手順(このマニュアルの ページ D-1 ) a)から d)に従い、もう一度更新を試みてくださ
い。
もし、ソフトウェアの更新に続けて失敗するか、システムが起動しなくなった場合はセーフ
モードでのソフトウェアの更新を試みてください。(詳細については、 「D.4. セーフモードで
のソフトウェアの更新手順」を参照してください。)
表 D.2 ソフトアップデートのエラーコード
コード 推測される要因
1 すでにソフトウェアの更新が進行中
2~13 および 17 内部エラー
14~16 アップロードファイルのエラー
21~31 アップロード中にエラーが発生
D-6
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
D.3. ソフトウェアバージョンの確認
システムの再起動後、ソフトウェアバージョンが正確にアップデートされたかどうか、下記
のハンドセットメニュー <1> Status - <5> Unit Info - <2> Mainte No. – BDE-App から確認してく
ださい。
ア ッ プ デ ー ト が 成 功 し て い る 場 合 、 BDE-App が 、 ソ フ ト ウ ェ ア フ ァ イ ル
[JUE251-501_App_xxxx.jrc]の、xxxx と同じ番号で、x.x.xx となっています。フトウェアのバー
ジョンが正しく更新されているか確認してくさい。
4 AD E
5 BDE
6 MDM
7 Ac t i ve S I M
8 Remote Mnt
D-7
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
D.4. セーフモードでのソフトウェアの更新手順
もし、システムが起動しなくなったか、あるいはソフトウェアの更新に続けて失敗する場
合は、次の手順 A)から E)に従い、セーフモードでのソフトウェアの更新を試みてください。
ご注意
ソフトウェアアップデートによりユーザ設定が変更されることはございませんが、あらかじ
めバックアップをとっておくことをお勧めします。
A) JUE-501/JUE-251 の最新ソフトウェアのダウンロード
インターネットに接続された PC から、最新のソフトウェアがアップロードされているかどうか Web サイト
で確認してください。最新のソフトウェアがアップロードされている場合はダウンロードします。(詳細に
ついては、D1「最新ソフトウェアのダウンロード」を参照してください)
B) JUE-501/JUE-251 のセーフモードでの起動
セーフモードは、ハンドセットの右側にある FN (Function) ボタンを押した状態で電源を投入にするこ
とによって利用可能です。 (詳細については、「D.4.1 セーフモードでの起動」を参照してください。)
C) 接続の確認
JUE-501/JUE-251 ソフトウェアの更新は、PC の Web ブラウザによって実行されます。
PC の準備をし、JUE-501/JUE-251 に接続してください。
* Windows XP / Vista / 7 の 32 ビット OS が必要です。
メインユニットの IP アドレスは、メインモードで変更したとしても、セーフモードでは「192.168.128.100」
に設定されます。JUE-501/JUE-251 と同じネットワークで PC の IP アドレスを設定してください。
(詳細については、「6.1 節 PC と JUE-501/JUE-251 の接続」(p6-2)を参照してください。)
D) ソフトウェアの更新
Web ブラウザ*を起動し、URL ボックスに「192.168.128.100」と入力します。Safe Mode 画面が表示され
ます。左側の[メニュー]パネルで[Software Update]をクリックします。ダウンロードしたソフトウェアで、
更新を行います。(詳細については、「D.4.3 セーフモードでのソフトウェアの更新」を参照してくださ
い。)
*JUE-501/JUE-251 は Microsoft Internet Explorer 7 および Mozilla Firefox 3.6 を正式にサポートして
いますが、互換性のあるシステムであれば上位バージョンも使用可能です。
E) ソフトウェアバージョンの確認
ハンドセットメニューからソフトウェアバージョンを確認し、本装置のソフトウェアが正常にアップデート
されたことを確認します。(詳細は D.3. ソフトウェアバージョンの確認参照)
D-8
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
D.4.1 セーフモードでの起動
このサブセクションでは、JUE-501/JUE-251 をセーフモードで起動する方法について説明します。セ
ーフモードでは、ソフトウェアの更新と工場出荷状態へのリセットが実行できます。
OFF
FN ボタン
(右側のボタン)
READY LED
*システムがセーフモードで起動した場合、ハンドセットには何も表示しません。
D-9
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
D.4.2 PC の設定
メインユニットの IP アドレスは、メインモードで変更したとしても、セーフモードでは「192.168.128.100」
に設定されます。JUE-501/JUE-251 と同じネットワークで PC の IP アドレスを設定してください。
(詳細については、「6.1 節 PC と JUE-501/JUE-251 の接続」(p6-2)を参照してください。)PCと
JUE-501/JUE-251 を直接 Ether ケーブルで接続してください。PCと JUE-501/JUE-251 の間にルータ
などの他の機器を繋がないでください。
D-10
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
D.4.3 セーフモードでのソフトウェアのアップデート
注意
・ソフトウェアの転送中およびアップデート中は JUE-501/JUE-251 本体および PC の電源を切ら
ないでください。
・アプリケーションソフトウェアの転送およびアップデートは最大 3 分ほどで終了します。
・メインソフトウェアの転送およびアップデートは最大 10 分ほどで終了します。
メインユニットにアクセスできない場合は、PC の IP アドレスを確認してください。
2. 左側の[メニュー]パネルで[Software Update]をクリックします。
メインユニットにアクセスできない場合は、PC の IP アドレスを確認してください。
2. 左側の[メニュー]パネルで[Software Update]をクリックします。
・ [Software Upadate]画面画表示されます。
D-11
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
3. [参照]ボタンをクリックします。ファイル選択のダイアログが表示されます。
D-12
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
5. [Update]ボタンをクリックします。
・[Update]ボタンが無効(グレー)に変わります。
・[Update]ボタンが元に戻り、更新が完了するまで待ちます。
6. 結果を確認します。
ご注意
* 画面上に結果が出力されるまで、Web ブラウザを操作しないでください。
* 3 分以上かかることがあります。
* 5 分以上経っても結果が表示されない場合、ページ D-8 A)から E)の手順に従い、もう一度
更新を試みてください。
・更新が正常に完了した場合は、[Success]と表示されます。システムを再起動します。
・更新に失敗した場合は、[Update Error]と表示されます。次のページに進んでください。
D-13
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
ソフトウェアの更新に失敗した場合
表 D.2 ソフトアップデートのエラーコード
コード 推測される要因
1 すでにソフトウェアの更新が進行中
2~13 および 17 内部エラー
14~16 アップロードファイルのエラー
21~31 アップロード中にエラーが発生
D-14
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
ソフトウェアアップデート失敗時の復旧手順
1. JUE-501/JUE-251 の電源を切ってください。
OFF
ソフトウェアのダウングレード手順
ソフトウェアのアップデートにより問題が生じた場合、ダウングレードすることにより解決
することができます。
A) JUE-501/JUE-251 の電源を切ってください。
D-15
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
D.5. キャッシュの削除
お使いの PC のブラウザのキャッシュを削除してください。
D-16
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
D-17
Appendix D ソフトウェアアップデート手順
4. [OK] ボタンをクリックし、[オプション]ダイアログを閉じます。
D-18
Appendix E 工場出荷状態への初期化
Appendix E 工場出荷状態への初期化
a) JUE-501/JUE-251 の電源を切ります。
Reset ボタン
E-1
Appendix E 工場出荷状態への初期化
[空白]
E-2
Appendix F 初期値一覧表 (BDE-App 01.03)
Web からの設定
項目 初期値
章名・番号 設定名称
SMS サービス・センタ・アドレス(SCA) 00870772001799 Service Center Address
メッセージの有効期限 1 Day Validity
メッセージの相手先送達後の振舞わせ Class 3 6.4.3.5 Service Class
通達確認機能 Disable Status Report
SMS の文字コード GSM7 Send Character Code
通貨単位 USD Currency
6.4.5.2
単位通信料 全て0 Rate for Unit
JUE-501/JUE-251 の運用開始日/月/年 01/JAN/2012 Delivery Date
世界標準時と現地時刻の±時差 +0:00 Local Time
衛星追尾方式の選択 Auto Tracking
外部 GPS 入力 Disable GPS Input
VDR 出力 LAN 6.5.1 VDR Output
WRF(広帯域高周波)の利用 Disable WRF
メインユニット LED 点灯/非点灯 ON Panel LED
メインユニットの Ethernet LED 点灯/非点灯 ON Ethernet LED
ブロッキングエリア 全て Disable Blockage Area
ハンドセットからの
Disable Handset – Secret Code
シークレットコード使用通信の有無
ハンドセットの Volume レベル Normal Handset – Voice Volume
ハンドセットからの発信 Enable Handset – Outgoing Call
ハンドセットからの発信 (Allowed Number) なし Handset – Allowed Number
ハンドセットへの着信 Enable Handset – Incoming Call
TEL1~6 ポートの発信 Service Type Voice TEL1~6– Outgoing Type
TEL1~6 ポートの受信 Service Type Voice TEL1~6– Incoming Type
TEL1~6 ポートからの
Disable TEL1~6– Secret Code
シークレットコード使用通信の有無 6.5.2.1
TEL1~6 ポートの Volume レベル Normal TEL1~6– Voice Volume
TEL1~6 ポートからの発信 Enable TEL1~6– Outgoing Call
TEL1~6 ポートからの発信 (Allowed Number) なし TEL1~6– Allowed Number
TEL1~6 ポートへの着信 Enable TEL1~6– Incoming Call
ISDN ポートの発信 Service Type Voice & Fax ISDN – Outgoing Type
ISDN ポートの受信 Service Type Voice & Fax ISDN – Incoming Type
ISDN ポートからの発信 Enable ISDN – Outgoing Call
ISDN ポートからの発信 (Allowed Number) なし ISDN – Allowed Number
ISDN ポートへの着信 Enable ISDN – Incoming Call
自動応答の有効/無効 Disable Control
自動応答の対象サービスタイプ Voice Incoming Type
6.5.2.2
デフォルト内線番号 000 Extension Number
番号受付時間 15 sec Limit Time
ハンドセットの Backlight の明度 4 Back Light
ハンドセット t の LED ランプの輝度 4 Dimmer
ハンドセットの着信音パターン 1 Ring Type
6.5.3.1
ハンドセットの着信音量 3 Ring Volume
ハンドセットの音声音量 3 Voice Volume
ハンドセットのキークリック音有無 Enable Click Tone
ISDN の Voice-MSN なし Voice-MSN
ISDN の Audio-MSN なし Audio-MSN
ISDN の UDI-MSN なし UDI-MSN
6.5.3.2
ISDN の RDI-MSN なし RDI-MSN
ISDN の PBX-MSN なし PBX-MSN
ISDN の Type ETSI Service Type
F-1
Appendix F 初期値一覧表 (BDE-App 01.03)
Web からの設定
項目 初期値
章名・番号 設定名称
User LAN の IP アドレス 192.168.128.100 IP Address
User LAN のサブネットマスク 255.255.255.0/24 Subnet Mask
DHCP サーバーの有効/無効 Enable DHCP
DHCP より割り当てる最小の IP Address 192.168.128.101 6.5.3.3 DHCP Start Address
DHCP より割り当てる IP Address の総数 16 DHCP Count
Ext WAN の IP Address 192.168.0.4 IP Address
Ext WAN のサブネットマスク 255.255.255.0/24 Subnet Mask
Output 1~2 の有効/無効 Disable Output 1~2 - Control
Output 1~2 の機能 Ring Indication Output 1~2 - Function
Input 1~2 の有効/無効 Disable Input 1~2 - Control
Ring 6.5.3.4
Input 1~2 の機能 Input 1~2 - Function
Acknowledge
Input 1~2 の発動条件 Active High Input 1~2 - Polarity
Output (Ring Indication) の鳴動サービスタイプ 全て Ring Indication - Type
Voice 着信時の Buzzer 鳴動 Enable Option Buzzer 1~4 Voice
Fax/Audio 着信時の Buzzer 鳴動 Enable Option Buzzer 1~4 Fax/Audio
6.5.3.5
UDI 着信時の Buzzer 鳴動 Enable Option Buzzer 1~4 UDI
RDI 着信時の Buzzer 鳴動 Enable Option Buzzer 1~4 RDI
ユーザレベル(1 件目) Admin 1 – Level
ユーザ名(1 件目) ADMIN 1 – Name
ユーザのシークレットコード(1 件目) 0001 1 – Secret Code
ユーザの制限(1 件目) Disable 1 – Restriction
ユーザの WAN Profile(1 件目) Profile 1 1 – WAN Profile
ユーザの Multi Connect 権限(1 件目) Enable 1 – Multi Connect
ユーザの Quick Connect 権限(1 件目) Enable 1 – Quick Connect
ユーザレベル(2 件目) Guest 2– Level
ユーザ名(2 件目) GUEST 2– Name
ユーザのシークレットコード(2 件目) なし 2– Secret Code
ユーザの制限(2 件目) Disable 2– Restriction
ユーザの WAN Profile(2 件目) Profile 1 2– WAN Profile
ユーザの Multi Connect 権限(2 件目) Enable 6.5.4.1 2– Multi Connect
ユーザの Quick Connect 権限(2 件目) Enable 2– Quick Connect
ユーザレベル(3~50 件目) Guest 3~50 – Level
No Data
ユーザ名(3~50 件目) 3~50 – Name
(Unregistered)
No Data
ユーザのシークレットコード(3~50 件目) 3~50 – Secret Code
(Unregistered)
Disable
ユーザの制限(3~50 件目) 3~50 – Restriction
(Unregistered)
Disable
ユーザの WAN Profile(3~50 件目) 3~50 – WAN Profile
(Unregistered)
Disable
ユーザの Multi Connect 権限(3~50 件目) 3~50 – Multi Connect
(Unregistered)
Disable
ユーザの Quick Connect 権限(3~50 件目) 3~50 – Quick Connect
(Unregistered)
No Data
機器の IP Address(1~50 件目) 1~50 – IP
(Unregistered)
No Data
機器の名前(1~50 件目) 1~50 – Device Name
(Unregistered)
No Data
機器の制限(1~50 件目) 1~50 – Restriction
(Unregistered)
6.5.4.2
Disable
機器の WAN Profile(1~50 件目) 1~50 – WAN Profile
(Unregistered)
Disable
機器の Multi Connect 権限(1~50 件目) 1~50 – Multi Connect
(Unregistered))
Disable
機器の Quick Connect 権限(1~50 件目) 1~50 – Quick Connect
(Unregistered)
F-2
Appendix F 初期値一覧表 (BDE-App 01.03)
Web からの設定
項目 初期値
章名・番号 設定名称
ユーザに割り当てる制限の名前 Restriction 1~5 Restriction Name
各 Service Type の制限 Unlimited Permission
No Data
各 Service Type の制限値 6.5.4.3 Time/Size
(Unregistered)
制限のリセットサイクル Manual Term
No Data
締切日 Closing Day
(Unregistered)
Profile の名前 Profile 1~5 Group Name
接続に使用する Service Type Standard&Streaming Service Type
APN の手動変更を許可/非許可 Permit Edit
接続に使用する APN SIM default APN
No Data
接続に使用する APN の User 名と Password APN User / Password
(Unregistered)
6.5.5.1
接続に使用する Global IP Address Dynamic Global IP
接続方式 1 by 1 NAT Connection Mode
Packet Detect Activate の有効/無効 Disable Packet Detect Activate
WAN Filter の有効/無効 Disable WAN Filter
VPN の有効/無効 Disable VPN
Secondary Service の Service Type Standard&Streaming Secondary Service Type
Always Activate に使用する Profile Disable 1~3 – Profile
No Data
Always Activate で接続する Local IP Address 6.5.5.3 1~3 – Local IP
(Unregistered)
Always Activate に使用する Service Type Standard (固定) 1~3 – Service
Remote Activate の有効/無効 Disable Remote Activate
No Data
Remote Activate のユーザ名 User
(Unregistered)
No Data
Remote Activate の Password Password
(Unregistered) 6.5.5.4
Remote Activate に使用する WAN Profile Profile 1 Profile
No Data
Remote Activate で接続する Local IP Address Local IP
(Unregistered)
Remote Activate 接続の Service Type Standard (固定) Service
LAN Group の名前 Group 1~5 Group Name
LAN Group の範囲 VLAN 1 LAN Group
6.5.5.5
DMZ の設定 Disable DMZ
Port Forward の設定 Disable Port Forward
User LAN の Port Tagging 設定 Port1~4 全て VLAN1 Port 1~4
VLAN 1 の有効/無効 Enable VLAN1 – VLAN
VLAN 1 の IP Address 192.168.128.100 VLAN1 – IP Address
VLAN 1 の Subnet Mask 255.255.255.0/24 VLAN1 – Subnet Mask
VLAN 1 の DHCP 有効/無効 Enable VLAN1 – DHCP
DHCP より割り当てる最小の IP Address 192.168.128.101 VLAN1 – Start IP
DHCP より割り当てる IP Address の総数 16 VLAN1 – Count
VLAN 2~4 の有効/無効 Disable VLAN2~4 – VLAN
No Data 6.5.5.6
VLAN 2~4 の IP Address VLAN2~4 – IP Address
(Unregistered)
No Data
VLAN2~4 の Subnet Mask VLAN2~4 – Subnet Mask
(Unregistered)
VLAN2~4 の DHCP 有効/無効 Disable VLAN2~4 – DHCP
No Data
DHCP より割り当てる最小の IP Address VLAN2~4 – Start IP
(Unregistered)
No Data
DHCP より割り当てる IP Address の総数 VLAN2~4 – Count
(Unregistered)
MAC Filter の有効/無効 Disable MAC Filter
No Data
Static DHCP の IP Address Setting List – IP Address
(Unregistered)
6.5.5.7
No Data
Static DHCP の MAC Address Setting List – MAC Address
(Unregistered)
F-3
Appendix F 初期値一覧表 (BDE-App 01.03)
Web からの設定
項目 初期値
章名・番号 設定名称
No Data
Routing Table の Target IP Address 1~20 Target IP
(Unregistered)
255.255.255.0/24
Routing Table の Subnet Mask 6.5.5.8 Subnet Mask
(Unregistered)
No Data
Routing Table の Gateway IP Address 1~20 Gateway IP
(Unregistered)
WAN Selector の有効/無効 Disable WAN Selector
No Data
Ping 送信宛先 IP Address 6.5.5.9 Ping Destination
(Unregistered)
External WAN の Gateway IP Address 192.168.0.1 Gateway IP
ハンドセットの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) Handset
TEL1 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL1
TEL2 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL2
TEL3 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL3
TEL4 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL4
6.5.6
TEL5 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL5
TEL6 ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) TEL6
ISDN ポートの接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) ISDN
Streaming の接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) Streaming
Standard の接続制限 (Auto DCN.) Disable (制限なし) Standard
PIN Code の入力要求 Disable PIN Mode
各種 Facility Lock 全て Disable 6.5.7 Facility Lock – Change Status
Secondary SIM の有効/無効 Disable Secondary SIM
Syslog の有効/無効 Disable Enable/Disable
No Data
Log Server IP Address 6.5.11 Syslog Server IP
(Unregistered)
Log を溜める Level ERR Log Level
F-4
Appendix G VPN の詳細仕様
G-1
Appendix G VPN の詳細仕様
[空白]
G-2
Appendix H PPPoE の接続方法
項目 設定値
ユーザ名 void
パスワード void
認証方法 “Any” または”CHAP”
ご注意
y PPPoE クライアントからの接続・切断の実行によりパケット接続・切断を実行します。
H-1
Appendix H PPPoE の接続方法
H.2. 接続構成例
(1) 【スタート】-【コントロールパネル】を選択してください。
H-2
Appendix H PPPoE の接続方法
(2) 【ネットワークとインターネット接続】をクリックしてください。
(3) 【インターネット接続のセットアップや変更を行う】をクリックしてください。
図 H.3.3 ネットワークとインターネット接続
H-3
Appendix H PPPoE の接続方法
(4) 「インターネットのプロパティ」画面が表示されるので、【セットアップ】をクリックし
てください。
図 H.3.4 インターネットのプロパティ
(5) 「新しい接続ウィザードの開始」画面が表示されるので、【次へ】をクリックしてくださ
い。
図 H.3.5 新しい接続のウィザード
H-4
Appendix H PPPoE の接続方法
(6) 【インターネットに接続する】を選択し、【次へ】をクリックしてください。
図 H.3.6 ネットワーク接続の種類
(7) 【接続を手動でセットアップする】を選択し、
【次へ】をクリックしてください。
図 H.3.7 準備メニュー
H-5
Appendix H PPPoE の接続方法
(8) 【ユーザ名とパスワードが必要な広帯域接続を使用して接続する】を選択し、【次へ】を
クリックしてください。
図 H.3.8 インターネット接続の選択
(9) 「ISP」名に任意の名前を入力し、【次へ】をクリックしてください。
図 H.3.9 接続名の入力
H-6
Appendix H PPPoE の接続方法
(10) 「ユーザ名」と「パスワード」に以下を設定し、【次へ】をクリックしてください。
項目 設定値
ユーザ名 void
パスワード void
PPPoE 接続をデフォルトのインターネット接続とする場合は、[この接続を既定のイン
ターネット接続とする]をチェックしてください。
図 H.3.10 インターネットアカウント情報の設定
補足:
PPPoE クライアントが Windows PC 以外の端末やルータである場合、PPP 認証方法の設
定をする必要があります。このときは、“any(PAP&CHAP)”または、“CHAP”を設定
してください。
H-7
Appendix H PPPoE の接続方法
(11) 【完了】をクリックしてください。
ショートカットが必要な場合は【この接続へのショートカットをデスクトップに追加す
る】にチェックを入れてください。
図 H.3.11 新しい接続のウィザードの完了画面
H-8
Appendix H PPPoE の接続方法
(1) 【スタート】-【接続】から作成した接続を選択してください。
(2) ダイアログボックスが起動するので、【接続】ボタンをクリックしてください。
図 H.4.1.2 接続画面
H-9
Appendix H PPPoE の接続方法
(3) 接続処理を実行開始します。このような表示が出てきます。
図 H.4.1.3 接続中表示
(4) タスクトレイに下のようなメッセージが表示されたら接続完了です。
図 H.4.1.4 接続完了表示
(1) システムトレイ内のパソコンのアイコンを右クリックし、リストから【切断】を選択して
ください。
図 H.4.2.1 切断表示画面
H-10
Appendix H PPPoE の接続方法
H.4.3. 通信確認
H-11
Appendix H PPPoE の接続方法
[空白]
H-12
Appendix I Bridge の接続方法
I-1
Appendix I Bridge の接続方法
図 I.1 インターネット接続形態(ブリッジ)
I-2
Appendix I Bridge の接続方法
注)無効 VLAN(VLAN=Disable)に対してブリッジ接続を試みた場合は、接続に失
敗します。また、VLAN 有効(VLAN=Enable)時においても、VLAN に割り当てら
れたポートが存在しない場合、ブリッジ接続は成功しますが有効なユーザ LAN ポー
トが存在しないため通信は出来ません。
I-3
Appendix I Bridge の接続方法
図 I.3 LAN 画面
5. 一度ログアウトを行い、作成したユーザで再度ログインを行います。
図 I.5 Login 画面
I-4
Appendix I Bridge の接続方法
I-5
Appendix I Bridge の接続方法
(1)IP address
ブリッジ接続の結果得られたグローバル IP アドレスを設定します。ここでは、
「161.30.23.250」を設定します。
(2)Subnet Mask
「255.255.255.240」を設定します。「255.255.255.240」を設定した場合、IP
アドレスによっては「設定された IP アドレスとネットワークアドレスが一致す
る」旨警告が表示されることがありますが、この場合、警告が出なくなるまで
サブネットマスクの範囲を 1 段階ずつ「255.255.255.224」、
「255.255.255.192」、
「255.255.255.128」…の順に広げてください。
(3)Default Gateway
ブリッジ接続の結果得られたグローバル IP アドレスに-1 したものを設定して
ください。ここでは、「161.30.23.249」を設定しています。
グローバル IP アドレスに「xxx.xxx.xxx.1」が割り当てられた(xxx は 1~255
の任意の値)場合、グローバル IP アドレスに「+1」したもの「xxx.xxx.xxx.2」
を設定してください。
(4)DNS Server
インマルサット網から割り当てられた DNS サーバまたは、任意の DNS サーバ
の IP アドレスを設定します。ここでは、
「172.30.194.8」および「172.30.194.11」
を設定します。
インマルサット網から割り当てられた DNS サーバの IP アドレスは WEB メニ
ューの「Diagnostic」画面から取得することが出来ます。
図 I.8 Diagnostic 画面
※ブリッジ接続時は、JUE-251/501 自身が持つ Proxy DNS 機能は動作しませ
ん。DNS サーバの IP アドレスを直接指定する必要があります
2. 通信確認を行います。ブリッジ対象端末(グローバル IP アドレスを設定したユーザ端
末またはグローバル IP アドレスを設定したルータ配下にある Framed Route 対象ユ
ーザ端末)からインターネットに向けてパケットを送信し、インターネットとの通信
が可能かどうか確認をしてください。
3. 切断を行う際は、制御 PC から制御ユーザでログインし、Data Connection 画面また
は Dashboard 画面を開き、Disconnect ボタンを押してください。
I-6
Appendix J FB LaunchPad インストール手順
ご注意
J-1
Appendix J FB LaunchPad インストール手順
2. セットアップのインストールを開始すると、以下の画面が表示されます。
J-2
Appendix J FB LaunchPad インストール手順
ご注意
インストールフォルダのデフォルトは変更しないでください。
J-3
Appendix J FB LaunchPad インストール手順
6. Next をクリックしてください。
J-4
Appendix J FB LaunchPad インストール手順
8. インストールを開始すると、下記の画面が表示されます。
J-5
Appendix J FB LaunchPad インストール手順
2. 下記の画面が表示され、インストールを開始します。
J-6
Appendix J FB LaunchPad インストール手順
5. 設定を保持してインストールを行う場合は、“Yes” をクリックしてください。.
J-7
Appendix J FB LaunchPad インストール手順
7. インストール用のフォルダを選択して、Next をクリックしてください。
ご注意
デフォルトのインストールフォルダを変更しないでください。
8. Next をクリックしてください。
J-8
Appendix J FB LaunchPad インストール手順
9. 下記の画面に、インストール前の概要が表示されます。内容を確認して、Install をクリッ
クしてください。
10. インストールを開始すると、以下の画面を表示します。
J-9
Appendix J FB LaunchPad インストール手順
J-10
Appendix K LaunchPad の使用
この章では、Windows XP を使用することを想定して説明します。
K-1
Appendix J LaunchPad の使用
LaunchPad を初めてご使用になるときは、以下の手順で設定が必要です。
2.以下のダイアログが表示されます。
3.ご使用になられる端末の型名を選択し、[Connect manually]ボタンを押してください。
K-2
Appendix K LaunchPad の使用
K-3
Appendix J LaunchPad の使用
K.3.1 Standard IP
Standard IP 接続/切断手順は下記の通りです。
[接続]
1. デ ス ク ト ッ プ 上 の LaunchPad の シ ョ ー ト カ ッ ト ア イ コ ン を ダ ブ ル ク リ ッ ク し て
LaunchPad を開き、[Data]アイコンをクリックしてください。
クリック
クリック
K-4
Appendix K LaunchPad の使用
図 K.3.1c [Connecting]ウィンドウ
変わった
変わった
変わった
[発信]
Standard データ接続は確立しています。お好きなツールを選んでください。
K-5
Appendix J LaunchPad の使用
[切断]
[Disconnect]アイコンをクリックしてください。
クリック
K-6
Appendix K LaunchPad の使用
K.3.2 Streaming IP
[接続]
1.デスクトップ上の LaunchPad のショートカットアイコンをダブルクリックして LaunchPad
を開き、[Data]アイコンをクリックしてください。
クリック
クリック
K-7
Appendix J LaunchPad の使用
3. [Confirmation]が表示されるので、[Yes]をクリックしてください。
クリック
変わった
変わった
変わった
K-8
Appendix K LaunchPad の使用
[発信]
Streaming データ接続は確立しています。お好きなツールをご利用ください。
[切断]
[Disconnect]アイコンをクリックしてください。
クリック
K-9
Appendix J LaunchPad の使用
K.2.3 SMS
SMS 送信の手順は以下の通りです。
[送信]
1. デスクトップ上の、LaunchPad のショートカットアイコンをダブルクリックして開き、
[Text] ボタンをクリックしてください。
クリック
2. メッセージ作成欄をクリックして、カーソルを欄内に移動させた後に、メッセージを作成
してください。次に、相手先番号入力欄をクリックして、カーソルを欄内に移動させた後
に、相手の番号を入力してください。 最後に、[Send]ボタンをクリックしてください。
相手先番号入力欄
メッセージ
作成欄
クリック
K-10
Appendix L TCP アクセラレータのインストール
• TCP ウィンドウのサイズを、ネットワークの一部が大容量のデータ処理可能なものに変
える
• 端末、衛星および地上セグメント間のラウンドトリップタイムによってさらに悪化する
TCP のスロー・スタートを回避する。
L.2.1 最小要求仕様
ハードウェア
• 256 MB RAM.
• 20 MB ハードディスク
ソフトウェア
L-1
L.2.2 TCP Accelerator のインストール
L-2
Appendix L TCP アクセラレータのインストール
L-3
5. もしも、デフォルトのデレクトリにプログラムファイルをインストールする場合は、Next
をクリックしてください。違うデレクトリを選ぶ場合は、Change…をクリックして、必要
なデレクトリを選択し、Next をクリックしてください。“Preparing to Install”画面が下記の
ように表示され、TCP Accelerator がインストール前のチェックを始めます。
L-4
Appendix L TCP アクセラレータのインストール
L-5
6. インストールが終了すると、下記の画面が表示されます。
7. Finish をクリックするとインストールが完了します。下記の画面が表示されます。
L-6
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
問題が発生した場合は、FAQ 項目に従い操作してください。問題が解決しない場合は、端末
を再起動してください。それでも異常が認められる場合には使用を中止し、お買い上げの販売
店にご相談ください。
なお、端末再起動により保存されているデータが消去されることはありません。
FAQ 目次
M-1
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
M.1. 電源・起動
M-2
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
M.2. 衛星からの電波の受信
M-3
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
PC のローカルエリア接続がブリッジ ローカルエリア接続のアイコンをマウスで右クリックして、ブリッジを削除してください。
接続になっている。
Web メニュー画面でボタ Web ブラウザのバージョンがサポート JUE-501/JUE-251 は Microsoft Internet Explorer7 および Mozilla Firefox3.6 を正式にサポートしてい
ンをクリックすると、エラ されていない。 ますが、互換性のあるシステムであれば上位バージョンも使用可能です。
ーページが表示される。
M-4
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
M.4. LaunchPad
PC の TCP/IP の設定が、
「自動で取得す PC を立ち上げる前に、メインユニット PC 間のケーブルが正しく接続されていることを確認して
る」になっているが,PC が DHCP サー 下さい。接続されていない状態で PC を立ち上げてしまった場合は、接続後に PC を再起動して
バーから IP を取得できなかった。 下さい。
TCP/IP が設定されていない。 PC に設定されている IP のネットワーク IP が、メインユニットに設定されている IP のネットワ
ーク IP と同じことを確認して下さい。
PC のローカルエリア接続が無効になっ ローカルエリア接続のプロパティでローカルエリア接続が有効になっていることを確認して下
ている。(Win2000 以上) さい。
PC のローカルエリア接続がブリッジ接 ローカルエリア接続のアイコンを右クリックしブリッジを削除して下さい。
続になっている。
LaunchPad 上で CIF_0010 イーサネット接続異常 LaunchPad で「Search for terminal」を実行し、再度本体装置と接続してください。
エラーが発生し本体装置
との接続がロストした
M-5
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
M.5. TEL
問い合わせ内容 推定原因 確認事項
通信ができない。 ケーブルが接続されていない。 メインユニット又は JB と通信端末が正しく接続されていることを確認して下さい。また,導通
があることを確認して下さい。
シークレットコード発信の設定がされ [Telephony]画面の Secret Code の設定を確認してください。シークレットコードが「Enable」
ており,シークレットコードの入力が必 に設定されている場合は、この取扱説明書を参照して通話を発信してください。
要である。
他のポートで通信中。 他の TEL ポート、または、ISDN ポートの端末が通信中でないことを確認して下さい。また、電
話機のフックが完全に下がっていることを確認して下さい。
相手先 No.の後に#を押していない。 TEL ポートにて発信する場合、相手先のダイヤル No.の後に#を押して下さい。
M-6
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
M.6. FAX
問い合わせ内容 推定原因 確認事項
通信ができない。 ケーブルが接続されていない。 メインユニット又は JB と通信端末が正しく接続されていることを確認して下さい。また、導通
があることを確認して下さい。
シークレットコード発信の設定がされ [Telephony]画面の Secret Code の設定を確認してください。シークレットコードが「Enable」
ており,シークレットコードの入力が必 に設定されている場合は、この取扱説明書を参照して通話を発信してください。
要である。
他のポートで通信中。 他の TEL ポート、または、ISDN ポートの端末が通信中でないことを確認して下さい。また、電
話機のフックが完全に下がっていることを確認して下さい。
相手先 No.の後に#を押していない。 TEL ポートにて発信する場合、相手先のダイヤル No.の後に#を押して下さい
サービス設定が誤っている。 [Telephony]画面でサービスタイプ設定が FAX または Audio になっていることを確認してくださ
い。
FAX が使用不能になっている(JUE-251 JEU-251 での Fax サービスは、アンテナ EL が 20 度より大きい場合に利用できます。
の場合)。
上記で解決できない場合は、本体の電源を OFF, ON し再起動してください。
特定の相手先とだけ通信 システム障害 ご使用のサービスプロバイダに問い合わせてください。
ができない
回線を切断(オンフック 本体の電源を OFF,ON し再起動してください。
等)しても通信が終了しな
い
M-7
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
問い合わせ
推定原因 確認事項
内容
Standard IP 通信中の転送 TCP/IP アプリケーションのため CD-ROM に添付されている TCP アクセラレータを使用してみて下さい。転送速度が改善される
速度が遅い。 ことがあります。
ただし、使用しているアプリケーションにより、転送速度が改悪することもあります。
通信ができない。 回線がビジー 時間をおき、再度接続してみてください。
M-8
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
M.8. SMS
問い合わせ
推定原因 確認事項
内容
相手先にメッセージが届 相手先番号間違い 相手先番号が間違っていないか確認してください。
かない。
M-9
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
M.9. ISDN
問い合わせ
推定原因 確認事項
内容
通信ができない。 ケーブルが接続されていない。 メインユニットと通信端末が正しく接続されていることを確認して下さい。また,導通があるこ
とを確認して下さい。
M-10
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
M.10. ステータス表示異常時の対応
表 M.1 ステータス異常時の表示文字列と内容
正常/異常 表示文字列 内容
*1)
異常 ADE? ADE 異常
*2)
異常 POSITION? GPS が受信していない
異常 SIM?*3) SIM が挿入されていない
異常 SEARCH NG*4) 衛星サーチ失敗
*5)
異常 GYRO? GYRO が異常である
異常 HEADING?*6) HEADING 値の入力が必要
*1)ADE?時の対策
同軸ケーブルの接続を確認してください。
*2)POSITION?時の対策
内蔵している GPS は位置情報を測位できていません。ブロッキングになっていないかを
確認してください。ブロッキングが解除されても頻繁に表示される場合は故障していると
思われます。
*3)SIM?時の対策
SIM カードが正しく挿入されているか、または、破損していないかを確認してください。
*4)SEARCH NG 時の対策
再度、衛星サーチを行ってください。
*5)GYRO?時の対策
GYRO 信号入力の設定になっていますが、GYRO インターフェイスより HEADING 情報
が入力されていません。
GYRO インターフェイスもしくはそこに接続されている GYRO の電源が入っていること
を確認してください。
(本異常ステータスはオプションのGYROインターフェイスが接続されている場合のみ
です)
*6)HEADING?時の対策
GYRO 信号入力の設定になっている状態で、GYRO インターフェイスへの初期 HEADING
値の入力が必要な際に表示されます。
HEADING 入力画面が表示されていない場合は「Appendix A.2. Heading 設定値表示」
(A-2)
に従って、[Heading 編集画面]に正確な船首方位を入力してください。船首方位の誤差に
より正常に動作・通信できなくなることがあります。
(本異常ステータスはオプションのGYROインターフェイスが接続されている場合のみ
です)
以上を確認しても改善が見られない場合や、現象が繰り返し発生する場合は、お買い上げの代
理店にお問い合わせください。
M-11
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
M.11. コールログのソート表示が機能しない場合
(1)
2) インターネットオプションダイアログから [セキュリティ]タブを選択し、[信頼済みサイト]アイ
コンをクリックし、[サイト(S)]ボタンを押してください。
M-12
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
3) [このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする(S)]をクリックし、チェッ
クを外してください。
4) [ 次 の Web サ イ ト を ゾ ー ン に 追 加 す る (D)] に main unit の IP ア ド レ ス ( 初 期 値 :
http://192.168.128.100/)を入力し、[追加]ボタンをクリックしてください。
5) [Web サイト(W)]にアドレスが追加されたことを確認した後、[OK]ボタンをクリックし、[信頼済
みサイト]ダイアログを閉じてください。
(4) 100/
(3)
(5)
6) インターネットオプションダイアログから [セキュリティ]タブを選択し、[信頼済みサイト]アイ
コンをクリックし、[このゾーンのセキュリティレベル]を[中]以下に設定するか、[レベルのカス
タマイズ(C)]ボタンをクリックし以下の項目を有効にしてください。
M-13
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
(6)
7) [セキュリティ設定]ダイアログの[設定(S)]欄内の項目のうち、次の設定を行ってください。
表 M.2 [セキュリティ設定]ダイアログ欄内の設定変更
項目名 設定値
スクリプト アクティブスクリプト 有効にする
その他 IFRAME のプログラムとファイル起動 有効にする
(7-1)
M-14
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
(7-2)
8) [OK]ボタンを 2 回クリックして、[セキュリティの設定]ダイアログボックスと[インターネット
オプション]ダイアログボックスを閉じ、Internet Explorer を終了してください。
9) Internet Explorer の再起動後、コールログのソート表示が可能となります。
M-15
Appendix M トラブルシューティング&FAQ
M.12. その他の問題
M-16
Appendix N コーズコード
Appendix N コーズコード
コーズコードは、通信の切断理由を表示するものです。
Normal class
N-1
Appendix N コーズコード
Interworking class
Mobility Management
N-2
Appendix N コーズコード
N-3
Appendix N コーズコード
CP-cause definition
Following cause codes are used for mobile originating short message and mobile terminating short message.
No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason
Message type non-existent or not
0017 Network failure 0097
implemented
Message not compatible with short
0022 Congestion 0098
message protocol state
Information element non-existent or
0081 Invalid mandatory information 0099
not implemented
0095 Semantically incorrect message 0111 Protocol error, unspecified
0096 Invalid mandatory information
Following cause codes are used for only mobile originating short message.
No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason
0001 Unassigned (unallocated) number 0026 Network out of order
0008 Operator determined barring 0029 Temporary failure
000A Call barred 002A Congestion
0015 Short message transfer rejected 002F Resources unavailable, unspecified
001B Destination out of service 0032 Requested facility not subscribed
001C Unidentified subscriber 0045 Requested facility not implemented
001D Facility rejected 007F Interworking, unspecified
001E Unknown subscriber
N-4
Appendix N コーズコード
Internal-cause definition
Following cause codes are used for short message and PS connection.
No. (HEX) Reason No. (HEX) Reason
000 No cause value 005 Timeout RelInd ignored incoming
001 Timeout RelInd 040 Shortage BPSM session
002 Timeout SetupCompleteInd 041 No CC cause value
003 Timeout SetupCnf 042 No MM cause value
Timeout RelInd could not answered
004
incoming
N-5
Appendix N コーズコード
[空白]
N-6
Appendix O フロントパネルの LED
黄色点灯: 衛星の検索に失敗。
黄色点灯: 登録の障害か、SIM カードが未挿入。
黄色の点滅: アンテナが障害物によってブロック
黄色の点滅:
されている。
・ 初期化によるシステムの起動。
・ 電源スイッチがオフになってから、電力を完全に (消灯: 電源スイッチが OFF)
使いきるまで。
赤色点灯: セーフモード中。
COMM ランプ: 通信が開始されたことを示す SMS ランプ: 新規 SMS を受信したことを示す
赤色の点滅: システム起動に失敗。
緑点灯: CS サービス通信中。 緑点灯: 新規 SMS が着信した。
(消灯: 電源 OFF)
(消灯: PS サービス通信中、または現在実行中 (消灯: 着信した新規 SMS なし。)
の CS サービス通信なし)
O-1
Appendix O フロントパネルの LED
電源 OFF
LED の色
(G=Green, R-Red, Y=Yellow
電源 OFF X 色で点滅
電源 ON 登録の失敗または SIM
衛星の検索に成功
セーフモードへの移行失敗 の未挿入
起動中
起動中
(初期化ボタン使用) 登録に成功 アラーム検出
セーフモード (初期化ボタン不使用)
衛星の調査中
衛星の検索に失敗 SMS の受信中
(10 分後)
O-2
Appendix P クイックチャート
Appendix P クイックチャート
このクイックチャートを使用することにより、船の位置からの衛星の仰角および境界角を即座に求めることができ
ます。 このクイックチャートの赤道上にある記号●は、1~4 衛星の位置を示しています。
1. 地図上で船の位置を特定します(緯度、経度)。
2. 船の位置と EL 等高線または AZ 等高線の交差点が、船の位置からの SAT EL 角または SAT AZ 角になり
ます。
P-1
Appendix P クイックチャート
P.2 各海域のクイックチャート
P-2
Appendix P クイックチャート
P-3
Appendix P クイックチャート
P-4
Appendix Q 略語・用語集
Appendix Q 略語・用語集
A
..................................................................................................................... 国際無線通信諮問委員会(ITU)
....................................................................................................................... .........国際電信電話諮問委員会
Character ................................................................................................................................................. 文字
Command..............................................................................................................................................コマンド
Q-1
Appendix Q 略語・用語集
DCN(Disconnection) ........................................................................................................................... 切断
※ インターネットに一時的に接続するコンピュータに、IP アドレスなど必要な情報を自動
的に割り当てるプロトコル。
※ 通信回線の両端の装置で、例えばプリンタ、VDU、パソコンなどのこと。
※ 電気的に消去及び書き換えができる、読み出し専用記憶装置(ROM)。
※ 送信系の性能を表す指数の一つ。送信アンテナから空間のすべての方向に放射さ
れる電波の強さを、アイソトロピックな放射源に換算したパラメータのこと。
EL(ELevation) .................................................................................................................................... 仰角
EXT (External)................................................................................................................................... 外部
FN (Function) .................................................................................................................................... 機能
Q-2
Appendix Q 略語・用語集
HD (HeaDing) ...........................................................................................................................ヘディング
INFO (Information).........................................................................................................................情報
I/O (Input/Output).......................................................................................................................入出力
Kbytes....................................................................................................................................... キロバイト
Q-3
Appendix Q 略語・用語集
MDM(Modem /MODulator/DEModulator).............................................................モデム(変復調器)
※ 電話回線、専用回線などのアナログ回線とコンピュータを接続する装置。
Message Channel
※ MES が海岸局経由でメッセージを送れるよう、NCS に認可されたチャンネル。
Ocean region...................................................................................................................................... 海域
※ MES(携帯移動地球局)がメッセージを送受信できる、インマルサット衛星がカ
バーしている海域。
Q-4
Appendix Q 略語・用語集
Protocol ....................................................................................................................................プロトコル
※ ネットワークを介してコンピュータ同士が通信を行なう上で、相互に決められた約束事
の集合。
PS(Packet Switched)........................................................................................................... パケット交換
Space segment.............................................................................................................................宇宙施設
※ インマルサットが運営する通信衛星で形成されています。
SYNC (Synchronization).................................................................................................................同期
Q-5
Appendix Q 略語・用語集
TX (Transmit/ Transmitter)............................................................................................送信/送信機
Q-6
Appendix R お問い合わせ先
Appendix R お問い合わせ先
アフターサービスについてご不明な点はお買い上げの販売店へお問合せください。
連絡先がご不明の場合は、JRC ホームページでご確認ください。
JRC ホームページ
Ver 1.3
2013.1.19
R-1